木工職人になりたい方必見!仕事の種類や求人探しのコツを徹底紹介

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木工職人になりたい方必見!仕事の種類や求人探しのコツを徹底紹介

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木工職人、あるいはそれに関係する仕事に就きたい。そう思って自分なりに色々探してはみたけれど、なかなか思うような求人が見つからない…なんて途方に暮れていませんか?

今回はそんな方々に向けて、木工職人の仕事の種類や求人探しのコツ、目指す上で知っておくべきことなど、押さえておきたいポイントを網羅的にまとめてみました。

今まさに木工職人の仕事を探しているという方はもちろん、ちょっと興味がある程度という方も、ぜひ参考にしてみてください。

木工職人、どんな求人があるの?

「木工」とは、読んで字のごとく木を使ってモノを作ることを指します。

一口に木工と言っても、職人たちが作り出すのはちょっとした小物から大型の家具、果ては家まで、実にさまざま。ここではまず、木工職人が主に製作を手掛ける4つの”モノ”に注目して、仕事の内容をご紹介していきたいと思います。

木で「家具」を作る

どんな仕事?

皆さんが「木工」という言葉から連想するのは、どんなものですか?おそらくほとんどの方が、「家具」をイメージされたのではないでしょうか。

木工家具職人は、家具メーカーや工房、木工所などで木製家具を作る仕事です。

製作する家具や製作方法は職場によってさまざまで、木材の切り出しから全ての工程を手作業で行う場合もあれば、大規模な家具製造会社に見られるように、メインは機械・必要な部分だけ人の手が入る、といったケースもあります。後者の場合、オートメーション化と同時に分業化も進んでいるため、「家具を作れると思ったのに実際はごく一部しか担当できなかった」なんてことも。木工の仕事を目指す方にとっては、やはり前者の職場の方が魅力的かもしれませんね。

アンティーク家具屋さん

家具職人に興味がある人の中には、自分の理想とするデザインの製品を作りたいと考える方も多いと思います。そんな方に覚えておいていただきたいのが、家具は日々の生活の中で使う”実用品”であるということ。 デザイン性だけでなく、機能性や快適な使い心地も大切な要素です。

自分の理想ばかり追い求めていたのでは良いものは作れません。人々が使いやすい家具はどんなものなのか、どういった家具が求められているのか、常にアンテナを張っておく必要があります。また、よりクオリティの高い製品を作るためには、人間工学などの知識も必要となってくるでしょう。

将来性は?

現在の家具市場においては、海外製の組み立て式家具や、大量生産の安価な家具を扱う大型店の需要が高い傾向にあります。とは言え、その一方でインテリアに強いこだわりを持ち、高品質でデザイン性の高い家具を求める層も一定数存在しています。二極化は進んでいますが、今後も手作りの木工家具に対するニーズがなくなることはないと言えるでしょう。

だからこそ、木工家具職人には「確かな技術力」と「他にはないデザイン力」、そして良い製品を作り続ける「持久力」が求められます。

木で「伝統工芸品」を作る

どんな仕事?

日本の各地域から産出される素材を元に、古来より受け継がれた伝統的な技法と匠の技によって作り出される伝統工芸品。その中でも一定の条件を満たし、経済産業大臣に認定された一部の工芸品が「伝統的工芸品」と呼ばれます。

2024年現在、伝統的工芸品として指定されている工芸品は241品目。うち木工品・竹工品については、わずか33品目となっています。

・神奈川県 箱根寄木細工
・富山県 井波彫刻
・新潟県 加茂桐箪笥
・岩手県 岩谷堂箪笥
・長野県 松本家具 など

伝統工芸品を作る職人になるには、伝統工芸の技術を学べる大学や専門学校を出て職を得たり、直接職人に弟子入りするケースもあります。

伝統工芸の世界では、近年後継者不足が深刻化しているため、弟子を募集する工房も増えています。ただし、弟子として技術を学び、独り立ちできるまでの期間は、ものにもよりますが大体5年~10年はかかると思っておいた方が無難です。 その間の給料や生活のことを考えると、始める決断はできるだけ早い方が良いでしょう。

地域ごとにそれぞれ育んできた伝統技術を身に付け、それをまた後世へ受け継いでいく。伝統工芸職人は、過去から未来を繋ぐ非常に重みのある仕事です。

将来性は?

