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アンティーク 花台 アンティーク家具について

おしゃれなアンティーク花台探しのヒントに!お花を飾れる家具15選

お部屋を華やかに彩ってくれるお花は、インテリアの大切なエッセンスですよね。そんなお花を心を掛け手を掛け準備するなら、より素敵に飾れるとうれしいもの。そんな時に役に立つのが、ホテルのロビーや雑貨屋さんなどでお花のディスプレイに使われていることも多いアンティークの「花台」です。お家にアンティークの花台を取り入れれば、ご自宅でもあんな雰囲気あるフラワーディスプレイを楽しむことができます。

けれど実際に「アンティークの花台」を調べてみたら
「思い浮かべていた花台が見つからなかった。」
「そもそも目当てのアイテムが本当に花台と言う名前のものなのか、混乱してしまった。」
という方も多いのではないでしょうか。それもそのはず、実はお花を載せられるアンティーク家具は全て花台になり得るなど、「アンティークの花台」の定義はとてもあいまいなんです。そのことを踏まえつつ、呼び名は違っても花台として活用できるアンティーク家具にもちゃんと目を通すことが、とっておきのアンティークの花台を見つける方法です。

そこで今回のRAFUJU MAG ではお花を素敵に見せてくれる「花台」に使えるアンティーク家具を、お好みのものが探しやすいようインテリア別に15個ご紹介します。この記事を見ていただけば、選択肢が広がって、よりあなたにぴったりの「アンティーク 花台」が選べるようになるはずです。また個々の細かいアイテム名が分かることで、お目当ての花台探しもぐんと楽になりますよ。それではさっそくどんな家具がお花のディスプレイに活用できるのか目を通していきましょう!

インテリア別!お花をディスプレイできるアンティーク家具をご紹介

インテリアのテイストによって、それに似合う花台は変わってきます。ここではインテリアジャンルの中でも特に人気のナチュラル、洋風、北欧ヴィンテージ(ビンテージ)、レトロ、和風の5つのテイストごとに、それぞれにぴったりの花台に使えるアンティーク家具をご紹介していきます。

ナチュラルインテリアの花台におすすめのアンティーク家具

木のあたたかな質感を大切にしながら、白などの淡い色味を組み合わせてほっとするようなムードを演出するナチュラルインテリア。そんな空間には、木のあたたかみを活かした優しい佇まいの花台がぴったりです。そんなナチュラルインテリアにおすすめの、花台に使えるアンティーク家具を3種類ご紹介します。

ボリュームあるお花を飾るなら、アンティーク平机

アンティーク デスク

アンティークの平机とは作業台や作業机とも呼ばれる、装飾も無いごくシンプルなデスクのことです。工場やアトリエなどで使い込まれてきたものがほとんどで、どれも味わい深く素朴な佇まいがなんとも素敵なアイテム。そのシンプルさがお花を引き立ててくれます。
他のアンティーク花台に比べて天板が広めなので、大きな花瓶にお花をたっぷり入れるなどボリュームのあるフラワーアレンジをディスプレイするスペースとしてもぴったりです。

アンティーク 平机

ダイニングテーブルに使えそうな大きなものまでサイズ展開が豊富ですが、写真のような学校用の平机をチョイスすれば、子ども用ならではの大き過ぎない、花台にぴったりのサイズ感のものが見つかりやすいかと思います。

アンティーク平机を含む作業台」の商品一覧はこちら

シンプルデザインがどんなインテリアにもお似合いな、アンティークスツール

アンティーク スツール

手軽に取り入れられる花台としておすすめなのが、アンティークのスツール。シンプルなデザインゆえのコーディネートのしやすさ、そして小ぶりで軽く置き場所を簡単にアレンジしやすいその機能性がどんなインテリアにも合わせやすく、とても頼もしいアイテムなんです。
また万が一花台として使わなくなっても、座ったりサイドテーブルに使ったりと他の用途に転用しやすく、さらにアンティーク家具の中では比較的お手頃な価格なので、アンティークの花台の中でも挑戦のしやすさはピカイチ。とりあえず花台を取り入れてみたいという花台ビギナーさんにもおすすめのアンティーク家具です。

