「家にある整理タンスをリメイクしたい」「使っていない和タンスがあるけど、処分するのはもったいない」そんな方におすすめなのが、ラフジュ工房のリメイク・リフォームサービス。
親世代から受け継いだ婚礼タンスや、子供の頃から使っている整理タンスなど、持て余しているタンスを理想の家具にリメイクできます。
例えば、整理タンスのサイズやデザインをイメージ通りにリメイクしたり、収納部を使いやすく作り変えたり、はたまた和タンスをテーブルなど別の家具にリフォームしたり、なんでもできますよ。
当店には、年間2000点以上の家具や建具を修理する実績があるので、どんなに難しいリメイクでもクオリティ高く仕上げる自信があります。思い出の詰まった大切なタンスをこれからも長く使い続けることができます。
また「整理タンスや和タンスを探しているけど、なかなか理想のものが見つからない」そんな方も、ぜひ当店にお任せください。
当店は、アンティークや中古の整理タンス・和タンスを多数販売しています。新品で購入するよりもリーズナブルな価格で、高品質なタンスが買えますし、気に入らない部分はカスタムリメイクして購入できるんですよ。
例えば「デザインは好きだけどサイズが合わない」「全体的にいいけど金具がイマイチ…」といったタンスがあれば、妥協したくない部分を理想の形にリメイクできます。これなら、細部まで100%理想的な整理タンス・和タンスが手に入ります。
ということで、この記事では、整理タンス・和タンスのリメイクサービスの特徴や、リメイク例について詳しくご紹介します。
まずは、整理タンスや和タンスとは?という方へ、基本知識からお話ししたいと思います。早速リメイクサービスについて知りたいという方は、2章からご覧ください。
前回の記事で、時代箪笥・和箪笥のリメイクについてご紹介しましたが、今回は主に、アンティークや工芸家具以外の一般的な収納家具や婚礼家具にのリメイクについてお話しします。アンティーク・工芸家具の箪笥リメイクについて詳しく知りたい方は「時代箪笥・和箪笥をリメイク。職人による修理・リフォームが人気」の記事をご覧ください。
整理タンス・和タンスとは?基本知識を紹介
整理タンスとは、主に衣類などを種類別に収納できる、大小の引き出しが付いたタンス(チェスト)のこと。メーカーによっては、引き出しだけでなく、引き戸や開き戸などが付いたものもあります。
また、和タンスとは、タンスの中でも特に和風デザインのもの。時代箪笥のような無骨な金具が付いたものや、桐タンスのように上品でシンプルなものなどがあります。
整理タンス・和タンスは、デザインもサイズも幅広いものがあります。大きなものは寝室やウォークインクローゼット用に、小ぶりなものは子供部屋や和室、リビング用などに人気です。
昨今は、インテリアに馴染むシンプルなタンスを好む方が多いので、リメイクする場合は全体を塗装して和風らしさを抑えたり、サイズをコンパクトにリフォームしたりするのが人気です。
ラフジュ工房の整理タンス・和タンスリメイク・リフォームサービス
さて、次は当店の整理タンス・和タンスのリメイク・リフォームサービスの特徴をご紹介します。大きなポイントは次の4つです。
お手持ちの整理タンス・和タンスを思い通りにリメイク!
冒頭でもお話ししましたが、当店には国内外のアンティーク家具の修理・リメイクを手掛ける職人チームがいます。
そのため、どんなにボロボロの整理タンスでも、難しいリメイクをご希望の場合でも、対応できる技術があります。使い古した和タンスを元どおりに再生するリペアも、お好みのインテリアに合うようガラリとイメージを変えるリメイクも、どちらも大の得意です。
職人が豊富な知識と経験を生かして、ベストな方法で加工いたします。どんなタンスでも、美しく仕上がりますので、ぜひ安心してお任せください。
また、当店では大切なタンスを長く使い継いでもらいたい、気軽にリメイクを楽しんでもらいたいという思いから、価格にもこだわっています。新品で同じ品質のタンスを買うよりも、低価格で上質なタンスが手に入りますよ。
タンスの修理・リメイクに関するお問い合わせはこちらからどうぞ!
