おしゃれなアンティークのローボードが欲しいのに、なかなかイメージ通りのものに出会えない…。そんなお悩みをお持ちではないですか?
そもそも「ローボード アンティーク」と検索してもアンティークのローボードがヒットしない理由のひとつには、日本でもヨーロッパでも、もともと「ローボード」という家具は存在しなかったからなのだとか。
でも、「それではあきらめなくてはいけないの?」というと、そんなことはありません。
たとえ「ローボード」という名前で呼ばれていなかったとしても、イメージしている使い方ができる家具であれば、それで解決できるはずです。
そこで今回のRAFUJU MAGでは、ローボードとして使えるアンティーク家具を6つご紹介したいと思います。もしかすると、この中にイメージとぴったり合うものが見つかるかもしれませんよ。それでは早速見ていきましょう。
目次
北欧デザインも見つかる、アンティークサイドボード/サイドキャビネット
お部屋の壁際に置いて使われていたサイドボードやサイドキャビネット。イギリスアンティークやフランスアンティークなど、ヨーロッパ製のものが多く、デザインも様々。また、アンティークよりも少し時代が新しいビンテージ(ヴィンテージ)であれば、人気の北欧デザインもたくさんあります。
ただ、西洋の家具だけに、ローボードとして使うには少し背が高い60~100cmほどの高さのものがほとんどです。どうしても気に入ったデザインなどがある場合は、ものによっては脚をカットするなどして高さの調節が可能な場合もあるので、一度確かめてみるのもおすすめですよ。
「アンティーク サイドボード・サイドキャビネット」の商品一覧はこちら
RAFUJU MAGを運営する「ラフジュ工房」では、サイドボードやサイドキャビネットの脚のカットも承っています!気になる方はこちらのページをご確認ください。
和風なテイストには、アンティーク和箪笥
古民家風のインテリアがお好みの方にぜひおすすめしたいのが、アンティークの和箪笥。現代ではあまり出番がなくなってしまった和箪笥ですが、最近では、上下段をばらして、それぞれローボードとしてリメイクされているものがたくさんあるんですよ。ローボードとして使いやすい50cmくらいから、少し高いものだと80cmくらいまでのものが主流です。
ひとつ気をつけて確認してほしいのは、強度がしっかりとしているかどうかということ。もともとの箪笥は、天板上に物を置くということを想定してつくられてはいないので、テレビなどの重いものを載せたい場合には、しっかりと補強されているかどうかを確認しておきましょう。
「アンティーク 時代箪笥」の商品一覧はこちら
時代箪笥をリメイクしたローボードについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
ぜひ、あわせてご覧ください。
コンパクトさ重視なら、アンティーク文机
もう少し背の低いローボードを探しているという方は、アンティークの文机はいかがでしょうか。まだ畳のお部屋が主流で、床座での生活が一般的だった日本で使われていた文机は、高さ30cm前後のものがほとんどです。
書斎机として使われていた文机は、引き出しが付いているデザインのものも多く、テレビのリモコンなどの小物類の収納にも便利です。
コンパクトですっきりとした印象のものが多いので、スペースが限られている一人暮らしのお部屋などにも取り入れやすいですよ。
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とにかく低いローボードをお探しなら、アンティーク裁ち板
背の低い家具といえば、アンティークの裁ち板は外せません。現代では目にする機会も減ってきてしまいましたが、裁ち板とは、かつて着物などの生地を裁断するときに使用されていた台のことです。
高さはおよそ20~30cmと、その低さはアンティーク家具の中でもトップクラス。家具の高さを抑えて、広々とした空間をつくりたいという方におすすめです。
横幅は広めのつくりで、たくさんの物を置けるのも魅力。コレクションを並べるのも素敵ですね。
シンプルな形状と、だからこそ映える杢目の美しさを活かして、上質な空間づくりにいかがでしょうか。
「アンティーク 裁ち板」の商品一覧はこちら
裁ち板についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
お部屋をすっきり見せたいなら、アンティークベンチ
お部屋をすっきり見せたいという方に、もうひとつおすすめなのが、アンティークベンチ。背もたれの無いタイプの、シンプルな板座ベンチなら、ローボードとしても十分活躍してくれます。高さはおよそ40~50cmのものが多いですよ。
ベンチは足元が広く開いている分、床面積が広く見え、お部屋全体に開放感が生まれます。便利な収納こそ付いていませんが、座面下の空間を活かして、ちょっとした見せる収納を楽しむこともできますよ。程よく余白を取り入れたいというお部屋にもぴったりのアイテムです。
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意外だけどおしゃれ!アンティーク火鉢
最後にご紹介するのは、アンティークの火鉢。火鉢も最近ではあまり馴染みがなくなってしまいましたが、工夫次第では本来の使い方以外にもまだまだ活用できるんですよ。
画像のような関西火鉢は、もともと簡単な食事ができるように食卓機能が備わっているものが多く、つくりも丈夫です。炉の部分に蓋をしたり、天板代わりに強化ガラスを置けば、ローボードとしても使うことができますよ。テレビを置きたい場合には、重さに耐えられるように、厚さ7mm以上の強化ガラスを選ぶと安心です。
少し変わったインテリアを楽しみたい方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
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最後に
ローボードとして使える6つのアンティーク家具をご紹介しました。思い描いていたローボードに近いものはありましたか?
このように、「ローボード」という名前にこだわらず広い視点で考えてみると、意外とイメージしていたような家具が見つかることもあります。自分がどのような使い方をしたいのかをイメージしながら、ぜひお気に入りの一台を探してみてくださいね。