「家具をリメイクして新居で活用したい」「デザインが好きじゃないけど、捨てるにはもったいない家具がある」そんな方は、ぜひラフジュ工房の家具リメイクサービスをご利用ください。
当店では、サイズが大きすぎる、インテリアに合わない、古くて野暮ったい、引っ越し先での使い道がない…、そんな家具を好みの家具にリメイクできます!オーダー家具のように、サイズやデザイン、収納部の作りなど、すべてイメージ通りに加工できますよ。
両親や祖父母世代から引き継いだ古家具や、思い入れのある婚礼家具、子供の頃から使っている学習机など、今の暮らしに合わないけれど捨てるには忍びない、という家具をお持ちの方に大人気のサービスです。
当店にお任せいただければ、無垢材製の家具だけでなく、化粧板で作られた家具でも理想通りにリメイクできます。さらに、和風から洋風に、タンスをテーブルになど、大胆なリフォームも得意です。
年間2000件以上の家具修理・リメイク・製作を手がける経験豊富な職人がリメイクしますので、DIYで加工したり、他の業者に依頼するよりも、確実に上質な家具にリメイクできます。これは難しいかな…?と思うようなリメイクでも、当店ならできますので、ぜひご相談ください。
さて、この記事では、当店の家具リメイクサービスの特徴、リメイク例などを詳しくご紹介していきます。家具のリメイクを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
家具のリメイクはラフジュ工房へ!どんな家具でも難しいリフォームでも歓迎
まずは、当店の家具リメイクサービスの魅力3つをご紹介します。当店は中古・アンティーク家具の修理やリメイクを15年以上手がけてきた工房です。その経験を活かして、皆様の大切な家具を理想の形に再生します。
お手持ちの思い入れのある家具を職人がお好きな家具にリメイク
当店の家具リメイクサービスは、どんな家具でも、どんなリメイクでも、クオリティ高く仕上げる自信があります。
当店は、日本だけでなく海外の家具も含めて、古家具から現代物の家具まで、実に幅広い家具と向き合ってきました。
家具リメイクは、家具によって作りや状態が異なり、ご要望も様々なので、一つとして同じリメイクはありません。
そのため、知識や経験の浅い業者に依頼すると、判断を誤ってイメージと違う仕上がりにされたり、失敗を恐れて難しい加工を断られたり、無駄に手間をかけて高い費用を請求されたり、といったことが起きてしまいます。
その点、当店なら高い技術を持つ職人が、適切なリメイク方法を見極め、高い精度で加工しますので、理想を100%実現した家具にリメイクできます。
家具の種類や作りに関わらず、サイズやデザインの変更、構造面からの大きなリフォームなど、どんなリメイクも可能です。当店では職人の技術だけに頼らず、最新の加工機器も導入して効率的にリメイクしているため、料金もリーズナブルです。
難しい手間のかかる加工ほど値段は高くなりますが、できないリメイクはありません。価格とのバランスを考えて、ベストなリメイク方法を判断していただけます。
傷や汚れが目立つ古い家具でもきれいに修理!高い修復技術あり
当店の家具リメイクでは、家具の傷や汚れをきれいに修復したり、歪みを取り除いたり、欠損部やパーツを修理したりと、家具のリペアにも力を入れています。扉や引き出しが開けにくかったり、金具がなくなっていたり、どこかしらに不具合があっても、本来の使いやすい状態に復活しますよ。
当店に届いた中古家具は、はじめに職人が掃除しながら隅々まで状態をチェックします。そして、必要に応じて、分解しながら傷んだ部分を新材と交換したり、接合部を締め直したりして、ご希望の加工を施します。
木工修理や加工が終わったら、新材と古材が自然となじむよう全体を塗装して仕上げます。たとえ、ボロボロの中古家具でも、傷がついた合板製の家具でも、例外なくきれいに再生できますよ。
当店では、他の業者が見落としてしまうような部分も、抜け目なく確認して修理するため、これから先も何十年と使える高品質な家具に仕上がります。
当店や他店で販売している中古家具もリメイク可能!一点物でも妥協なし
当店の家具リメイクは、お手持ちの家具だけでなく、当店で販売している中古家具やアンティーク家具、または他店商品の家具なども修理・リメイクできます。
そのため、例えば「気に入った中古家具があるけど、サイズが大きすぎる」という場合は購入して小さくリサイズしたり、「他店で安くて好みのアンティーク家具を見つけたけど、古くて使いにくい」という場合は、当店でストレスなく使えるよう修理できます。
中古家具やアンティーク家具は、すべてが一点物なので、サイズやデザイン、使い勝手など、すべてがまさに理想にぴったりという家具を見つけることが難しいのがネックなところ。
ですが、当店の家具リメイクサービスを活用していただければ、妥協することなく、理想の家具が手に入りますよ。
当店の職人に任せていただければ、家具のどの部分に手を加えたのかわからないほど、クオリティ高くリメイクできます。できない加工はありませんので、中古家具で妥協したくない方、細部までこだわりたい方は、ぜひご相談ください。
家具リメイクお申し込みの流れ。来店不要・全国から注文受付中
家具リメイクのお見積もりやご注文は、来店は不要で、メールやLINE、お電話、FAXなどからお申し込みいただけます。
もし、直接打ち合わせしたいという場合は、ご来店も大歓迎です(店舗は茨城県常陸太田市にあります)。打ち合わせは予約制ですので、まずは当店までご連絡ください。
お申し込みから注文までの詳しい流れは、過去の記事「婚礼家具・婚礼タンスをリメイク!職人が好みの家具にリフォームします」で紹介していますので、そちらをご覧ください。
また、ご不明な点などありましたら、以下から遠慮なくご連絡ください。家具やリメイクに精通したカスタマーサポートスタッフや職人が丁寧にお答えいたします。
お問い合わせ先
メール:info@rafuju.jp
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TEL:0294-70-3730
FAX:0294-76-0864
家具リメイク例を紹介!タンス・チェスト・婚礼箪笥編
続いて、当店の家具リメイク例をご紹介します。まずは、タンスやチェスト、婚礼箪笥をリメイクした例からお話します。
タンスのリメイクは、当店で一番人気のリメイクです。豊富なリメイク例の中から代表的なものをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。ここにないご要望も歓迎です!