メール:info@rafuju.jp
LINE:QRコードで友だち追加
TEL:0294-70-3730
無料でお見積もりを受付中です。お見積もりの際には、お客様名・リメイクの詳細内容(ご希望のサイズ・デザイン・仕上げなど)・ご住所 ・ご連絡先・箪笥の全体写真及び傷などの状態がわかる写真をお送りいただきます。専門スタッフが丁寧に対応いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。日本全国からご依頼を受け付けています。
古いタンスでも綺麗で高品質にリペア。新品同様の使い心地に
「もうボロボロのタンスだけど、本当にきれいになるの?」「金具がなくなっているけど修理できるの?」
そんな方もご安心ください。当店では、どんな状態の整理タンス・和タンスでも、きれいに修理できます。
まず、当店に届いた整理タンス・和タンスは、引き出しなどを取り外して、隅々まで水洗いや掃除をします。水洗いでは、たわしでゴシゴシと蓄積した汚れを落とし、隅々まで丁寧に洗います。
その後、落とせなかった汚れや、味わいとは言えない傷や歪みなどを確認し、適宜分解して構造面から傷んだ部分を修理します。
傷みがひどい部分は、古材を丸ごと新材と交換します。また、引き出し内部など清潔さが気になる部分は、ご希望に応じて新材に交換したりもします。こうして、新品同様の使い心地になるよう、細かい部分まで調整して仕上げます。
金具もすべて洗って、塗装やワックスをして仕上げます。パーツが欠損している場合は、近しい金具を取り付けたり、一から当店で製作して取り付けます。
最後に、全体にご希望の塗装をして仕上げます。お好みの色に塗装して、蜜蝋ワックスやウレタン塗装などで仕上げます。丁寧に使い込んだ味わいが付加された、美しいタンスに蘇りますよ。
当店や他店の整理タンス・和タンスの気になる部分をリメイク
整理タンスのリメイク例
整理タンス・和タンスをお探しの場合、販売中のタンスについて、同じようなリメイクができます。
当店の整理タンス・和タンスは、アンティークや中古品なので、すべてが一点ものでサイズや色などのバリエーションがありませんが、リメイクすればサイズ違いや色違いのものも購入できます。例えば、サイズをコンパクトにリフォームしたり、お好みの色にペイントしたり、などなど。3章で具体的なリメイク例を紹介しますので、そちらも参考に検討してみてください。
また、当店では、他店で購入した整理タンス・和タンスのリメイクも大歓迎です。
例えば、ネットオークションや他のアンティークショップなどで好みのタンスを購入して、当店で高品質に修理・リメイクする、なんていう手もありますよ。お客様が理想通りのタンスを手に入れるお手伝いができればと思いますので、ぜひご自身にあった方法でお申込みください。
古今東西のタンス販売中!業界最大級の品揃え
当店では国内メーカーの中古タンスや、日本のアンティークタンス、ヨーロッパなど海外ブランドの中古チェスト、ヴィンテージチェストなど、古今東西の幅広いタンスを取り扱っています。
すべて一点ものですが、幅広い種類のタンスがありますし、すべてご希望に沿ったリメイクができますので、きっと気にいるタンスが見つかりますよ。
また、当店では、すぐに購入いただける仕上げ済みの商品以外に、未仕上げ状態の商品や、売約済みの商品もオンラインショップでご覧いただけます。
未仕上げの商品は、「カスタムできるアンティーク家具・建具」「これから高品質リペア予定品」というタグが付いている商品です。これらは、注文後にリペア作業に入ります。そのため、お客様のご要望に沿ったリペアやリメイクができますよ。
完成後、気に入っていただければ、そのままご購入、イメージと違えばキャンセルもOKというルールです。キャンセルされた場合は、通常どおりリペア済み商品として販売しますので、キャンセル料などは一切かかりません。お気軽にお申し込みください。
整理タンスのリメイク例
売約済みの商品は、一点物なので在庫がありませんが、その商品を参考に当店で再現製作することができます。例えば、気に入った整理タンスを同じデザインで新規製作したり、サイズやデザインなどを一部アレンジして製作したりできます。アンティークのタンスが好きな方には、エイジング加工もおすすめです。
オーダーメイド家具のように、ご要望に沿って製作しますので、何なりとご相談ください。
整理タンス・和タンスのリメイク・リフォーム例を紹介
ここからは、整理タンス・和タンスの具体的なリメイク・リフォーム例をご紹介します。どんな加工でもできますので、お話しする例を参考に、イメージを膨らませてみてください。
