あらゆる人が集まる東京には、それだけの人々の「好き」を満たす多数のショップが存在しています。もちろんアンティークショップも例外ではなく、老舗から新進気鋭のショップまでその数は100店舗以上にまで及びます。
さらにオンラインショップ主体の地方と比べて定休日が少なく営業時間も長いので、いつでも気軽に行けるのは嬉しいポイント!
東京蚤の市や大江戸骨董市など、全国の古いもの好きも注目する大きなマーケットがあったりと、初心者でもアンティークに触れやすい環境があるのもいいですよね。
ショップの数は、アンティークの街・西荻窪や、インテリアストリートのある目黒区に集中していますね。たくさん見たいという場合は、どちらかのエリアに足を運んでみるといいかもしれません。
店舗情報も掲載しているので、気になったお店があったら足を運んでみてください。
※掲載時の情報です。実際の情報と異なる場合もあるので、詳細は店舗HPなどでお確かめのうえ来店をお願いします。
東京のアンティークショップについてさらに知りたい方は、エリア別の紹介記事もチェック!
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目次
アンティーク家具
<杉並区エリア>
Northwest-antiques(ノースウェストアンティークス) 西荻窪
西荻窪のアンティークショップが立ち並ぶ通りに面して、ノースウエストアンティークスの店の外にはずらっと並べられたアンティーク家具。
こういうのを見て、期待するなというほうが難しいです!
中に入れば、渋い色味と直線的なデザインの男前な家具が揃っていて、かっこよさに唸ってしまう期待を裏切らない品揃え。
そこにブルボーズレッグのような存在感のある装飾が施されていたりすると、クラシックな雰囲気も加わって英国紳士のような気分に浸れてしまいます。
さらに別の種類の男前家具がアメリカンヴィンテージの、特に米軍関係の類です!
オーナー二人のうち、一人が自衛隊出身ということで米軍家具にも造詣が深いらしく、英国紳士の趣向とはまた違ったアメリカ式の男前なスタイルも楽しめます。
武骨な家具に囲まれながら、様々な傷を纏った船旅用のトランクなんかをテーブルに、ウイスキーをグイっとあおるなんて男前な生活も実現出来ちゃいますよ!
アメリカのヴィンテージ雑貨も多く集められていて、そのユニークな存在感で店内の雰囲気をより盛り上げています。
英国アンティークやアメリカンヴィンテージで男前な部屋に仕上げたい方には文句なしの品揃えになっているので、ぜひ足を運んでみてください。
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Northwest-antiques
営業時間 11:00~18:00
定休日 水曜
所在地 〒167-0042 東京都杉並区西荻北4-18-6
TEL 03-3396-2040
駱駝(ラクダ) 西荻窪
ノースウェストアンティークスと同じ通りに、もう一つ紹介したいアンティークショップがこちらの駱駝。
黒のトタンと古民家風の古材で作られた入り口のミックス感が渋い外観!それに、目を惹くのがオシャレな組子や色ガラスが施された建具。
そうなんです、この和硝子こそが駱駝の扱うアンティークの真骨頂!
幾何学模様のようなカットが入った切子ガラスや、自由な模様で象られたプレスガラス、職人の手で1から丁寧に作り上げられた型吹きガラスなど、アンティーク和硝子の品物がディスプレイされています。
さらに、その和硝子を生かしてお店の窓や扉にも使われている、色ガラスや、様々な柄のすりガラスを使った建具などを施工することも行っているんです。
特に美しいのがステンドグラスで、色の違うガラスの組み合わせで様々なモチーフや風景を象ったステンドグラスは、その時代のモダンデザインを象徴していて、歴史の趣を感じてしまいます。
いままで和硝子まで注目していなかった方でも、レトロモダン好きならきっと興味がそそられてしまうオススメのショップですよ!
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駱駝
営業時間 12:00~19:00
定休日 水曜
所在地 〒167-0042 東京都杉並区西荻北4-35-8
TEL 03-3397-8737
<目黒区エリア>
GEOGRAPHICA(ジェオグラフィカ) 目黒
多くのインテリア好きが集う目黒通りを歩いていると、まるで外国のアパートメントのような3階建ての建物がどんと構えています!
中に入ると年代も様々なイギリスアンティークが店内に広がっていて、さらに異国の雰囲気がたっぷりです。
置いてあるアンティークはジェオグラフィカのコンセプトである「アンティーク&インテリジェンス」の通り知性を感じる品ばかりで、上流階級のような雰囲気にテンションが上がります!
