ガラス戸のリメイク実例！リフォーム・新築におすすめの加工サービス

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「家にある古いガラス戸が気に入らない」「新築やリフォーム用におしゃれなガラス戸を購入したい」そんな方はラフジュ工房をご利用ください。

当店は、これまでに約4万点に及ぶ中古やアンティークの家具・建具を修理、リメイクしてきた家具工房。お手持ちの古いガラス戸や、当店や他店で購入した中古ガラス戸をご希望の仕様に加工するリメイクサービスを実施しています。

当店でリメイクすれば、古いガラス戸の素材を活かしつつ、おしゃれで上質な引き戸に加工できます！すでにガラス戸をお持ちであれば、新品に買い替えせずとも、リメイクで理想を100％実現した建具が手に入りますよ。古い引き戸を無駄にせず、歴史や思い出を引き継いでいくことができます。

また、リフォームや新築用に新たにガラス戸をお探しの場合は、購入時のカスタムリメイクサービスが便利です。

中古やアンティークのガラス戸は、手頃な価格で上質な建具が見つかりやすいのが魅力ですが、サイズや色など、すべてが理想にぴったりというアイテムがなかなか見つからないのがネックなところ。ですが当店なら、気に入ったガラス戸で条件に合わない部分があれば、理想の仕様にリメイクして購入できます。

例えば、ガラス戸を間口に合うサイズにリフォームしたり、お好きなガラスや金具パーツに交換したり、好きな色に塗装したりと、どんなご要望でも叶えられますよ。当店では、レトロな中古・アンティークのガラス戸を500点ほど取り揃えているうえ、ご希望のリメイクができるので、きっと気に入るアイテムが見つかるはずです。

また、他店やオークションなどで好きなガラス戸が見つかった場合は、修理やリメイクのみでも当店にお任せください。ご希望に応じて、理想にぴったりの仕様に加工してお届けします！

さて、前置きが長くなりましたが、この記事では当店のガラス戸リメイクの特徴やリメイク実例などを詳しくご紹介します。

職人が丁寧にリメイクしますので、DIYよりは価格が高いですが、確実に美しくクオリティ高く仕上がりますし、難しい加工でもなんでもできます！また、価格が高いとは言っても、新品で同等の建具を購入するよりも安い値段です。

新築やリフォームで建具にまでしっかりこだわりたい！という方は、ぜひ参考にしてみてください。

ガラス戸のリメイクならラフジュ工房へ！古いガラス戸がぐっとおしゃれに

ガラス戸は、当店の職人の手にかかれば、見違えるほど美しく、おしゃれにリメイクできます。古くてボロボロのガラス戸でも、構造面からしっかり修理するので、使い心地も新品同様に再生しますよ。

まずは、当店のガラス戸リメイクの特徴からご紹介します。

ガラス戸を本格リメイク！職人が思い通りの形にリメイクします

ガラス戸のリメイクは、DIYでも様々な実例がありますが、当店の職人チームに任せていただければ、さらに高度で幅広い加工ができます！

例えば、高さや幅をサイズ変更したり、ガラスをシンプルなものに交換したり、木枠を好きな色に着色したり、玄関で使えるよう防犯性や耐水性を高めたり、どんなリメイクでも歓迎です。

当店は、冒頭でお話しした通り、これまで約4万点に及ぶ中古やアンティークの建具・家具を修理、リメイクしてきました。

これらは、すべて作りや状態が異なる一点もの。一つとして同じ作業はなく、それぞれの建具に応じて、最適な方法を判断しながら、手を加えるという繰り返しです。そのため、どんなに難しいリメイクでも、クオリティ高く、確実に仕上げられるノウハウがあります。

実際、お客様からも「想像以上の仕上がりで感動した」とうれしい声を多数いただいています。リフォームや新築はまたとない機会ですので、ぜひリメイクで細部にまでこだわって、理想を追求してみてください！

販売中の中古ガラス戸もカスタムリメイクOK！リフォーム・新築におすすめ

当店のリメイクサービスは、当店で販売中のガラス戸や、他店やオークションなどで購入したガラス戸も対象です。どんなガラス戸でも理想の形にリメイクできますので、遠慮なくご相談ください。

まず、当店のガラス戸は、オンラインショップですべてご覧いただけます。リペア済みのものとリペア前のものとありますが、どちらもカスタムリメイク可能です！

リペア前のガラス戸は、購入後にお客様のご希望に沿って、修理からリメイクまで行います。リペア済みのものは、購入後にリメイク加工のみ行います。

どちらかというと、修理からリメイクまで一度に作業する方が効率的なので、リペア前のものをリメイクする方が価格はお手頃です。

ガラス戸のリメイク例｜ga-01

また、他店やオークションなどで購入したガラス戸の場合も、当店へガラス戸を郵送いただいて、同じように、ご希望に沿って修理・リメイクします。

特にオークションで販売されているレトロなガラス戸は、状態がボロボロの場合も多々ありますが、当店ならどんな状態のものでも高品質にリペア・リメイク可能です。新居にぴったりの仕様にしてお届けしますので、安心してお任せください。

古いガラス戸をきれいに再生！新品同様に使いやすくリペア

当店は、ガラス戸リペア(修理)でも、そのクオリティはどこにも負けません。

当店では、明治や大正期頃に作られた、本当に古くてボロボロの状態のガラス戸も修理することがありますが、新築に取り入れても違和感なく馴染むくらい、高品質に再生できます。

高品質にリペアできる秘密は、丁寧な作業工程にあります。

当店に届いたガラス戸は、まず、ガラスを木枠から取り外して、それぞれをしっかりと水洗い。その後、接合部の緩みや歪み、虫食いの有無、強度など、使用する上で問題ある部分を徹底的にチェックし、リペア作業に入ります。

ガラス戸のフレームを分解しながら、傷んだ部分を取り除いて新材と交換し、接合部をしっかり締め直し。引き手や戸車などのパーツも、傷んだものは修理や交換して、ストレスなく使える状態にします。木工やパーツのリメイクがある場合は、リペアと同時に進めます。

仕上げに、ご希望の塗料を使って着色して、室内・玄関など用途に応じた塗装をします。最後に、しっかり磨き上げたガラスを取り付けて完成です。

アンティーク建具の専門店でも、ここまでしっかりと手を加えている店舗はほぼありません。ですが、ここまで丁寧に修理しなければ、新築に取り入れた際に、建具だけが周りから浮いたり、開閉がスムーズにできなかったりと、何かしらの不具合が起きる可能性があります。

当店の建具は、味わいと言えない傷や汚れはしっかり取り除いているので、見た目も使い心地も新築に合う、上質なガラス戸に仕上がりますよ。

ガラス戸リメイクのご注文方法・お問い合わせ先

続いて、ガラス戸リメイクのご注文方法をご紹介します。

当店のガラス戸リメイクは、ご注文からお届けまで、ご来店は一切不要で、ご希望の連絡方法でスピーディに進めていただけます。通常納期は約3か月です(お急ぎの場合はご相談ください)。