整理タンス・和タンスのリサイズ
まずは、整理タンス・和タンスのサイズリメイク例をご紹介します。当店では、高さ・幅・奥行きの増減どちらも可能です。ご希望に沿ってできる限り違和感なく仕上がるよう加工いたします。
婚礼家具の整理タンスをリサイズ
ローチェスト(R-022598)
こちらは、古い整理タンスの上段を使って、ローチェストサイズにリフォームした例。奥行きを約80mmカットしてリメイクしました。古い整理タンスは奥行きが広めですが、薄型にすると部屋にすっきりと収まりやすいです。
こちらの整理タンスは、引き出しも小さくリフォームしました。幅広の引き出しが付いていましたが、小物を収納しやすいよう、細かく分割しています。リビング用の収納にぴったりです。
引き手は、現代物のシンプルなパーツに交換しています。引き手を変えると、和風のタンスもガラリとイメージが変わります。古い木味とマッチして、レトロな雰囲気に仕上がりました。
整理タンスをコンパクトにリサイズ
サイドチェスト(R-043375)
こちらも古い整理タンスを小さくリサイズした例です。高さ800mm、幅635mm、奥行550mmにリフォームしています。大きなタンスが小ぶりなサイドチェストに生まれ変わりました。
また、こちらのタンスは、木製の脚を取り付けてご希望の高さにしました。脚を取り付けると、最下段の引き出しも開け閉めしやすく、床掃除もしやすくなります。また、脚なしのタンスはどっしりと重厚な印象ですが、脚をつけるとより軽やかな印象になります。
整理タンスのリメイク例
今回ご紹介したのは、どちらもサイズをカットするリメイク例でしたが、反対に、タンスのサイズを大きく作り変えることもできます。新材を継ぎ足して、色合わせをし、できる限り違和感なく自然な形に仕上げますよ。
整理タンス・和タンスの塗装リメイク
次は、整理タンス・和タンスの塗装リメイクをご紹介します。整理タンス・和タンスのリメイクで人気なのは、主に次の5つの塗装です。それぞれの特徴やリメイク例をお話しします。
整理タンスをペイントでリメイク
サイドチェスト(R-043375)
こちらは、重ね整理タンスを上下段に分割し、ネイビーにペイントしてリメイクした例。木製天板や鉄脚、ガラス製の取っ手なども取り付けて、ガラリとイメージを一新しました。
ペイントは、タンスリメイクで人気の塗装。古い木肌が隠れて、好みのカラーに塗り替えられるので、別物の家具のようにリメイクできます。白やアイボリーなどナチュラルなカラーのほか、ネイビーや黒などメンズライクなカラーも人気です。
ペイントは、カラーバリエーションの豊富さに加えて、傷や汚れが付きにくくなるのもポイント。ちょっとした汚れなら乾拭きや水拭きで落とせますし、中性洗剤を使っても掃除できます。
また、目立つ傷や汚れがついたら、上から同じ色で塗装して隠すこともできますし、色に飽きたら、全体を別のカラーで再塗装することもできます。塗装が簡単で特別な技術はいらないので、DIYでのリメイクが楽しめますよ。
ペイント整理タンス(R-043571)
こちらは、昭和レトロな整理タンスをバイカラーにペイントしてリメイクした例。アンティークホワイトと淡い青緑の2色を使って、かわいらしいタンスに仕上げました。
アンティークホワイトは、通常の白ペイントではなく、アンティーク風にくすみや色ムラを出して塗装したペイントのこと。当店では、白以外のどんな色でも、こんな風にエイジング加工して塗装できます。アンティーク家具に精通している分、本物のアンティーク家具らしい風合いに仕上がりますよ。シャビーなテイストが好きな方におすすめです。
整理タンスを着色ワックスで修理・リメイク
整理タンス
こちらは、3段のローサイズの整理タンスを着色・ワックスで修理・リメイクした例。全体的に傷がありましたが、着色してきれいに補修し、お好みの色に仕上げました。また、天板や脚を取り付けて、お好みの高さ、強度にリメイクしています。
当店のタンス塗装は、主にポアーステインを使って着色し、蜜蝋ワックスで木肌を保護して仕上げています。
ポアーステインを使用した着色例
ポアーステインは木目を活かしながら着色できる塗料で、カラーバリエーションが豊富なのが特徴です。先ほどの例は、もともとのタンスと近い色味に修理しましたが、違う色にもリメイクできます。タンスの使い込まれた味わいを引き立つつ、お好みの色にリメイクできますよ。
蜜蝋ワックスは、塗膜を作らずに木肌を保護する塗料。しっとりとした上品な木製家具に仕上がります。当店で最も人気の仕上げです。