スツール アンティーク

なおアンティークのスツールの中でも脚が長く高さがあるものは「ハイスツール」と呼ばれます。下に垂れる植物を飾るなど、高さのある花台としてスツールをお探しの方は、こちらの名称を使って探してみるといいですよ。

アンティークスツール」の商品一覧はこちら

小さなお花を魅力的に見せる、アンティークマス目棚

アンティーク マス目棚

お花の中には手に収まるようなちいさな一輪差しや鉢で愛でたい、小ぶりで愛らしいものもありますよね。けれど普通に置くと周りの景色に埋もれてしまって、もう少し目立たせることができないのかななんて感じることはありませんか。
そんな時に挑戦したいのがスペースが細かく区切られたアンティークのマス目棚。個々の空間が区切られることで、中に入ったちいさなお花にもしっかりと目がいくようになります。マス目の中に雑貨類と植物を織り交ぜてディスプレイするのも素敵ですし、写真のように植物だけを整然と並べるのもおしゃれです。お花以外にもちいさな観葉植物の置き場所に困っている、そんな方にもおすすめのアイテムですよ。

アンティーク 収納棚

アンティークのマス目棚には壁掛け型と置き型の2種類のタイプがあります。壁掛け型は壁の空きスペースをショップのようにおしゃれに彩ってくれますし、置き型のマス目棚はどっしりとした独特の存在感が魅力です。どちらがお好みか考えつつ検討してみてくださいね。

アンティークマス目棚」の商品一覧はこちら

洋風インテリアの花台におすすめのアンティーク家具

重厚感と華やかさが同居した洋風のインテリアには、エレガントでクラシカルな花台がお似合いです。そんな洋風インテリアにおすすめの、花台に使えるアンティーク家具を3種類ご紹介します。

華やかな装飾がよりお花を引き立てる、アンティークコンソールテーブル

アンティーク コンソールテーブル

アンティークのコンソールテーブルは、もともと西洋で美術品やお花を置くための「飾り台」として作られたテーブルです。飾り台の名にふさわしく華やかな装飾がほどこされているが特徴。見栄えがするので、玄関やお客様を迎えるリビングなどに置く花台に持って来いです。
華やかで存在感がありますが、邪魔にならないよう奥行が狭く作られていることが多いので、実はスペースを取り過ぎず取り入れやすいアンティーク家具でもあります。
洋書に出てくるような重厚でクラシカルでムードある空間作りをしたいけれど大きな西洋家具は置けない、という方にも大変おすすめのアイテムです。

コンソールテーブル アンティーク

なお天板の形には四角と円を半分に切ったような半円の「ハーフムーン」タイプの2種類が見られます。ハーフムーンタイプは壁につけて置けば、まるで備え付けの家具のようにお部屋に馴染んでくれるのが特徴で、その独特のおしゃれさから人気の高い花台でもあります。ただし四角い天板と比べると天板が狭めで、お花以外にも雑貨などを飾りたいという場合は少し物足りないかもしれません。またお部屋の角に置くには適さないという特性もあるので、使用シーンをイメージしつつ選んでみてくださいね。

アンティークコンソールテーブル」の商品一覧はこちら

すっとした立ち姿がフラワースタンドに持って来いの、アンティークサイドテーブル

アンティーク サイドテーブル

本来ソファなどの横に置いて使うことが多いアンティークのサイドテーブルですが、中には花台にぴったりのコンパクトなタイプもあります。こういったデザインのものは天板が狭い分脚の長さが強調されてすっとした印象なので、花瓶や鉢などをひとつだけを置いて愛でるアイテムであるフラワースタンドとして使うのにもぴったりなんです。