日本全国から月30件以上のオーダー・カスタムリメイクのご注文を受付中です！

お問い合わせ・無料見積

まずは、メール(info@rafuju.jp)かLINEにて、当店まで以下のものをご送付ください。早速、無料でお見積もりいたします。

• お手持ちのガラス戸をリメイクしたい場合
  ガラス戸の画像、ご希望のリメイク内容、氏名、ご連絡先、ご住所

• 当店で販売中のガラス戸をリメイクして購入したい場合
  Rから始まる商品番号、ご希望のリメイク内容、氏名、ご連絡先、ご住所
  ※ ガラス戸の商品ページにあるお問い合わせボタン(メール・LINE)からお送りいただいてもOKです！

• 他店のガラス戸のリメイクしたい場合
  商品の画像やURLなど商品情報がわかるもの、ご希望のリメイク内容、氏名、ご連絡先、ご住所

  ※ご住所は、ガラス戸を回収・お届けする際の費用を算出するために使用いたします

リメイク内容が明確に決まっていない場合は、職人やカスタマーサポートスタッフと相談しながら決めてもOKです！まずは現時点でのご希望をお聞かせください。

ご不明な点やご相談などがある場合も、以下からお気軽にお問い合わせください。

ご注文までの流れ

お問い合わせ後は、必要な内容をヒアリングして、概算のお見積もり金額をお伝えします。お見積もりに納得いただければ、お振り込み後、リメイクの準備に入ります。

もし、納得いただけなかった場合は、もちろん注文を見送っていただいて結構です。費用は一切かかりませんし、個人情報などは破棄させていただきます。

注文からお届けまでのさらに詳しい流れは、「婚礼家具・婚礼タンスをリメイク！職人が好みの家具にリフォームします」の記事内でご紹介しています。こちらは、婚礼箪笥に関する記事ですが、ご注文の流れはほぼ同じです(当店で販売中のガラス戸をリメイクする場合は、ガラス戸を回収する工程がありません)。よければ、参考にしてみてください。

ガラス戸のリメイク・修理事例！家のリフォームや新築用に人気です

さて、次は当店のガラス戸リメイク・修理の実例をご紹介します。

家のリフォームや新築用として、多数の注文を受け付け中です！ぜひ、ご紹介する事例を参考にイメージを膨らませてみてください。

レトロなガラス戸をリサイズして吊り戸仕様に。引き手も交換してリメイク

木製ガラス戸2枚をリメイク(オーダー346)｜ga-03

こちらは、当店で販売していたリペア前のガラス戸2枚組を修理、リメイクした例。

ご希望サイズにカットして、引き戸から吊り戸仕様に変更し、引き手パーツを新しく付け直ししました。最後に全体をブラウンに着色し、色あせていた古いガラス戸が、凛とした美しい姿に蘇りました。

今回のサイズリフォームは、高さを約20mmカット、幅を約145mmカットしています。その際、ガラス戸の上部をフラットに加工し、吊り戸として使えるようにしました。

ガラスは、ホコリでぼんやりと曇っていましたが、木枠から取り外してきれいに掃除し、透き通ったクリアガラスに復活。木枠のサイズに合わせてカットし、はめ直しました。

引き手は、楕円形のパーツが付いていましたが、それらは取り外して、きれいに埋め木して補修。その後、他社から取り寄せたご指定のパーツを正面右側に、裏面左右に当店取り扱いのパーツを取り付けました。

表側の引き手パーツは、真鍮製のすっきりとした上品なデザイン。シンプルなガラス戸とよくマッチしていて、洗練された印象がプラスされました。

ガラス戸の底面にあった戸車は、今後は不要になるため取り外し、溝はそのまま仕上げました。

ご希望に応じて、底面もフラットに加工することもできますが、今回は目立たない部分なので、手を加えずにリーズナブルに仕上げました。

シンプルなガラス戸4枚をリサイズ・着色してシックにリメイク

ガラス戸4枚をリメイク(オーダー265)｜ga-04

こちらは、ガラス面が広いシンプルなガラス戸をきれいに修理・リメイクした例。高さを高く、幅を狭くリサイズし、ダークブラウンに着色して、シックで重厚感のあるガラス戸に生まれ変わりました。

今回は、高さを約185mmプラスし、幅を約100mmカット。上下にバランスよく木材を足し、幅をカットしたことで、よりスタイリッシュな印象に仕上がりました。

金具パーツは、引き手がなかった部分にご指定の引き手パーツを取り付け、底面には丸型戸車を取り付けました。古いネジ締まり錠は、そのまま残したことで、ほんのりとノスタルジックなムードが漂っています。

最後に、全体を均一なダークブラウンに着色。当初は色あせや傷などがありましたが、全く目立たなくなりました。新材で継ぎ足した箇所も、古材と自然に馴染んでいます。

ガラス戸2枚を白くペイントしてかわいらしくリメイク

ガラス戸2枚をペイントでリメイク(オーダー234)｜ga-05

こちらは、和風のレトロなガラス戸を白ペンキで塗装し、シンプルでかわいらしいガラス戸にリメイクした例。

ガラスは、ダイヤガラスからチェック模様入りガラスとクリアガラスに入れ替え、今っぽいすっきりとしたガラス戸に生まれ変わりました。

今回のリメイクの大きなポイントは、ご覧のとおり、白ペイントで全体をベタ塗りしたこと。アンティークホワイトという、真っ白よりも少しくすんだ色でペイントし、ほどよく温かみがあって部屋に馴染みやすいカラーに仕上がりました。

ペンキは、木肌をしっかりカバーするので、和風の古いガラス戸でもガラリと印象を変えることができます。

ガラスは、クリアガラスとチェック模様のガラスを交互にレイアウト。木枠の格子模様ともよくマッチしていて、シンプルなガラス戸のおしゃれなアクセントになっています。部屋に取り入れると、クリアガラスとは一味違う表情が楽しめそうですね。

古いガラス戸を修理してリサイズ。戸枠もセットで製作してお届け

ガラス戸4枚をレトロな雰囲気のまま再生(オーダー298)｜ga-06

こちらは、古いガラス戸4枚をきれいに修理して、戸枠(四方枠・方立)もセットで製作してお届けした例。色あせがひどく、下部の溝なども傷んでいましたが、全体的に色合わせして、徹底的に使いやすく修理しました。

今回のサイズリフォームは、高さを85mmプラス、幅を14mmカット。幅は左右からバランスよく切り取っています。

傷んだ下部は取り除き、上下に新材を継ぎ足して、戸杓りを追加しました。スムーズに開閉できる状態に復活しています。

ガラスは、一見シンプルなクリアガラスのようですが、実は、ゆらゆらガラスと模様入りガラス、ダイヤガラス、クリアガラスの4種類のガラスに交換しています。部屋に取り入れると、ガラスの凹凸や模様が浮かび上がって、より一層表情豊かになりますよ。

仕上げには、蜜蝋ワックスを使っています。汚れや傷、木のささくれなどが目立っていましたが、表面を削って整え、ワックスを塗布することで、乾燥した木肌がしっとりと潤い、きれいに再生できました。格子の隅の細かいところまで、均一に美しく仕上がっています。