蜜蝋ワックスは、他の塗装と比べると保護力は高くありません。普段のお手入れは乾拭きが基本で、経年変化でだんだんとワックスが落ちてきます。ですが、傷や乾燥などが気になってきたら、ご自身で再塗装すればきれいな木肌が復活しますし、お手入れせずとも、実用上の支障はありませんのでご安心ください。再塗装しながら使うと、より美しい経年変化が楽しめます。
天板をウレタン塗装仕上げに
松本民芸家具のローチェスト(R-049606)
こちらは、松本民芸家具のA型和タンスを上下段に分割し、天板をつけてリメイクしたローチェスト。天板は傷や汚れがつきにくいウレタン塗装をして仕上げました。
ウレタン塗装は、ダイニングテーブルの天板などに使われる、耐水性や耐久性の高い塗装です。強い塗膜を作るため、木製家具でも日頃から水拭きで掃除でき、傷や汚れがつきにくいのが特徴。また、塗装が長持ちするので、定期的なセルフメンテナンスも必要ありません。
大きな傷などが付いた場合は、プロに再塗装を依頼するしかありませんが、基本的には、何もせずに長くきれいに使うことができます。
当店のウレタン塗装は、基本的にツヤなしの塗料を使っていて、できるだけ木肌をマットな質感に仕上げているのがポイントです。光沢のあるツルっとした家具が苦手な方も、きっと気に入っていただけます。
今回は、天板だけにウレタン塗装をしましたが、全体をウレタン塗装で仕上げることもできます。また、ウレタン塗装の場合も、着色してから塗装するので、ご希望の色味に仕上げられますよ。
和タンスをカシュー塗りでリメイク
黒塗りの和タンス(R-045409)
こちらは、加茂桐箪笥の和タンスを黒のカシュー塗りでリメイクした例。明るくて上品な雰囲気の桐タンスから、シックで高級感のある和タンスに生まれ変わりました。
カシュー塗りは、漆系の合成樹脂塗料のこと。漆塗りよりもお手頃な価格で、漆塗りのような質感に仕上げることができます。塗装方法次第で、光沢仕上げや鏡面仕上げにすることもできます。
カシュー塗りは、ウレタン塗装よりもさらに強力な塗膜を作る塗料です。傷や汚れに強く、ちょっとした汚れは乾拭きや水拭きで落とすことができます。また、中性洗剤を使っての掃除も可能です。
カシュー塗りは、黒以外にも、赤や緑、黄色、茶色など、幅広い色があります。ペイントよりも、木目を活かしながら、好きな色に塗装できます。色は、和タンスに調和しやすいカラーが揃っているので、和タンスをリメイクしたい方に特におすすめです。
より高級感のある和タンスに仕上げたいという方には、漆塗りでのリメイクも承っています。タンスによっても異なるため、費用は都度お見積もりいたします。お気軽にご相談ください。
和タンスをストリップド仕上げに
ストリップド仕上げの和タンス(R-045915)
こちらは、レトロな和タンスをストリップド仕上げ(塗装剥離)したリメイク例。古いタンスは、塗装を落とすと、白木のきれいな木肌が現れます。アンティーク家具など、古い家具に人気のリメイク法です。シックで渋い和タンスが、素朴でナチュラルなタンスに生まれ変わりました。
こちらのタンスは、栓材の無垢材が使われています。前板にきれいな木目が出ていて、自然の豊かな表情が楽しめます。古い引き手もシンプルですが古い味わいがあり、シャビーなアクセントになっていますね。
ストリップド仕上げは、基本的に無塗装のまま仕上げます。無塗装だと、木の風合いがダイレクトに感じられ、とにかく雰囲気が抜群に良いのがポイントです。ただ、塗装で木肌が保護されていないので、傷や汚れがつきやすく、変色や乾燥なども起こりやすいです。そのため、経年変化を楽しみたいという方におすすめの仕上げです。
(左)無塗装 (右)蜜蝋ワックスで仕上げ
反対に、買った時のきれいな状態で使い続けたいという方には、ストリップド仕上げにしてから蜜蝋ワックスを塗布するのがおすすめです。蜜蝋ワックスを塗ると、木肌が少し濡れ色になり、自然な風合いを邪魔することなく、しっとりとした質感に仕上がり、細かい傷が目立たなくなります。多少の経年変化はありますが、傷や汚れから優しく木肌を守ることができますよ。
ワックス塗装は、ストリップド仕上げにプラスして当店で行うこともできますし、DIYで塗装していただくこともできます。お好みの方法でご注文ください。
整理タンス・和タンス収納リフォーム
次は、整理タンス・和タンスの収納部を作り変えるリフォームについてご紹介します。今の整理タンスが使いにくい、違う収納用途に使いたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