婚礼家具3点を収納家具5点にリメイク
まずは、お手持ちの婚礼箪笥3点を、収納家具5点にリメイクした例をご紹介します。婚礼箪笥をテレビボードや戸棚など、リビングや寝室などで幅広く使える家具にリフォームしました。
和タンスをテレビボードにリメイク
和タンスをリメイクしたテレビボード
1つ目は、婚礼箪笥の1つである和タンスの一部を使って、テレビボードにリメイクした例。
下段の大きな引き出し2杯と扉内の3杯の引き出しを活用して、ご希望のサイズ、デザインでテレビボードを製作しました。もともとの婚礼箪笥の面影が残る、ユニークな棚に仕上がりました。
引き出し以外の棚本体部分は、ヒノキ無垢材で製作しています。表情豊かな木目が上質な雰囲気を醸し出しています。
天板にも、分厚いヒノキ無垢材を取り付け、テレビなど重いものを載せられる作りにしました。
引き手はアンティーク風の金具を使い、脚は木製の角脚を取り付けています。どこかレトロで温かみのある佇まいです。脚を取り付けたことで、重厚感が軽減され、床掃除もしやすくなりました。
最後に全体をご希望のブラウンに着色し、蜜蝋ワックスを塗布しています。細かい傷などが目立たなくなり、ほんのりツヤのある上質な木製家具に仕上がりました。
整理タンス・洋服タンスを戸棚・ローボードにリメイク
タンス2点をリメイク
こちらは、婚礼家具の整理タンスと洋服タンスを活用して、戸棚とローボードにリメイクした例。それぞれの引き出しや扉を組み合わせて、小さいサイズに作り変えました。先ほどと同じく、本体はヒノキ無垢材で製作しています。
まず、戸棚は、整理タンスの扉と洋服タンスの引き出しをリメイクしたもの。扉にはガラス窓をつけて、扉内が見えるシンプルな棚に加工しました。棚内には、高さ調整が可能な2枚の棚板を取り付けていて、効率よく小物を収納できます。
下段の引き出しは、大きな引き出しをリサイズして活用しました。引き手は、お好みのパーツに交換しています。電話台や飾り棚にぴったりな、コンパクトな棚にリフォームできました。
ローボードは、整理タンスと洋服タンスに付いていた小さい引き出し3杯を活用してリメイクしたもの。引き出しに合わせて棚を製作し、右側はオープンラックにしました。リビングや和室などのちょっとしたスペースで使いやすいサイズ感です。
こちらは、全体を先ほどより暗めのブラウンに着色して、引き出し部分と色合わせをして仕上げました。
仕上げは、ご要望に応じて、色を分けてツートンカラーに塗装したり、反対に同じ木材を使ってさらに統一感のある仕上がりにすることもできます。
整理タンスをチェストにリメイク
整理タンスを脚付きチェストにリメイク
こちらは、整理タンスの引き出し4杯を使って、脚付きのチェストにリメイクした例。上部の装飾もそのまま活用して、洋風の上品なチェストにリフォームしました。
天板や側板もタンスの材料をそのまま活用しています。思い出のつまった大切な婚礼タンスですので、活かせる部分は、無駄なく新しい家具に再利用します。
引き手は、アンティーク風のシンプルなパーツに交換し、どこかレトロな雰囲気に。脚は北欧家具風の丸脚を取り付けて、フローリングの洋室にマッチする佇まいになりました。
洋服タンスをワードローブにリメイク
洋服タンスをワードローブにリメイク
こちらは、洋服タンスの扉2枚分の収納をワードローブにリメイクした例。ゴージャスな彫刻部分は取り除き、シンプルでモダンな部屋にも合う、コンパクトなワードローブにリフォームしました。扉や上部のモールディングはそのまま残し、もともとの面影も感じられる家具に仕上げました。
今回は、天板や側板、背板、台輪なども洋服タンスの木材をそのまま活用しました。ワードローブ内のハンガーポールも、もともとのパーツを再利用しています。古いタンスの歴史をしっかりと受け継いだ作りです。
扉の取っ手は、木製の丸いつまみに交換し、蝶番は古いものを活用しています。最後に全体を塗装して仕上げ、新旧の部材が調和した美しいワードローブに仕上げました。
洋服タンスを戸棚にリメイク
洋服タンスをリメイクした戸棚
こちらは、洋服タンスをご希望のサイズにカットし、扉内に棚板を取り付けて戸棚にリメイクした例。奥行きと高さを小さくリメイクし、圧迫感がなく省スペースで活躍する収納家具に生まれ変わりました。
棚は、約7cmごとに高さ調整ができる作りです。収納する物に応じて棚板を動かして使えます。当店ではこんな風に、オーダー家具のように仕切りや棚板の位置、数などを指定できるので、効率よく収納できますよ。
今回は、扉のミラーをそのまま残して仕上げました。ご希望に応じて外してスタンドミラーにリメイクしたり、大きなミラーに付け替えたりすることもできます。用途に応じてご相談ください。
脚は、高めの木製脚を取り付けました。脚を取り付けると、床掃除がしやすくなり、傷や汚れがつきやすい家具の下部を守ることができます。脚が長いと、よりすっきりとした印象に仕上がりますよ。
タンスをローボードにリメイク
タンスをリメイクしたローボード
こちらは、タンスをテレビ台として使えるローボードにリメイクした例。引き出しの前板と側板、天板などを活用して、フラップダウン式の扉と引き出しがついたローボードにリメイクしました。
引き出しや扉をリメイクする際は、そのまま活用するだけでなく、引き戸や開き戸、フラップダウン式扉、パタパタ扉など、好みの建具にリメイクして取り付けられます。サイズやデザインもご希望に応じて変更できますので、用途やインテリアに応じてご相談ください。
チェストを本棚にリメイク
チェストをリメイクした本棚
こちらは、チェストの引き出しと側板を活用して、本棚にリメイクした例。引き出しと側板以外の部分は、新材で製作しました。図書館の本棚のような、レトロな台形型のデザインで、大容量かつ安定感も抜群です。
引き出しはサイズが大きかったので、コンパクトにリサイズして活用しています。文房具や雑貨など、こまごまとした小物を収納しやすいサイズです。
タンスを作業台にリメイク
タンスをリメイクした作業台
こちらは、タンスの引き出しを活用して、作業台(テーブル)にリメイクした例。引き出しをコンパクトにリサイズし、その他を新材で製作しました。
こちらは、奥行きが浅く、部屋にすっきりと取り入れられるサイズです。また、背面まできれいに仕上げているので、間仕切りカウンターとしても使えます。
引き出しは、深さが浅めで書類や文房具などの収納に便利です。足元も広々としているので、ゆったりと座って作業に集中できます。
家具リメイク例を紹介!キャビネット・棚編
次は、キャビネットや棚をリメイクした例をご紹介します。キャビネットや棚も、タンスと同様に幅広い家具にリメイク可能です。どんな家具にしたいか、ぜひイメージを膨らませてみてください。
食器棚をコンパクトな収納棚2台にリメイク
食器棚をリメイクした収納棚2台
こちらは、古くなった食器棚を上下にカットして、収納棚2台にリメイクした例。カット後、上段には台輪を、下段には天板を取り付け、下段はペイントして仕上げました。もともと2台の棚だったかのように、自然な佇まいになりました。
下段は、作業台としても使えるよう、分厚い強度のある無垢材天板を取り付けています。また、全体を白くペイントし、ナチュラルでかわいらしい洋風の家具に生まれ変わりました。
上段のガラス扉には、レトロな模様入りガラスが使われていましたが、シンプルなクリアガラスに交換しています。ヨーロピアン調の気品高い雰囲気が和らぎ、カジュアルな部屋にも取り入れやすくなりました。
また、上段の棚内は、棚板を一枚追加しています。棚板は、取り外しと高さ調整が可能な仕様だったため、もともとの棚板もそのまま活用しています。
サイドボードをローボードと戸棚にリメイク
サイドボードをリメイクした収納棚2台
こちらは、サイドボードを上下段に分割し、ローボードと戸棚にリメイクした例。上段は、引き戸2枚分のサイズにカットして収納棚に、下段は、作りはそのまま、天板と脚を取り付けてリメイクしました。
上段の棚は、引き戸2枚を活用し、もともとのデザインをできるだけ活かして、両開き戸にしました。引き手は取り外し、ご希望の取っ手を取り付けています。シンプルでコンパクトな棚に生まれ変わりました。
下段の棚も大きく手を加えず、もともとの雰囲気のまま仕上げています。天板と脚を取り付けて、古材の部分と近い色になるように塗装しました。