ガラス戸4枚を外部用建具にリメイク(鍵取り付け・外部用塗装)

外部用ガラス戸4枚をリメイク(オーダー372)｜ga-07

こちらは、商店で使われていた立派なガラス戸4枚組を、外部用の引き戸として使えるようリメイクした例。ご希望の鍵を取り付け、耐候性のある外部用塗装をして仕上げました。

もともと作りが良かったこともあり、堂々とした佇まいの高級感が漂うガラス戸にリメイクできました。

鍵は、新品のサムターン錠3つをご希望の位置に取り付けています。古いガラス戸でも、現代物の鍵を取り付ければ、玄関などの外部用ドアとしても問題なく使えますよ。また今回は、もともと付いていたねじ込み錠も使える状態に調整しています。

塗装は、もともとの色味を生かして、着色はせず、外部用塗装のみ行いました。外部用塗装は、木部の日焼けによる色褪せや湿気によるカビを防ぐ効果があり、頻繁にお手入れせずとも、きれいな状態を保ちやすくなります。

ガラスは、ダイヤガラスからクリアガラスに交換しました。向こう側がはっきりと見透せるので、店舗などのエントランスにぴったりですね。見た目にもすっきりと洗練された印象がプラスされました。

ガラス戸2枚に色ガラスを取り入れてレトロポップにリメイク

昭和レトロなガラス戸2枚をリメイク(オーダー357)｜ga-08

こちらは、当店のリペア済みだったガラス戸について、ガラス交換をしたリメイク例。もともとイエローの色ガラスがアクセントに使われていましたが、さらに、赤と緑の鮮やかな色ガラスを加えました。

ユニークな格子の模様がさらに引き立ち、まさに一点もののレトロポップなガラス戸に仕上がりました。

色ガラス以外の部分は、すりガラスとダイヤガラスが入っています。向こう側が白壁だとわかりにくいですが、どちらも目隠し効果があるので、外からの目線が遮られますよ。室内の間仕切り建具として活躍しそうですね。

ガラス戸(ドア)を修理・金具パーツを取り付けて実用的にリメイク

ガラス戸(ドア)を実用的にリメイク(オーダー403)｜ga-09

こちらは、当店の未リペアだったイギリスアンティークのガラスドアをリメイクした例。新居の玄関ドアとして使えるよう、全体をきれいに修理し、鍵を取り付け、白ペイントで全体を塗装しました。

ステンドグラスもきれいに掃除して、見違えるほど美しくなりました。新居の顔にぴったりな、特別感のあるガラスドアに再生できました。

鍵は、古いものを取り外し、新品の本締錠を取り付けました。上部のナンバープレートと下部のブラシは取り外して、きれいに補修しています。

また、ドアハンドルや蝶番は、今回は現場で取り付けされるため、当店では取り付けずにお届けしました。パーツの取り外し、取り付けはご要望に応じて柔軟に対応いたします。施工しやすい状態に加工しますので、なんでもご相談ください。

ペイントは、今回もアンティークホワイトで塗装。フランスアンティーク品のような、上品でかわいらしい印象に仕上がりました。グリーンのステンドグラスが一層美しく引き立っています。

組子入りガラス戸をリサイズ・強化ガラスに交換してリメイク

組子入りガラス戸2枚をリサイズ(オーダー104)｜ga-10

こちらは、美しい組子細工が入った、存在感抜群のガラス戸2枚をリメイクした例。

ご希望の高さを出すため、木枠を新規製作し、組子を入れ、両面を強化ガラスでカバーしました。全体をご希望のブラウンで隅々まで着色し、上質な和風のガラス戸に仕上がりました。

今回は、高さを約210mmプラスするため、もともとの木枠を使わず、框を丸ごと新材で製作しています。当初のデザインを参考にしつつ、足元に高めの腰板を付け、組子細工がより強調されるデザインに。見た目にも安定感が出て、よりバランスの良い印象に仕上がりました。

組子の両側には、厚さ4mmの強化ガラスを入れています。もともとは、片側はクリアガラス、もう片方はすりガラスが使われていて、せっかくの美しい組子を片側からしか見えない作りでした。

そのため、今回は古いガラスを取り外し、両側ともクリアの強化ガラスに入れ替え。組子細工がどちら側からも楽しめる作りにリメイクしました。

組子細工は、麻の葉と胡麻、菱を組み合わせたパターン。上下に流れる美しい胡麻模様が目を引きますね。全体を着色して、濃いブラウンに仕上げたため、組子の繊細な模様がより鮮明に引き立ちました。

組子細工は、小さな木片を組み合わせて作られるため、実は、隅々まで均一に着色するのが難しい建具の一つ。そのため、当店では着色剤を注いたプールに建具を丸ごと浸して、一気に拭き上げるという方法で着色しています。非常に骨の折れる作業ですが、完成度を上げるためには必要な作業です。

ここまでしっかり手をかけて仕上げている店舗は、ほとんどありません。こうした工夫の積み重ねで、今回も満足いただける仕上がりとなりました。

ガラス戸2枚組を3枚組に！1枚再現製作してセットでお届け

ガラス戸2枚を3枚セットに(オーダー412)｜ga-11

こちらは、当店にて2枚組で販売していたアンティークのガラス戸を3枚組にしてほしいとのご依頼で、1枚再現製作してお届けした例です。

アンティークのガラス戸をご希望サイズにリメイクし、同じ作りでもう一枚追加で製作しました。全体を均一に色合わせして、3枚並べてみても見分けがつかないほど、クオリティ高く仕上がりました。下の画像の左右がアンティーク品、中央が今回新規製作した新品です。

もとのガラス戸は、上下に新材を足し、高さを約150mmアップ、幅を約20mmカットしています。

ガラスは一部にすりガラスが使われていましたが、すべてクリアガラスに交換。すっきりと空間に馴染むガラス戸に生まれ変わりました。

引き手は、もともとのガラス戸に使用していたパーツと同じものを新規製作品にも取り付けました。昔ながらのガラス戸に馴染む、アンティーク風のシンプルな引き手です。

足元には戸車を取り付けて、すべてスムーズに開閉できる作りに。古くても新品のようにストレスなく使える状態に復活しました。

ガラス戸のリメイクメニュー！参考実例もあわせてご紹介

さて、ここからは、ガラス戸のリメイクメニューを種類別に詳しくご紹介します。それぞれを組み合わせて、理想のガラス戸を追求してみてください。各メニューを実際に利用した例もご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

ガラス戸のサイズリフォーム

ガラス戸のリメイクで最も人気なのが、サイズのリフォーム。高さ・幅を間口にぴったりのサイズに加工して、すぐに取り付けできるようにしてお届けします。サイズ調整は、増減どちらもOKで、大幅な加工も歓迎です。

「デザインが好きなのにサイズが全く合わない！」というガラス戸でも、問題なく取り入れられるようになりますよ。

高さや幅をプラスしてリメイク

ガラス戸は、新材を継ぎ足して高さや幅を増やせます。できる限り自然になじむよう、バランスよく継ぎ足して、色や木目を合わせて仕上げるので、違和感なく調整できますよ。

特にアンティークのガラス戸は、今の住宅には高さが低すぎることが多いので、上下に新材を継ぎ足すリメイクが人気です。引き戸の場合は、上下の溝(戸杓り)も敷居や鴨居に合う仕様に加工できます。