1階には手に取りやすい雑貨類がディスプレイされていて、特に紅茶の本場である英国らしく、華やかな柄が描かれた素敵なティーセットに目を奪われます。
ほかのフロアは家具で揃えているのですが、その揃え方が材木の種類別というものなんです!
地下1階がオーク、2階がオールドパイン、3階がマボガニーとウォルナット、といった具合。膨大な数を備えた専門店ならではの構成だなと感心してしまいます。
イギリスアンティークの様式の移ろいによって、中心となって使われた材木も違っていたりするので、フロアを巡っていくとイギリスの歴史をいっぺんに辿れて面白いですよ。
2階にはレストランやカフェもあるので、休憩をはさみながら何時間でもイギリスアンティークの世界に浸れてしまう魅惑のショップです。
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GEOGRAPHICA
営業時間 11:00~20:00 (CAFE RESTAURANT 11:30~22:00 LO 21:00)
定休日 第1/第3水曜日
所在地 〒153-0065 東京都目黒区中町1-25-20
TEL 03-5773-1145
ARTICLE Antique & Curiosity(アーティクル アンティーク アンド キュリオシティー) 目黒
ジェオグラフィカと同じく目黒通りに並んでいるアンティークショップで、ブルーグレーの外観とシンプルな“ARTICLE”の文字がシックな外観です。
お店のショーウィンドウは月ごとに変えられていて、時にはインダストリアルと英国トラディショナルのミックス。時にはフランスアンティークらしくエレガントに。
ショーウィンドウの前を通りがかるたび、上質なインテリアコーディネートが見られるなんて羨ましいです。
このショーウィンドウからも少し読み取れますが、アーティクルのコンセプトは「異なる時代と国を旅してきた品物(Article)を再編集したアンティークセレクトショップ」なんだそうですよ。
ヨーロッパ各国から種類の全く異なる品物をセレクトしてきて、それをうまくミックスしたディスプレイは自分では中々考え付くものではありませんね。
色のアクセントや、異素材を取り入れるバランス感など、見ていると自分の部屋のコーディネートへの冒険心を沸き立たせられます!
そういったコーディネートの側面でも、かなり見ごたえのある店内になっていて素晴らしいです。
ヨーロッパアンティークが好きだけど、特定の国まで絞ることができない!という私のように欲張りな方でも、このお店であればその欲張が叶ってしまいますよ。
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ARTICLE Antique & Curiosity
営業時間 12:00~19:00
定休日 水曜
所在地 〒153-0063東京都目黒区目黒4-11-4
TEL 03-5724-3478
Point No.39/No.38(ポイントナンバー39/38)目黒
アメリカを中心に買い付けてきたヴィンテージ家具を扱う姉妹店Point No.39&Point No.38。
アメリカンヴィンテージと聞くと、古材やインダストリアルな素材を使った家具や、ガレージを思わせる武骨なサインにポップなヴィンテージトイなどが頭に浮かんできます。
しかしショップに並ぶ家具は、そのイメージから離れたクラシカルな意匠や、質素な造りのもの。
あれ?と思ったところで、改めてアメリカのインテリアの歴史を振り返ると、イギリスの植民地時代を感じさせる英国式のトラディショナルなデザインや、シェーカー様式と呼ばれる質素を美徳としたシェーカー教のイギリス人が持ち込んだデザインなど、その潮流は様々なんですよね。
なので、まさしくアメリカ家具の正史の流れを受けたヴィンテージ家具のセレクトが楽しめてしまいます!
さらにこのショップでは扱っているランプの豊富さも注目ポイントです。
店内はペンダントライトやブラケットライト、スタンドライトなど色んな種類のアンティークランプや現行品のランプであふれていて、あまりの数に目移りしてしまいます。
2店舗の間は徒歩4分で行き来できてしまうので、たくさんの商品の中からお気に入りを探すことができますよ!
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Point No.38
営業時間 12:00~20:00
定休日 水曜
所在地 東京都目黒区下目黒4-11-22 レジデンスクリヤンド1F
TEL 03-6452-4620
Point No.39
営業時間 12:00~20:00
定休日 水曜
所在地 〒153-0064 東京都目黒区下目黒6-1-28
TEL 03-3716-0640
HIKE(ハイク) 中目黒
シンプルなコンクリート造りの店舗と主張しすぎない看板は、無駄のない洗礼された印象です。
北欧家具が世界中で愛されるようになる前、いちはやく日本にその魅力を発信しようと店をオープンさせたのがこのハイクというアンティークショップなんだそうですよ!