キャビネットの棚を引き出しにリメイク・上に戸棚を追加
キャビネットを好みの作りにリメイク
こちらは、古いキャビネットの収納をお好みの作りにリメイクした例。下段の戸棚を引き出しにリフォームし、上部に戸棚を追加しました。リビングにぴったり収まる、作り付けのようなキャビネットに生まれ変わりました。
引き出しは、新材で製作し、周りと色合わせをして仕上げました。上部の戸棚は、もともと下段についていた扉を活用し、扉以外は新材で製作しています。もともとの雰囲気を壊さずに、収納力抜群の棚にリメイクできました。
キャビネットの扉をテーブルにリメイク
キャビネットをリメイクしたテーブル
こちらは、キャビネットの扉をそのままテーブルの天板に使ってリメイクした例。3枚の扉をリサイズして並べ、框組にはめ込んで天板にしました。上から強化ガラスの天板を載せ、使い勝手の良いダイニングテーブルに生まれ変わりました。
強化ガラスは、一般的なガラスよりも割れにくいのが特長です。また、割れたとしても破片が粉々になるため、怪我をしにくく安全性にも優れています。耐衝撃性が高く、水拭きで楽に掃除ができ、扉の意匠をそのまま楽しめるので、テーブルリメイクに人気の材料です。
他にも棚板や側板、天板など、どこでもお好きな部材を使ってテーブル天板にリメイクできます。例えば、部材をヘリンボーン型に組んだんりランダムな集成材にしても素敵ですよ。ぜひ理想のイメージをご相談ください。
家具リメイク例を紹介!テーブル・机編
続いては、テーブルや机をリメイクした例をご紹介します。もともとの雰囲気を活かしてリメイクしたり、ガラリと印象を変えたり、様々なリメイクができますよ。
高さをカットしてカフェテーブルにリメイク
ラウンドテーブルのサイズをリメイク
こちらは、ダイニングテーブルサイズの丸テーブルの脚をカットし、カフェテーブルとして使いやすい高さにしたリメイク例。
できるだけ違和感なく仕上げるため、ご希望の寸法を考慮しつつ、バランスよく見えるベストな位置でカットしました。天板の高さが低くなり、ソファと組み合わせて使いやすいサイズに生まれ変わりました。
天板は、傷や汚れが目立っていましたが、綺麗に掃除して補修し、新品同様のきれいな状態に蘇りました。足元の細かい部分まで丁寧に再塗装し、シックで上質な佇まいのテーブルに再生しています。
当店では、テーブルの天板は、耐水性の高いウレタン塗装をして仕上げるのが基本です。毎日水拭きで掃除できるので、使い勝手が良く、きれいな状態が長持ちします。
ご希望に応じて、カラーやツヤのあり・なしを選べますので、イメージ通りの木肌に仕上がりますよ。
ダイニングテーブルをローテーブルにリメイク
ダイニングテーブルをリメイクしたローテーブル
こちらは、大きなダイニングテーブルの高さ、幅、奥行きを切断し、小ぶりなローテーブルにリメイクした例。できる限り材料を再利用して、もともとの姿を思い起こさせる、ナチュラルなテーブルに仕上がりました。
天板の傷はきれいに修復し、古さを感じさせない外観に再生しています。何十年と使い込んだダイニングテーブルでも、当店の職人にお任せいただければ、きれいに修理できます。
テーブルをリメイクする際、イメージを大きく変えたければ、脚を交換したり、全体を違う色に塗装したり、家具をさらにアレンジするのもおすすめです。どんなカスタムも歓迎ですので、ぜひご相談ください。
テーブルの天板を古材にリメイク
ダイニングテーブルを古材でアンティーク風にリメイク
こちらは、ダイニングテーブルの天板を取り外し、古材天板に交換したリメイク例。
ご希望のサイズの天板を古材で製作し、もともとの脚を取り付け、脚をペイントして仕上げました。ヴィンテージ感のあるおしゃれなテーブルに生まれ変わりました。
古材天板は、傷やシミなどをあえて残していて、使い込まれた味わいがあるのが大きな魅力です。歴史を感じさせる雰囲気たっぷりの佇まいで、インテリアに深みを演出してくれます。新品のつるりとした天板では物足りないという方におすすめのリメイクです。
当店では、在庫状況にもよりますが、ご希望に応じてお好きな古材を使ったリメイクができます。古材は希少価値が高く、加工にも手間がかかるため、新材よりも価格が高くなりますが、その分、雰囲気抜群の一点ものの家具に仕上がります。
また、当店では「アンティークペイント」という、エイジング加工をしたペイント塗装ができます。古材と合わせてアンティークペイントで仕上げると、より一層本格的なアンティーク風の家具に仕上がりますよ。シャビーシックやヴィンテージテイストのインテリアを楽しみたい方におすすめです。
テーブルに収納をつけて作業台にリメイク
収納を付けてリメイクした作業台
こちらは、ダイニングテーブルの奥行きをカットし、天板下に引き出しや棚などをつけて作業台(カウンター)にリメイクした例。キッチンやワークスペースなどに便利な、テーブルと収納を兼ねた家具に生まれ変わりました。
天板の下には、引き出しと棚板を2枚取り付けています。棚は両側から使えるので、間仕切り家具としても使えます。お好みで、扉や引き戸を付けることもできますよ。
キッチン用のカウンター家具にする場合は、天板をタイル張りにしたり、御影石や大理石などを取り付けるのも人気です。木製天板よりも傷や汚れに強く、耐久性にも優れています。お好みの材料でリメイクできますので、ご希望があればご相談ください。
学習机をコンパクトな平机にリメイク
学習机をリメイクした平机
こちらは、学習机の引き出しと天板を活用して、コンパクトな平机にリメイクした例。学習机を分解して、引き出しと天板をご希望のサイズに加工し、新材で製作した脚を取り付けました。
大きくて重厚感のある学習机でしたが、狭いスペースにも取り入れやすい、シンプルなデスクに生まれ変わりました。
学習机をリメイクする際は、もっと収納の多いデスクにしたり、引き出しを活用してチェストにリメイクしたり、ダイニングテーブルにリフォームしたり、幅広いリメイクができます。塗装次第で、木の色や質感も変えられますので、インテリアに合う家具に再生できますよ。
座卓を机にリメイク
座卓をリメイクした机
こちらは、座卓の天板を活用して、引き出しと脚を取り付けてデスクにリメイクした例。重厚で上質な無垢材天板をカットして、高級感のある両袖机にリフォームしました。どっしりとした存在感漂うデスクに仕上がりました。
座卓やテーブルをデスクにリメイクする際は、引き出しの数やサイズ、レイアウトなど、自由にご指定いただけます。北欧家具風のスタイリッシュなデスクにしたり、西洋家具風のエレガントなデスクにしたり、幅広いアレンジが可能です。インテリアに合わせてご相談ください。
家具リメイク例を紹介!鏡台・ドレッサー編
続いては、鏡台(ドレッサー)をリメイクした例をご紹介します。鏡台は、他の収納家具やデスクなどにリメイクするのが人気です。リメイク例を参考に、どんな家具にしたいかぜひ検討してみてください。
鏡台を白ペイントでリメイク
鏡台を白ペイントでリメイク(R-029352)
こちらは、鏡台を白くペイントしてリメイクした例。もともとシックで重厚感のある鏡台でしたが、洋風のナチュラルなドレッサーにリメイクできました。部屋の白い壁にすっきりと馴染み、大きなサイズでも圧迫感を感じさせません。
こちらは、もともとのダークな木肌を活かして、ムラを出してペイントし、アンティーク風のドレッサーに仕上げています。全体を均一に塗装するよりも手仕事らしい温かみがあり、カントリースタイルやレトロスタイルなどと好相性です。
また、今回、引き出し内は掃除のみ行いましたが、ご希望に応じて、内側を新材と交換してきれいにリフレッシュすることもできます。使用感が気になる方は、お気軽にご相談ください。
鏡台の収納部を丸ごとリメイク
鏡台の収納部をリメイク
こちらは、鏡台の収納部をリメイクして、洋風のドレッサーにリメイクした例。引き出しを再利用して、棚部分を新材で製作し、椅子座タイプのドレッサーにリフォームしました。和室に合う佇まいから、ガラリと印象が変わりました。
ドレッサーは、使い勝手が良いよう、収納の作りもご指定いただけます。今回は、引き出しに細かい仕切りを付けて、化粧品などをきれいに整理して収納できるようにしました。また、背の高いものも収納できるよう、足元には大きめの戸棚を取り付けています。
鏡台を姿見とデスクにリメイク
鏡台をリメイクして姿見とデスクに