また、高さ変更に伴って引き手などのパーツが使いにくくなる場合は、各パーツをお好きな位置に移動させることもできます。ご希望があれば、ご相談ください。

ガラス戸2枚のサイズリメイク例(オーダー313)｜ga-12

こちらは、当店で販売していたガラス戸2枚のサイズをリメイクして購入いただいた例。高さを約380mm、幅を約60mmプラスして、同じ色にペイントしました。框の部分に新材を足して、継ぎ目が目立たないようきれいに仕上げています。

最後に、足元に戸車を追加し、大型のガラス戸ですが、スムーズに開け閉めできるように加工しました。

高さや幅をカットしてコンパクトにリメイク

ガラス戸は、ご希望のサイズにカットしてリメイクすることもできます。建具のガラスや木枠などを切断して、バランスよく加工します。

数ミリの微調整から数十センチの大幅な加工まで、どちらも歓迎です。高さを半分にカットして、1枚を2枚の窓に加工するといった特殊なサイズ調整もできます。どんなご希望でもお気軽にご相談ください。

ガラス戸4枚のサイズリメイク例(オーダー223)｜ga-13

こちらは、未仕上げだったガラス戸4枚について、高さを約90mm、幅を約70mmカットし、コンパクトにリメイクした例。上のガラスを切断して高さを調整し、上桟の天面をフラットに加工しました。間口にぴったりと収まるサイズです。

腰板の部分は、木が乾燥して割れ、隙間が生じていましたが、こちらもきれいに修復しています。木部をダークブランに着色して、外部用塗装を施し、外観も耐久性も文句なしのガラス戸に仕上がりました。

ガラス戸の着色・塗装リメイク

続いては、ガラス戸の着色・塗装リメイクについて、人気の4つをご紹介します。それぞれの特徴をお話ししますので、用途やお好みに合わせてお選びください。　

水性ステイン・蜜蝋ワックスでリメイク

当店で最も人気の仕上げは、水性ステインでご希望のカラーに着色し、蜜蝋ワックスを塗布する方法。水性ステインは、木枠の自然な木目や傷などの味わいを活かしながら、ご希望のカラーに着色できるのが魅力です。木製建具ならではの温かみが感じられる仕上がりです。

また、水性ステインは、カラーバリエーションが幅広く、同じブラウンでも種類があるので、内装や周りの家具と近しい色に着色できます。部屋に自然と馴染むガラス戸に仕上がりますよ。色次第でシックな古民家からモダンな新築まで、幅広いインテリアに合わせられます。

蜜蝋ワックスは、自然由来のワックスで、無垢材製の上質な木製家具などに人気のナチュラルな仕上げです。木肌を美しく引き立てつつ、傷や汚れ、乾燥などから優しく保護してくれます。

使い込むごとに味わいが付加される、雰囲気たっぷりのガラス戸に仕上がりますよ。

ガラス戸2枚のリメイク例(オーダー447)｜ga-14

こちらは、木製ガラス戸2枚を水性ステイン・蜜蝋ワックスでリペア・リメイクした例。大きさのリサイズと、金具・ガラスなどのパーツ交換も行っています。

もともと日焼けでかなり色が褪せていましたが、ご希望のブラウンに均一に着色し、上品な姿に再生できました。上下に新材を継ぎ足してサイズ調整した部分も、きれいに色合わせして自然に仕上げています。

ペイント塗装でリメイク

ペイントでのリメイクは、ガラス戸を洋風にリメイクしたい方に人気の塗装方法。木肌がしっかり隠れるので、和風や昭和レトロ風の渋いガラス戸でも、大きくイメージチェンジできます。モダンな家にも馴染むカジュアルな建具に生まれ変わりますよ。

ガラス戸3枚のペイントリメイク例(オーダー180)｜ga-15

例えば、こちらはガラス戸3枚を水色のペンキでアンティーク風にペイントした例です。

ご希望だったバターミルクペイントの水色を使用し、エイジング加工をして、ところどころペンキがかすれたような風合いを出しました。ベタ塗りにするよりも木の表情や古いものらしい温かみが楽しめます。

フレンチカントリー調のようなヴィンテージ感のあるインテリアにぴったりです。

ペイントガラス戸4枚の製作例(オーダー084)｜ga-16

こちらは、オーダーメイドで製作したガラス戸4枚をネイビーにペイントした例。こちらは全体をベタ塗りして仕上げました。全体が均一で、新築に似合うシンプルな仕上がりです。

このように、色や塗装方法次第で、幅広いインテリアに合わせられます。色に飽きたら、DIYで上から再塗装することもできるので、個性的な色に挑戦してみるのもいいですね。

当店のリメイクでは、白やベージュといった定番カラーだけでなく、どんな色でも指定できますので、ぜひお好きな色をご相談ください。

外部用塗装で玄関用ガラス戸にリメイク

ガラス戸を玄関など外部で使用したい場合は、外部用塗装をするのが人気です。外部用塗装は、ガーデンやテラスなどのエクステリア用に使われる塗装で、木製建具を日焼けやカビなどから守ってくれます。

木製ガラス戸を玄関に使う場合、外部用塗装は必須ではありませんが、蜜蝋ワックスやペイントなどで仕上げるよりも、よりメンテナンス性が良く、こまめにお手入れせずともきれいな状態を保ちやすくなりますよ。

ただ、玄関扉などの外部用建具の場合は、どんな塗装をしても、次第に塗装が落ちてきてしまいます。そのため、5〜10年に一度ほどのペースで再塗装するのがおすすめです。

ガラス戸3枚を外部用塗装でリメイク(オーダー224)｜ga-17

こちらは、昭和中期頃に作られた古いガラス戸を修理、リサイズし、外部用塗装で仕上げた例。もともと埃や水気などで木部が傷んでいましたが、傷や汚れ、隙間などを補修。ご希望のカラーに着色して、できる限り当初の雰囲気を残しつつ、自然な木肌に仕上げました。

当店の外部用塗装は、ご希望に応じて、いわゆるピカピカとした塗装ではなく、ナチュラルな風合いに仕上げられます。自然な温かみがありつつ、外で使っても安心の建具にリメイクできますよ。

カシュー塗り・漆塗りで和風にリメイク

当店では、漆塗りやカシュー塗りの修理・リメイク塗装もできます。ガラス戸を本格的な和風の建具に仕上げたい方におすすめです。高級感たっぷりの伝統的な和の空間づくりができますよ。

漆塗りやカシュー塗りは、他の室内塗装と比べて強靭な塗膜を作るため、耐久性が高く、傷や汚れを寄せ付けないのが大きなメリット。掃除する際は、乾拭きできれいになりますし、汚れが気になる場合は中性洗剤を使っても掃除できます(ただ、引き戸はそれほど傷や汚れが付くものでもないので、蜜蝋ワックスやペイントでも機能的には十分です)。