海外からの安価な輸入品の増加、人々のライフスタイルの変化などにより、伝統工芸品産業における生産額や従事者数は年々減少傾向にあります。 それでも、”一生もの”と呼べるほどの確かな技術で作られる伝統工芸品は、昨今話題のSDGsの観点から見ても大変優れた製品であることは間違いありません。

また、後継者不足で存続が危ぶまれていることから、各自治体で職人や求職者へ補助金を支給し、少しでも負担を減らそうといった動きも見られます。

連綿と受け継がれてきた日本の文化を守りたい、次世代へバトンを繋いでいきたい、という熱い想いのある方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。

木で「建具」を作る

どんな仕事?

「建具」という言葉に聞き馴染みのない方もいらっしゃるかもしれません。建具とはすなわち、引き戸やドアのこと。 住空間において欠かすことのできない建具を製作する建具職人も、木工の仕事の一つに数えられます。

ガラス戸 リメイク 格子

建具の製作と取り付け。これが主な仕事ですが、新築住宅に合わせて新しく作ることもあれば、建付けが悪くなったり開閉がスムーズにいかなくなった建具の修理、調整などを手掛けることもあります。 建具職人には、建具を開口部の寸法にピッタリ合わせる正確さが求められるため、手先が器用で細かい作業に集中できる人の方が向いているかもしれません。

将来性は?

建具職人をめぐる状況を見てみると、この40年ほどの間に建具屋さんの数が激減しており、引く手あまたというわけではないのが現状です。激減の理由としては、昔ながらの木製建具に代わって、フラッシュ建具やアルミサッシなどが主流となったことが挙げられます。

しかしながら、このまま建具職人の仕事がなくなるということはないでしょう。ここ最近では古民家や昭和レトロブームの影響もあり、和風住宅が再び注目されています。 格子戸や障子、襖などといった伝統的な和建具の需要も、この先見込めるはずです。

木で「家」を作る

どんな仕事?

木工の中でも、家などの建築物を作るのが木工建築大工。単に建築大工と呼ばれることもありますね。

主な仕事は、一般住宅の新築や増・改築。建築会社や工務店に就職したり、親方と呼ばれる大工の棟梁に弟子入りするのが一般的です。 その他、個人事業主のような「一人親方」という形態をとって働く職人もいます。工務店の店主を兼ねる場合も多く、木造建築工事の設計・施工を一貫して請け負うことも。

建築大工には、神社や仏閣を建築・修理する「宮大工」もあります。寺社仏閣は全て手作業での加工となる「木組み工法」で建てられることから、携わる宮大工にも相当の技術が求められます。 一般の建築大工に比べ修行期間は長いですが、その分やりがいがあり、伝統を後世へ繋げていく重要な役割を担うことができます。

将来性は?

人口減少などにより、新築住宅の需要も減少していくことが懸念される昨今、建築大工の将来性を心配している方もいらっしゃることでしょう。ただ、確かに新築住宅を建てる機会は減るかもしれませんが、リフォームやリノベーションを行うのも建築大工の仕事の範疇です。また、依然として木造建築の人気は高く、今後も一定の需要が見込まれます。

衣食住の「住」を支える基盤となる家づくりの仕事は、人々の暮らしから切り離せるものではありません。将来的に見ても、大工という仕事そのものが失われることはまずないと言って良いでしょう。

時代の流れによって影響はあるものの、積極的に新建材や新技術を学び、着実に技術を身に付けていけば、自分の腕で食べていくことができる仕事です。

その他、木工に関連する仕事もチェック!

