アイアンのお手入れ方法 5つのポイント!
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普段のお手入れは乾拭きだけでOK
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落ちにくい汚れやサビには中性洗剤が効果的
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水気・汚れはすぐに拭き取ってサビを防ぐ
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多湿な場所・アルコールなどはNG
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頑固なサビにはサンドペーパー・ワイヤーブラシを使用する
無塗装・オイル塗装のアイアンのお手入れ方法を詳しく解説!
1. 普段のお手入れは?
基本は乾拭き
アイアンは性質上、水と酸素に触れると化学反応によって酸化し、サビが発生してしまいます。
普段は、柔らかい乾布で、表面に付いたホコリ・汚れ・余分な水分を拭き取ってください。
こうした日々の何気ないお手入れを続ければ、サビを防ぎながら健康的に長持ちさせることができます。
頑固な汚れには中性洗剤が有効
油汚れや水アカなど、乾拭きだけでは落ちない汚れには、かたく絞った布で水拭きをしてください。
それでも落ちない汚れには中性洗剤が効果的です。中性洗剤を水に薄めたら、布に含ませてかたく絞り、優しく拭き取ります。いずれも最後は乾拭きをし、水分を残さないことがポイントです。
2. どんな所に気をつければ良い?
水気・汚れは速やかに拭き取る
表面に付着した水気や汚れは、そのまま放置しておくと酸化が進んでサビが発生します。布ですぐに拭き取りましょう。
湿気の多い環境に置かない
湿気の多い環境はサビが発生しやすいです。多湿な時は除湿器などを使用して、室内湿度が60%以上にならないようご注意ください。
アルカリ性や酸性の洗剤・アルコールやシンナーはNG
アルカリ性や酸性の洗剤を使用すると表面を傷め、変色をも起こす恐れがあります。
またアルコールやシンナーにはアイアンを溶かす成分が含まれているため、こちらも使用NGです。
3. サビが発生したらどうすれば良い?
サビも魅力のひとつ
アイアンは経年によって変化していきます。小さいサビであればアイアンならではの風合いとして自然体のまま楽しむことができます。
中性洗剤が効果的
>中性洗剤は汚れだけでなくサビに対しても有効です。水に薄めた中性洗剤を布に含ませてかたく絞り、優しくこすって落としてください。
その後水拭きと乾拭きをして水分をしっかり拭き取ります。
サビを落とした後、市販のサビ止め剤や表面塗装を施することでさらに長持ちします。
サンドペーパーやワイヤーブラシで落とす
サンドペーパー(♯120〜240)やワイヤーブラシでこすって落とす方法もあります。
小さく浅い傷が付いた時にも効果的なアイテムです。
サビや傷を綺麗にした後は、サビ止め剤で下塗りし、表面塗装で仕上げるとしっかりと保護されるので安心です。
無塗装のものは、アイアン本来の見た目や質感を味わうことができますが、取り扱いにはコツが必要です。
サビを進行させたくない場合は、オイル塗装を施すことで無塗装よりもサビの進行を抑制することができます。
ウレタン塗装・ペイント塗装のアイアン
アイアンの仕上げ方法として「ウレタン塗装」「ペイント塗装」があります。
こちらの2つは塗膜によって表面がコーティングされるので、水気・湿気に対する心配が少なくなりお手入れがしやすいです。
しかし塗装が剥がれる程の傷ができ、そこからサビが発生すると、剥がして再塗装する必要があるため修復が難しくなります。
もしウレタンやペイントで傷やサビが気になった時は、専門家にお任せすることをオススメします。
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