こちらは、鏡台のミラーと収納部を分割し、それぞれ姿見とデスクにリメイクした例。ミラーは、リサイズはせずに、自立するようスタンドを取り付けました。
収納部は、天板と台輪を取り付け、椅子座で使えるデスクにリフォームしました。新材を使った部分も色合わせして、自然な佇まいに仕上げています。
今回は、引き出しなど収納部にあまり手を加えずに活用していますが、ご要望に応じて使いやすい形にアレンジすることもできますよ。
鏡台を壁掛けミラーとテレビ台にリメイク
鏡台をリメイクして壁掛けミラーとテレビ台に
こちらは、先ほどと同じくミラーと収納部を分割し、それぞれ壁掛けミラーとテレビ台にリメイクした例。ミラーは背面に金具をつけて、壁に引っ掛けて使える仕様にしました。
収納部は、天板を取り付け、中央に棚板を追加しました。できるだけ違和感がないよう、棚部分は既存の部分を参考に再現製作しています。再現製作は当店の得意分野なので、どこをリメイクしたのかわからないほどクオリティ高く仕上がりますよ。
家具リメイク例を紹介!ソファ・椅子編
続いては、ソファや椅子をリメイクした例をご紹介します。
当店では、生地の張り替えだけでなく、クッションの交換やフレームの修理なども承っています。座り心地が悪くなった古いソファや椅子をお持ちの方は、ぜひご相談ください。
1人掛けソファ2点を修理・張り替えリメイク
1人掛けソファ2点を修理・リメイク
こちらは、古い1人掛けソファ2脚を修理し、クッションや生地を交換したリメイク例。まずは、フレームの傷みやガタつきをチェックして、傷んだ部分は新材と交換し、接合部を締め直して、耐久性が高く、安心して体を預けられるソファに修理しました。
フレームは、所々塗装がはげたり、傷ついたりしていましたが、全体をお好みのブラウンに塗装し直し、古い味わいがありつつも、上質な雰囲気のフレームにリペアしました。脚元の古いラバーは取り外し、すっきりとシンプルに仕上げました。
生地やクッション、ゴムバンドも傷んでいたため、すべて交換しています。生地は、ご指定のファブリックを使って、張り替えしました。淡いブルーの張り地から、温かみのある淡いベージュの張り地に交換し、ナチュラルで落ち着いたソファに生まれ変わりました。
背もたれには、もともとのデザインと同じく、くるみボタンを2つ付けました。他にも、お好みでステッチを入れたり、複数の布でパッチワーク風にしたり、幅広いアレンジができます。
リメイクに使用する生地は、サンゲツのカタログからお好きなものをご指定いただくか、お手持ちの生地を郵送いただいたり、他店からお好みの布を取り寄せてリメイクすることもできます。ご希望に沿って柔軟に対応しますので、お気軽にご相談ください。
また、当店の製作するクッションは、弾力性や耐久性に優れたモールドチップウレタンと、柔らかめのウレタンスポンジや綿を組み合わせて製作しています。柔らかくて座り心地が良く、適度に弾力があって疲れにくいクッションです。
1つ1つ職人が製作しますので、それぞれの家具に適した上質な座り心地です。お好みの硬さがある場合は、ご希望に沿って製作しますので、ご相談ください。
3人掛けソファを張り替え・着色リメイク
3人掛けソファを修理・リメイク
こちらは、3人掛けソファをご希望の生地に張り替えたリメイク例。ブルーのモケット生地(ベルベット)を使用し、大正ロマン風のレトロモダンなソファに仕上げました。
フレームはライトブラウンからダークブラウンに着色しました。カジュアルな雰囲気から、シックで落ち着いたソファに生まれ変わりました。
また、ファブリックには、背もたれから座面にかけて、2本のステッチを加えています。また、張り地の縁は、ゴールドの鋲留めにし、上品なアクセントになっています。
ダイニングチェア4脚を修理・張り替えリメイク
ダイニングチェア4脚を修理・リメイク
こちらは、ダイニングチェア4脚のクッションと布地を張り替え、フレームをウレタン塗装で仕上げたリメイク例。
ポップなストライプ柄の生地が張られていましたが、ご希望のアイボリーカラーの生地に交換し、シンプルで落ち着いた雰囲気のチェアに生まれ変わりました。
フレームは、傷や汚れを修復し、ガタつきや接合部の緩み・強度などをチェックして、塗装して仕上げています。今回は、もともとの色味をご希望だったため、似たカラーで薄く着色し、ツヤなしのウレタン塗装をしました。フレームの細かいところまできれいに塗装して、新品同様のきれいな木肌に再生できました。
ウレタン塗装は、耐久性が高く、傷や汚れがつきにくい塗装です。水拭きや中性洗剤を使って掃除ができるので、特にダイニングテーブルやダイニングチェア、食器棚などに人気です。
家具リメイクの人気オーダーメニューを詳しく紹介
さて、ここからは当店の家具リメイクで人気のオーダーメニューを詳しくご紹介します。塗装やリサイズなど、加工の種類別に、どんなオーダーができるかお話ししていきますよ。
また、ここでご紹介するのは代表的なもので、他にもどんなリメイクでも承っています。こんな風にリメイクしたいというご希望があれば、ぜひご相談ください。
家具を塗装・ペイントでリメイク
当店の塗装リメイクは、次の5つが特に人気です。それぞれの特徴を紹介しますので、用途やインテリアに合わせて選んでみてください。
ペイントで洋風にリメイク
ペイントでリメイク
当店の家具リメイクで、特に人気なのがペイントによるリメイク。インテリアに合わせて、家具を好みの雰囲気にリメイクできます。主な特徴は次のとおりです。
- 家具を大きくイメージチェンジできる
ペイント塗装の大きな魅力は、家具のイメージを大きく変えられること。ペイントで木目がしっかりと隠れるので、和風の木目がはっきりとした家具でも、暗い色味の家具でも、柔らかいイメージに変えることができます。家具を洋風にリメイクしたい方に人気の塗装です。
- カラーが幅広い
ペイントは色が幅広いのも特徴です。当店のペイントリメイクは、どんな色でも指定いただけます。白やベージュ、黒など一般的な色だけでなく、ブルーグレーやレモンイエローなど、個性的な色にも塗装できますよ。1色だけでなく、複数色組み合わせて塗装するするのもおすすめです。
ペイント塗装は、幅広いカラーを活かして、様々なインテリアスタイルが楽しめます。例えば、黒やネイビーにリメイクしてヴィンテージスタイルにしたり、真っ白に塗装してフレンチスタイルにしたり、青や黄色にして子供部屋用のポップな家具にしたり。インテリアの世界観を深めることができますよ。
- 掃除しやすい
ペイント塗装は、オイルフィニッシュや白木のままよりも、汚れや傷が付きにくいです。お手入れは、水拭きや中性洗剤を使って掃除できます。
ただし、ペンキの変色や劣化を防ぐため、中性洗剤を使う際は水で薄めて使用し、洗剤や水気が残らないようしっかりふき取りするようにしてください。 - 汚れや傷が目立つことも
ペンキが白やパステルカラーなどの明るい色だと、暗い色よりも汚れが目立ちやすくなります。気になる方は、こまめな掃除が必要です。また、塗膜はそれほど強くないため、引っかき傷などがつくこともあります。 - セルフメンテナンスしやすい
傷や汚れが気になってきたら、上からペンキを再塗装して修理できます。ペイント塗装は、特別な技術が必要ないので、DIYで簡単に塗装でき、専門業者へ依頼する必要はありません。また、別のカラーにも塗装できるので、色に飽きたら、何度でもリメイクできます。
アンティーク風ペイントでリメイク
アンティークペイントでリメイク
当店では、通常のペイント塗装に加えて、アンティーク家具風にエイジング加工して仕上げるアンティークペイントも承っています。通常のペイントと違うのは次の2点です。
- 現代物の家具でアンティーク・ヴィンテージスタイルが楽しめる
アンティークペイントは、あえてムラを残したり、クラック加工(引っかき加工)をしたりして、年月を感じる味わい深い風合いに仕上げる塗装です。アンティーク家具に精通した職人が塗装するので、かなり本格的なアンティーク家具風に仕上がります。通常のペイントよりも手間がかかるため、基本的に値段は上がりますが、その分より雰囲気たっぷりの佇まいにリメイクできますよ。
- 経年変化がさらなる味わいに
アンティークペイントで仕上げると、使っていく上で増える傷や汚れが自然と馴染むので、傷や汚れが気になりません。経年変化を味わいとして楽しめます。
