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ロッキングチェア アンティーク アンティーク家具について

ロッキングチェアのメリット・デメリットは?購入時に確認したいポイント

ゆらゆら揺れるおしゃれなロッキングチェア。お部屋にあったら癒されそうで憧れますよね!読書やテレビを観るリラックスタイムには最適なロッキングチェアですが、購入前にチェックしておきたい点がいくつかあります。
憧れはあっても座り心地が心配だったり、置き場所に困ったり、「ロッキングチェアって本当に良いものなの?」「アンティークやヴィンテージが欲しいけど耐久性が心配…」と不安に思う方もいると思います。
今回は、買った後に後悔する事の無いよう、新しいものはもちろんアンティークやヴィンテージでロッキングチェアをお探しの方にも、メリット・デメリットと購入時に確認したいポイントをご紹介いたします。ロッキングチェアの購入を迷っている方の参考になれば嬉しいです!

ロッキングチェアのデメリット

ロッキングチェアは生活には無くても困らない家具でもあるので、買って後悔が無いかとデメリットが気になるところ。よく目にするロッキングチェアの困った点や後悔した事を、できる解決手段も交えながらご紹介します。

大きくて場所を取る

ロッキングチェアのイメージとして木製の大きなものを一番に想像しますよね。実際には色々な素材や大きさがあるのですが、普通の4つ脚の椅子に比べると、スペースが必要なのは確かです。
なぜかというとロッキングチェアが揺れるために付いている”ソリ”が前後に突出しているからです。しかも、揺れている時の傾きも考えると、やはり前後のスペースは余裕をもって確保しなくてはいけません。
だいたいの目安としては、本体サイズにプラスして前後20~30㎝程度の幅が必要です。足を伸ばすためのオットマンも置きたい場合やリクライニングタイプなら、さらに場所をとります。
普通の椅子と違って、壁にくっつけて置くことができないので、狭い場所に置くには不向きです。中には、「想像以上に場所を取ってしまい邪魔に感じて手放してしまった」なんて声も…。後悔のないよう、置きたいお部屋の広さとロッキングチェアのサイズはよく確認しましょう。

ロッキングチェアの中には、コンパクトサイズのものや折りたたみのできるものもあります。もし、限られたスペースでもロッキングチェアが欲しい!と思ったときは、そういった小さめのタイプがおすすめです。それでも、揺れるためのスペースである前後20~30㎝のゆとりは必要ですので慎重に選びましょう。

フローリングに傷が付く、音が気になる

ロッキングチェアは、その特性上フローリングをゴリゴリと削ってしまうことがあります。
得に木製のものだと本体が重く、加えて体重がかかるので重量のある家具となります。それをフローリングに直接置いて揺らすと、次第に削れてどんどん傷が付いていってしまうんです。
知らずに使ってしばらく経ったときに、気が付いたら床が傷だらけ、なんてことがあったらショックですよね…。また、揺れるときに床で低い音が鳴るのが気になってマンションでは使いづらい…なんて意見も見かけます。

フローリングに傷を付けない、騒音を抑えるためにも、ロッキングチェアの下にはラグを敷く事をおすすめします。ラグのサイズは、ロッキングチェアが揺れる範囲をカバーできれば良いので大きくなくても大丈夫です。
ただ、毛足の長いものや、分厚い踏むと沈むタイプの敷物だと上手く揺れないので、出来るだけ固めでフラットなものが適しています。
お部屋の雰囲気やロッキングチェアのデザインに合わせて、コーディネートを楽しみながら選んでみてくださいね!案外、床を傷つけないために選んだラグで更にお部屋が素敵になった、なんて事もあるかもしれません。

他にも、家具の脚裏に張り付けるための家具用フェルトシールで対処するという方法もあります。自分でカットして貼り付ける必要がありますが、難しい作業では無いので気軽にできるかと思います。「ラグを敷かずにロッキングチェアを置きたいけど床の傷は防ぎたい」という方はぜひ試してみてください。こちらも、そのまま置くよりも揺れた時の床の音を抑えることができるので、騒音対策にもなりますよ。
家具にシールを貼るのに抵抗があったり、見栄えが気になったりする所ですが、家具用のフェルトシールは、剥がすときにベタベタや跡が残らないようになっているものが多いので、そこまで気にせずに使えるかと思います!
ラグを敷くスペースを取れない場合や、シンプルにロッキングチェアを置きたい場合におすすめです。