反対に、漆塗りやカシュー塗りのデメリットは、他の塗装と比べて価格が高いこと。漆塗りは特に原料が希少で、塗装に特別な技術と手間がかかるためです。

そのため、できる限り安くリメイクしたいという方には向きません。また、漆塗りは、紫外線で劣化する性質があるので、ガラス戸を日光が当たる場所で使う場合は避けたほうが無難です。

費用を安く抑えたい、日光が当たる場所で使いたいという方は、漆塗りよりはカシュー塗りのほうがおすすめです。

カシュー塗りは、漆科のカシューナットツリーから取れるカシューナッツの殻を原料に作られる漆系の合成樹脂塗料。仏壇や高級和家具など、漆塗りと似たような用途に使われます。漆塗りよりも安価で漆塗り風に仕上がる代替塗料として登場しました。

カシュー塗りは、質感が漆塗りに劣ると言われることもありますが、当店の経験上はそれほどの差は感じません。技術のある職人が塗装すれば、同じように美しい質感に仕上がりますよ。上質でメンテナンス性も抜群の和風建具にリメイクできます。

ガラス戸のガラスを交換してリメイク

次は、ガラス戸のガラスを交換するリメイクについてご紹介します。当店では、リメイク材料として15種類ものパーツを用意していています。フレームごとにお好きなガラスを自由に取り入れられますよ。

それぞれデザインや機能性の違いをご説明しますので、ぜひイメージに合うものを探してみてください。

クリアガラス・すりガラスにリメイク

ガラス戸のリメイク例｜ga-18

ガラス戸リメイクで最も定番なのは、クリアガラスやすりガラスに交換するリメイク。クリアガラスは、くもりや模様がない透き通ったガラス、すりガラスは乳白色の半透明ガラスです。

シンプルでどんな空間にもなじみやすいガラス戸に仕上がります。

ガラス戸3枚をクリアガラスにリメイク(オーダー144)｜ga-19

こちらは、リペア前だったガラス戸3枚について、ガラスを交換して修理した例。すべてクリアガラスを使用し、全体を水色にペイントして、フレンチ風のシンプルなガラス戸に生まれ変わりました。

向こう側がはっきりと見通せるので、空間の広がりが感じられます。部屋同士をゆるやかに仕切りたい場合におすすめです。

ガラス戸(ドア)のすりガラスにリメイク(オーダー230)｜ga-20

こちらもリペア前だったガラス戸(ドア)を修理して、ガラスを交換した例。古いガラスを取り外し、すりガラスを入れ直しました。

すりガラスは、半透明のガラスなので、部屋同士をしっかり目隠しできるのが魅力。プライベートな部屋や玄関の建具に人気のガラスです。

模様入りガラスにリメイク(麻の葉模様・花菱模様・市松模様など)

花菱模様ガラスを使ったガラス戸の例｜ga-21

ガラス戸にほんのり個性を出したい場合は、模様入りガラスに交換するのが人気です。

模様入りガラスは、当店で加工しているオリジナルガラスで、麻の葉模様と変わり花菱模様、花菱模様、市松模様の4パターンがあります。

模様の部分がすりガラスのように半透明になっており、ちょっとした目隠し効果もありますよ。

ガラス戸3枚を花菱模様ガラスでリメイク(オーダー089)｜ga-22

こちらは、ガラス戸3枚に花菱模様ガラスとすりガラスを取り入れてリメイクした例。中央部分に花菱模様ガラス、その他にすりガラスを入れています。

向こう側が暗いと花菱の模様が浮かび上がります。かわいらしいレトロな印象のガラス戸に仕上がりますよ。

ガラス戸4枚を市松模様ガラスでリメイク(オーダー267)｜ga-23

こちらは、ガラス戸4枚について、中央のガラスを市松模様(チェック柄)ガラスに交換したリメイク例。もともとはクリアガラスが入っていて、シックで落ち着いた印象でしたが、賑やかで個性の光るレトロな引き戸に生まれ変わりました。

市松模様(チェック柄)は、こちらのような大正ロマン風の建具をはじめ、和風・洋風どちらの建具にもよく似合います。幅広いインテリアにおすすめですよ。

レトロガラスにリメイク(モールガラス・結霜ガラス・チェッカーガラス・気泡ガラス・ダイヤガラスなど)

ガラス戸のリメイク例｜ga-24

当店では、リメイク材料として、様々なレトロガラスを取り扱っています。例えば、モールガラスや結霜ガラス、チェッカーガラス、気泡ガラス、ダイヤガラスなど。それぞれ簡単に特徴を紹介します。

ガラス戸のリメイク例｜ga-25

モールガラスは、ボーダー状の凹凸が入ったガラスのこと。縦横どちらの向きでも取り入れられ、ガラス越しに見ると、縞模様のモザイクがかかったように見えます。和洋どちらのテイストにも似合うガラスです。

中央が銀モールガラス

モールガラスには、銀モールガラスと呼ばれる、ほんのり霞がかったようなガラスもあります。光が当たると、キラキラと光って見えるのも特徴です。こちらも、ノスタルジックな雰囲気で人気のレトロガラスです。

ガラス戸のリメイク例(中段が結霜ガラス)｜ga-26

結霜ガラスは、霜の結晶のような模様が入ったガラスのこと。和風や大正ロマン風のガラス戸に人気の、存在感のあるガラスです。細かい模様が入っているので、ほんのり目隠し効果があります。

ガラス戸のリメイク例｜ga-27

チェッカーガラスは、チェック柄の凹凸が入ったガラスです。向こう側がざっくりとモザイクがかかったように見えます。存在感があってインテリアのアクセントになるガラスです。

ガラス戸のリメイク例｜ga-28

気泡ガラスは、細かい気泡が入ったガラスです。ノスタルジックな温かみがあり、ほどよくシンプルです。遠くから見るとクリアガラスのようですが、近づいてみると、さりげなくレトロさが感じられます。モザイク効果はほとんどありません。

ガラス戸のリメイク例(上2段がダイヤガラス)｜ga-29

ダイヤガラスは、ザクザクとした凹凸のあるアンティークガラスです(新品はありません)。光が当たると、表面がキラキラと光って見えます。

他のレトロガラスよりもモザイク性が高く、向こう側があまり見えません。和洋どちらのガラス戸にも合わせやすいガラスです。

色ガラスにリメイク

ガラス戸のリメイク例｜ga-30

華やかな大正ロマン風やレトロポップテイストのガラス戸にリメイクしたい場合は、色ガラスを取り入れるのが人気です。

色ガラスは、大正時代頃の上質なアンティーク建具でよく目にするガラスで、赤や青、緑、黄色、紫などの鮮やかな色が付けられています。アクセントとして一部に取り入れるだけでも、非日常的でノスタルジックなインテリアが楽しめますよ。