上では、代表的な木工の仕事をご紹介しました。

しかし、木工に関わる仕事は何もこれだけではありません。古かったり壊れたりした木工製品の修理(リペア)、完成した木工製品の塗装、木工製品を製作する前段階で必要となる設計・デザインなど、他にも木工に関係する仕事はたくさんあるんです。

「修理」で木工に携わる

新たに作るのではなく、既にある木工製品の修理・修復を担うリペア職人。作られた国も時代も異なる木工製品にとって、何が最善の修理・修復方法なのかを都度考え、実際に修理を施す仕事です。

特に年代物のアンティークなどの場合、少し手を加えるだけで十分なものもあれば、大掛かりな組み直しを要するようなものもあります。元々の状態やつくりによって毎回最善が変わるため、そういう意味では決して楽な仕事とは言えません。ただ、経験を重ね知見が溜まってくれば、家具を一から難なく作れるだけの技術が身に付くでしょう。

また、古くなったり壊れてしまったり、使えなくなっていたモノが自分の手によって息を吹き返す。これはリペアの仕事の醍醐味であり、新品を作るのとはまた違った達成感を味わえるはずです。

修理工房には日々さまざまな製品が運び込まれてくるため、見飽きるということはまずありません。木工製品を一から作るとなると、どうしても特定のデザイン・テイストに縛られがちですが、古今東西あらゆる木工製品を見て触れることができる というのも、この仕事ならではの特権と言えるかもしれませんね。

ちなみに職場によっては、木工製品の修理・修復と製作、どちらも行っている場合もあります。実は弊社ラフジュ工房でも、家具・建具のリペアのほか、フルオーダーでの新規製作などを手掛けているんですよ。興味のある方はぜひこちらをチェックしてみてください!

「塗装」で木工に携わる

木工製品の仕上がりを決める塗装。木材の特性や表情を読み解き、その美しさを最大限、かつナチュラルに引き出す塗装の仕事では、美術系大学やインテリアショップの出身者が多い傾向にあります。

また、製品の第一印象を左右する非常に重要な工程でもあるため、作業には丁寧さと繊細さが求められます。 どちらかというと、男性よりも女性が活躍している現場が多いようです。

塗装の仕事において、木材加工のスキルや経験を問われることはあまりないので、製品の形を作る以外のことで木工に関わる仕事をしたい方にはおすすめかもしれません。

「設計・デザイン」で木工に携わる

モノを作る指針となる、設計・デザイン。まず、消費者がどのような製品を求めているのかリサーチするところから始まります。作るものが概ね決まったら、企画・設計・デザインへ。最終的には素材や色などの選定、試作品の製作までを手掛けます。

設計・デザインの仕事には、常に流行をキャッチし人々のニーズに応えていく、企画力やマーケティング力が求められます。 また、その製品に対する興味や関心がなければ続けるのは難しいでしょうし、スキル向上のため、あらゆる分野の勉強を進んで行う姿勢も必要です。最近ではCADオペレーターの求人も多いので、そういったスキルもあるとなお良いでしょう。

応募する前に。知っておきたいポイント

ここからは更にもう一歩踏み込んで、求人へ応募する前に知っておきたい3つのポイントについてお話したいと思います。「職人の世界は厳しいって聞くけどぶっちゃけどうなのかな」「休みはどれぐらいあるの?」など、実際働こうと思ったら気になることは山ほどありますよね。本当に自分は木工の仕事でやっていけそうなのか、ここでお伝えするポイントを参考にもう一度考えてみてください。

未経験でも応募して大丈夫?

木工の求人をお探しの方の中には、「未経験だけど木工の仕事に就きたい」と考えている方もいらっしゃることでしょう。結論から言うと、未経験者応募可・歓迎としているところは意外とあります。 かく言う弊社、ラフジュ工房もその一つなのですが、詳しくはこちらで。

多くの場合、未経験者に求められているのは向上心です。経験がなくともどんな仕事でも前向きにこなし、自発的に学ぶ姿勢がある人なら、成長も期待できます。 とは言え、木工の世界は甘くはありません。どんなにやる気があっても一向に技術が身に付かず、志半ばで辞めていく人もたくさんいます。厳しいようですが、こうした現実があるということは心に留めておいてください。

もし未経験での応募に不安がある…という場合には、専門学校や職業訓練校に通い木工の知識・技術を身に付けてから求人を探す、という選択肢もあります。

中には、老舗家具メーカー飛騨産業の運営する「飛騨職人学舎」のように、卒業後社員になる道を選べるなど、最短で木工の仕事に就くことができるスクールもあります。学校により経済的な負担やカリキュラムの内容、卒業後の進路の選択肢など異なるので、よく吟味して自分に合った学校を探してみてください。

給与や休日、待遇面は?