小さい子どもやペットには危険

小さいお子様やペットがいるご家庭では、ロッキングチェアは危険な場合があります。
押すと揺れる家具は、好奇心旺盛な子どもにとっては遊びたくなってしまうもの。勢いよく揺らして転倒したり、脚と床に手を挟んだりすると、骨折したり縫う程の大怪我になったりすることも…。
安定感が無いので、子どもだけで遊んだら危ないですし、ロッキングチェアの近くの床に子どもがいて、揺れる脚の下にふいに手や足を出してしまったら大変なことになります。
また、ロッキングチェアに座っていて足元に来たペットに気づかず、椅子を揺らして挟んでしまった、なんてこともあり得ます。これは椅子本体を軽量なものやコンパクトなものにしても、関係なく起こり得る事故です。絶対にこんな事故は防ぎたい、という方にはロッキングチェアはおすすめできません。
見た目が楽しげで遊具のような印象があり、子供心をくすぐる家具ではあるのですが、正しく使わないと取り返しのつかない怪我をしてしまう恐れがあるのです。

もしお子様のいるお家でロッキングチェアを取り入れたい場合は、ちゃんと危険が分かって正しく使えるようになってから購入する事をおすすめします!
怪我をしてしまってからでは遅いので、快適に安心してインテリアを楽しむためにも、危険な点やリスクを理解して家具選びができると良いですね。

ロッキングチェアのメリット

お部屋部にくつろぐスペースを作るのに最適なロッキングチェア。デメリットがあっても欲しい!と思わせる魅力が詰まっています。具体的には、どんなメリットがあるでしょうか?見ただけでは分からない、使ってみて分かる魅力や、愛用する人が多い理由をご紹介します!

リラックス効果がある・長時間疲れにくい

ロッキングチェアの魅力のひとつにリラックス効果があります。
人は、ゆらゆら揺られることで心地よさを感じる事ができます。確かに電車や車の揺れなどで、つい眠ってしまったり読書に集中できたりしますよね。
そのため揺れが気持ちいいロッキングチェアも、読書やテレビを観る、窓に向かって景色を楽しむために使われることがほとんどです。本場のアメリカやヨーロッパでは、赤ちゃんを抱っこしながら揺れて寝かしつけに使われるほどで、その効果はお墨付き。もちろん大人でも気持ちいいので、最近ではたき火を見るためのアウトドア用もたくさん作られている程です。
ロッキングチェアは座面が大きめでハイバックの造りのものが多く、深く腰掛けて身体をしっかり預けることができます。ゆったり座る姿勢と、ゆらゆら揺れる心地よさできっと素敵な時間が過ごせますよ。

「ロッキングチェアは腰痛になる」という噂を目にすることがありますが、それはロッキングチェアだけの問題ではないのです。肩こりや腰痛は、無理な姿勢で長時間座ると起こるので、身体に合っていない椅子を選んでしまう事が原因。例えば、座面の高さや傾きが合っていなかったり背もたれの角度が急すぎたり…。そんな落ち着かない座り心地の椅子は長時間座ることができませんよね。
その点、くつろぐための椅子として作られているロッキングチェアは、比較的その心配は少ないです。座面は大きく、背もたれも緩やかなものが多いので、身体をすっぽりと預けられて長時間疲れにくいのです。また、揺れ動くことで血流が促進されるので、長時間同じ姿勢で溜まってしまう疲労も軽減されます。
全てのロッキングチェアがそうだ、とは言い切れませんが、身体に合うものが見つかるととても快適に座れるので、ぜひ色々なデザインを試して合うものを探してみて欲しいです。

