テーブルのお手入れ 4つのポイント!
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直射日光・過乾燥・高温多湿・熱い物の直置きは避け、汚れたらすぐに対処する
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普段は乾拭きだけでOK
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素材に適したお手入れをする
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表面を塗装して傷や汚れから守ろう
テーブルの普段のお手入れ方法を詳しく解説!
1. テーブルの基本のお取り扱い方法は?
- 直射日光を避ける
- 過乾燥・高温多湿な環境にしない
- 熱いものを直置きしない
- 水滴や汚れをそのまま放置しない
直射日光に長時間さらすことで、テーブルが変色したり、素材の劣化を促進させます。
直射日光の当たらない場所に設置するか、カーテンやクロスなどを用いて直接当たらないよう対処しましょう。
直射日光が当たる環境、エアコンの風が直撃する環境、近くに熱源(ストーブ等)がある環境などは、テーブルの乾燥を引き起こします。
木製テーブルは、乾燥によって変形やひび割れを起こす恐れがあるので特に注意が必要です。
また高温多湿な環境も、カビやサビを発生させたり、テーブルを傷める原因となるため避けてください。
天板に熱いものを直接置くと、塗装が剥げたり変色したりする可能性があります。
ダイニング・リビングテーブルなどで熱いマグカップやお鍋を置く際にはコースターや鍋敷きなどを使用すると安心ですよ。
ダイニングテーブルなどで水滴の付いたコップを置いたり、ふと食べ物をこぼしたりすることがあるかと思います。
水気や汚れをそのまま放置すると、輪染みや変色などの原因になりかねません。
水気や汚れが付いたらすぐに拭き取るようにしましょう。先述したコースターなどで予防する方法も効果的ですね。
2. テーブルの基本のお手入れ方法は?
普段は乾いた柔らかい布で乾拭きをするだけでOKです。
天板だけでなく脚部分も気付かぬうちに汚れていることがあるので、忘れずに一緒にケアしましょう。
落ちにくい汚れがあった時は、水または中性洗剤を水に薄め、布に含ませたらかたく絞って拭き取ります。
カビやサビを予防し、テーブルを傷ませないためにも、最後は乾拭きをして水分を残さないようにしてください。
3. テーブルの素材によって詳しいお手入れ方法は違ってくるの?
テーブルによって使われる素材は様々で、天板と脚を異素材で構成しているものも数多くありますよね。
素材によって詳しいお手入れ方法は異なり、傷・凹み・シミ・カビ・サビといったトラブルの対処法もそれぞれです。
ここではテーブルで主に使用される素材のお手入れポイントについてご紹介していきます。
素材に適したケアで、テーブルを美しく永く愛用していきたいですね。
〈木製テーブル〉
先述したような乾燥によるトラブルだけでなく、湿気によるカビの発生も特に心配される素材です。
過乾燥にならないよう保湿や調湿を行いながら、風通しの良い環境作りでカビの発生を防ぎましょう。
また一口に木製テーブルと言っても、無垢材なのか突板なのか、さらに樹種によってもお手入れ方法が異なってきます。
例えば木材の種類や加工法によっては、軽度のシミや傷をセルフで補修することが可能で、補修やメンテナンスを重ねながら味わいを深めていく姿を楽しむこともできますよ。
書斎机や学習机などでもよく見られる木製テーブルですが、思わず油性ペンで書いてしまったなんて事がありますよね。
ウレタン塗装のものであれば、無水エタノールや柑橘系の皮を使用した方法で落とせる場合があります。
無塗装のもの・天然由来の塗装のものは、メラミンスポンジを水に浸してから優しく擦ったり、補修したい箇所をサンドペーパーで削ったりしてある程度目立たなくさせることができます。
しかしいずれも木材や塗装の状態次第では逆に表面を傷める可能性もあるため、確実に綺麗に補修したい場合はプロにお任せするのが安心かもしれません。
木製テーブルの加工別・木材別のお手入れ方法は以下の各ページで詳しくご紹介しています。
⇒無垢材のお手入れ・お取り扱い方法はこちら
⇒突板のお手入れ・お取り扱い方法はこちら
⇒木材別のお取り扱い方法はこちら
⇒天板のお手入れ・お取り扱い方法はこちら
〈金属製テーブル〉
先述した基本的なお手入れ方法で十分美しさをキープできますが、金属はサビやすい性質を持つので、水気や汚れを放置したり多湿な環境には特に気をつけたいですね。
アルカリ性や酸性のクリーナー、アルコールやシンナーは表面を傷め、変色を起こす恐れもあるので使用は避けましょう。
経年変化の仕方や、傷やサビへの対処法は金属の種類によって変わってきます。それぞれの特性に適した方法でケアをしてくださいね。
テーブルでよく使用される金属のお手入れ方法は以下の各ページで詳しくご紹介しています。
⇒アイアンのお手入れ方法はこちら
⇒真鍮のお手入れ方法はこちら
⇒メッキのお手入れ方法はこちら
〈ガラス製テーブル〉
基本的には、繊維の付かない柔らかい布で乾拭きしたり水拭きしたりするだけで綺麗になります。
耐水性があるので汚れが付いても落としやすく、アルカリ性や酸性のクリーナーなども使用できます。
急激な温度変化や、強い衝撃によって割れる恐れがあるので、取り扱い時にはお気をつけください。
また簡単に傷が付いてしまうので、硬い素材の物で拭いたり、研磨剤で磨いたりしないようにしてください。
ガラス製天板のお手入れ方法・トラブルの解決法については、以下のページにて詳しくご紹介しています。
⇒天板のお手入れ・お取り扱い方法はこちら
4. テーブルを傷や汚れから守るためには?
ダイニング、リビング、ワークスペースなど、様々なシーンで使用されるテーブルを傷や汚れから守るため、表面塗装を施すことをオススメします。
塗装の種類によって見た目も機能性も異なりますが、無塗装よりは保護力が高まります。
保護されることでお手入れもしやすくなり、無理なく長年愛用していくための大事な要素となりますね。
お手入れ方法は塗装の種類によって変わってくるので、誤ったケアで塗装を傷めたりしないよう気を付けましょう。
塗装を施すという方法の他、テーブルクロスやマットを使用する方法もすぐ取り入れられる対処法として有効的ですよ。
塗装別のお手入れ方法は以下のページで詳しくご紹介しています。
⇒塗装別のお手入れ方法はこちら
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