職人仕事に憧れがある。けれど給料や休日も譲れない。夢や憧れだけでは食っていけないなんて言いますが、生活がある以上こればっかりはどうしようもないですよね。

インターネットで木工系求人の月給を調べてみると、地域差はあるものの、正社員の場合は20万円前後からスタートというところが多いようです。 経験を積み技術を身に付けることで、給料も少しずつ上がっていくでしょうが、最初の数年間はカツカツの生活を強いられるかもしれません。中には16万円など、このご時世1人暮らしでは厳しすぎる金額も見受けられました。

また、未経験者と有経験者で月給に差があったり、正社員としての採用であっても入社後数ヶ月は試用期間につき待遇が変わるなど、条件はさまざまです。 手取り額を軽くシミュレーションしてみて、現実問題その金額でやっていけるのか考えてみると良いでしょう。

休日に関してもピンからキリまでといった印象ですが、土日祝日完全休みと謳っているところは少ない ですね。大体は日曜祝日が休みで土曜日は隔週だったり、土曜日出勤の代わりに平日1日が休みだったり…という感じ。年間にすると100日前後ですので、決して多くはありません。

さらに職人仕事の場合、日々使う道具のメンテナンスや技術向上のための勉強に追われ、せっかくのお休みもあっという間に終わってしまいます。プライベートと仕事は完全に分けたい、プライベートの時間を充実させたいという方は、そもそも難しいかもしれません。

ちなみに、ここでお話したのはあくまでも正社員の場合です。例えば小さな工房で、職人に直々に弟子入りするような場合には、正社員という概念すらないと思っておいた方が無難です。

正直どれぐらい厳しい?

職場環境や個々人の忍耐力にも左右されるところではありますが、基本的に木工の仕事は楽ではありません。給料も休日も一般的な会社員に比べれば少ない場合が多いですし、積極的に学び技術を自分のものにしていく力がなければ、残念ながら一人前になるのは厳しいと思われます。

また、職人の世界は一生勉強です。晴れて一人前になれたとしても、それに満足してあぐらをかいているようではいけません。何年目だろうと、日々技を磨き続ける向上心と探求心が求められます。 もちろん同じ木工でも、機械任せで人の手が入る隙はほとんどないような職場であれば、そこまでストイックにならずとも良いかもしれません。厳しくとも手仕事にこだわりたいのか、そこは自分の中でハッキリさせておいた方が良いでしょう。

それともう一つ。木工の仕事に就くことができたからと言って、自分の作りたいものを自由に作れるわけではない、 ということは肝に銘じておいてください。企業の場合、お客様がほしいと思う商品を作るのが仕事です。上から「これを作って」と言われたら、当然それに従わなければなりません。職人に弟子入りする場合も、最初のうちはとにかく基礎を覚えなければなりませんから、自由度はかなり低い、むしろ自由はないと言っても過言ではないです。頭では分かっていても、この自由のなさにストレスを感じてしまう…ということは大いにあり得ます。

目指す仕事が決まったら。求人はどう探す?

さて。ここまで読んで、早速木工に関わる求人を探そうと思ったあなた。実は、木工の求人探しは地道な情報収集がカギとなります。

なぜなら!特に規模の小さい工房などの場合、求人広告を出そうにも費用の問題から定期的に掲載するのが難しく、「人はほしいけど広告を出せない」という状況に陥っている可能性があるから。

ということで、ここではそういった雇用側の実情も踏まえ、木工求人探しのヒントをご紹介します。

ハローワークを活用する

まず活用したいのが、求人探しの鉄板「ハローワーク」です。

木工系の仕事を探す場合、大手の求人サイトに頼るよりも、ハローワークを活用する方が多くの求人情報に出会える可能性があります。 ハローワークは無料で求人を出すことができるので、採用活動になかなかコストを掛けられない中小企業の頼もしい味方なんです。そのため、大手の求人サイトでは見つからないような木工関連の求人情報も集めやすい傾向にあります。