部屋の主役になるような、レトロなガラス戸が欲しい方におすすめです。

色ガラスは、アンティーク品は希少でかなり高額ですが、現代物の新品なら比較的お安く取り入れられます。

アンティーク品は、在庫がない場合もありますが、気になる方はお問い合わせください。

ガラス戸3枚を色ガラスでリメイク(オーダー054)｜ga-31

こちらは、シンプルなガラス戸3枚に、色ガラスや花菱模様ガラスなど、お好みのガラスを取り入れて修理・リメイクした実例。中央上に鮮やかな赤の色ガラス、その下に花菱模様のガラス、その他にすりガラスとクリアガラスを使っています。

赤い色ガラスが入ることで、一気に大正ロマン風の華やかな建具に生まれ変わりました。古民家やレトロな喫茶などで活躍しそうですね。

ガラス戸のリメイク例｜ga-32

色ガラスは、2〜3色を組み合わせて取り入れても素敵です。さらに色あざやかで個性の光る建具にリメイクできますよ。当店では、赤・青・黄・緑・紫の色ガラスを用意していて、組み合わせは自由です。

ゆらゆらガラスにリメイク

ガラス戸のリメイク例｜ga-33

ゆらゆらガラスは、アンティークのクリアガラスの一種で、映り込む風景がゆらゆらと揺らいで見えるガラスです。現代のガラスのように精度が高くなく、厚みが不均一なため、景色が揺らいでみます。

現代のガラスよりも手仕事らしい温かみが感じられるということで、当店のリメイクでも人気が高まっています。

ゆらゆらガラスは、味わい深い素敵なガラスですが、価格が高いのがネックなところ。現在は生産されていない希少なガラスのため、アンティーク品はもちろん、新品の在庫未使用品も高価です。そのため、他のガラスと組み合わせつつ、一部のみに取り入れるのが人気です。

食器棚をガラス戸にリメイク(オーダー065)｜ga-34

こちらは、古い食器棚(水屋箪笥)の木製引き戸にゆらゆらガラスを取り入れて、ガラス戸にリメイクした例。もともとの桟を残して、できるだけデザインを変えずに、ガラスに入れ替えました。

板戸からガラスに交換することで、すっきりとモダンになりつつも、古い温かみが感じられる佇まいに仕上がりました。

一見クリアガラスのようですが、映り込む景色がほんのり揺らいでいるのがわかります。中に食器などをしまうと、さらにゆらゆらガラスらしさが味わえますよ。

強化ガラスにリメイク

強化ガラスは、通常のガラスよりも割れにくい安全なガラスです。さらに、たとえ割れたとしても、破片が粉々になるため、怪我をする恐れがありません。小さいお子様がいるお宅や店舗などに人気です。

見た目には、クリアガラスと変わらず、すっきりとシンプルに仕上がります。

ガラス戸4枚を強化ガラスにリメイク(オーダー292)｜ga-35

こちらは、お持ち込み品のガラス戸4枚を強化ガラスに交換したリメイク例。外観は変わりありませんが、より割れにくく安全に仕上がっています。

強化ガラスは、通常のガラスよりも衝撃に強いですが、故意に割ろうとすれば、粉々に割れてしまいます。そのため、防犯性は高くありません。玄関など防犯性が求められる場所で使うには、強化ガラスよりも割れにくい、防犯ガラスやアクリル板を使うのがおすすめです。

アクリル板にリメイク

アクリル板　(左)クリア・(右)乳白色

アクリル板は、ガラスと比べて割れる心配がなく、軽くて開け閉めしやすいのがメリットです。見た目にはガラスと大きく変わらないので、引き戸や玄関ドア、家具などにもよく使われています。

ただ、アクリル板はガラスほど硬度が高くないため、細かい傷がつきやすいというデメリットもあります。ペットを飼っている方など、傷つきやすい場所で使う場合には向きません。

玄関ドアをアクリルでリメイク(オーダー186)｜ga-36

こちらは、フランスアンティークの親子ドアをきれいに修理し、鉄格子の裏に半透明のアクリル板を入れてリメイクした例。アクリル板は乳白色で、外からの視線や隙間風が遮られますが、採光性があって玄関を明るく保つことができます。

防犯性が高くてプライベートもしっかりと守れる、機能的な玄関ドアに生まれ変わりました。

木製板にリメイク

当店では、建具のガラス部分に木製の板を入れることもできます。板戸のように完全に視線や光をシャットアウトできますよ。

ガラス戸の一部を板にリメイク(オーダー128)｜ga-37

例えば、こちらはガラス戸の帯部分を木の板に変更した実例。板の面が増えたことで、シックで落ち着いた印象になりました。こちらのように、一部を板に交換することもできます。

また、木の板やガラス板以外でも、ご希望の素材があればご相談ください。どんなご要望でも歓迎です！

ガラス戸のガラス部分をアレンジ

次は、ガラス戸のガラス部分に装飾を加えるアレンジをご紹介します。多種多様なアレンジができますが、代表的なリメイクは次の6つです。

ステンドグラス戸にリメイク

ガラス戸のリメイク例｜ga-38

ガラス戸リメイクでは、職人がオーダーメイドで制作したステンドグラスをガラス部分に取り入れられます。

ステンドグラスは、過去の作品を参考に再現制作したり、お客様がデザインしたパターンを制作したり、ご希望に沿って制作・取り付けいたします。西洋風の華やかなガラス戸に仕上がりますよ。

色ガラス入りの衝立(R-037593)｜ga-39

例えばこちらは、木製の衝立に、色ガラスのステンドグラスを取り入れてリメイクした例。赤や青、黄色の色ガラスと結霜ガラスを組み合わせてステンドグラスを制作し、衝立に取り付けました。

シンプルな衝立から、大正ロマン風の印象的な姿に生まれ変わりました。

ステンドグラスは、他にも様々なデザインで制作した実績があります。引き戸やドア、窓など、どんなガラス戸でも取り入れられますよ。特別感のある一点もののガラス戸が欲しい方におすすめです。

エッチング模様入りにリメイク

ガラスへのエッチング加工｜ga-40

ガラス戸リメイクでは、ガラス部分にお好きな模様や文字などをエッチングできます。例えば、店舗エントランスのガラス扉にロゴを入れたり、お好きな絵柄を入れたり、自由にアレンジ可能です。

ガラスに直接加工するので、シートのように剥がれたり、破れたりすることはありません。掃除がしやすく、長くキレイな状態で使えますよ。

組子入りガラス戸にリメイク

ガラス戸のリメイク例｜ga-41

和風のガラス戸にリメイクする場合は、ガラス部分に組子細工を入れるアレンジが人気です。麻の葉や七宝、菱など、お好きなパターンの組子を制作して取り付けます。

組子はガラス戸の目隠し代わりにもなり、また、伝統的で美しい文様が上質な和の雰囲気を演出してくれます。組子は、両面をガラスでカバーするので、埃が溜まらず、お手入れにも困りません。

当店では、レーザー加工機を導入していて、職人が一つ一つ手作りする組子よりも、リーズナブルな価格で取り入れられます。伝統的な工法ではありませんが、見た目には遜色なく、美しく繊細な組子模様が楽しめますよ。