水性着色・蜜蝋ワックスでナチュラルにリメイク
水性着色(ポアーステイン)と蜜蝋ワックスでリメイク
当店の家具リメイクで、ペイント塗装と並んで人気なのが、水性着色(ポアーステイン)でお好きな木肌に着色し、蜜蝋ワックスでナチュラルに仕上げるリメイクです。特徴は次の通りです。
- 木製家具の自然な味わいが楽しめる
この塗装の大きな魅力は、木製家具ならではの木の風合いが楽しめること。木目を活かして自然に着色できるので、ナチュラルで温かみのある雰囲気に仕上がります。また、古い味わいが好きな場合は、あえて傷やシミなどを残したままリメイクすることもできます。木肌本来の魅力を活かせる塗装です。 - お好みの木の色にリメイクできる
ポアーステインは、茶色だけでも、幅広い色味があります。明るい茶色や暗い赤みのある茶色など、細かく選べるので、お手持ちの家具と色を合わせてリメイクできますよ。統一感のあるインテリアが楽しめます。 - 保護力はそれほど高くないが、セルフメンテナンス可能
蜜蝋ワックスは、塗膜を作らないため、木の自然な味わいを活かせる反面、傷や汚れなどにはそれほど強くありません。
掃除する際は、基本は乾拭きで、汚れがひどい場合は固く絞った布巾で優しく水拭きするのが限度です。強く水拭きするとワックスが落ちたり、長く水気を放置するとシミになる恐れがあります。どちらかというと、経年変化を味わいたい人向けです。
ただ、傷や汚れ、乾燥が気になってきたら、DIYで蜜蝋ワックスを再塗装すればOK。傷や汚れが目立たなくなり、乾燥から木肌を守ることができます。再塗装は、必須ではありませんが、定期的に行うとよりきれいな状態を保ちやすくなります。
水性着色・ウレタン塗装で耐水性高くリメイク
水性着色(ポアーステイン)とウレタン塗装でリメイク
ウレタン塗装は、メンテナンス性が良く、テーブルやカウンターの天板、キッチン・ダイニング用の家具などに人気の塗装です。特徴は次の通りです。
ウレタン塗装 左:ツヤなし 右:ツヤあり
- ツヤの有無、色を選べる
ウレタン塗装は、光沢のあるイメージをお持ちの方が多いかと思いますが、当店のウレタン塗装は、お好みに応じてツヤなしの塗料を使用します。蜜蝋ワックスと比べると多少ツヤがありますが、光沢のある家具が苦手な方にもおすすめの、木の自然な味わいを活かした塗装です。
また、色は、ウレタン塗装の前にポアーステインでお好みの着色できます。インテリアに合わせてお選びください。
- 耐水性、メンテナンス性が良い
ウレタン塗装の大きな魅力は、耐水性があって毎日でも水拭きができること。しっかりとした塗膜を作るので、傷や汚れがつきにくく、乾拭きや水拭きで簡単に汚れを落とすことができます。ダイニングテーブルの天板によく使われている塗装です。
また、汚れがひどい場合は、中性洗剤を使って掃除できます。ただ、洗剤や水気が残っていると、塗装が傷んでしまうため、きちんと拭き取ることが大切です。
- 衝撃と熱に注意。再塗装は専門業者しかできない
ウレタン塗装は、耐久性も高く、特別なメンテナンスなしに10〜20年ほどは使えます。ただ、強い衝撃を与えると傷になったり、熱したヤカンなど熱いものを直置きすると白く変色したりします。
しかしながら、熱に弱いのは塗装に関係なく、木製家具全般に言えることです。テーブルなどに熱いものを置く際は、コースターや鍋敷きなどをご使用ください。もし、塗膜が傷ついたり、長期間の使用で剥げてきたりした場合は、DIYでの塗装が難しいため、専門業者へ再塗装を依頼しなければなりません。耐久性の高い塗装ではありますが、セルフメンテナンスはできないのが難点です。
塗装剥離して木味の家具にリメイク
塗装剥離してリメイク
家具リメイクで、最近人気が高まっているのが古い塗装を剥がすリメイク(ストリップド仕上げ)です。どんな家具でも、ナチュラルな白木の家具にリメイクできます。
- 家具本来の木味が際立つ
木製家具は、古い塗装を剥離すると、自然な白い木肌が現れ、ナチュラルな木味の家具にリメイクできます。お手持ちの家具の光沢が気に入らない場合や、ダークな色合いを明るくリメイクしたい場合などに人気のリメイクです。
ゴージャスな西洋家具、渋い和家具など、個性が強い家具でも、塗装剥離するだけでほどよくシンプルに落ち着きます。より幅広いインテリアと調和しやすくなりますよ。
- 無塗装のままだと経年変化が目立つ
塗装を剥離すると、家具本来の木目や木肌を味わえるのが魅力ですが、無塗装のままだと、傷や汚れが付きやすかったり、湿気や乾燥の影響をダイレクトに受けてしまうというデメリットもあります。傷や汚れ、乾燥による変形などを経年変化として楽しめる方にはおすすめですが、できる限りきれいな状態のまま使いたいという方には向きません。その場合は、塗装剥離後、蜜蝋ワックスやウレタン塗装をして仕上げるのがおすすめです。
左:無塗装 右:蜜蝋ワックス仕上げ
- 塗装剥離後、着色やワックスで仕上げるのもおすすめ
古い塗装を剥がした後、好みの色に着色したい場合や、メンテナンス性を良くしたい場合は、ポアーステインやワックス、ウレタン塗装などお好みの塗装をしましょう。
できるだけ、木肌本来の雰囲気を楽しみたい場合は、着色はせずに蜜蝋ワックスのみで仕上げるのが人気です。多少、木が濡れ色になりますが、大きな変化はなく、しっとりとした木味に仕上がります。
ウレタン塗装にすると、多少ツヤが出て、さらに木肌をしっかり保護することができます。また、ワックスやウレタン塗装をする前にポアーステインで着色すると、新材を使って修理した部分や、傷や汚れがある部分を全体になじませることができます。お好みでご相談ください。
- 突板だとそのままではリメイクできない場合も
リメイクする家具が突板構造で作られていると、そのままでは塗装剥離ができない場合もあります。突板は、芯材の表面に薄い化粧板を張っているため、薄い突板を削ると芯材が見えてしまうためです。その場合は、ご希望の仕上がりイメージに応じて、どう加工するのが最適か提案させていただきます。突板か無垢材かにかかわらず、お気軽にご相談ください。
その他、当店ではカシュー塗り、漆塗りでのリメイクも受け付けています。どちらもウレタン塗装よりもさらに強靭な塗膜を作る、耐久性、メンテナンス性に優れた塗装です。気になる方はお問い合わせください。
家具のサイズリメイク(切断・継ぎ足し)
次は、家具のサイズリメイクについてご紹介します。当店では、家具を切断したり、新材を継ぎ足したりして、サイズを自由に調整できます。大幅なサイズ変更も、ちょっとした寸法調整もどちらも歓迎です。
高さ・幅・奥行きなどをコンパクトにリメイク
サイズを小さくリメイク
家具の高さや幅、奥行を小さくしたい場合は、家具をカットしてリメイクします。古い収納家具は、高さや奥行が大きすぎることが多いので、切断してリメイクするのが人気です。自然な佇まいに仕上がるよう、職人が最適な方法で加工いたします。
価格は手間がかかるほど高くなります。そのため、できるだけバランスよく仕上げたいか、できる限り安く加工したいかによっても、加工方法が変わってきます。こだわりたいポイントがあれば、お気軽にご相談ください。
高さ・幅・奥行きなどを継ぎ足してリメイク
サイズを大きくリメイク
家具の高さや幅、奥行を大きくする場合は、新材を継ぎ足したり、交換したりしてリメイクします。必要に応じて分解しながら、自然に仕上がるように加工いたします。
古材と新材(菱形部分)を色合わせした例 左:色合わせ後 右:色合わせ前
新材を取り入れてリメイクすると、古材との違いが目立つため、着色して色合わせをして仕上げるのが基本です。ご希望の塗料を使って、統一感のある木肌に仕上げます。
色合わせは、経験がものを言う難しい作業ですが、当店の職人にお任せいただければ、違和感なくきれいに仕上がりますよ。
コーナーラックにリメイク
コーナーラックにリメイク
当店の家具リサイズでは、高さや幅、奥行きなどを単純にカットするだけでなく、角を切り落としてコーナーラックにしたり、設置場所に合わせて特殊な形にリフォームしたり、幅広いサイズ加工ができます。オーダー家具のように、置きたい場所にぴったりと収まる家具にリメイクできますよ。
例えば、こちらは棚をコーナーラックにリメイクした例。角を切り落として、部屋の隅にすっきりと収まる形にリフォームしました。他に、テーブルをコーナーテーブルにしたり、キャビネットをコーナーキャビネットにしたりもできます。