サイドテーブル アンティーク

デザインが豊富で選択肢が広いので、様々な佇まいの中からお気に入りを探せるのもメリットのひとつです。天板の形や脚の挽物細工の有無、高さなどを吟味しつつ色々とのぞいてみると「これだ!」というひとつに出会えるかもしれませんよ。

アンティークサイドテーブル」の商品一覧はこちら

収納付きで整理整頓も叶えてくれる、アンティークサイドチェスト

アンティーク サイドチェスト

限られた場所にも置きやすいコンパクトサイズが特徴のアンティークサイドチェストも、花台としておすすめのアンティークアイテムです。引き出しがたっぷり備わって整理整頓もできるので、「スペースに限りがあってお花を置くため専用の家具を設置する余裕が無い。」なんて場合にも重宝します。サイドチェストの中でも特にベッドのそばに置くための「ベッドサイドチェスト」は、背も横幅もコンパクトな花台に適したサイズのものが見つかりやすいので、探してみる価値がありますよ。

サイドチェスト アンティーク

アンティークのサイドチェストは脚のある無しでずいぶんと印象が変わります。脚付きは軽やかでエレガントな雰囲気を、脚無しは安定感のある落ち着いた雰囲気をもたらしてくれますね。選ぶ際はぜひ脚にも着目して検討してみてください。

アンティークサイドチェスト」の商品一覧はこちら

北欧インテリアの花台におすすめの北欧ヴィンテージ家具

あたたかみとスタイリッシュさを兼ね備えた、唯一無二の存在感にファンが多い北欧ヴィンテージスタイル。そんなスタイル作りに欠かせない北欧ヴィンテージ家具の中にも、花台にぴったりの家具がいくつかあります。今回はその中から3つをご紹介します。

複数セットで楽しみ広がる、アンティークネストテーブル

北欧 ネストテーブル

ネストテーブルと言う名前を聞き慣れない方も多いのではないでしょうか。ネストテーブルとはいくつかのテーブルがワンセットになっているアイテム。別々に使うのはもちろんのこと、お好みでそれぞれのテーブルを入れ子状にひとまとめにしまうこともできてしまうんです。
広過ぎない天板が花台として使いやすく、またテーブルがいくつもあるという特性を生かして、例えば個々のテーブルを別々の場所で花台として活用してもいいですし、テーブルをずらして置いて段差を作り階段状の花台として使ったりと、様々なフラワーディスプレイが楽しめるのが魅力です。

北欧 ローテーブル

北欧ヴィンテージのネストテーブルの中には、天板が木ではなくタイルで作られているものもあります。お花を飾る際にはどうしてもちょっと飛び散った水などの汚れが気になるもの。その点タイル天板なら木製の天板に比べて汚れが付きにくくお手入れしやすいというメリットもあります。選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

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ユニークなフォルムで個性を演出する、北欧ヴィンテージテレフォンベンチ

北欧 ベンチ

テレフォンベンチと言う家具は、ほぼ北欧家具の中でしか見ることができないアイテム。もともとは電話台と電話をするために座るベンチ、両方の役割を持った家具として作られたものです。ベンチとしての機能を優先してクッションなどを備えたデザインも見受けられますが、中にはごくシンプルな木だけを使った作りのものも。これがちょっと変わった形の花台として素敵に活躍してくれるんです。

テレフォンベンチ アンティーク

段差がある個性的な形だからこそ、高低差を活かしたお花の飾り方ができます。例えば上の段に下に向かって伸びる植物を飾ってみたり、あるいは写真のようにひとつの家具の中でも、上下段を収納と花台にそれぞれ使うなど同じ家具の中で用途を分けることも可能です。取れ入れてみればきっと個性的で目を惹く、自慢の花台になってくれますよ。