暮らしの中に安らぎを与えてくれる、機能性の高さと優れたデザイン性を持ったミッドセンチュリー期の北欧ヴィンテージ家具をセレクトしています。
暮らしの風景を切り取ったようなディスプレイは、普段の生活の中で家具を使用しているような感覚を味わえます。
その具体的な体感によって、「この家具を手に入れたら、きっと暮らしの質が高まるんだろうな」なんて妄想しちゃうんですよね。
ハイクではヴィンテージだけではなくオリジナルの家具も制作していて、そのデザインはヴィンテージ家具ともよく馴染む静かな存在感があります。
今まで大切に使い込まれてきたヴィンテージだけではなく、これから自分が永く使い続けていく一生涯のパートナーとの出会いもあるかもしれませんね。
機能美のある北欧ヴィンテージを生活の中に取り入れたら、どのくらい生活の質は上がるのか?具体的なイメージを固めたいならこのお店が最適ですよ。
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HIKE
営業時間 12:00~18:00
定休日 月曜・火曜・水曜
所在地 〒153-0043 東京都目黒区東山1-10-11
TEL 03-5768-7180
BROCANTE (ブロカント) 自由が丘
まるで庭園かのように草花で飾られた店先と、その華麗な草花に囲まれたフレンチシャビ―な外観がとても風情のあるショップです。
外観の印象を裏切ることなく、このショップではフランスアンティークと植物を主に扱っています。
フランスアンティークの中でも経年を感じる“ブロカント”な風合いのものをセレクトしていて、はかない表情の家具と美しい植物の取り合わせには、古いフランス映画を観たような情緒を感じてしまいます。
インテリアグリーンと淡いブルーのガラス瓶の組み合わせも、涼やかできれいですね。
こうしたガラス製の瓶やグラスをはじめとして、フランスらしい花柄の描かれたプレート、金で縁取られたプレートなど華やかな品物の数々が上品な雰囲気を演出しています!
1階はこのようにアンティーク家具や雑貨をディスプレイしたフロアになっていて、2階には美しい庭を造るための植物や、ガーデン用品などが揃っています。
ブロカントでは造園のプランニングや施工も行っているので、ガーデニングを趣味にした方にも確かな実力で応えてくれるお店なんですよ。
植物とアンティークに囲まれた華やかな暮らしに憧れを持っているなら、このお店には間違いなく心を掴まれてしまうでしょう!
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BROCANTE
営業時間 13:00~18:00
定休日 火曜・水曜・木曜
所在地 152-0035 東京都目黒区自由が丘3-7-7 1F
TEL 03-3725-5584 (ガーデニング関連の問い合わせ先:03-5726-8555)
<渋谷エリア>
CEROTE ANTIQUES TOKYO(セローテ アンティークス トーキョー) 千駄ヶ谷
モデルの森星さんが愛用しているお店として話題にもなったセローテアンティークス。
歩道から少し階段を下ったところに位置する、半地下状のお店のつくりがすでに冒険心をくすぐってきます。
さらには、なんとこのアンティークショップ、1階からさらに地下3階まで下っていく構造になっているんです!
地下ダンジョンに入っていくようで、ますます冒険心に胸が高鳴りますね。
店の中もフロアごと人雰囲気がガラッと変わっていて、1階はモダンデザインで揃えた万人に好まれそうなオシャレなものばかり!
さらに下に行くと、かわいいテーブルウェアが揃っているフロア、絵画や海外インポートの個性の尖ったインテリアアイテムが集まるアーティスティックなフロアを通って、
地下3階まで来ると、ヨーロッパアンティークやヴィンテージの優雅な家具が存在感を放つ、大人の余裕を感じるフロアになっています。
どのフロアも、その空間にピッタリな照明やアートピースがあてがわれていて、コーディネートの参考にもなりますよ!
新品の海外インポートからアンティークまで新旧のインテリアアイテムが寄り集まっているので、ヴィンテージミックスなインテリアの想像が自然と膨らむ素敵なショップです。
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CEROTE ANTIQUES TOKYO
営業時間 12:00~20:00
定休日 無休
所在地 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-10-2グランコート千駄ヶ谷 1F-B3
TEL 03-5786-3115
DOUGUYA(ドウグヤ) 駒場東大
大きなマンションの1階部分で営まれているアンティークショップ「DOUGUYA」。
ガラス張りでオシャレなお店の中には、シンプルなスケルトンの内装に、静かにたたずむ古家具の数々が見えます。
今とは異なる時代につくられた古家具なのに、スケルトンという現代の暮らしでも人気なモダンスタイルにもぴったりと合っているのが不思議な感じです。
その不思議こそがDOUGUYAで扱う古家具の真価でもあるんですよ!