家具の扉をリメイク(ガラス入れ・デザイン変更など)
次は、家具の扉リメイクに関する加工メニューを詳しくご紹介します。扉にガラスを入れたり、デザインを変更したり、引き戸を開き戸にしたりなど、幅広いリメイクができますよ。
木製扉をガラス戸にリメイク
扉をガラス戸にリメイク
収納家具は、建具にガラス窓を入れるリメイクが人気です。収納棚やローボードなどの木製の扉や引き戸にガラスを入れて、棚内が見えるように加工します。
ガラスにすることで、板戸の圧迫感がなくなり、すっきりとモダンな印象になります。
また、テレビ台として使う場合は、木製からガラス製にすることで、扉を閉めたまま、AV機器のリモコン操作ができるようになります。
ガラス戸は、長方形の窓だけでなく、円形や菱形など、様々な形のガラス窓を追加できます。現代物の家具ではあまり目にしない、ユニークな家具に仕上がりますよ。レトロスタイルや大正ロマンスタイルが好きな方におすすめです。
当店の家具リメイクで使用するガラスは、現代物の新品からアンティーク品まで、豊富な種類を用意しています。通常のガラスだけでなく、強化ガラスやアクリル板もありますよ。
続いて、それぞれのガラスの特徴を簡単にご紹介しますので、参考にしてみてください。
- クリアガラス
クリアガラスは、見せる収納を楽しみたい方におすすめのシンプルなガラスです。すっきりとしたシンプルな家具に仕上がります。
- すりガラス
すりガラスは、半透明の白っぽいガラスです。棚内をしっかり目隠しできます。プライベートなものを収納したい方や、棚内を常に整理整頓しておくのが苦手な方におすすめです。
- 模様入りガラス
模様入りガラスは、当店オリジナルのガラスで、麻の葉模様や花菱模様、市松模様など、伝統的な模様をエッチングしたガラスです。模様の部分が乳白色で、ほんのり目隠し効果があります。レトロ家具や和風の家具と相性が良く、ガラスがユニークなアクセントになりますよ。
- モールガラス
モールガラスは、ボーダー状の凹凸が入ったレトロなガラスです。ちょっとしたモザイク性があり、棚内をぼんやりと目隠ししてくれます。ボーダーの縦横の向きは指定していただけます。和洋どちらの家具にもおすすめのかわいらしいガラスです。
モールガラスは、新品とアンティーク品があります。アンティーク品には「銀モールガラス」という、モールガラスよりもさらに透過性が低く、キラキラと銀色に光って見えるモールガラスもありますよ。ノスラルジックで印象的なガラスです。
- 結霜ガラス
結霜ガラスは、霜が降りたような模様が細かく入ったガラスです。ほんのり目隠し効果があります。和家具やレトロ家具のリメイク材料として人気のガラスです。結霜ガラスは、タイミングがよければアンティークガラスもありますが、希少性が高いため、基本的には新品ガラスを使用します。
- チェッカーガラス
チェッカーガラスは、チェック模様の凹凸が入ったガラスです。扉に使うと、棚内がざっくりとモザイクがかかったように見え、ちょっとした目隠し効果があります。存在感があって、和洋どちらの家具にも合わせやすいガラスです。
- 気泡ガラス
気泡ガラスは、小さな気泡が入ったレトロなガラスのこと。モザイク性はほとんどありませんが、小さな無数の気泡がノスタルジックな雰囲気を演出してくれます。アンティーク品もありますが、希少性が高いため、基本的には新品ガラスを使用します。
- ダイヤガラス
ダイヤガラスは、表面に細かいザクザクとした凹凸があるガラスです。光が当たると、ダイヤをちりばめたように、キラキラと輝きます。ダイヤガラスは、モザイク性が高く、棚内がぼんやりとしか見えません。レトロで個性的なガラスです。
ダイヤガラスは、アンティークガラスしかないため、現代物の新品ガラスと比べると価格が高いです。ただ、それほど希少なガラスではないので、アンティークガラスの中では比較的お手頃なガラスです。
- 色ガラス
色ガラスは、色が付いたガラスのこと。赤や青、緑、黄色、紫など、様々な色ガラスがあります。色ガラスは、新品とアンティーク品があり、アンティーク品は非常に希少で高価、新品でも他のガラスよりも価格が高めです。アンティークガラスだと色付きのダイヤガラスもあります。
色ガラスは、存在感が強いので、狭い範囲にワンポイントとして取り入れるのが人気です。2〜3色組み合わせてレイアウトするのも素敵ですよ。
- ゆらゆらガラス
ゆらゆらガラス(ウォーターガラス)は、クリアガラスの一種で、ガラス板の厚みが均一でないため、ガラスの向こう側や映り込む風景がゆらゆらと歪んで見えるガラスのこと。古いガラスならではの温かみが感じられる、人気の高いガラスです。
ゆらゆらガラスは、現在生産されていないため、現代物の未使用品でも価格が高いです。タイミングがよければ、アンティーク品が在庫にある場合もありますが、アンティーク品はさらに大きく価格が上がります。そのため、当店ではあまりおすすめはしていませんが、気になる方はお見積もりしますので、お問い合わせください。
- 強化ガラス(新品)
強化ガラスは、見た目は一般的なクリアガラスですが、通常のガラスよりも衝撃に強いガラスです。ちょっとした衝撃では割れにくく、割れてしまった場合でも破片が粉々になるため、怪我をしにくいというメリットがあります。小さなお子様やペットがいるお宅に人気のガラスです。
- アクリル板(新品)
ガラスが割れるのが心配な場合は、アクリル板を使うのもおすすめです。強化ガラスよりも割れる心配がなく、軽いため、扉を楽に開け閉めできます。価格もリーズナブルです。ただ、ガラスよりも細かい傷がつきやすい、熱で変色や変形するというデメリットもあります。傷つきやすい場所、火を取り扱う場所などで使用する際は注意が必要です。
ステンドグラス戸にリメイク
扉をステンドグラス入りにリメイク
家具にガラスを入れてリメイクする場合は、1枚板のガラスの代わりに、当店で製作したステンドグラスを取り入れることもできます。西洋風インテリアや、大正ロマンスタイルが好きな方に人気のリメイクです。
ステンドグラスは、お好きなガラスを使って製作します。パターンは、当店の過去の作品からお選びいただいたり、お客様がデザインしたものを製作したり、どんなものでも製作できます。まさに一点ものの工芸品のような家具に仕上がりますよ。
組子細工入り扉にリメイク
扉を組子細工入りにリメイク
和風の家具が好きな方には、ガラスと合わせて組子細工を入れてリメイクするのもおすすめです。扉のガラス窓などにお好きな文様の組子細工を入れて、伝統的な意匠が楽しめる家具に仕上げます。組子細工は、棚内の目隠しにもなり、シックで落ち着いた雰囲気にリメイクできますよ。
組子細工は、ガラスで表面をカバーするのが人気です。組子の隙間にホコリが溜まりにくく、見た目にも高級感を出すことができます。
当店の組子細工は、レーザー加工機を活用して効率良く製作するため、一般的な組子家具よりもリーズナブルな価格で取り入れられます。人気のパターンは、麻の葉、七宝、三重菱の3つです。
他にもご希望があれば、違うパターンで製作したり、昔ながらの方法で職人が手作りすることもできます。お好みや予算に応じてご相談ください。
格子戸にリメイク
扉を格子入りにリメイク
和モダン風の家具が好きな方におすすめなのが、扉に格子を入れるリメイク。板戸に縦格子や横格子を入れたり、ガラスに上から格子を追加したりできますよ。
格子を追加すると、シンプルな板戸と比べて、より高級感のある和風の佇まいに。また、ガラスに格子を入れると、目隠し代わりにもなります。
格子戸にする場合は、桟の細かさや太さなどによっても印象が変わります。一般的には、桟が細かくて密度が高いほど繊細で高級感のある印象に、桟が太く密度が低いほど、レトロですっきりとした佇まいになりますよ。
扉に透し彫りを追加
扉を透し彫り入りにリメイク
扉のリメイクでは、鏡板やガラス部分にお好きな模様を入れることができます。お好きな柄を透し彫りにしたり、名前や数字などをエッチングしたり、自由にアレンジできますよ。
例えば、こちらは収納棚の扉に「月とうさぎ」の模様を彫って、クリアガラスを入れたリメイク例。引き戸を重ねると、1枚の絵が完成します。個性が光る、オリジナリティの高い家具にリメイクできますよ。
木製扉をグリアージュ戸にリメイク