和タンスの衣装盆を棚板に交換
北海道民芸の和タンス(R-036247)
こちらは、北海道民芸家具の和タンスの扉内をリメイクした例。もともと衣装盆と棚が付いていましたが、衣装盆を取り外してすべて棚として使えるようリフォームしました。
衣装盆は、もともと着物の収納用として作られたものですが、用途が限られているのがネックなところ。交換して使える棚板を作っておけば、将来的に着物を手放したり、他の用途に使いたくなった場合に便利です。
こちらは、棚板を追加製作するだけの簡単なリメイクですが、もっと大掛かりなリフォームもできます。例えば、棚板などを一度取り払って、ご希望の作りにリフォームしたり、引き出しやハンガーラックをつけたりなど。ご希望に応じてご相談ください。
整理タンスの引き出しを細かく分割
ローチェスト(R-036004)
こちらは、整理タンスを上下段に分割して、引き出しを細かくリフォームした例。大きな引き出しが2杯付いていましたが、それぞれ3杯・4杯に分割しました。
整理タンスは衣類収納用に大きな引き出しが付いているのが基本ですが、ローチェストとしてリビングなどで使うには、こまごまとしたものを収納しにくいです。そのため、このようにお好みのサイズに引き出しをリメイクするのが人気です。
今回は、引き出しの引き手も現代物に交換してリメイクしました。シンプルなものを選び、和風以外のインテリアにも合わせやすくなりました。
引き出しのリメイクは、他にもモールディングのような装飾を入れたり、ネームプレートやつまみをつけたり、幅広いリメイクができます。引き出しが変わると、タンスの印象が大きく変わるので、ぜひこだわって選んでみてください。
整理タンスに引き出しを追加
12杯引き出しのローチェスト(R-022196・R-022195)
こちらは、ローチェストに引き出しを追加してリメイクした例。8杯の引き出しが付いていましたが、さらに2杯の大きな引き出しを追加しました。
当店では、このように引き出しを増やしたり、カットしたり、自由にリフォームできます。引き出しでなく、オープンラックや引き戸、開き戸収納などを追加することもできます。用途に応じてご相談ください。
引き出しや扉を外してオープンラックにリメイク
オープンラック付き和タンス(R-028031)
こちらは、和タンスの上段の引き出しを取り外して、オープンラックにリメイクした例。背板までオープンになっているので、配線がしやすく、テレビ台などに使いやすい作りです。
整理タンスのリメイク例
こちらは、引き戸が付いていた収納棚をオープンラックにリメイクした例。当店では、このように引き出しや扉を自由に取り外しできます。
棚板は厚みのある無垢材で製作し、棚内までしっかり塗装して仕上げるので、安っぽくない上質なオープンラックに仕上がります。
引き出しから戸棚にリメイク
アンティーク建具の戸棚(R-035026)
当店では、引き出しを取り外して、扉をつけて戸棚にリメイクすることもできます。こちらは、アンティークの建具(扉)を使って、戸棚を製作した例。収納しているものが見えないので、プライベートなものも収納しやすくなります。
こちらのアンティーク建具は、中央に黄色の色付きダイヤガラス、その左右に結霜ガラス、上下にすりガラスが入っています。どれもモザイク性の高いレトロなガラスで、棚内をしっかり目隠しできます。古いタンスと相性が良く、ノスタルジックな雰囲気に仕上がりますよ。
当店では、他にも様々なアンティーク建具を用意しています。リメイクの材料としてぜひご活用ください。また、扉はお好みのデザインで新規製作したり、お手持ち品や他店で購入した建具なども使えます。柔軟に対応しますので、ご希望をお聞かせください。
引き出しをフラップダウン扉やパタパタ扉にリメイク
フラップダウン扉の和タンス
こちらは、タンスをコンパクトにリサイズし、引き出しをフラップダウン扉にリメイクした例。一見すると、タンスの引き出しそのままですが、前板が手前に大きく開くような作りです。
フラップダウン扉は、タンスをテレビ台にリフォームする際に人気です。AV機器などを収納しやすくなります。背板に配線用の穴を開ける加工とセットで注文される方が多いです。
当店では、フラップダウン扉以外に、上開き式のパタパタ扉や、横向きの開き戸などにもリメイクできます。パタパタ扉は、古い学校や銭湯などの靴箱としておなじみの扉で、レトロ家具が好きな方に特に人気があります。
整理タンス・和タンスの建具・前板リメイク