受け継がれてきた姿そのままではなく、あえて部分的に素材を変えたり、材料を付け加えて別の用途を生み出したり、現代の暮らしに合わせた再生をおこなうことで時代を超えて愛されていく家具を創り出しています。
それでも古家具の持つ控え目な美しさを損なわないのは、オーナーの取捨選択の妙ですね。
さらにはオブジェとして昔の生活道具などがディスプレイされています。
経年したことで用途とは別の味わいを感じ取れるのが人の感性の面白いところだなと改めて思います。
家具や道具を売る、というよりもDOUGUYAのコンセプトイメージごと売る、と言った方が正しいのかもしれません!
Instagramでもその雰囲気は存分に味わえますので、その雰囲気に惹かれるものがあればぜひ店舗にも足を運んでみて下さい。
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DOUGUYA
営業時間 11:00~20:00
定休日 無休
所在地 〒151-0063東京都渋谷区富ヶ谷2-19-8 松濤マンション1F
TEL 03-5875-8865
Couscous Furniture Dutch Design Vintage(クスクス ファニチャー ダッチ デザイン ヴィンテージ) 代々木公園
四車線の大きな道路に面して、全面をガラス張りにした大胆なショップの中にはオシャレな家具が並べられています。
このオシャレな家具はオランダヴィンテージのもので、一時期はダッチデザインとして人気を博していたんですよ!ただ日本ではあまり認知されていないですよね。
そのダッチデザインの潮流を受けた、実験的な素材の使い方や、アーティスティックな形と色使いの家具が店を埋め尽くしていて、その空間にいるだけで心が躍ります!
こうしたアート性の高い家具はひとつ取り入れるだけで、お部屋のオシャレさをぐっと引き上げてくれるのでひとつは欲しくなってしまいますよね。
でもアート性のある家具って、見た目はいいんだけど使い心地が悪いんじゃ…って心配してしまいますよね。クスクスファニチャーの家具は使い心地とデザイン性がいい塩梅のものばかりなので、安心して購入できます!
オランダヴィンテージの家具に触れられるショップは日本国内では数少ないので、ちょっとでも気になった方はぜひ訪れてみてください!
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Couscous Furniture Dutch Design Vintage
営業時間 12:00~19:00
定休日 金曜(木曜はアポイントメント制で来店可)
所在地 〒151-0063 渋谷区富ヶ谷2-6-1 メゾンクレール1F
TEL 03-3460-2530
Graphio/büro-stil(グラフィオ/ビューロスタイル) 代々木上原
斜めに切り抜かれたような形のポーチには、印象的なヴィンテージ家具が飾られていて道行く人の目を引いています。
表に置かれた家具に誘われて中に入ると、アートピースとしても活躍しそうなインテリアアイテムがお互いに個性を主張しあっていて、思わずたじろいでしまうほどの空気感…
しかし、見たこともないようなデザインの数々にすぐさま好奇心のスイッチを押されてしまいます!
店内のアイテムは「こういう感じのものがある」とは一口で言えないようなアーティスティックなものばかり。
例をあげるとすれば、マボガニー材の天板を、めくれたテーブルクロスのように削り出した天板デザインのテーブルや、イギリスのクラシカルなクイーンアン様式のチェアを薄く押しつぶしたような形の樹脂製のチェアなど。
一癖も二癖もあるデザインが面白いです!
インダストリアルデザインのインテリア小物も多いので、そうしたものを探している人にもおすすめですよ。
夜の9時まで開いているので、仕事終わりに行っても十分に探し回って部屋を楽しくするアイテムを見つけられます。時間を作ってでも必見のお店です!
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Graphio/büro-stil
営業時間 12:00~21:00
定休日 火曜
所在地 〒151-0064 東京都渋谷区上原2-3-7
TEL 03-5738-2107
Gallery1950(ギャラリー1950) 恵比寿
イームズと言えば外してはいけないのがこのショップ!
ミッドセンチュリー期のヴィンテージファニチャーのパイオニアでもある北修三さんがオーナーを務めるアンティークショップです。
イームズチェアを代表するシェルチェアやアームシェルチェアがバリエーション豊かにそろっていて、さながら博物館のようなコレクションです。
イームズチェアはハーマンミラー社で現行モデルを製造・販売し続けているので、色や形はヴィンテージでなくても手に入るものが多いと思います。
でも好きになると、“ホンモノ”を感じる元祖の品を求めてしまうのが人間の性というものです!
そうしたコレクター魂に豊かな品揃えで応えてくれるのがギャラリー1950の本分と言えるのかもしれません。
一番に目を惹くのはイームズチェアですが、目を向ければほかにもイームズのデザインしたソファやテーブル、ベルトイアのワイヤーチェア、ネルソンベンチをはじめとしたジョージネルソンデザインの家具などミッドセンチュリー期の名デザイナーが手掛けた家具が肩を並べています。
ミッドセンチュリー期の名作家具が好きなら、知らなかったでは済まないお店かもしれません!
