食器棚をオーダーするなら必見!検討すべき8ポイントとおすすめ事例

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食器棚をオーダーするなら必見!検討すべき8ポイントとおすすめ事例

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オーダー 食器棚

オーダーの食器棚やカップボードは、サイズやデザイン、収納部の作りなど、見た目や使い勝手にこだわれるのが大きな魅力。収納したいものや、使いやすいレイアウト、キッチンの形状などは、人によって違うので、既製品だとちょうど良いものがない!という方の強い味方です。

ただ、オーダーの食器棚やカップボードは、こだわりはじめると奥が深い世界。形状や素材、収納部や扉の作り、棚のサイズ、あると便利なオプション機能など、検討すべきことがたくさんあって、専門知識が必要なことも多く、なかなか決めるのに苦労しがちです。でも、なんとなくの感覚で決めてしまって、後悔することは避けたいですよね。

そこで、今回はオーダーの食器棚やカップボードを検討するにあたって、押さえるべき8つのポイントをわかりやすくご紹介したいと思います。少し多いですが、これに沿って考えれば、どんな食器棚をオーダーすべきか具体化できるはずですよ。それではまずは、大まかな形から決めていきましょう。

Contents

オーダー食器棚・カップボードの主な種類は3つ!自分にあった形を選ぼう

オーダーの食器棚やカップボードには、大きく3つの種類があります。これら3つは、価格面ではそれほど大きな差はありませんが、使い勝手や見た目が大きく異なります。それぞれの特徴をお話ししますので、設置するスペースや使い勝手に応じて、適したものを選びましょう。

カウンターなし箱型タイプのオーダー食器棚・カップボード

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1つ目は、既製品でもよく目にするような、箱型のオーダー食器棚やカップボード。造り付けでない置き家具が中心で、賃貸マンションなどでも取り入れやすいのが特徴です。キッチンの背面収納にしたり、ダイニングに置くカップボードとして使うのに人気があります。

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箱型のオーダー食器棚は、カウンターが付いていない分、収納力が高いのが魅力です。また、カウンターを挟んで上下に分かれていないため、収納部を自由にレイアウトしやすく、上から下までひと続きの大きな引き戸にしたり、引き出しを多く配置したり、自由度高くオーダーすることができます。

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一方、箱型のオーダー食器棚のデメリットは、食器棚の素材や色によっては圧迫感が出やすいこと。特に狭いキッチンなどに設置する場合は、周りの壁や家具などと比べてコントラストの強い色にはせず、素材感や色を合わせて、できるだけ空間に馴染ませるのがおすすめです。

カウンター付き箱型タイプのオーダー食器棚・カップボード

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2つ目は、中段にカウンターが付いた箱型のオーダー食器棚やカップボード。カウンターを挟んで収納部は分かれていますが、上下一体型なので、こちらも壁に固定せずとも設置することができます。

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カウンター付きの箱型食器棚は、既存の作業台が狭いキッチンに特に人気です。カウンターには、電子レンジなどの家電を置いたり、調理時などの作業台として使うことができます。狭いキッチンでも、調理時や片付け時などの作業動線を考えてカウンターや家電を配置すると、作業効率をアップさせることができます。

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反対に、カウンター付きの箱型食器棚のデメリットは、先ほどと同じく、上下一体型のため圧迫感が出やすいこと。また、上段の棚を支える柱や側板などがあるため、次にご紹介する上下分離型の食器棚と比べるとカウンターが狭めです。

カウンター収納棚+吊り戸棚タイプのオーダー食器棚・カップボード(造り付け)

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3つ目は、カウンター収納棚と吊り戸棚と、上下に分かれたタイプのオーダー食器棚やカップボード。これらは、壁に固定する造り付けタイプが中心で、リノベーションや新築のマンションや住宅に人気です。食器棚が建物の一部のように馴染みやすく、さらに壁が見える分、圧迫感が抑えられます。また、窓のあるキッチンの場合は、窓を避けて食器棚を設置することができますよ。