扉をグリアージュ戸にリメイク
木製扉は、ガラスでなく、金網を使ってグリアージュ戸にリメイクすることもできます。グリアージュ戸は、西洋アンティーク家具のワードローブや、日本の古い水屋箪笥などに見られる扉で、通気性を保つために工夫されたものです。湿気が心配な家具におすすめですよ。
グリアージュ戸は、そのシャビーなヴィンテージ感のある佇まいが印象的。今ではあまり目にしない珍しいデザインですが、当店ではワードローブのリメイクに人気です。
開閉方式(引き戸・開き戸・下開き・上開き式など)をリメイク
扉の開閉方式をリメイク
当店の扉リメイクでは、建具の開閉方式を変更する大掛かりなリメイクも好評です。建具は、引き戸、開き戸、下開き戸(フラップダウン式扉)、上開き戸(パタパタ扉)などがありますが、それぞれお好みの開閉方式にリメイクできます。
特に、狭い場所に家具を移動させる場合は、開き戸を引き戸にリメイクするのが人気です。
簡単に、それぞれの建具の特徴をご紹介します。
- 引き戸
家具の手前にスペースがなくても、開け閉めしやすいのが特長です。ただ、他の建具と比べると、戸を一度に広く開けられません。2枚戸や4枚戸などがあります。
- 開き戸
扉を開けると棚内を一気に見渡せて、出し入れしやすいのがメリットです。ただし、手前に開け閉めするスペースが必要なので、狭い場所には不向きです。両開き戸、片開き戸などがあります。
- 下開き戸(フラップダウン式扉)
扉を下方向に開く扉のことで、テレビ台によく用いられます。棚内を広く見渡すことができ、出し入れしやすいのが魅力です。開いた棚をちょっとした台としても活用できます。
- 上開き戸(パタパタ扉)
扉を上方向に開く扉のことで、パタパタ扉のように手を離すと勝手に閉まるタイプや、金具で開いたまま固定されるタイプがあります。固定されないタイプだと扉を閉める手間がない反面、扉を押さえておく必要があるので、両手が空いていないと出し入れしにくいのがデメリットです。固定タイプは、食器棚の上部の戸棚に人気です。
家具の棚・収納部をリメイク
続いては、家具の棚や収納部に関するリメイクメニューをご紹介します。当店では、用途に応じて、収納をより使いやすく加工できます。
収納家具に棚板や引き出しを追加
棚板を追加してリメイク
家具の収納力が足りない場合は、棚板や引き出しを追加するリメイクが人気です。
もともとの作りを変えずに、棚板や引き出しを付け加えたり、古い棚板を取り除いて新しい棚板を付け直したり、引き出しだった部分を戸棚にしたり、どんな加工でもできます。
棚板や引き出しは、基本的には無垢材で製作しますが、ご希望があれば材料の種類など指定できます。例えば、洋服タンスをリメイクする場合は、引き出しを桐材で製作したり、ディスプレイ棚にリメイクする際は、棚板をガラス製にしたり、用途に応じてアレンジできますよ。
家具の引き出しを細かく分割
引き出しを細かく分割
家具の引き出しのサイズが大きすぎる場合は、引き出しを細かく分割するリメイクがおすすめです。できる限り、もともとの材料を活用して、小さいサイズに作り変えます。
衣装タンスのような引き出しが大きなサイズの家具でも、このリメイクをすれば、小物収納に便利な家具に変身します。
また、見た目をできるだけ変えたくない場合や、できるだけリーズナブルにリメイクしたい場合は、引き出しを丸ごとリメイクせず、引き出しの内部に仕切りを追加するだけのお手軽なリメイクもおすすめです。手間が少ないので、より安い値段で使いやすくリメイクできますよ。
扉や引き出しを外してオープンラックに
扉や引き出しを外してオープンラックに
当店では、扉や引き出しが付いた家具を、オープンラックにリメイクすることもできます。扉や引き出しを取り外して、棚板を製作、取り付けします。本棚やディスプレイ棚が欲しい方におすすめです。
扉の金具などを取り外して穴が空いた部分は、きれいに埋め木して補修します。色合わせして仕上げると、埋め木した部分も自然に馴染んで、もともとオープンラックだったかのように仕上がりますよ。
オープンラックに引き出しや扉を取り付け
オープンラックに引き出しや扉を取り付け
反対に、オープンラックに引き出しや扉を取り付けたい、という方も歓迎です。お好みの引き出しや扉を製作して取り付けします。
扉をつけてリメイクする場合は、新材で一からオーダーメイドで製作することもできますし、当店の在庫にあるアンティーク建具をリサイズして取り付けすることもできます。
アンティーク建具は、凝ったデザインで雰囲気抜群のものが多く、個性的な家具にリメイクできますよ。お好きな建具があれば、ぜひご相談ください。詳しくは、「古い建具を取り入れてリメイク」の章でもご紹介しますので、そちらもご覧ください。
家具の脚・台輪をリメイク
続いては、家具に脚や台輪を取り付けたり、交換したりするリメイクについてご紹介します。
収納家具は、脚や台輪を取り付けることで、より床掃除がしやすくなり、家具本体が汚れたり傷んだりしにくくなります。特に、テレビ台やサイドボードにリメイクする際に人気のリメイクです。
また、当店では、収納家具のほか、テーブルやデスクなどの脚も交換できます。お好みのイメージに合わせて一から製作できますので、ぜひご相談ください。
木製脚を取り付け
家具に木製脚を取り付け
木製の収納家具の脚リメイクで、特に人気なのが木製脚を取り付けるリメイク。木製脚は、ナチュラルな雰囲気で家具に自然と馴染むのが魅力。フローリングとの相性も抜群です。
収納家具の場合、木製脚は、シンプルな角脚や丸脚、球根型の脚、猫脚など、様々な脚を製作して取り付けできます。脚が長く細いほど、すっきりとした印象になりますよ。家具のテイストに応じてお選びください。
テーブルの場合も同様に、シンプルな角脚や丸脚、球根型の脚、猫脚などがあります。脚と合わせて、引き出しや棚などの収納を取り付けることもできますよ。
鉄脚を取り付け
家具に鉄脚を取り付け
当店の脚リメイクで、木製脚と並んで人気なのが、鉄脚です。鉄脚は、ヴィンテージ感があって、木製脚よりもクールで無骨な印象にリメイクできます。
収納家具の場合、鉄脚は、三角錐型とL字型の脚を取り付けることが多いです。L字型だと、長さの調整ができるので、サイドボードなどにも人気ですよ。
テーブルの場合は、シンプルなH型やL字型のほか、シンプルな一本脚、U字型、古いミシン台の鉄脚など、様々なものを取り付けできます。
鉄脚の無骨な雰囲気を和らげたい場合は、脚だけペイントして仕上げるのもおすすめです。ラフで明るいヴィンテージスタイルが楽しめます。
台輪を取り付け
家具に台輪を取り付け
収納家具の場合は、脚ではなく台輪を取り付けてリメイクするのも人気です。台輪とは、家具の下部にある土台のこと。台輪をつけることで、下の扉や引き出しの開け閉めがしやすくなったり、棚内に汚れや湿気が入りにくくなります。
台輪は、脚付きの家具よりも見た目に重厚感があり、上品で落ち着いた印象に仕上がります。また、荷重が分散されるので、畳の和室にも取り入れやすい作りです。
装飾台を取り付け
家具に装飾台を取り付け
装飾台は、装飾を加えた土台のこと。木製の台輪にエレガントな彫りを加えたり、モルタルで洋風の土台を製作したり、お好みの装飾台をオーダーメイドで製作できます。シンプルな脚や台輪では出せない、存在感や高級感たっぷりの家具に仕上がりますよ。
キャスターを取り付け
家具にキャスターを取り付け
可動式の家具が欲しい場合には、家具の下にキャスターを取り付けるリメイクが人気です。小ぶりなチェストや棚などにキャスターを付けるだけで、キッチンやワークスペースなどで動かして使えるサイドワゴンや作業台に変身します。
キャスターは、家具に合わせてお好きなものを取り付けできます。当店で取り寄せしたり、お手持ちのものを郵送いただいたり、ご希望に応じてリメイクしますので、お気軽にご相談ください。
家具の天板をリメイク
次は、家具の天板に関するリメイクをご紹介します。当店では、テーブルや作業台、カウンター、収納家具などをリメイクする際に、天板の種類を指定できます。用途に応じてお選びください。
無垢材天板にリメイク
家具に無垢材天板を取り付け
当店の天板リメイクでは、無垢材天板が最も人気です。お好きな木材をご希望のサイズに加工して取り付けます。天然木の温かい風合いが感じられる、ナチュラルで上質な家具に仕上がりますよ。