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Gallery1950
営業時間 12:00~19:00
定休日 水曜
所在地 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-28-7
TEL 03-3473-1950
<世田谷エリア>
WESTWOOD ANTIQUES(ウエストウッド アンティークス) 東北沢
店頭に威風堂々と飾られたイギリス国旗を象徴として、ウエストウッドアンティークでは伝統的なイギリスアンティークが揃っています!
黄色くペイントされたAntiquesの文字と、真っ青なサンシェードが目を惹きますね。
ちなみに、みなさんがアンティークショップと聞いて思い浮かべるイメージってどんなものでしょうか?
恐らく、ボタン留めで皮の艶が強調されたリッチなチェスターフィールドや、天板のパーケットリーと呼ばれる寄木細工が美しいテーブル、華やかなレリーフが施されたチェスト、挽き物加工の脚がエレガントなチェアなどが頭に浮かんできていますよね。
それが全部そろっているのがウエストアンティークスの魅力なんです!
お店に置いてある家具は、どこを切り取っても芸術性の高いものばかりで舌を巻いてしまいます。
オルモル装飾と呼ばれる金メッキ加工で作られたオーナメントを使ったチェストなんて煌びやかなもの、普段の生活ではお目にかかれません!
華麗な装飾で彩られた高級感のあるイギリスアンティークをお探しであれば、かなり満足のいくショップだと思いますよ。
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WESTWOOD ANTIQUES
営業時間 11:00~19:00
定休日 水曜
所在地 〒155-0031 東京都世田谷区北沢5-1-4
TEL 03-5452-8215
FURUICHI/古一 千歳烏山
車の行きかう大通りに面したアンティークショップ「FURUICHI/古一」。
大きな窓ガラスからは、店内に並んだ品のある家具たちがよく見えてそのまま見入ってしまいそうです。
ショップには世界各国から集められた家具が余白を持って品よく並べられています。特に目立つのは北欧家具や、ジャパニーズモダン家具でしょうか。
古一では職人のこだわりを感じる、奥ゆかしさのあるデザインを中心に集めているそうです。
手触りや色味、高さや形、一点一点に熱意を込めて作った職人技が細部に宿るデザインは、それに気づけた瞬間ちょっと嬉しい気持になるんですよね。
つい長居してしまうのは、そうした嬉しい発見がしたいがためかもしれません。
さらに家具だけではなくて、雑貨に関してもため息をついてしまうほど美しいデザインや、ほかに見ないデザインのものが多いんですよ!
じっと眺めていると、スウェーデン出身の有名な陶芸家リサ・ラーソンの作品が揃っていることにも気が付きます。赤いボーダー柄の猫のキャラクター、一度は目にしたことがあるんじゃないでしょうか?
細部のディティールに心奪われてしまう方や、ひとつとないデザインを求めている方にはオススメしたいショップです!
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FURUICHI/古一
営業時間 11:00~20:00
定休日 なし
所在地 〒157-0061 東京都世田谷区北烏山1-13-22 伊藤ハイツ1F
TEL 03-5356-7362
<港区・青山エリア>
Pejite(ペジテ) 青山
南青山の通りから入る小道の奥に、ひっそりと店を構えたペジテ。
店先は静謐な和の空間で包まれていて、先ほどまで歩いていた街並みをすっかり忘れてしまいます。
ガラス製のドアを引くと、スケルトンの内装に古家具が並べられていて、古家具とモダンな空間がすっと馴染んでいる光景を味わうことができます。
素朴で線の細い古家具や、意匠の施された民芸家具など、並んでいる和家具のテイストは様々。
それでもモダンな表情を崩さないのは、オーナーの品物を選ぶバランス感と、ペジテらしい柔らかな白木の質感で統一したメンテナンス力によるものでしょうね。
その古家具と合わせてお店に並んでいる焼き物の数々。ペジテで扱っているこの焼き物は、伝統工芸品の益子焼です。
実はこちらのアンティークショップ、本店は栃木県の益子町にあるんです!
