ショーケース(ガラスケース)

日頃のお手入れ

showcase01.jpg

ガラス部分を常にきれいにしておくには、何よりも頻繁にホコリを拭き取ることが大切です。
出来るだけ毎日、柔らかい布で水拭きをおこない、水拭きした後にはから拭きで水気を拭き取って仕上げましょう。
このとき、マイクロファイバーのクロスでから拭きすると、細かい汚れから拭きあとまで綺麗に落ちます。
当店で扱っているショーケースでは、ガラスとともに無垢材・ブリキが使われていることも多くなっていますので、そのようなショーケースの場合には、水拭きをおこなう際に水気が木の部分に染みないように気を付けながらお手入れしてください。(無垢材・ブリキはどちらも、水気に弱くなっています。)


汚れが気になるときのお手入れ方法

showcase03.jpg

液体をこぼしたときや、長時間ショーケースの上に何かを放置してしまったときなどに、取れにくいシミが出来てしまうことがあります。
水拭きしても取れない汚れの除去には、ガラス用研磨剤を使いましょう。
研磨剤を塗布した布で丁寧に拭き取ることで、取れにくい汚れもすっきりきれいに落ち、最後にから拭きで仕上げれば拭きあとも残らずピカピカになります。
研磨剤のほか、ガラス用クリーナーを使って、またはガラス専用スプレーを布に塗布してお手入れしてもよいでしょう。
細かい部分の汚れが気になるときは、テレビ用もしくはメガネ用クリーナーでも、よく拭き取れます。
注意事項としては、それ以外のものを使う際には必ず「ガラス専用」のものを選び、住宅用洗剤などは使わないようにしましょう。ガラスと相性の良くない洗剤やアルコール、その他化学薬品などの使用は、ガラスを傷めるもととなります。


ブリキ部分のお手入れ方法

showcase02.jpg

当店で扱っているショーケースは、素材のひとつとしてブリキが使われているものも多数ございますので、合わせてブリキ部分のお手入れ方法もご紹介します。
まず普段のお手入れとしては、から拭きのみで十分です。
ブリキは錆びやすい素材ですので、水拭きすることは避け、また日頃から水気がブリキ部分に染みないようお気を付けください。
ガラス部分を水拭きしたり、ガラス専用クリーナー・スプレーなどでお手入れする際にも、ブリキの部分に飛ばないよう気を付けながらおこなってください。
また、使い込むうちにブリキが黒ずんでくることがあります。そんなとき、簡単に汚れが落とせる身近なものとして挙げられるのが、歯磨き粉と歯ブラシです。
研磨剤が含まれた歯磨き粉は、実はブリキの研磨にも有効なのです。
適量の歯磨き粉をつけた歯ブラシで気になる部分を磨き、汚れが取り除けたらかたく絞った布で水拭きして歯磨き粉を吸い取り、最後はから拭きで仕上げて完了です。
それでも落ちない汚れ・サビの場合には、金属用研磨剤を使って磨きましょう。

注意点

ショーケース(ガラスケース)を設置する際には、他のアンティーク家具・レトロ家具と同様、必ず床に対して水平になるように置いてください。
また、ガラスの上に体重をかけたり寄りかかったりすると、破損の原因ともなり危険ですのでご注意ください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ページの先頭へ