次は、整理タンス・和タンスの建具リメイクについてご紹介します。当店では、引き戸や引き出しの前板にガラスを入れるリメイクが人気です。
桐タンスの引き出しにガラス窓を追加
ガラス入り桐タンス(R-050071)
こちらは、重ね桐タンスを分割してコンパクトにし、引き出しにガラス窓を入れてリメイクした例。西洋家具のシャツケースを参考にリメイクしたものです。和風のタンスから、モダンな雰囲気に生まれ変わりました。
こちらは、前面にクリアガラスを使っています。ガラスにすると中身が見えるので、どこに何があるかわかりやすく、店舗のディスプレイ什器にもおすすめです。
整理タンスのリメイク例
中身が丸見えになるのが気になる場合は、すりガラスや模様入りガラスなどを取り入れるのがおすすめ。例えば、こちらは市松模様入りのガラスを取り入れた例です。チェック模様が目をひく、カジュアルなチェストに仕上がっています。
当店ではその他、ダイヤガラスや気泡ガラス、モールガラスなど、幅広いガラスを用意しています。ガラスが割れるのが心配な方には、強化ガラスやアクリル板などもおすすめです。
また、アンティークが好きな方には、アンティークのゆらゆらガラスや色ガラスなども用意しています。アンティークガラスは希少価値が高いため、値段が非常に高価ですが、現代物のガラスにはない豊かな味わいが感じられます。
和タンスの引き戸をすりガラス戸にリメイク
すりガラス戸の和タンス
こちらは、和タンスの引き戸をすりガラス戸にリメイクした例。純和風のテイストから、シンプルレトロな雰囲気になりました。
引き戸の木枠は、波のようなかわいらしい模様が入っています。板戸からすりガラスに交換したことで、模様がはっきりと際立ちました。タンスのユニークなアクセントになっています。引き手は、引き出しの取っ手とも調和する、楕円型のレトロな金具を取り付けました。
棚内は、古い小引き出しや違い棚を取り外し、新たに棚板と仕切りを取り付けました。棚板は取り外しでき、背の高いものも収納できます。
最後に、天板と鉄脚を取り付け、全体をご希望のダークブラウンに塗装して仕上げました。細かい傷や色褪せが消え、きれいに再生できました。
整理タンスの引き戸に模様入りガラスを追加
花菱模様ガラス入りの整理タンス(R-033394)
こちらは、昭和レトロな整理タンスをカラフルにペイントしてリメイクし、上段の引き戸に花菱模様ガラスを取り入れた例。子供部屋にぴったりな、ポップでかわいい整理タンスに生まれ変わりました。
花菱模様ガラスは、当店で製作しているオリジナルガラスです。和風の文様なので、タンスと相性が良く、棚内をほどよく目隠ししてくれます。当店オリジナルのガラスは、他に麻の葉模様や市松模様があり、リーズナブルな価格でリメイクできるのが魅力です。
和タンスの引き戸に丸窓を追加
丸窓入りの和タンス(R-043137)
こちらは、和タンスをペイントし、引き戸に丸窓を入れてリメイクした例。窓には、銀モールガラスという縞模様入りのキラキラとしたガラスを使っています。レトロポップな雰囲気のタンスに仕上がりました。
当店では、丸や菱形など、お好きな形の窓を入れることができます。文字や模様などを透し彫りにして入れることも可能です。オリジナリティ溢れる一点もののタンスに仕上がりますよ。
丸窓は、大正ロマン風の家具でよく目にする装飾。和洋折衷のレトロモダンなインテリアが好きな方におすすめです。存在感たっぷりで、賑やかなインテリアが楽しめます。
整理タンスに組子細工入りの丸窓を追加
組子細工入りの整理タンス(R-044714)
こちらは、整理タンスの上段の引き戸に丸窓を開け、組子細工とガラスを入れた例。和風の上品なアクセントになっています。
当店の和タンスリメイクでは、引き戸などの一部に、組子細工をアクセントとして取り入れるのが人気です。よりデコラティブで華やかな和の意匠が楽しめます。
こちらの組子細工は、麻の葉という、組子細工の定番の模様です。精密に連なって広がっていく美しい文様が印象的ですよね。
当店では麻の葉以外に、七宝や三重菱などのパターンも用意しています。お好きな模様の組子細工を入れられますので、お気軽にご相談ください。
整理タンス・和タンスの金具・パーツをリメイク
続いては、整理タンス・和タンスの金具パーツに関するリメイク例をご紹介します。当店では、タンスの金具交換や修理、再現製作などを受け付けています。当店で保有するパーツだけでなく、お手持ち品や他店商品のパーツも取り付けできますよ。
和タンスの引き手(取っ手)を交換
ローチェスト(R-040607)