本店は米倉を改装した広い作りになっていて、オーナーこだわりのディスプレイで古家具と地元作家の作品の魅力を最大限に伝えている人気店なんですよ。
その本店から益子の魅力を伝えにやってきたのが、この2号店というわけですね。
東京にいながら益子の風を感じられる他にはないショップです。雰囲気が気に入れば、観光もかねて益子町の本店にも足を運んでみるのはいかがでしょうか。
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Pejite 青山
営業時間 12:00~19:00
定休日 木曜
所在地 〒107-0062 東京都港区南青山5-6-9 サウス青山マンション102
TEL 03-6427-6131
<江東区エリア>
Stoop(ストープ) 清澄白河
清澄白河の細い路地にあるストープは週末と祝日のみ営業している、一見してアンティークショップとはわからない雰囲気を持った一風変わったお店です。
というのも、単に家具を売るショップの体ではなく、アートギャラリーのようなスタイルで独自のインテリアを提案するショップだからなんです!
あえてギャラリー的にしつらえることで、アートを楽しむような気持ちで家具やインテリアを楽しむことができるんですよ。
ストープの家具や雑貨は、年代や国を問わずにセレクトされているので、味わいもデザインも自由に堪能できてしまうのも魅力の一つです。
骨太な家具と民藝道具で作ったインテリアにスクリーンのように大きな絵画で強いインパクトを与えていたり、細いシルエットの家具を中心にしたインテリアを存在の濃いアート作品で引き締めていたりと、アートと家具の織り交ぜ方も参考になります。
現代の感性から外れないように厳選したというコレクションは古めかしさを感じないデザインばかりで、すぐにでもお部屋に取り入れられそうです!
ステレオタイプな部屋じゃなくて、独自のスタイルを楽しむためにいろいろ模索中という方は、ここに訪れたら良いヒントをもらえると思いますよ。
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Stoop
営業時間 12:00~19:00
定休日 月曜・火曜・水曜・木曜(アポイントメント制で来店可)
所在地 〒135-0021 東京都江東区白河2-5-10
TEL 03-4285-4128
<国立エリア>
LET ‘EM IN(レットエムイン) 国立市
都心から離れた国立の閑静な住宅街、お店からあふれ出るように置かれたチェアや古道具が並べられている様子には思わず足を止めてしまいます。
その後ろには、店の外から地続きになったようなモルタル床の上に所狭しと置かれたモダンな家具の数々!
レットエムインでは、日本人が「これがほしい!」と国内に持ち込んだ世界中のインテリアアイテムの中から、特に1920年代以降のモダンデザインのものを集めたショップなんだそう。
つまり、日本人の感性で”良い”と感じたものばかりが揃っている、ということですね。
日本全国から集めてきた品々を見ると、こんなにも世界各国から遣わされてきたものがあるんだなと、改めて感心してしまう品揃えです。
モダンデザイン筆頭のミッドセンチュリーも、北欧やアメリアのヴィンテージから、イギリス、イタリアに至るまで。
国だけでなく、デザインも直線的で簡素な造りの家具もあれば、ポストモダンを象徴するようなユニークな家具もあって、違う方向に目を向けるたび、別の系統が目に飛び込んでくるので見ごたえがありますよ。
十人十色の日本人の感性で選ばれたモダンデザインの中には、きっと自分の感性にも響くようなアンティーク家具が埋まっていることでしょうね。
ノルウェー家具らしい、落ち着いた色味に端正なデザインが上品な佇まいで、大きな植物を置いたり、寄せ鉢のようにお使いいただくのもおすすめです。 pic.twitter.com/29uLvUFVGj
— 古道具 LET ‘EM IN (@Let_Them_In) November 18, 2022
LET ‘EM IN
営業時間 12:00~18:30
定休日 月曜・火曜
所在地 〒186-0001 東京都国立市北2-13-48-101
TEL 042-577-3452

アンティーク雑貨
<杉並区エリア>
ひぐらし古具店 西荻窪
街並みと馴染んでいる古いレンガ壁と、モダンなデザインのドアは、カフェ?と思わせるようなおしゃれな雰囲気です。
カフェとは違うのは、コーヒーやデザートの代わりにショーウィンドウに飾られた、ドアの取っ手やフックなどの、金物パーツの数々!
このひぐらし古具店は、理想のカフェスタイルを叶えるためのアイテムを取り揃えたアンティークショップなんです。
例えば、豊富に用意された電球やシェードを自分の好みで組み合わせて、アンティーク風やブルックリン風など、理想のカフェスタイルに似合うランプを創り出せてしまいます!
「細部まで理想のカフェスタイルを貫き通したい」という気持ちに応えるように、お店には照明以外にも細やかな品が揃っています。
店先のショーウィンドウに飾ってあったような、取っ手やフック、棚受けなどの金物パーツに、アンティークな電気スイッチ、看板や時計まで。
アンティークチェアやオリジナルのテーブルもあるので、確かにここに来れば理想とするオシャレなカフェスタイルが一式で揃いそうでワクワクしますね!