テレフォンベンチを含む北欧ヴィンテージサイドテーブル」の商品一覧はこちら

デザイン多彩で選ぶのが楽しい、北欧ヴィンテージサイドテーブル

北欧 サイドテーブル

様々なデザインがある北欧ヴィンテージのサイドテーブルですが、北欧が日本と同じく居住スペースにあまり余裕がなかったという背景もあってか、探してみると花台に使えそうなコンパクトな作りのものが結構見つかるものです。どれも北欧デザインらしいシンプルで、すっきりとした佇まい。繊細なお花を置いてもその存在感を邪魔する無く引き立ててくれます。

サイドテーブル 北欧

扉や引き出しなどの収納付きタイプもあるので、花台としてだけでなく収納もできるといいとお考えの方には特におすすめのアイテムです。

北欧ヴィンテージサイドテーブル」の商品一覧はこちら

レトロインテリアの花台におすすめのアンティーク家具

なつかしくほっこりとした気分になれるレトロなインテリア。そんな空間にはノスタルジックさを感じさせるアンティークの花台がよく似合います。ここではそんなシーンにぴったりな、花台に使える3つのアンティーク家具をご紹介します。

限られた面積でもおしゃれにお花を飾れる、アンティーク小引き出し

アンティーク 小引き出し

お部屋に花台を置こうと思っても、スペースに余裕が無いなんてこともありますよね。そんな時におすすめなのがアンティークの小引き出しです。小引き出しとは主に昭和期に多く作られた、文房具や雑貨、書類などの整理を目的としたいわゆる「卓上使いできるチェスト」のこと。収納家具として使えるのはもちろんですが、その素朴な佇まいがお花を引き立てる花台としてもぴったりなんです。他のアンティーク家具と比べて占める床面積がだんぜん小さいので、狭いスペースでも花台を置くいう願いを叶えてくれますよ。

小引き出し アンティーク

アンティークの小引き出しは大きさ色味、引き出しにネームプレートが付いているかなど、バリエーションが意外と豊富です。色々と見比べた上で好みのタイプを絞っていくのがおすすめです。

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空間を有効活用したいなら収納量も多い、アンティーク電話台

アンティーク 電話台

「花台としてお花も飾りたいけれど、たっぷりと物もしまいたい。」そんな時はアンティークの電話台に目を向けてみてはいかがでしょう。アンティークの電話台は天板の広さと収納量も確保しつつも大き過ぎない絶妙なサイズ感で、取り入れやすいのが魅力です。また扉付きの収納を備えていることが多く、雑多な日用品などをしまってもちゃんと隠すことができて、花の美しさを損ねないのもうれしいポイントですね。

電話台 アンティーク

なおアンティークの電話台は「サイドテーブル」や「サイドキャビネット」として扱われていることもあります。気になった方はこちらの呼び名でも併せて調べてみるのがおすすめです。

アンティーク電話台を含むアンティークサイドキャビネット」の商品一覧はこちら

背の低い飾り台が欲しいなら、アンティーク豆座卓・豆ちゃぶ台・文机

アンティーク 座卓

お花を飾る際には、目線の位置に来るよう高い場所に置いてあげることが多いかと思います。けれどあえて低い場所に飾って足元をぱっと明るい印象にするのも、新鮮さがあって素敵ですよね。そんなディスプレイに挑戦するなら活躍してくれるのが、豆座卓・豆ちゃぶ台・文机といった少し小ぶりな床座用のテーブル類。どれもシンプルなデザインですので、和洋どちらのレトロテイストにも馴染みやすく、またお花そのものの美しさがきらりと光ります。
壁際に置いてちょっとした床の間感覚で使ったり、写真のようにソファのそばなど家具の近くに置いて楽しむのもいいですね。

アンティーク ちゃぶ台アンティーク 文机

なお通常より小さなサイズである豆座卓やちゃぶ台はなかなかお目に掛かれません。お探しの場合はこまめにショップをのぞくのがおすすめです。

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和風インテリアの花台におすすめのアンティーク家具

和室などにお花を飾りたい場合に、やはり和の雰囲気満点の花台を合わせたいもの。そんな和の空間にぴったりの、花台に使えるおすすめのアンティーク家具を3つご紹介します。