ガラス戸のリメイク例｜ga-42

もし、職人が1つ1つ手作りする伝統的な組子細工をご希望の場合は、昔ながらの方法で一から制作することもできます。ご要望に応じてリメイクしますので、ご希望をお聞かせください。

組子入りのガラス戸棚(オーダー253)｜ga-43

こちらは、オーダーメイドで制作した組子細工入りのガラス戸棚(下駄箱)です。組子は、MDF材をレーザー加工機で七宝模様にカットして、全体を均一に着色し、クリアガラスと合わせて框にはめ込みました。

連なって広がる精密な組子模様が美しく、上品な和風の玄関によく似合いそうですね。

組子は、棚内をほどよく隠してくれるので、色形がバラバラの靴をしまっても、インテリアの雰囲気を壊しません。シックで落ち着いた空間作りができますよ。

格子入りガラス戸にリメイク

ガラス戸のリメイク例｜ga-44

ガラス戸リメイクでは、ガラス部分に格子を入れることもできます。縦桟や横桟、マス格子などを入れることができ、和風の趣たっぷりの建具にリメイクできますよ。

桟は、細く密度が高いほど、繊細で上質な印象が強くなります。特に、細かい桟を持つ格子戸は、千本格子や万本格子などと呼ばれ、高級な和風建具として人気があります。ただ、制作には大変な手間がかかるため、価格は高いです。

反対に、桟が少なく、ガラス面が広いほど格子戸は、レトロですっきりとした印象です。こちらは、昭和レトロや大正ロマンスタイルなどに人気です。

透し彫り入りのガラス戸にリメイク

ガラス戸リメイクでは、鏡板や桟などの木部に透し彫りなどの抜きや彫りを追加できます。ガラス部へのエッチング加工と同じく、お好きな模様や文字などを自由に入れられますよ。

透し彫り入りのガラス戸2枚(オーダー324)｜ga-45

こちらは、引き戸2枚の鏡板に藤の透し彫りを入れ、ガラスでカバーしてリメイクした例。当店で藤の図案を作成し、レーザー加工機で透し彫りにしました。和の風情たっぷりのユニークなガラス戸に仕上がりました。

透し彫りは、伝統的な和柄を透し彫りにして入れたり、お客様のデザイン画を元に彫刻したり、どんなリクエストでも歓迎です。こちらも基本的には、レーザー加工機を使って彫刻するため、比較的リーズナブルに加工できますよ。

ガラス戸のフレームのデザインを変更

ガラス戸のリメイク例｜ga-46

ガラス戸リメイクでは、ガラスをはめ込む木枠のデザインを自由に変更できます。

例えば、格子を取り除いてシンプルなガラス戸にリメイクしたり、さらに細かく桟を追加したり、斜めの桟を加えて個性的なデザインにしたり、幅広いガラス戸にリメイクできます。

必要に応じて分解しながら加工しますので、取り除いた部分や追加した部分だけが変に浮いてしまうこともありません。デザインが気に入らないガラス戸でも、理想のイメージ通りに作り変えることができますよ。

ガラス戸の開閉方式を変更

次は、ガラス戸の開閉方式を変えるリメイクについて。ガラス戸は、引き戸、開き戸、吊り戸などがあり、左右どちらに開くかもガラス戸によって違います。

ガラス戸の仕様が新居に合わない場合は、ご希望の仕様に加工いたします。もともとの作りにかかわらず、どんな開閉方式にもリメイクできますので、ご希望があればご相談ください。

引き戸を吊り戸にリメイク

当店へのご依頼で多いのは、古い引き戸を吊り戸に変更するリメイク。引き戸の上下をフラットに加工し、ご希望に応じて金具を取り付けて吊り戸に作り変えます。

必要に応じて新材に交換しながらリメイクするので、框がボロボロの状態でも、問題なく吊り戸として使えるようになりますよ。

ガラス引き戸2枚を吊り戸にリメイク(オーダー252)｜ga-47

こちらは、引き戸仕様だったガラス戸2枚を吊り戸にリメイクした例。框の上下のしゃくり部分をカットし、新材を継ぎ足してフラットに加工しました。

吊り金具は現場で取り付け予定だったため、当店では取り付けせずにお届けしました。

引き戸を開き戸(ドア)にリメイク

ガラス戸のリメイク例｜ga-48

ガラス戸リメイクでは、引き戸を開き戸(ドア)にもリメイクできます。引き手を取り外して、ドアノブ(取っ手)や蝶番を取り付けます。

ドアの金具を取り外した例

金具パーツを取り外した箇所は、埋め木してきれいに補修するので、跡は目立ちません。パーツはお好きなものをご希望の位置に取り付けできます。

引き戸を開き戸にリメイク(オーダー113)｜ga-49

こちらは引き戸仕様だった格子戸をドア(開き戸)にリメイクした例。ご希望の取っ手と蝶番を取り付け、引き手パーツはそのまま残して仕上げました。

引き手は、取り外して補修もできますが、手を加えずに費用を抑えるのも一つの手です。ご希望に応じて加工しますので、お気軽にご相談ください。

ガラス戸(引き戸・扉)の開き方向を変更

引き戸や開き戸、吊り戸は、取っ手や蝶番などのパーツの位置で開き方向が決まっていますが、新しい設置場所に合わない場合は、パーツを移動させてリメイクします。もともとパーツがあった場所は、きれいに埋め木して補修するので、ほとんど目立ちません。

ガラス戸を開き方向をリメイク(オーダー142)｜ga-50

こちらは、引き戸仕様だったガラス戸を吊り戸にリメイクし、引き手の位置を正面左から右に移動させた加工例。左方向にスライドする片引き戸にリメイクしました。

引き手があった箇所は埋め木して補修。木目や色を合わせて、きれいに仕上げています。

ガラス戸の金具パーツ(引き手・取っ手・鍵・戸車など)をリメイク

次は、ガラス戸の金具パーツ(引き手・取っ手・鍵・戸車など)を交換・取り付け・取り外しするリメイクについてご紹介します。

リメイクで使用するパーツは、当店の在庫から選んだり、他店のパーツを取り寄せたり、お手持ちのパーツを取り付けたりと、自由に指定できます。

パーツは、小さくてもガラス戸の雰囲気を左右する重要な要素です。ぜひこだわって選んでみてくださいね。

ガラス戸の引き手を交換・取り付け

当店のリメイクで多いのは、ガラス戸の引き手を追加・交換するリメイク。アンティークの引き戸だと、引き手のコンディションが悪かったり、付いていないこともあるので、ご希望の引き手を交換・取り付けします。

また、高さ変更などをして引き手の位置が使いにくくなる場合は、適切な位置に移動させることあります。

引き手があった場所は穴が残りますが、埋め木して補修しますので、目立たずきれいに仕上がりますよ。

ガラス戸2枚をリメイク(オーダー035)｜ga-51

こちらは、未仕上げだったガラス戸2枚を修理、リメイクした例。引き手はもともと付いていなかったため、ご希望のアンティーク風引き手を取り付けています。その他、リサイズや戸車取り付け、塗装などの加工も行いました。