ちなみに、ハローワークと言えば直接足を運ぶイメージが強いかもしれませんが、実はインターネットサービスで求人情報を検索することもできるんですよ。 これなら、空いた時間で情報をチェックしつつ、気になる求人があれば窓口で職員さんに相談、と効率的に求人を探すことができます。

また、希望する職に必要なスキルや知識を身に付けられるハロートレーニング(公的職業訓練)などもあるので、木工未経験の方は利用を考えてみても良いかもしれません。

>>「ハローワークインターネットサービス」はこちら

求人サイトで募集を探す

「求人サイトで募集を探す」と言っても、先ほどお伝えしたようにこと木工系の求人となると、大手求人サイトはあまり頼りにならないのが正直なところ。そこでおすすめしたいのが、たとえ求人の掲載数が少なかったとしても、あなたのニーズに合う情報に特化した求人サイトで探すこと。

「いや、その求人サイトを見つけるのが大変なんだって」という方は、手始めにこちらでご紹介する2つのサイトをチェックしてみてください。

働く人の思いも見える「日本仕事百貨」

数ある求人サイトの中でも異彩を放つ「日本仕事百貨」は、「生きるように働く」がコンセプトの求人サイトです。求人情報をただ羅列するのではなく、実際にそこで働く人にフォーカスした取材記事を載せ、ストーリー仕立てで見せているのが特徴です。

先輩社員が日々どんな思いでどのように働いているのか、職場の雰囲気をよりリアルに感じることができる ので、ミスマッチの少ない求人に出会えますよ。

読み応えのある求人情報は読み物としても面白く、ひょっとすると、今まで全く意識していなかったような仕事とも出会えるかもしれません。

>>「日本仕事百貨」はこちら

伝統工芸特化の「四季の美」

「四季の美」は、伝統産業に特化した求人情報を探すことができるサイトです。求人のほか、職人になるための養成施設や伝統工芸を学べる専門学校などの紹介もある ので、未経験から伝統工芸の世界へ飛び込もうと思っている方は、そのきっかけ探しになるかもしれませんね。

「四季の美」では職人さんへのインタビューなど、さまざまなコンテンツによる情報発信にも力を入れています。木工系の求人でも特に伝統工芸に携わる仕事を探している方は、要チェックですよ。

>>「四季の美」はこちら

直接工房へ問い合わせてみる

もし、既に気になる工房や木工所があるのであれば、電話やメールで直接問い合わせてみるのも一つの方法です。

昨今は求人サイトを利用せず、自社のホームページにリクルート関連の情報を掲載している場合も多いので、まずはホームページに情報が載っていないかチェックするのを忘れずに。 掲載がない場合は、思い切って問い合わせてみても良いでしょう。

急に連絡するわけですから、もしかしたら冷たい対応をされることもあるかもしれません。しかし本当に木工系の仕事をやりたいのなら、諦めないことが大切 です。一社や二社断られたとしても、「求人を出していないんだから断られて当然」ぐらいの気持ちで次を探しましょう。

また、今はSNSで情報を発信しているところもたくさんあります。フォローして情報をこまめにチェックしたり、展示会参加などの予定があれば積極的に足を運んだり、とにかくアンテナを広く張って求人応募に繋げてみてください。

木工の産地の組合で募集をチェックする

木工の産地の組合を調べてみるのも良いでしょう。

インターネットで木工の組合を探してみると、さまざまな組合のホームページが見つかります。そこから組合に加盟している工房や木工所などを調べれば、情報を集めることができますよ。

基本的に組合はその地域の同業者で成り立っているので、作りたいもの、働きたい地域が決まっている場合には活用しない手はありません。ぜひ求人探しの足掛かりとしてみてください。