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カウンター収納棚と吊り戸棚タイプのオーダー食器棚は、よりカウンターを広々と使いやすいのが魅力です。特に、横に広いキッチンと相性が良く、上下の棚の間を視線が抜けるので、大きなサイズでも開放的なキッチンを作ることができますよ。また、壁に固定するので、地震で転倒する危険がなく、後付けで地震対策をする必要がありません。

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逆に、このタイプのオーダー食器棚のデメリットは、他の食器棚と比べてカウンター上の空間を広く取ることが多いため、収納力が落ちること。広いキッチンで収納量が十分な場合はいいですが、狭い場合は吊り戸棚を大きくする必要があり、せっかくの開放感が減ってしまいます。

以上がオーダー食器棚・カップボードの3タイプです。キッチン・ダイニングとの相性や、収納と作業スペースどちらを優先するかなどを考慮して、どれがいいか検討してみてくださいね。

オーダー食器棚・カップボードの素材を決めよう。選ぶコツと人気の3素材を紹介

オーダー食器棚やカップボードの形を決めたら、次は素材について検討していきましょう。食器棚の素材は、主に次の3種類が人気です。これらは価格に大きな差はありませんが、見た目やメンテナンス性が異なります。それぞれの特徴をご紹介しますので、好みに応じて選んでみてください。

ちなみに、キッチンカウンターなど周りの収納家具と素材や色を統一したい場合は、見積もりを依頼する際に家具屋へ相談するのがおすすめです。基本的には、お手持ちの家具と色合わせをして仕上げてもらえる場合が多いですよ。素材感を合わせて仕上げると、空間としての統一感が出て、ごっちゃとした印象になるのを避けることができます。

それでは、素材について代表的な3種類をご紹介します。

木製・無垢材製のオーダー食器棚・カップボード。おしゃれでぬくもりのあるキッチンに

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木製や無垢材製のオーダー食器棚は、木の温かな風合いが大きな魅力。特に天然木の突き板を使ったものや無垢材製のものは、天然素材らしい高級感があり、無機質になりがちなキッチンに上質なぬくもりをプラスしてくれますよ。木の種類としては、チーク材やウォールナット材など木目のきれいな木材や、パイン材などナチュラルなインテリアに合う木材が人気です。

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木製の食器棚やカップボードというと、水気や汚れが心配という方も多いかと思いますが、木製でもウレタン塗装をしたものなら大丈夫です。ウレタン塗装とは、木の表面に強固な樹脂の塗膜を作る塗装のこと。ウレタン塗装をすると、湿気などで木が変形しにくくなり、また、耐水性を高めて水拭きができるようになるので、汚れてしまったとしても水拭きして掃除することができます。また、油汚れなどでも、中性洗剤を水に薄めて拭き掃除ができるので、大抵の汚れはきれいになります。

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しかしながら、ウレタン塗装をすると、せっかくの木製家具がピカピカの質感になってしまうのでは…?と心配する方もいらっしゃるかと思いますが、ウレタン塗装の中でもツヤを抑えたマットなクリア塗装であれば、心配いりません。多少のツヤはありますが、木の質感を活かした、しっとりとした素材感に仕上がります。

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ただし、ウレタン塗装の木製家具にもデメリットがあります。それは、大きな傷が付いてしまったり、経年変化で塗装が剥がれてきた場合、修理するには一度塗膜を剥がして再塗装する必要があること。これには専門技術が必要なため、DIYでの修理が難しく、業者に依頼する必要があります。造り付けの家具だとなかなかハードルが高いのが難点です。

また、木製家具の中でも、光沢のある高級感のあるカップボードが欲しいという場合は、UV塗装で仕上げるのが人気です。UV塗装とは、紫外線で硬化する樹脂塗装のことで、見た目にはウレタン塗装よりも透明感や光沢があります。塗膜が硬いため、傷がつきにくく耐久性が高いという特徴があり、さらに防汚性や防カビ・抗菌性、耐熱性、耐薬品性にも優れています。まさにキッチンで使用するのにぴったりの塗装で、特に高級マンションなどのキッチンに人気です。デメリットとしては、価格が高いことが挙げられます。