本格的なカフェスタイルのお部屋を目指す方には、まさに理想的なお店ですよ。
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ひぐらし古具店
営業時間 13:00~18:00
定休日 月曜・火曜・水曜
所在地 〒167-0054 東京都杉並区松庵3-37-21 YMSビル1階
TEL 03-5941-3642
東京ガラクタ研究所 三鷹台
他人に言わせればガラクタと呼ばれてしまうようなものでも、ある人から見ればとても魅力的なものだったりしますよね。
そういう古道具のジレンマ に真っ向から立ち向かう、ジャンクな品物ばかりを扱ったショップがこの東京ガラクタ研究所です。
この渋いネーミングがまた面白そうな雰囲気を感じさせます!
店内は昭和一色の品揃え。この年代のものは確かにガラクタと揶揄されてしまうことが多いですよね。
店に置かれた一定のクオリティが保たれていない手作り人形に、くすっと笑ってしまいます。昔は表情や模様の違いを吟味して、一番自分の好みのものを買っていたなと童心を思い出しました。
昭和・平成生まれであれば、だれもが「似たようなの家にあった!」と思うような品物ばかりなので、同年代の友達と行っても盛り上がりそうですね。
他にも、使い込まれて塗装の剥がれた木製の椅子や、錆ついた鉄で作られたデスクなどのエイジングがたっぷり効いたアイテムがあって、ジャンク好きの心を震わせます。
安価な値段ばかりなので、懐かしさにあてられて買いすぎてしまわないように注意しましょう!
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東京ガラクタ研究所
営業時間 月~水曜/金曜12:00~20:00 木曜12:00~16:00
定休日 日曜
所在地 〒167-0054 東京都杉並区松庵1-13-17 1F
TEL 03-3335-6799
<渋谷区エリア>
Tin’s Collection(ティンズコレクション ) 代々木公園
ワインレッドで揃えられた色調と優雅なフォントで書かれた看板がラグジュアリーで、その外観がなんとなくイギリスっぽい、と思ってしまうイメージはどこから来るんでしょうか?
お店に入ると、温かみのある光で辺り一面が照らされていて、視線を上にあげると花が咲いたような形をしたアンティークランプの数々が天井を覆っています。心和む光景ですね。
コンパクトな店内にはみっしりと、イギリスから買い付けてきた品物が詰まっています。
クラシカルな懐中時計を手に取ったり、かわいいテディベアやピクニックセットにはしゃいだり、イギリスデザインのブリキ缶やミニカーを眺めていると、優雅さのあるお店の雰囲気も手伝ってイギリスの雑貨屋さんに来たような気持ちになりますよ!
特に、たくさん集められたブリキ缶は日本とは違ったデザインばかりで、国の違いが表れているのが面白くて見入ってしまいます。
ヴィンテージのパイプや、彫刻の施されたステッキなどの渋い品もあって、心ときめいてしまう紳士の方も多そうですね。
身に着けるものから生活雑貨、コレクション品まで、イギリスの味わいがたっぷりな雑貨品ばかりなので、イギリス好きの方にはぜひ行ってもらいたいお店です!
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Tin’s Collection
営業時間 12:00~19:00
定休日 水曜
所在地 〒151-0063 東京都渋谷区富ケ谷1-6-4
TEL 03-3485-1639
<世田谷エリア>
ナンセンス 下北沢
赤いレンガに囲まれた優しいペールブルーのドアの窓には、ショップを象徴するロゴと “nonsense shimokitazawa“の白い文字が浮かんでいます。
世界中の国々から集められたアンティークは、日本のものからヨーロッパやアメリカ、南米や南アジア、アフリカに至るまで想像以上に国際色豊かな品ぞろえ!
それだけ別のテイストを織り交ぜた店内ながらも、色のトーンが抑えられたものを中心にしたセレクトや、バランスよく配置されたディスプレイによって、ごちゃついた印象を受けません。
アンティーク食器や漆器、火鉢などわかりやすいアンティーク品も揃っていますが、変わった形の籠や、民族衣装や仮面、その国が信仰するモチーフのオブジェなど、あまりにバラエティに富んだアイテムの数々に驚きを隠せないです。
特色ある花器も扱っていたりするので、インテリアグリーンの演出にも役立つアイテムが見つかるかもしれませんね!