実は、ラフジュ工房でも木工職人募集中です

仕事の種類や求人探しのコツ、応募する前に知っておきたいポイントなど、駆け足でお話してきました。少しは参考になったでしょうか?「長くて読むのが大変だった…」という方、すみませんが最後にもうちょっとだけお付き合いください。

実は現在、弊社ラフジュ工房では工房スタッフを募集中なんです!募集している職種は下記の3つ。

    • リペア:
      古今東西あらゆる家具や建具の修理・修復、オーダー品の新規製作をお任せします。
    • フィニッシング:
      完成した商品の仕上げ(塗装)、クリーニング、梱包作業等をお任せします。
    • 大工:
      弊社所有の投資物件のリノベーション・リフォーム等をお任せします。

ラフジュ工房って?

ラフジュ工房をひと言で表すと、インテリアの総合デパート。博物館級のアンティーク・ビンテージに、名だたる有名ブランドのユーズドまで、国・時代問わずさまざまな商品を取り扱っています。その数、なんと驚きの3万点越え!ラフジュ工房は、そんな多種多様な商品たちの買取仕入れ・再生・販売、そしてオーダー品の製作を自社完結で手掛ける会社です。 近年は空き家や空き店舗のリノベーション・大家業など、不動産事業も開始。外装~内装まで、空間デザインを一手に担います。

どんな仕事?

今回募集するリペアとフィニッシングは、家具や建具の再生を担う仕事です。古いもの特有の味わいを生かしつつ、実用品として申し分ないレベルに修理・修復を施し仕上げる。 単に綺麗に直せば良いというわけではないのが、この仕事の面白くも難しいところです。

一方大工が担うのは、建物の再生。不動産事業部のメンバーとして、弊社所有の投資物件のリノベーション・リフォームのほか、お客様から受注した工事、設計・施工に関する業務を全般的にお願いすることになります。

求めるのはどんな人?

リペアとフィニッシングの場合、相手にする商品は一点一点全て違います。だから、「この通りにやれば大丈夫」というマニュアルもありません。自分の頭で考え、分からなければ都度上司に聞く。 自ら積極的に動く姿勢が求められます。

能動的であることに加え、もう一つ大切なのがプロ意識 です。プロとして、仕事は最後まできっちりやり遂げること。プロとして、常に商品の先にいるお客様のことを考え、自分本位にならないこと。プロとして、技術の研鑽を怠らないこと。良い商品・サービスを提供するためには、どれも不可欠です。これはリペアやフィニッシングに限ったことではなく、ラフジュ工房の全社員に通ずる話です。

求人コンテンツ公開中!

弊社に興味をもってくださった方は、ぜひ公開中の求人コンテンツも読んでみてください。これを読めば、ラフジュ工房がどんな会社なのか手に取るように分かるはず。

また、弊社ではリペア・フィニッシング・大工の3職種以外にも、事務など複数の職種で求人募集しています。詳細な求人情報はハローワークに掲載しています ので、もしよろしければそちらもチェックしてみてくださいね。

ラフジュ工房で一緒に働きませんか?

ラフジュ工房は2007年、地元である茨城県常陸太田に前身の会社を設立して以来、より良い商品・サービスの提供のため、優秀な人材の確保に力を注いできました。そして現在更なる発展を目指し、共に働いていただける方を募集しています。

黙々と働くことが好きな方。地域に根ざして働き、しっかり稼ぎたい方。 あなたのような人をラフジュ工房は求めています!

 

【安心できる職場で、長く働く】

・お子さんや自分の生活に合った働き方を
リペアスタッフの場合、固定残業有・月平均26時間ほどの時間外業務がありますが、事前申告による定時退社や有給取得がしやすい環境づくりに努めています。
・充実の福利厚生
子供手当・住宅手当・家賃補助手当・通勤手当・産前産後休暇・育児休暇・リフレッシュ休暇etc

・未経験でも、向上心とプロ意識があれば歓迎!
リペアの仕事は決して楽ではありません。技術も努力も、自分で考えて進む力も必要です。しかし、向上心とプロ意識をもってコツコツ励めば、できることも増えていきます。実際弊社では、未経験で入社し活躍している人も多数います。


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