ショップのディスプレイ什器や自宅で使うコレクションケースを探してみたけど、量産品ではイマイチ好みの雰囲気が作れない…!
と、お悩みの方にはアンティークガラスケース(アンティークショーケース)がおすすめです。
でも「アンティーク」で、しかも「ガラス」ですから、壊れやすいのでは…?など、本当に購入していいものかどうか、迷いますよね。
ここではそんなアンティークガラスケースの魅力から実際に購入する時に気を付けたいポイントやお手入れ方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
なぜか惹かれてしまう存在…アンティークガラスケースの魅力とは?
1. とにかく種類が豊富
アンティークガラスケースは実はデザインやサイズがとにかく豊富です。
昔は大量生産などしていなかった時代。お店の飾りたい商品に合わせて職人が一つ一つオーダーメイドで作っていました。
ガラスケースはお店の一番目立つところに設置され、お客さんを引き付けるための看板のような役割もしていました。
ですから、アンティークガラスケースはサイズもデザインも、お店の数だけ種類があります。
以前はどんなお店で使われていたのかな?
そんな思いを馳せたくなる、眺めているだけでも面白い家具です。
2. 一点ものにしか出せない個性
アンティークのガラスケースは全て一点もの。
ショップのショーケースやご自宅のコレクションケースとして取り入れれば、他の誰ともかぶることのない個性ある空間を演出できます。
そして思わず吸い寄せられるかのように近づいて中を覗き込みたくなってしまう…アンティークならではの人を引き付ける不思議な魅力があります。
3.ご自宅の普段使いの家具にもOK
元々はショップで使われていたとはいえ、アンティークガラスケースは上でもご紹介した通りデザインが豊富。だからご自宅で普段使いできるものもたくさんあります。
ほとんどがガラスでできているので、家の中に置いても圧迫感が出ずスッキリして見えるのも嬉しいところです。
非日常的な雰囲気のあるガラスケースは、置いただけでぐんとおしゃれ感がアップしますし、使い勝手も普通のキャビネット同様に使うことができますよ。
ただし棚板がガラスなので、食器などの出し入れの時にはカチャカチャという音がしてしまいます。気になるようでしたら布を敷くなどすると防ぐことができます。
▼アンティークガラスケースを食器棚として使う時の注意点はこちらで詳しく紹介しています。▼
⇒美しい見せる収納術。アンティークガラスケースを食器棚に使うには?
購入時に気を付けておきたいポイントは?
デザインに一目惚れして、いざ購入しよう!と思っても、
古いものだし…。安い買い物ではないし…。
使っていて割れてしまったら直せるの…?
と不安になりますよね。
ここからはアンティークガラスケースを購入するにあたり気を付けたいポイントをご紹介します。
その① 設置場所と搬入経路の寸法をチェック!
購入したけど大きすぎて室内に入らない!なんてことになったら悲しすぎますよね。
先ずは設置したい場所のサイズを計って、お目当てのガラスケースが配置できるか確認しましょう。
特にご自宅で使う場合、サイズ的には納まるけど、設置してみたら意外と大きく感じてイメージと違った…なんてことも。
実際に置きたい場所でスケールを当てて、高さ・幅・奥行きを確認し、全体のサイズ感をイメージしましょう。
そしてここが意外と抜け落ちてしまうところですが、重要です!
家具の搬入経路の確認も忘れずにしましょう。
エレベーターや階段、ドアなど、どこを通って搬入するかを決めて、そこがちゃんと通れるかどうか、間口サイズの確認しましょう。


こんな問題が出てきた時は、プロにおまかせあれ!
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その② ガラスケースに食品を入れたい時はここに注意!
ナチュラルな雰囲気のパン屋さんやお菓子屋さん、カフェなどで、見かけるレトロなガラスケース。
そんなガラスケース越しに見るパンやお菓子はなぜかとても美味しそうに見えますよね。
でも…