当店の天板リメイクでは、特にヒノキ材や栗材、ナラ材などを使うことが多いです。ヒノキ材は木が柔らかめですが、木目がきれいで無垢材でも価格がリーズナブルなのが魅力。栗材やナラ材は、木目がはっきりとしていて、木が硬く傷つきにくいのが魅力です。
他にもお好きな木材を使えますので、ご希望があればご相談ください。色は、お好みの色に着色できます。
また、無垢材天板は、ガラストップやタイルトップの家具と比べると、水気や汚れ、傷、熱などに弱いのがデメリットです。キッチンの調理スペースなどで使う場合には、木製以外の天板を使うのもおすすめですよ。
ガラス天板にリメイク
家具にガラス天板を取り付け
ガラス天板は、傷や汚れがつきにくく、水や熱にも強いのがメリットです。食べこぼしなどがあっても、拭き掃除すれば、元どおりきれいになります。木製天板よりもモダンで高級感があるのも魅力です。
ただ、ガラスは指紋などの汚れが目立ちやすいのが欠点。拭き掃除すればきれいになりますが、気になる方はこまめに掃除したり、ガラスクリーナーを使ったりする必要があります。
当店で取り付けるガラス天板は、基本的に、衝撃に強くて安全な強化ガラスを使用します。単体で天板にすることも、木製天板と組み合わせて天板にすることもできます。
家具の扉などをリメイクしてテーブルにする際は、ガラス天板と組み合わせて天板にするのが人気です。凹凸があったり、彫刻などの装飾があっても、ガラスでカバーするので、そのままの姿で天板にできます。
御影石・大理石天板にリメイク
家具に石材天板を取り付け
キッチンカウンターや食器棚の作業台に人気なのが、御影石や大理石を天板に使ったリメイク。一枚板を使ったり、タイル張りにしたり、お好みに応じて取り付けします。
石材天板は、種類によって性能が変わりますが、高性能なものは、水や熱に強く、硬度が高くて傷つきにくいのが特長です。他の素材よりも表情が豊かで、色も幅広く、高級感のあるインテリアが楽しめます。
石材天板のデメリットは、他の素材と比べて価格が高いこと。特に天然石は価格が高いです。また、種類によっては安価なものもありますが、熱や水に弱かったり、汚れが染み込みやすいものもあります。用途に応じて、適したものを選んでみてください。
タイル天板にリメイク
家具にタイル天板を取り付け
キッチンの家具をリメイクする際は、タイルトップの天板にするもおすすめです。高級感のある石材天板よりもカジュアルな雰囲気で、カラーやサイズ、模様などのバリエーションが豊富にあります。
タイルの種類によって、かわいらしいポップなテイストから、ヴィンテージ感のあるクールなテイストまで、幅広くリメイクできますよ。
タイルも種類によって性能や価格が幅広いので、用途に応じてお好きなものをご指定ください。どんな形状でも、職人がきれいに貼って仕上げます。
例えば、こちらは古いタバコ屋さんのガラスケースの土台を製作した例。オーダーメイドで土台を作り、タイル張りにしました。
カウンターの曲面部分もきれいに仕上げて、店舗の顔となるようなレトロで上質なガラスケースが完成しました。
跳ね上げ・格納式天板を取り付け
家具に補助天板を取り付け
当店の家具リメイクでは、天板とは別に、必要に応じて広げて使える補助天板を付けることもできます。
例えば、キッチンカウンターの背面に補助天板を付けたり、食器棚にちょっとした作業ができる補助天板を付けたりなど。使わない時はすっきりとしまえるので、狭いスペースを有効に活用できます。
家具のパーツ・金具をリメイク
次は、家具のパーツや金具に関するリメイクをご紹介します。もともと付いていたパーツを修理・交換したり、金具がない部分に追加で取り付けたり、様々なリメイクができます。
収納家具は、金具次第で印象が変わるので、ぜひこだわってみてください。
引き手・取っ手を交換してリメイク
家具の引き手・取っ手を交換・取り付け
金具リメイクで定番なのは、引き手や取っ手を交換するリメイク。古いパーツを取り外して、お好きな金具を新たに取り付け、不必要な穴は埋め木して仕上げます。新品パーツを使ったり、当店や他店のアンティークパーツを使ったり、なんでも好みの金具を活用できますよ。
また、もともと付いていた金具パーツを活用したいけど壊れている、欠損しているといった場合は、当店で修理したり、似た金具をお探ししたり、当店で再現製作したりして取り付けることができます。できる限りご希望に沿って対応しますので、お気軽にご相談ください。
鍵を追加
家具の鍵を交換・取り付け
当店では家具の引き出しや扉などに、鍵を交換・取り付けできます。防犯性を高めたい場合は、現代物の新品を使用するのがおすすめですが、実用性を重視しない場合は、レトロで雰囲気たっぷりのアンティークの鍵もお使いいただけます。
当店では、和風から洋風まで、様々な家具に合う鍵を取り扱っていますので、必要な方はぜひご相談ください。
背板に配線用の穴を追加
配線用穴開け
テレビ台やダイニングボードなど、家具に家電を収納したい場合は、背面などお好きな場所に配線用の穴を開ける加工が人気です。直径5cmほどの丸い穴を開けるのが基本ですが、他にご希望があれば形状やサイズなどご指定可能です。
また、棚の上下段で機器を配線する場合は、棚板に配線用の穴を開けることもできます。用途に応じてご相談ください。
家具に古材を取り入れてリメイク
当店では、中古家具だけでなく、アンティーク家具の修理・リメイクも手がけているため、古い板材や古建具、アンティークガラスなど、古材のリメイク材料が豊富にあります。
タイミングによって在庫はまちまちですが、古材でのリメイクのご要望があれば、その都度ストック品をご案内いたします。
古材は、すべてが一点もので、使い込まれた味わいがあり、家具に温かみや上質さをプラスしてくれます。印象に残る一点ものの家具が欲しい方、レトロやヴィンテージスタイルが好きな方に特におすすめです。新材よりも希少価値が高く、加工に手間がかかるため、価格は割高ですが、その分特別感のある家具に仕上がりますよ。
前板や天板を古材でリメイク
家具を古材でリメイク
古材を使う家具リメイクで定番なのは、家具の前板や天板など、最も目に付く場所に古材を取り入れる方法です。一部に古材を使うだけでも、レトロで味わい深い雰囲気に変化します。
例えばこちらは、収納棚のパタパタ扉に古材を使用したリメイク例。古い木肌がいい味を出していますね。その他はもともとの家具の材料や新材を使って製作しますが、全体を色合わせして仕上げるので、古材だけが浮いてしまうこともありません。古い歴史が感じられるアンティーク風の家具に仕上がりますよ。
こちらは、ダイニングテーブルの脚を活用して、天板に古材を使ってリメイクした例。シンプルなダイニングテーブルから、古い温かみを感じるレトロなテーブルに生まれ変わりました。
天板に古材を使用する際は、あえて傷や変色などの味わいを残しますが、表面はウレタン塗装をするので、使い勝手にも妥協はありません。古き良さを楽しみつつも、ストレスなく使える高い品質に仕上げます。
古い建具を取り入れてリメイク
古建具でリメイク
当店では、リメイク材料として古い建具も大量に用意しています。例えば、お手持ちの戸棚に合わせて扉をリサイズして使ったり、お手持ちのテーブルの天板にリメイクしたり、様々な楽しみ方がありますよ。
古建具をリメイクしたサイドボード(R-050921)
こちらは、古い横桟入りの板戸を引き戸に使って、サイドボードにリメイクした例。その他の部分は新材とお手持ちの家具の板材を活用して製作しました。シックな趣深い雰囲気で、古民家や和モダンな家のインテリアにぴったりのデザインです。
欄間をリメイクしたコンソールテーブル(R-030773)
こちらは、古い欄間を天板に使ってリメイクしたサイドテーブルの例。ディスプレイ台として使えるコンソールテーブルにリメイクしました。
欄間は美しい彫刻をそのまま楽しめるよう、ガラス天板を取り付けています。欄間は鳥のくちばしなど一部が欠けていましたが、きれいに修復して活用しました。
最後に
家具はリメイクすれば、今の暮らしに合った家具に生まれ変わります。思い出のつまった古家具、婚礼家具など、捨てるには忍びないけれど持て余している家具があれば、ぜひリメイクをご検討ください。そのままではしっくりこない家具でも、当店の職人にお任せいただければ、理想の家具にリメイクしてお届けします。