バリエーションが豊富でどんなインテリアにも合う

デメリットやリラックス効果についてでも少し触れましたが、ロッキングチェアは想像以上に様々なバリエーションがあるんです!
クラシカルやカントリースタイルはもちろん、和室向きに作られたものやモダンでデザイン性の高いものまでその種類の幅はとても広いです。屋外用につくられた金属製のフレームのものもあり、シチュエーションを選ばない家具でもあります。
海外アンティークのロッキングチェアでも、和室に置いたら素敵な和モダンなインテリアを作れたり、逆に日本製のロッキングチェアを海外の家具に混ぜてもしっくりきたり、様々な楽しみ方ができますよ。

大きさがあるイメージが強いですが、折りたたみができて持ち運べるタイプ、そもそもコンパクトなデザインもあるので、目的に合わせて選べます。コンパクトサイズを選べば一人暮らしなどの限られたスペースにも取り入れることができますし、気軽におしゃれな雰囲気を楽しめますよ。
最近では屋外で使える素材の、車に乗せられる大きさのものも増えているのでキャンプで使う方も多いそう。大自然の中で、風を感じながら揺られることが出来るのもロッキングチェアならではですね!

また、床への接地面が広いので畳を傷つけにくいのも魅力のひとつ。「和室に椅子を置きたいけど、畳が傷つくのは避けたい…」という方は、ロッキングチェアがおすすめです。国産のロッキングチェアは、座面が低めで和室にもピッタリなものもたくさんあって、海外のデザインとは違った趣きが楽しめますよ。
畳に置く椅子をお探しの方は、ぜひロッキングチェアもチェックしてみて欲しいです!

和室に合う椅子をお探しの方はこちらの記事もご覧ください!
畳を傷つけない椅子とは?和室に合うアンティークチェアの選び方

おしゃれなお部屋を作れる

ロッキングチェアは、何よりそのおしゃれな見た目に惹かれて欲しくなる!という声の多い家具です。特に海外のアンティークやヴィンテージはデザイン性が高く、置いてあるだけで雰囲気の良いお部屋になること間違いなしですよね!
くつろぐためのパーソナルチェアとしてロッキングチェアがあるとぐっと凝ったインテリアの印象になります。「ソファだけでは物足りないな」「なにかお部屋にプラスしておしゃれ感を出したい」と思っている方は、ぜひデザイン性の高いロッキングチェアを探してみてください!

ロッキングチェアは素材のバリエーションも広く、座面にファブリックが使われているものなら色や柄も好きなものを選べるので、どんなインテリアにも合うデザインを見つけられます。
好きなラグとコーディネートして、オットマンも置いて、おもいっきり自分好みのお気に入りの場所を作ってみたいですよね!
“無くても良いけど、あったら素敵”、な家具だからこそ趣味を詰め込んで、理想のくつろぎ空間を叶えましょう。

購入前にチェックする3つのポイント

では実際に「ロッキングチェアを買おう!」となった時、どんな部分をチェックするべきでしょうか。まずはデザイン、価格、メーカーで選ぶと思いますが、それだけではまだ分からない部分がありますよね。
ここでは、新しいロッキングチェアはもちろん、アンティークでも失敗しない選び方をご紹介します!

アンティークは「ゆるみ」「折れ」がないかをしっかりチェック


アンティークの場合、長年使われ続けてきたことによる消耗があることは頭に入れておかなければなりません。たとえ使われていなかったものだとしても、年数が経っているものはどこかにそれなりのダメージがある事が多いのです。
特にロッキングチェアの場合は、座って動かして使うものですので、その際に支障がないか確認することがとても大事になってきます!

確認すべき点は、「接合部分がゆるんでいないか」、「ロッカー(そり)部分がヒビ割れていたり、折れていたりしないか」です。
古いロッキングチェアには、こうした状態のものもよくあることなので、これらがしっかり修理されているか確かめてくださいね。座ってるときに壊れて怪我をした、なんて事のないよう、きちんとチェックしてから購入するようにしましょう。

お店選びのポイントとしては、「アンティークは何度も手入れをして使っていくもの」という姿勢でしっかりとメンテナンスをおこなっているお店を選ぶことが大切です。
商品に直接触れられないインターネット通販の場合には、座り心地に関する記載や、丁寧な画像でロッキングチェアの状態をきちんと伝えてくれているお店を選ぶと安心ですよ。
それでも不安な場合には、商品を直接見せてもらえないか問い合わせてみるのもひとつの手です。

Check! ラフジュ工房は実際に店舗へ来て実物を見ることができます!