ガラス戸の鍵を取り付け

ガラス戸のリメイク例｜ga-52

ガラス戸は、ご希望の鍵をお好みの位置に取り付けられます。鍵は、ガラス戸の作りにかかわらず、どんな種類でも取り付けできます。

玄関で使用する場合は、現代物の防犯性の高い鍵を追加するのが人気です。

ガラス戸(ドア)をリメイク(オーダー236)｜ga-53

例えばこちらは、古い組子入りガラスドアを修理し、鍵や取っ手、蝶番、ローラー締まりなどご希望の金具を取り付けた例。

鍵は、ドアの下部に取り付け、見た目に違和感なく、防犯性高くリメイクできました。

ねじ込み錠の例｜ga-54

また、防犯性が求められない場所で使用する場合は、ねじ込み錠を取り付けるのも人気です。ねじ込み錠は、古い引き戸によく使われている昔ながらの鍵です。ガラス戸のレトロなアクセントになりますよ。

ガラス戸に戸車を交換・取り付け

引き戸仕様のガラス戸は、開閉をスムーズにするため、戸車を取り付けてリメイクします。

古いガラス戸で、戸車が壊れている場合は新品に交換し、付いていない場合は、新品を取り付けます。レール(敷居)の形状に合わせて、最適なものを取り付けいたします。

ガラス戸(窓)に戸車を取り付け(オーダー307)｜ga-55

こちらは、ガラス戸2枚をリサイズし、新しく丸型の戸車を取り付けたリメイク例。古いレトロなガラス戸ですが、これで楽に開閉できるようになりました。

ガラス戸を再現製作・フルオーダー

さて、続いてはガラス戸の再現製作やフルオーダーについてご紹介します。

再現製作とは、1点もののアンティークガラス戸が売り切れてしまった場合や、気に入ったアンティークガラス戸の枚数が足りない場合に、ご希望の枚数を同じデザインで製作するサービスです。サイズや色などはお好みでアレンジできるので、もともとのガラス戸よりもさらに家にぴったりのガラス戸に仕上がります。

フルオーダーは、お好みのガラス戸をオーダーメイドで一から新規製作するサービスです。例えば、お客様が設計したガラス戸を製作したり、過去の商品を参考にオリジナルのガラス戸を製作したり、どんなオーダーでも受け付けています。

リメイクよりもさらに自由度高く注文できますし、場合によっては既製品をリメイクするよりも費用が抑えられることもあります。

また、中古のアンティーク品よりも、新品のアンティーク風のガラス戸がいい！という場合にもおすすめです。価格は無料でお見積もりしますので、お気軽にご相談ください。

参考商品をもとに再現製作

ガラス戸のオーダー例｜ga-56

当店で特に人気なのは、売り切れてしまったアンティークガラス戸を参考に、再現製作するオーダー。アンティークガラス戸は、すべてが一点物なので、見つけた時にはすでに売約済みということも多々ありますが、当店なら諦めずに注文できます。

再現製作では、新材を使って製作しますが、アンティークに精通した職人が製作するので、まさに本物そっくりのアンティーク風に仕上がります。

また、先ほどお話した通り、サイズやデザイン、金具パーツなどのアレンジも可能なので、細部までこだわりを追及したガラス戸を製作できますよ。

ガラス戸3枚を再現製作(オーダー140)｜ga-57

こちらは、売約済みだったガラス戸を参考に、同じデザインで3枚のガラス戸を再現製作した事例。ご希望のサイズで、ご指定のガラスと引き手パーツを使って製作しました。

緑や青、紫などの色とりどりの色ガラスがアクセントになった、おしゃれなガラス戸に仕上がりました。

ガラス戸3枚を再現製作(オーダー361)｜ga-58

こちらも、売約済みだったガラス戸を参考に、3枚を再現製作した実例です。もともとのガラス戸とほぼ同じ作りで、ご希望のサイズ・吊り戸仕様で製作しました。

新材を使っていますが、アンティーク風の濃いブラウンに着色し、レトロな味わいたっぷりのガラス戸に仕上がりました。

ガラス戸を家具にリメイク

当店では、ガラス戸を家具にリフォームする大胆なリメイクも行っています。

今までの例で言うと、ガラス戸を建具に使ってテレビボードや食器棚、サイドボードなどを製作したり、ガラス戸を天板に使ってダイニングテーブルを製作したことがありますよ。

これ以外にも、ご希望があればどんなリメイクでも歓迎です！ぜひご相談ください。

ガラス戸を建具に活用して戸棚にリメイク

ガラス戸の家具リフォーム例｜ga-59

ガラス戸の家具リフォームでは、戸棚にリメイクするのが特に人気です。ガラス戸をお好きなサイズにリメイクし、それにぴったり合う棚を製作して、戸棚に作り変えます。

ガラス戸は自由にリサイズしたり、分割したりできるので、テレビ台やサイドボード、食器棚など、大小のお好きな収納家具にリメイクできますよ。

ガラス戸の収納棚(R-039700)｜ga-60

例えばこちらは、組子入りのガラス戸(書院戸)を引き戸に使って、キャビネットにリメイクした例。引き戸以外の部分は、新材で製作しました。

棚や引き出し部分は新品の状態なので、中古品が苦手な方でも安心です。

戸棚へのリメイクでは、サイズや収納の作り、色、脚の有無など、すべてオーダーメイドで製作できます。ガラス戸は、引き戸だけでなく、開き戸にもできますよ。

用途やスペースに合わせてオーダーできるので、使い勝手抜群の棚が手に入ります。

ガラス戸のキャビネット(R-038425)｜ga-61

こちらはガラス戸をコンパクトにリサイズして、細身のキャビネットにリメイクした例。キッチンなどのちょっとした隙間に収まる家具に変身しました。

レトロなモールガラスやダイヤガラスがおしゃれなアクセントになっていますね。新品の棚とは一味違う、古い温かな風合いが漂う棚に仕上がりました。

ガラス戸を天板に活用してテーブルにリメイク

ガラス戸は、ダイニングテーブルにリメイクすることもできます。ガラス戸をお好きな大きさにリサイズして天板に加工し、強化ガラスや脚などを取り付けてテーブルにします。

ガラス戸の意匠がそのまま楽しめる、ユニークなダイニングテーブルに仕上がりますよ。

ステンドグラスのダイニングテーブル(オーダー315)｜ga-62

例えばこちらは、当店で販売していたイギリスアンティークのステンドグラス2枚を使って、ダイニングテーブルにリメイクした例。建具2枚を並べて框にはめ込み、上から強化ガラスを取り付けてテーブルとして使えるように加工しました。

脚はシンプルな木製脚を取り付けています。華やかなダイニングにぴったりな、特別感のあるテーブルに仕上がりました。

最後に

ガラス戸は、リメイクで理想の建具・家具に生まれ変わります。新品のガラス戸を購入するよりも、職人手作りの上質なガラス戸をお手頃価格で活用できますし、歴史や思い出を受け継いだ特別な空間作りができます。家の建て替えやリフォーム予定の方は、ぜひご利用ください。

現在、無料でお見積もりを受付中です！メール(info@rafuju.jp)やLINEなど、お好きな方法でお問い合わせください。