こちらは、重ね和タンスを上下段に分割し、天板と脚を取り付け、引き手を交換したリメイク例。和風の引き手から、シンプルな現代物の引き手に交換して、和風以外のインテリアでも使いやすいようリメイクしました。
今回は、古い木味とも馴染む、アンティーク風のパーツ(画像左)を使いました。他にも真鍮製の取っ手やガラス製のつまみなど、様々なリメイクパーツを用意しています。お好みのものを取り寄せて取り付けることもできますよ。
錠前金具は、もともと付いていたものをそのまま使っています。竹の模様が入ったレトロな金具です。シンプルなタンスの素敵なアクセントになっています。
引き出しにアルファベットプレートなどを追加
サイドチェスト(R-044401)
こちらは、重ね和タンスを上下段に分割し、引き出しを細かく分けてリメイクして、引き手とアルファベットプレートを取り付けた例。全体を薄い水色に着色し、真鍮製のパーツを使って、洋風のかわいらしいチェストにリメイクしました。
アルファベットプレートは、物を種類別に整理整頓して収納するのに便利です。特に店舗什器に人気があります。また、他にもネームプレートやナンバープレートなど、おしゃれで便利なパーツを用意しています。用途に合わせてご活用ください。
整理タンスに脚パーツを取り付け
脚付き整理タンス
こちらは、松本民芸家具の整理タンスを上下段に分割し、木製の脚を取り付けてリメイクした例。脚は新材で製作しますが、タンス本体と色合わせをして仕上げるので、違和感なく自然になじみます。
脚を取り付けると、床掃除がしやすくなり、タンスの重厚感が軽減されるのがメリット。脚の高さは指定できるので、タンスをお好みの高さに調整することもできます。
当店では、木製脚以外にも鉄脚や、台輪、装飾台などお好みのものを取り付けできます。ご指定のデザインで、一から製作することもできます。
和室で使用する場合は、脚付きだと畳が荷重で傷みやすいため、台輪や装飾台にするのがおすすめです。床との設置面が広い方が荷重が分散され、畳が傷つきにくくなります。
整理タンス・和タンスをテレビ台・サイドボードにリメイク
次は、整理タンス・和タンスをテレビ台やサイドボードにリメイクした例をご紹介します。大きな箪笥を持て余している、タンスの圧迫感を減らしたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
無垢材天板・脚を付けてローチェストに
ローチェスト
こちらは、整理タンスを分割し、ペイントして、無垢材の天板と鉄脚を取り付けてリメイクした例。渋いタンスがヴィンテージ風のおしゃれなチェストに生まれ変わりました。
整理タンスの天板は、上に物を置くことを想定して作られていないため、テレビ台やローチェストとして使うには、天板の補強が必要です。
今回は、天板にヒノキ材の無垢材を取り付けました。天板の厚さは24mmで、重厚感があり、上質な雰囲気です。天板だけはペイントせずに、自然な木肌が楽しめるようにしました。ランダムな木目や節がいい味を出しています。
脚は、三角錐型の華奢な鉄脚を取り付けました。無骨ながらもすっきりとした印象で、タンスをおしゃれに引き立てています。
また、今回は引き出しの内側も新材で作り直しています。内側は新品同様なので、大切な衣類も安心して収納できます。引き手もガラス製の新品を使い、きれいで使いやすく蘇りました。
整理タンスをテレビ台にリメイク
民芸タンスローボード(R-038188・049283)
こちらは、北海道民芸家具の整理タンスの上段をローボードにリメイクした例。引き戸にモールガラスを入れ、脚を取り付けてリフォームしています。
モールガラスは、ボーダーの模様が入ったモザイク性のあるガラス。棚内が丸見えにならないので、何を収納してもインテリアの雰囲気を壊しません。
棚内は、棚や小引き出しが付いていて、小物を収納しやすい作りです。お好みでさらに引き出しや棚を増やしたり、取り除いたりできます。
脚は、本体部分と調和するよう、木製のものを取り付け、着色して仕上げました。引き出し内はもともときれいな状態だったため、掃除のみ行っています。
整理タンス・和タンスを別の家具にリフォーム
次は、整理タンス・和タンスを全く別の家具にリフォームした例をご紹介します。引き出しや建具、木材など、タンスの一部を活用して、理想の家具をオーダーメイドで製作します。
整理タンスをテーブルにリメイク
ローテーブル(R-029835)
こちらは、整理タンスの引き出し部分を活用して、ローテーブルを製作した例。木目の美しい、栗材製の天板と脚を取り付けてリフォームしました。