凛とした和の雰囲気醸し出す、元祖アンティーク花台

和風 花台

先ほどから「花台」と言う言葉を使っていますが、もともと日本では江戸時代より流行した生け花用の「花を載せる台」を「花台」と呼んでいたという歴史があります。
そんな元祖花台とも言える生け花用の花台には、お盆のような小ぶりなものと、ハイスツールのような脚長でスマートなデザインの2種類がありますが、花台として存在感がある後者の方がフラワースタンドのような感覚で現代のお家には取り入れやすいかと思います。背が高い分目線が集まるので、インテリアのおしゃれなアクセントとして活躍してくれますよ。

ちなみにこちらの花台は年代によってデザインがかなり変化しており、大正時代以降のものはモダンな佇まいのものが豊富です。空間を和モダンな印象にしたいのか、それとも純和風な雰囲気でまとめたいのか、そんな視点からデザインをのぞいてみると、しっくりと来るひと品に出会えそうです。

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広々とした天板でダイナミックなアレンジもできる、アンティーク裁ち板

裁ち板

裁ち板とは今ではあまり馴染みが無くなってしまいましたが、着物の生地の裁断に使われていた脚付きの低い台のことです。圧迫感が少なく空間を邪魔せず、また見た目もシンプルで使い勝手がいい裁ち板は、ここ最近ではギャラリーショップなどの陳列台として使われていたりすることもありますね。
横幅がある分余白も考えたダイナミックなフラワーディスプレイが楽しめるのが特徴で、移動式の床の間のような感覚で使い楽しむことができます。

アンティーク ローテーブル

裁ち板はごくシンプルなデザインである分、素材である木の質感や色味が鍵となってきます。ご自宅の建具や家具などの質感や色味との調和などを考えて見ていくと、お部屋にすっと馴染むひと品が選びやすくなります。

アンティーク裁ち板」の商品一覧はこちら

ノスタルジックで雰囲気たっぷりの飾り台、アンティーク踏み台

アンティーク 踏み台

踏み台はその名の通り上にあるものを取ったりする際に乗る台として使われた家具です。「昔家にあったな…!」なんて懐かしく感じられる方もいらっしゃるかもしれませんね。この踏み台がお花をディスプレイする花台としてほどよい大きさ、高さなんですよね。安定性のために考えられた末広がりの台形型のフォルムが、上に載せたお花を目立たせてくれます。また、ほとんどの踏み台が帯びた深い濃い茶色に、お花の生き生きとした色彩がよく映えます。

踏み台 アンティーク

なおアンティークの踏み台には、上に昇るステップが設けられたデザインのものもあります。このタイプは段差を活かしてディスプレイを考えるのも楽しみのひとつです。どんな飾り方をしたいかイメージしつつ段差の有無を選んでみてくださいね。

アンティーク踏み台」の商品一覧はこちら

室内使いガーデン使いどちらも要チェック!アンティーク花台の正しい取り扱い方

ここまで花台に使えるアンティーク家具をご紹介してきましたが、花台としてアンティーク家具を使うということは、水分などで多少なりとも汚れやすい環境で使用することになるということ。室内で使いたい方もお庭で使いたい方も、どんな風に付き合っていけば家具を傷めずに済むのか気になるところではないでしょうか。

ここでは室内とガーデン、2種類の使用シーン別にアンティーク花台を取り扱う正しい方法をご紹介します。

室内使いするなら、家具を濡らさないよう心掛ける

木製家具 お手入れ

アンティーク家具に限らずですが、木製家具は質感が損なわれる原因となるため、濡らさないようにすることが肝心です。けれどそこまで神経質にならなくても大丈夫。例えうっかり水気が付いてしまっても、すみやかに拭き掃除してからりと仕上げれば問題はありません。
より安心して使うには、花台の上に布を敷いてみたり、花瓶や鉢受けの裏にフェルトなどを貼り付けるのも有効な方法です。