メラミン化粧板のオーダー食器棚・カップボード。メンテナンス性重視派に人気

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メラミン化粧板のオーダー食器棚は、耐久性とメンテナンスのしやすさが魅力です。メラミン化粧板とは、表面はメラミン樹脂、中心部はフェノール樹脂を浸透させた紙を積層成形したプラスチック板のこと。熱や汚れに大変強く、面倒なお手入れなしできれいに使い続けることができます。

メラミン化粧板は、オーダーの食器棚やカップボードの主流の素材です。カラーや柄が豊富で、鏡面仕上げにすることもでき、モダンなインテリアに特に人気があります。デメリットは、木目などの柄を取り入れたものは多少チープさがあること、単色のものは無機質さが目立つこと。種類や好みにもよるので、サンプルや実物をよく見て検討する必要があります。

オレフィンシートのオーダー食器棚・カップボード。木目調もある機能的な素材

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オフィレンシートを使ったオーダー食器棚は、機能性と見た目のバランスが良いのが魅力。オフィレンシートとは、樹脂製のシートの一種で、木目などを印刷したシートとエンボス加工したシートなどを張り合わせた化粧シートのこと。木目の凹凸が再現されているため、よりリアルさを感じることができます。傷や汚れが付きにくいのも魅力です。

オフィレンシートのデメリットは、薄いシート素材のため、強い衝撃には弱いこと。また、見た目は天然木にはやはり劣ります。こちらもサンプルや実物を見て検討するのがおすすめです。

オーダー食器棚・カップボードのカウンターの素材は?人気の素材は大きく5つ

オーダーの食器棚やカップボードにカウンターを付ける場合は、カウンターの素材についても検討しておきましょう。カウンターは、家電などを置くのに使うか、作業台として使うかによっても適した素材が違います。素材ごとの特徴をお話ししますので、好みや用途に合うものを探してみてくださいね。

人工大理石カウンターの食器棚:幅広い色や質感が魅力

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1つ目は、人工大理石で作るオーダーカウンター付き食器棚。人工大理石は、アクリル樹脂とポリエステル樹脂を主な成分として、大理石に似せて作られる人工素材のこと。人工大理石という名称ではありますが、大理石は入っておらず、安価で幅広い柄やカラーがあるのが魅力です。ちなみに、天然の大理石を取り入れたものは、人工大理石と区別して、人造大理石と呼ばれます。

人工大理石 カウンター

人工大理石のカウンターは、耐水性や耐汚性、耐久性に優れていて、家電などを置くのにも、作業台として使うにもおすすめです。ただ、種類によっては耐熱性が低いものもあるため、熱した鍋などを直接置くことができないものもあります。また、価格は安価なものからありますが、機能性が高く、見た目にも高級感があるものほど、高価になります。想定している使い方によって、種類をよく吟味する必要がありますよ。

天然石カウンターの食器棚:表情豊かで高級感たっぷり

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2つ目は、御影石や大理石などの天然石を使ったオーダーカウンター付き食器棚。天然石は、人工石材では表現できない、深みのある表情が楽しめるのが魅力。高級感が抜群で、上質なインテリアにこだわりたいという方に人気です。

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天然石のデメリットは、種類によっては、水や汚れが染み込みやすいこと。例えば、御影石は天然石の中でも吸水性が低く汚れにくいとされますが、反対に大理石は吸水性が高く、こまめに拭き掃除をする必要があるため、残念ながらあまり作業台には向きません。また、天然石は硬度が高いため、作業台としては頑丈ですが、食器が割れやすいという弱点もあります。加えて、価格が高いこと、カウンターが大きなサイズだと継ぎ目が入ってしまうことも気になるところです。

クオーツストーン(人口水晶石)カウンターの食器棚:耐久性の高い天然石のような素材

天然石のような美しさと、メンテナンスのしやすさ、その両立したのが、クオーツストーンと呼ばれる人口水晶石のカウンター食器棚です。クオーツストーンとは、水晶(クオーツ)を93%以上含有する樹脂入りの人工石材のこと。水や汚れが染み込みやすい、脆くて加工しにくいという天然石のデメリットを排除しつつも、天然石の美しさを最大限に残しています。近年、人気が高まっている素材です。