写真や文章だけでは分からない、手触りや質感、座り心地を納得いくまで試せるので安心してアンティークやヴィンテージの家具をお選びいただけます。
また商品だけでなく、同敷地内にある大型商品保管倉庫やリペア工房も見学可能です。しっかりとメンテナンスされているかどうか、どんな風にリペアしているかを実際に見ることで、より安心して家具選びができますよ。
検討中のアイテムをご覧になりたい場合は、見たい家具をいくつかご指定頂いた上で、事前に予約をするとスムーズです。
アンティークのロッキングチェアをご検討中ならぜひチェックしてみてください!

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使用目的にあわせて背もたれの角度や大きさに注目


ロッキングチェアを快適に使うために、大切な座り心地。
背もたれの大きさや角度が身体や目的に合っていないと、揺れるという特性と相まって、とても使いづらい椅子になってしまいます。ロッキングチェアを購入する時は、座面はもちろん、背もたれ部分にも注目する事をおすすめします。
どんなに素敵な有名メーカーや人気のデザイナーズだったとしても、自分に合わなかったら快適に使えず後悔することに…。それではもったいないので、まずは目的と身体に合うかどうかをチェックしましょう。

例えば、うたた寝などの休息を主な目的としているなら、背もたれが倒れているデザインのほうがゆったりと休むことができます。この場合は、クッションが付いたタイプや布張りで触り心地が柔らかいものが向いています。背もたれの高さも、ハイバックで首や頭までしっかり支えてくれるものが最適です。
一方、読書やコーヒーブレイクなどでの使用を考えているなら、背もたれがあまりにも深く倒れすぎていると使い勝手が悪いですよね。この場合は、背もたれが起き上がっているほうが求めているくつろぎの時間を手に入れられるのです。読書をするなら、肩こり軽減のためにも、ひじ掛けの高さや大きさもチェックすると更に良いものが選べますよ。
どのくらいの大きさ、角度がちょうど良さそうか、ご自分やご家族の体型や使用目的と照らし合わせて、しっくりくるものを選びましょう!

搬入のことも考えて、大きさの確認も忘れずに

これはロッキングチェアだけでなく全ての大型家具に言えることですが、購入の際には、事前に搬入経路を確認しておくことを忘れないようにしましょう。
小振りなロッキングチェアであればそれほど気にすることではありませんが、大きなロッキングチェアの場合は、マンションなどの小さな玄関ドアに入るのか、通路や階段を通れるか、踊り場などのコーナーでスムーズに曲がれるかなどを確認しておくと良いですよ。新しい組み立て式のものと違って、アンティークの場合は解体・組み立てが難しいので、玄関ドアや通路の幅を事前に測っておきましょう。

また、メリット・デメリットで触れた通り、ロッキングチェアを置くスペースももう一度見直してみてくださいね。ロッキングチェアは前後に揺らして使うものですから、すぐ近くに物があると揺らしたときにぶつかってしまう恐れがあります。快適な揺れを楽しむためにも、ロッキングチェアの前後に20~30㎝のゆとりが必要です。
一般的なダイニングチェアなどよりもスペースが必要な椅子なので、想像よりも大きいと思って場所の確保をしておくと間違いないかもしれません。

Check! ラフジュ工房の搬入サポート

ラフジュ工房ではご自分での測定や判断がしにくい場合のために「搬入経路の下見サービス」、そして搬入が出来ない場合も安心の「家具の吊り上げサービス」もご用意しております。

⇒こちらで詳しく説明しています。

おわりに

デメリットや購入時のチェックポイント、色々ありますが、やはり魅力的な家具であるロッキングチェア。デザインが好みの家具を見つけたら、すぐに買ってしまいたくなりますよね。それが一点もののアンティークであればなおさらです。でも、はやる気持ちを抑えて、ひと呼吸。本当に自分にとって使い心地が良いのか、あるいは多少使いにくそうでもデザインを優先するのか、落ち着いて吟味して、ご自分の中で良いと思える選択をしてくださいね。大事に選んだものなら、その先も長く愛用できること間違いなしです!

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