引き出しの前板には高級木材である欅材が使われていて、和家具の上質な面影が感じられます。引き手は現代物のシンプルなパーツに交換し、和室にも洋室にも取り入れやすくリメイクしました。
天板は、栗材の無垢材(幅はぎ材)を使用しています。天然木らしいあたたかみや高級感があり、傷がついてもワックスや削り直しで補修ができるのが大きな魅力です。リメイクで使用する材料は、ご希望に応じてご用意いたします。他の種類の木材や、無垢材一枚板、集成材、古材など、幅広く対応いたします。
整理タンスのリメイク例
また、タンスをテーブルにリメイクする場合、ローテーブルだけでなく、長い脚を取り付けて、作業台やサイドテーブル、机などへのリフォームもできます。木製脚でなく鉄脚をつけたり、足元に棚板をつけたり、自由にアレンジできます。お気軽にご相談ください。
天板にタイルを取り付けてカウンターにリメイク
キッチンカウンター(R-037174)
こちらは、北海道民芸家具のサイドキャビネットをキッチンカウンターにリフォームした例。
天板に御影石のタイルを取り付けて、耐水性、耐衝撃性を高め、調理作業などがしやすいようにリメイクしました。整理タンスの場合も、サイズや天板をリメイクして、キッチンカウンターなどにリメイクできます。
天板は、タイル天板以外に、大理石や強化ガラスを取り付けたり、耐水性のある塗装でコーティングしたり、幅広いリメイクができます。天板で印象が大きく変わるので、ぜひ用途やインテリアに合わせてお選びください。
また、キッチンや洗面台用にシンクを取り付けたい場合も、ご希望の形で製作できます。他にも引き出しにソフトクローザーをつけたり、天板いコンセント差し込み口をつけたり、オプションでパーツの取り付けもできます。用途に応じてご相談ください。
整理タンス・和タンスを再現製作・フルオーダー
次は、売約済みの整理タンス・和タンスを再現製作したり、オーダーメイドで製作した例をご紹介します。当店では、お客様の理想を100%実現するため、どんなご注文でも歓迎しています!できないことはありませんので、ご紹介している例以外でも、何でもご相談ください。
民芸整理タンス風のサイドボードを新規製作
民芸タンス風のサイドボード
こちらは、当店で販売していた民芸タンスを参考に、オーダーメイドでサイドボードを製作した例。もともとは引き出しの上に引き戸と開き戸が付いた作りでしたが、引き戸と引き出しのみの高さを抑えたサイズで製作しました。
木材は、民芸家具によく用いられるカバ材を主に使っています。全体を黒に近いダークブラウンに着色し、ウレタン塗装、ワックスをして仕上げました。水気や傷、汚れなどに強く、上品な光沢のある質感に仕上げています。
棚内部は、棚板と仕切りをご希望の位置に取り付けました。棚板は高さ調整が可能で背の高いものも収納できます。引き戸にはクリアガラスを使い、すっきりとした印象になりました。
整理タンス(チェスト)をセミオーダー製作
セミオーダーチェスト(R-046088)
こちらは、当店オリジナルのセミオーダーチェスト。今回はサイドボードサイズで製作しましたが、サイズや引き出しの数などを指定してオーダーできるので、高さのあるタンスサイズでもオーダーできます。
大きめの引き出しをつけて、レトロな整理タンス風のチェストにしたり、縦型のスリムサイズにしたり、様々なオーダーができますよ。
こちらは、アンティーク家具を参考に当店で製作したアンティーク風家具で、無垢材を贅沢に使用し、表情豊かで温かみのある雰囲気に仕上げています。アンティーク風の引き手やネームプレートもいい味を出していますね。
先ほどのサイドボードサイズだと、引き出しが20杯付いていて、小物や書類などを整理整頓して収納できます。店舗什器としても人気の商品です。
また、天板はしっかりと厚みのある無垢板を取り付けているので、高級感があり、飾り台や作業台としても便利です。面取りなどの加工もお好みで注文できます。面取りしてひと手間かけると、タンスがより上品な雰囲気に仕上がります。
最後に
家に眠っている整理タンス、持て余している和タンスがある方は、ぜひ当店でのリメイクをご検討ください。多数のリフォーム例からわかる通り、当店ではどんな加工も受け付けています!思い出の整理タンス・和タンスをきれいに使いやすく修理・リフォームできますよ。
お問い合わせは、メール(info@rafuju.jp)やLINE、お問い合わせフォーム、お電話から(0294-70-3730)どうぞ。お見積もりは無料です。