ガーデン使いするならDIYで塗装にひと手間掛けて

アンティーク DIY

シャビーなお庭が作りたくて、アンティークの花台をガーデン使いしたいという方もいらっしゃるかと思います。けれど外に置いて家具がだめになってしまわないか、少し心配になってしまうかもしれませんね。
もちろん室内よりも温度変化が激しかったり、また水が掛かって湿り気を帯びやすいなど庭などの外に置いた方が傷みやすのは事実です。

より長くきれいな状態を保って愛用したい場合は、自分で購入したアンティーク花台に塗装を施しコーティングするのがおすすめです。塗料はペンキか木材保護材から選ぶことになりますが、塗料の種類は非常に多く、どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いかと思います。そこで塗料の専門家に、外使いするアンティーク家具用の塗料選びに関する疑問点に応えていただきました。気になる方はチェックしてみてくださいね。

ペンキと木材保護塗料のどちらを選べばいいの?

ペンキは木材の表面に塗膜を作って家具を守る働きをし、一方の木材保護塗料は有効成分が木材に浸透して家具を保護します。木材保護塗料はさらに浸透型と造膜型の2種類に分けられるので、主に3種類の塗料があると考えるといいですね。

この3つは耐久性はさほど変わらないので、見た目の仕上がりの好みで選ぶのがおすすめです。仕上りのイメージは浸透型の保護塗料は最も木目を活かした仕上がりに、ペンキが木目を隠すこってりとした仕上がりになります。造膜型の保護塗料はその中間程度の仕上がりです。

ペンキには水性と油性があるけれど違いは?

顔料を混ぜ合わせている溶剤の種類が水かシンナー系の有機溶剤かで種類が分かれています。ペンキが固まってしまった場合水溶性だと水という身近なものを足して伸ばせばよく、また臭いも少ないので扱いが楽かもしれません。一方で油性の方が速乾性があり、比較的耐久性が強いと言われています。

ペンキを見ていると含まれている樹脂の違いで種類が分かれているけれど何が違うの?

一般的に下のように耐久年数が異なると言われています。耐久年数が高いほど、値段も高価になっていきます。

  • 合成樹脂
  • ウレタン樹脂(5~7年)
  • シリコン樹脂(7~9年)
  • フッ素樹脂(10~15年)

※耐久年数はあくまでも目安です

ある程度の耐久性を期待するならウレタン樹脂以上のランクのものを選ぶのがおすすめです。なおそれぞれのペンキはさらに1液型と2液型の2種類のタイプに分けられます。1液型とは容器に入った状態ですぐに使えるタイプ、2液型とは自分で2種類の液を混ぜ合わせて使うしくみのタイプです。混ぜ合わせる手間がかかりますが、2液型のほうが1液型よりも平均で3年ほど強度が高くなると言われています。

塗料の中で具体的なおすすめ商品があれば知りたい!

色々な塗料があり過ぎて選ぶのがめんどうだという方に、業界で定評のある塗料をご紹介します。よければ参考にしてくださいね。

  • 浸透型木材保護塗料
    ガードラックラテックス(和信化学工業)、キシラデコール(大阪ガスケミカル)
  • 造膜型木材保護塗料
    ガードラックアクア(和信化学工業)、キシラデコール・コンゾラン(大阪ガスケミカル)
  • ペンキ
    ファインウレタン(日本ペイント株式会社)

最後に

花台に使えそうなアンティーク家具と、取り扱い方法をご紹介してきましたがいかがでしたか?
それぞれの家具によってお花を引き立てる様もまた異なります。どんなシーンで使うのか、どんな見せ方をしたいのか考えた上で検討していただけたらと思います。
この記事が満足感あるアンティーク花台選びの参考になればうれしいです。

 

 

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