世界各国の特色あるヴィンテージ雑貨ばかりで、かなり見ごたえのある内容になっています!ほかにないインテリアでお部屋を演出してみたい方にはオススメのショップですよ。
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ナンセンス
営業時間 13:00~19:00
定休日 木曜・金曜
所在地 〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-6-16
TEL 03-3418-0530
EXPO(エキスポ) 上野
東京藝術大学の近くにあるアンティークショップのエキスポ。
店の外までわんさかと積まれた古い物の数々に、探せば何かと出会えるかもしれないというワクワク感を呼び起こされます。
店内に入ってすぐに出迎えてくれるのが、なんと消防車!といっても、あの一般的なイメージの大きさではなく、小型サイズのものですよ。
なんでもこのお店、過去に貰い火で全焼した経験があって、この消防車は火伏の神なんだそう。発想がユニークです。
他にも招き猫や赤提灯、ミラーボール、バスや鉄道に使われているワンマン灯が飾られていて、もう何でもありといった様子です。
中には歯の模型や人体模型なんてものが何個もあったりして、ちょっとグロテスク!
綺麗なアンティークランプもたくさん飾られているのですが、ほかの品のインパクトが強すぎて背景と化しているのが面白いです。
そのユニークな品物の中に、店名の由来にもなった大阪万博の関連グッズも置かれているので、その筋のマニアの方も訪れるみたいですね。
古い物のバラエティショップといった表現がしっくりくるような、ユニークなショップで面白いですよ!
近くまで来たらぜひ立ち寄ってみてください。
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EXPO
営業時間 12:00~19:00
定休日 月曜
所在地 〒110-0008 東京都台東区池之端4-26-30
TEL 03-3824-6899
東京蛍堂(トウキョウホタルドウ) 浅草
「モボモガ御用達」という謎めいた看板が指し示す方向を向くと、奥まった路地の先にランプの光が見えます。
その光に誘われて細い路地を進んでいくと、大正モダンを思わせるレトロな建物がはっきりと見えてきました!
東京蛍堂は現代のモダンボーイとモダンガールが訪れる、大正時代の品物を集めたアンティークショップです。
店内から漏れ出る光は、花の形をしたガラスシェードや、和柄を装うガラスランプが照らしていました。
当時の和と洋の重なりを感じて趣がありますね。
店の中には古いラジオから流れるノイズ交じりの曲が流れていて、さらに大正時代の色を濃くしています。
もちろんそのラジオも売り物。他には文鎮やお人形など、こまごました品物も置いてあります。
ふと目を向けたショーウィンドウの中には時代を感じる帯締めや、アクセサリーが並んでいます。
着物で浅草観光に来た際には、こちらで小物を買ってモガ・モボスタイルを装うのも楽しそうです!
ただ、店内の写真撮影はご法度ですので、観光気分をそのまま持ち込まないように気を付けなければいけませんね。
大正モダンの雰囲気たっぷりなお店で、一時のタイムトリップを味わってみてはいかがでしょうか。
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東京蛍堂
営業時間 11:00~20:00
定休日 月曜・火曜
所在地 〒111-0032 東京都台東区浅草1-41-8
TEL 03-3845-7563
<江戸川区エリア>
古雑貨屋towi(トウイ) 平井
こちらのトウイは看板を出していない、隠れ家的なアンティークショップ。
倉庫や作業場も兼ねたショップなので狭さはありますが、魅力的なアイテムに目を奪われて気になりません。
ただでさえ敷居の高そうなアンティークショップに、隠れ家的という冠詞がつくと、ふらっと行ける気軽さはないように感じてしまうでしょうか。
しかし、お皿やスツール、箱類や小物などは安価なものも揃っているので、「高い物が買えなきゃ…」と気構える必要もないのでご安心ください!
店内には塗装の剥がれや錆びた風合いがたまらないインダストリアルなアイテムがたくさんあって、錆好きのニッチな層にも応えてくれる品揃えになっていますよ。
潜水艦に付けられるマリンライトも、錆びたことでホンモノ感が出ていてかっこいいです。
他にも実験道具セットやガスマスクなど、誰かしらのツボを刺激するようなマニアックなアイテムが勢ぞろいしているのが特徴的ですね。
普段触れ合うことがない業界のニッチな品におもしろさを感じる方、エイジングの中でも特に錆びた風合いに魅力を感じる方には、とても充実した内容のショップでオススメです!
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古雑貨屋towi
営業時間 10:00~18:00
定休日 不定休(Instagram、もしくはHPのカレンダーを参照)
所在地 〒132-0035 東京都江戸川区平井5-4-7 1F
TEL 03-3619-3416
おわりに
今回は東京都にあるアンティークショップを紹介させていただきました。
日本の中心都市らしく多種多様なコンセプトのショップが集まっていて、自分好みの品を探すにはまず困らないですね。
小規模店から大規模店、王道からニッチまで、国内外から色んな人が集まる東京ならではの充実したラインナップでした。
ぜひ東京でのアンティークショップ巡りの参考にしていただければと思います。