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日本人に馴染み深い「桐」は弥生時代から使われてきたといわれています。
軽さや上品な木目だけでなくたくさんの美点を持ち合わせ、家具の中ではやはり「桐箪笥」が最も有名ですよね。
加茂桐箪笥、仙台箪笥、岩谷堂箪笥‥と様々な桐箪笥が存在しますが、ラフジュ工房では豊富な種類の桐箪笥や、その他の桐材家具も数多く取り扱っております。

『桐』とは?

3色の商品タイプのマークについて

 

 

 

桐材とは?

桐とはゴマノハグサ科キリ属の落葉広葉樹のことです。
原産地は中国といわれており、日本では北海道〜九州と広範囲に渡って分布しています。中でも日本北部に育つものが良質といわれていますが、その理由は寒冷で湿潤な風土が、美しい木目と粘り強い性質を作り出すからです。
世界中でも広く植林されていますが、やはり同じ理由で北米産の桐材が見た目も質も非常に優れていると、国内産に引けを取らず高評価を受けています。
しかし日本北部産や北米産のものは全て良質というわけでなく、同じ環境でも木々の個性によって育ち方に違いが出てくるため、その中でも選び抜かれてた良材のみが高級桐材として使用されるのです。
日本で栽培されている主な種類は「ニホンギリ」「チョウセンギリ」「ウスバギリ」「ラクダギリ」の4種類です。


桐材の産地


「会津桐(福島県)」
太くはっきりと現れる木目は銀白色の美しい光沢を放ち、適度な硬さと粘り強い材質を持ちます。 国内産の中でも最高級と称されているブランド桐です。
「津南桐(新潟県)」
目の詰まった美しい木目をしており、割れや狂いの少ない丈夫な材質を持ちます。 うっすらとピンクがかった優しい色味も特徴的です。
「秋田桐(秋田県)」
程よい硬さを持ちながら傷や凹みに強いという、家具材に適した材質を持ちます。 白っぽい色味の美しい木目に鉋をかけることで見事な光沢が生まれ、更なる美しさが引き出されます。
「南部桐(岩手県)」
木目は太く、淡紫色を帯びた強い光沢を放つことから「南部の紫桐」と呼ばれています。 アクや狂いが少なく、湿気を通さない材質で名木とされています。

桐材とは?魅力に注目

桐は機能性が非常に高く、美しさと実用性を兼ね備えた素晴らしい木材です。
具体的にどのようなところが優れているのか、大きく4つ挙げ、ご紹介していきます。
桐材家具にはなぜ箪笥が多いのか、その答えも見えてくるはずです‥

  • 割れ・狂いが少ない

    木材には反りや割れがつきものですが、乾燥させた桐材は収縮率が小さいため割れや狂いが少ないです。摩擦にも強いため精密な加工をすることができます。
    また歪みや変形も少なく、長年使用しても形状を維持しやすいでしょう。

  • 軽い

    桐といえば軽いことで有名ですが、実際に日本で採れる木材の中では1番に軽く、世界ではバルサの次に軽い木材です。持ち運びなどの扱いやすさも家具選びにとっては重要な要素ですよね。
    軽さの要因は繊維細胞にあるたくさんの空隙です。杉と比重を比べてみると、杉が0.38なのに対し桐は0.19〜0.3ほど。軽いながらも強度はしっかりあるので、弱くて壊れやすいということは決してありません。

  • 防湿・防腐・防菌

    桐はまるで呼吸しているかのように乾湿調整を行います。湿度が高い時には膨張して気密性を高め、逆に乾燥している時には収縮して通気性を良くしてくれるのです。
    四季がはっきりとあり、湿度の高い日本の気候に適した木材といえますね。さらに桐の中に含まれる「タンニン」「セサミン」「パウロミン」という成分の働きによって、虫や菌の発生は抑えられ、腐りにくくなります。

  • 火に強い

    木はもちろん燃える素材ですが、桐は発火点が他の木に比べ高いため燃えにくいです。
    具体的には杉が240℃、松が265℃であるのに対し桐は425℃で、大きな差があることがわかります。そして断熱性が高いことも相まって、火災時でも桐材家具が火から収納物を守ってくれることが多いです。
    大事なものをしまう箪笥や金庫の材料に桐材が使われてきた理由に納得ですね。


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