確かに衛生上気になるところです。
ですが、アンティークガラスケースはもともと食品を入れて使われていたものがたくさんあります。
ガラス面がほとんどの家具ですから、食品を入れる内部の除菌もしっかりできますし、問題なくお使いになれますよ。
だからと言ってどんなガラスケースでもOK!というわけではありません。
「ケビント」と呼ばれる医療用キャビネットにおいては、薬品を入れていたこともあり、その臭いが残っていることもあるので食品を入れるのはさけておいた方が無難です。
そしてきちんとリペアをされていない状態のガラスケースに食品を入れるのもご注意を!
一見きれいに見えたとしても木枠とガラスの隙間にほこりがびっしり溜まっていたり、ひっくり返さないと見えない部分がカビだらけ…なんてこともありますよ。
きちんと職人がメンテナンスや修理・清掃を行っているショップから購入するのが安心です。
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ラフジュ工房は、時代の味わいは残しながら、きれいで使いやすい高品質なアンティーク家具をお客様にお届けすることをお約束します。
その③ もしもの時のためのアフターフォローはあるか
一点もので替えがきかないアンティーク。
更にガラスケースとなると割れる心配はつきものですよね。


こんな不安や

なんてことも。
売ってしまえば終わり…残念ながらアンティークにはそんなショップも多くあります。
実店舗で買うにしてもネットショップで買うにしても、購入する際には、アフターサービスが充実しているショップかどうかも視野に入れて選びましょう。
いざ修理が必要になった時、どこに相談したらいいか悩まないためにも、工房を持った専門の職人がいるショップから購入するのが、安心です。
ただし、R型の湾曲したガラスであったり、特殊な加工がされているガラス部分を修理するとなると、専門業者に特注加工を頼む必要があるので、相当な金額と時間がかかるというのは念頭に置いてガラスケースを選びましょう。
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・ラフジュ工房なら購入後1年間は保証対象であれば何度でも無料で修理!
・2年目以降の修理依頼も歓迎!他店アンティーク家具も承ります!
その④万が一の地震に備えて対策を考えておく
ガラスケースという名のごとく、ガラス面がほとんどですから、ディスプレイを楽しむには一番の家具であると言えます。
でもその特性上、地震の時などは特に心配ですよね。
背丈の高いガラスケースは転倒防止のために、壁や天井、床などに固定して使うのが安心です。
固定する金具はホームセンターで購入するか、ガラスケースを購入する時に販売店に相談してみると取り付けてくれるところもあります。
また、背丈にかかわらず揺れで扉が空いてしまうことがありますので、鍵付きものを選ぶか後付けできる鍵を取り付けるのもおすすめです。
【ガラスケースの地震対策の例】
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ラフジュ工房では転倒防止の金具の取り付け、鍵の取り付けを承っております!
他店でご購入されたものでも大丈夫。ガラスケースをもっと使いやすくカスタマイズいたします。
アンティークガラスケースのメンテナンス方法
ガラス部分は手垢が目立つもの。ショップのショーケースとしてお使いになる場合は特にまめにお手入れしたいところです。
ガラス部分は普段のガラス製品と同じく、通常のお手入れではマイクロファイバークロスでから拭き、汚れが落ちない時はガラス専用クリーナーを布に吹き付けて磨くという方法で大丈夫です。
ただし、アンティークのものは木製部分がデリケートなものが多いので、ガラス以外の部分にクリーナーやアルコールがつかないよう注意しましょう。
私のおすすめはクリーナーを使わずに、メラミンスポンジを水で湿らせて磨いてから、やわらかい布でから拭きするという方法。汚れがこびりついてしまった時でも水だけでピカピカになりますよ。(この際にも木製部分が色落ちなどしないよう避けて磨いてくださいね。)
▼アンティークガラスケースのお手入れ方法はこちらで詳しく紹介しています。▼
⇒アンティークガラスケースのお手入れ方法
最後に
見た目のおしゃれ感は抜群に良くても、いざ購入するとなったら気になる「アンティーク」という古いものへの漠然とした不安ってありますよね。
でもキチンと工房を構え修理対応してくれるショップを選べば、アンティークだから、ガラスケースだからと恐れることはありません。
空間の雰囲気を高めてくれるおしゃれなアンティークのガラスケースで、あなたのディスプレイを思い切り楽しんでくださいね!