アンティーク家具 ラフジュ工房

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        北海道民芸家具 

        北海道民芸家具(ほっかいどうみんげいかぐ)は、昭和34年(1959年)に旭川で誕生した日本を代表する民芸家具ブランドです。堅牢な北海道産樺材を中心に用い、職人の手仕事による温かみと実用性を兼ね備えた家具を生み出し続けています。
        当店では、定番のダイニングテーブルやチェア、キャビネットや飾り棚などをはじめ、現在では入手困難な希少なヴィンテージ品も取り揃えております。

        『北海道民芸家具』とは?

        1264件 の商品があります

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        北海道民芸家具とは?

        北海道民芸家具は、1964年大原総一郎氏によって北海道に設立された、日本を代表する家具ブランドです。昭和初期に柳宗悦氏を中心に興った民藝運動をルーツにもち、同じく民藝運動に影響を受けた松本民芸家具から技術提供を受けていたことでも知られています。 1977年にはクラレインテリアと合併、「クラレインテリア北海道民芸木工」となりましたが、その後2009年に北海道民芸家具の生産・販売の終了が発表されます。一時はその長い歴史に幕がおろされるかと思われましたが、飛騨産業株式会社が事業を引き継ぐこととなり、新たなスタートが切られました。現在は飛騨産業指揮のもと、使いやすさと使う楽しみを提供する民芸の心を守りながら、長く愛される家具を作り続けています。

        北海道民芸家具の人気アイテムは?

        北海道民芸家具は歴史あるブランドのため、現行のラインナップのほか廃盤となってしまったビンテージ品も多くあります。ビンテージや中古品の場合、現行品にはないデザインを楽しめるのが大きな魅力ですよね。当店ラフジュ工房でもビンテージや中古の北海道民芸家具を多数取り扱っていますので、ぜひチェックしてみてください。

        • HM620
          ラダーバックチェア

          シンプルで和洋どちらにも合わせやすいチェアです。ラダーバックとはその名の通り、ラダー(はしご)のようなデザインの背もたれのこと。高めの背もたれですが、すっきりとした印象に仕上がっています。

        • HM626
          ダイニングチェア

          イギリス発祥の椅子、ウィンザーチェアを踏襲した上品なフォルム。背もたれや脚には挽き物加工が施され、華やかな雰囲気を感じさせます。

        • HM267
          ダブルボウウィンザーアームチェア

          どことなくレトロな見た目が目を引くこちら。背枠・肘掛がまるでボウ(弓)のように湾曲していることからその名が付きました。曲木によって作られたカーブはなめらかで、とても美しいですね。

        • HM4721
          丸テーブル

          クラシカルなデザインとシックな深い色合いが相まって、上質な雰囲気を醸し出しています。大正ロマンや和モダンテイストのお部屋と相性が良さそうなお品です。

        • #430
          バタフライ卓

          天板を広げたり畳んだりすることによって、さまざまなシーンで活躍できるテーブルです。カフェやレストランなど店舗用にもおすすめですよ。

        • HM160K
          食器棚

          樺材の艶と深い色合いが、堂々とした佇まいに上品さをプラスしています。ガラス扉なので、ディスプレイ棚としても活躍してくれそうです。

        • HM114K
          本箱

          民芸らしい重厚感のあるデザイン。収納力たっぷりなので、大切な本をまとめてしまっておけます。扉付きだから埃をかぶらないのも嬉しいポイントです。

        • HM533
          チェスト

          大容量の引き出しで使い勝手抜群なチェスト。装飾性を控えたデザインは「用の美」を感じさせ、何年経っても飽きずに使い続けられそうです。

        北海道民芸家具のリペア&フィニッシング風景

        北海道民芸の家具は元の作りがしっかりしているせいか、中古やビンテージでも比較的状態の良いものが多いです。とは言え、長年の使用によって接合部がゆるんでしまっていたり、可動部がスムーズに動かなかったり…リペアが必要なポイントはいくつかあります。ラフジュ工房がどんな点に注意してリペアを行っているのか、実際の作業の様子を少しだけ覗いてみましょう!

        ----- リペアの様子 -----

        • まずは商品の状態を確認

          エアーで埃を払いつつ、全体の状態を確認します。毎日毎日、なん十キロという負荷をかけられ続ける椅子は、家具の中でもガタが出やすい傾向にあります。また、長年の使用によって木部がゆるみぐらついてしまうこともあるため、座面に乗ってみたり脚をひねったりしながら、具合を確かめていきます。

        • 接合部のゆるみを発見!

          そんな風にあちこち触って動かしていると、なにやら音が聞こえてきました。音が鳴るということは、すなわちどこかしらゆるんでいる箇所があるということ。慎重に動かしながら、音の出どころを探ります。

        • ゆるんだ箇所の固定

          接合部のゆるみが認められた場合、修理の方法は2パターンあります。一つは、部材を全部引っこ抜いてボンドを入れ直す方法。もう一つは、ビス+ボンドで固定する方法。当店では、ばらせるものは極力ばらして修理していますが、それが難しい場合はボンドを注入しながらビスを打ち込み強度をもたせます。今回の椅子は後者の方法で対応しました。

        • ビスを打った箇所の穴埋め

          ビス穴は木工用の粘土や、木ダボを使って埋めます。そのままだと穴埋めしたのが一目瞭然ですが、この後のフィニッシング(仕上げ)の工程できちんと色合わせするのでご安心を。仕上げ後はすっかり目立たなくなりますよ。

        • 脚のがたつきを調整

          最後に、平らな場所に置いてガタつきをチェックします。前後左右にゆすってみて何ともなければそれでOKですが、カタカタ音がする場合は調整が必要です。今回は脚をほんの少しカットしてバランスを整えました。


        ----- フィニッシングの様子 -----

        • 全体を掃除

          リペアが完了したら、お次はフィニッシングへ。商品の仕上げを担当する重要なセクション、フィニッシングでは、まず始めに全体をくまなく清掃し、その後着色等行います。「掃除ぐらいなら誰でもできそう」と思われた方。家具の種類や状態に応じて、それぞれに適した道具やクリーナーを使い分けて綺麗にしているので、実はかなり骨の折れる作業なんですよ。

        • やすり掛け

          掃除を終えたらいよいよ着色!…といきたいところですが、その前にもうひと手間。やすり掛けを行います。今回の椅子は脚元などキズが付いて、地の色が見えている状態でした。その状態のまま着色をしても綺麗に色が入らないので、やすりを掛けて下地を整えてあげます。粒度の異なる紙やすりを使い分け、強すぎず弱すぎず、絶妙な力加減でやすっていきます。

        • 着色の工程へ

          着色では、最初に刷毛で全体(やすったところ)を塗り、細かい部分は筆で塗ります。ムラにならないよう手早く、でも丁寧に。元々の色味に馴染むまで、乾燥を挟みながら繰り返し塗っていきます。

        • ウレタンを塗布

          着色した部分にウレタンを塗布します。商品の状態によって回数は変わるものの、大体2~4回程度が目安となります。ちなみにこのとき、エアーで吹き飛ばしながら塗布することで、液がたれてムラになったりするのを防げるんだそう。今回、座面は着色をしていない=ワックスで仕上げるため、座面にはウレタンが付かないよう慎重に塗り進めます。

        • ワックスを塗布

          最後に、座面の表と裏にワックスを塗ったら完成!元々状態の良いお品ではありましたが、リペアとフィニッシングを経た後は、なんだか一層元気になったように見えますね。



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