クオーツストーンのカウンターのデメリットは、天然石と同じく、硬度が高いため、食器が割れやすいことが挙げられます。また、価格も人工大理石よりも高めです。

木製カウンターの食器棚:経年変化が魅力。ウレタン塗装で耐水性アップ

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4つ目は、ウレタン塗装をした木製カウンターのオーダー食器棚。木製カウンターは、先にご紹介した石材のカウンターと比べると、傷や汚れが付きやすいのが欠点ですが、硬度が高くない分、食器が割れたり傷ついたりしにくいのがメリットです。また、木製ならではの温かな風合いがあり、幅広いインテリアと相性が良く、キッチンが冷たい無機質な雰囲気になることもありません。使い込むことで生まれる傷やシミなども、味わいとして楽しむのもいいものですよ。

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木製のカウンターは、水や火に近い場所で使うと傷んでしまうのでは…?と心配になる方も多いかもしれませんね。ですが、木製カウンターでも、それほど神経質になりすぎる必要はありません。ウレタン塗装をしたカウンターであれば、耐水性があるので、天板に水がこぼれたら拭く、高温のものを直接置かず鍋敷きを使うといったことを守ればOKです。家電を設置するにも作業台として使うにも、どちらの用途にも使えますよ。ただし、長く使っていく上で、ちょっとした傷や汚れも気になってしまうかもという方には、木製カウンターは向きません。メンテナンス性を重視して、人工大理石かクオーツストーンのカウンターにする方がおすすめですよ。

メラミン化粧板カウンターの食器棚:種類が豊富で価格が安い

5つ目は、メラミン化粧板のオーダー食器棚。特に高圧メラミン化粧板と呼ばれる、高い硬度を持つ素材が人気です。メラミン化粧板は、安価で幅広い色柄があるのが魅力で、白や黒といった単色から、木目調や石目調などの柄ものまで多様な選択肢があります。傷や汚れにも強いので、メンテナンス性も良いです。

メラミン化粧板カウンターのデメリットとしては、耐熱性に劣るため、高温のものを直置きするとシミになること、種類によっては水回りで使用し続けると剥がれる恐れがあること、一度傷がつくと補習が難しいことです。そのため、家電を置く棚や、ちょっとした作業台に使いたい場合におすすめですよ。また、天然の石材や木材と比べると、やはり質感が劣るので、上質な食器棚が欲しい方には向きません。

オーダー食器棚・カップボードの収納はどんな作りにする?主な種類と選ぶポイントを紹介

さて、次はオーダー食器棚・カップボードの収納について、どんな作りがいいか考えていきましょう。主な3タイプの特徴をご紹介しますので、キッチンスペースや使い勝手に応じて、どれが使いやすそうか検討してみてください。

オーダー食器棚・カップボードの収納、棚と引き出しのバランスは?

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オーダー食器棚やカップボードの収納部は、大きく戸棚、引き出し、オープンラックの3つがあります。一番人気の作りは、下段に引き出しと戸棚、上段に戸棚が付いたタイプです。

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食器棚において、引き出しは、開けた際に中身全体が見やすい、奥のものも出し入れしやすいという利点があります。ただ、開閉する時に中身が動いてしまうので、食器などの割れ物とは相性が悪いです。そのため、キッチンツールやカトラリーなど、割れ物以外の小物や調味料などを収納するのが一般的です。

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一方、戸棚は、開け閉めで食器が傷つく心配はありませんが、奥にあるものが見えにくい、出し入れしにくいという問題があります。そのため、あえて食器を引き出しに収納する方もいますよ。

その場合は、引き出しに滑り止めのシートを敷いたり、仕切りなどを使って食器が動かないよう工夫して使うのが一般的です。ただ、引き出しが増えると、オーダー食器棚としては価格が高くなる場合が多いです。食器も引き出しに収納したい方は、よく使う食器だけを引き出しに収納できるようにするなど、使い勝手と価格のバランスを考えて検討してみてくださいね。

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また、オーダーの食器棚やカップボードは、オープンラックのものもありますが、地震のことを考えると落下してしまうのが心配ですよね。基本的には、オープンラックは、滑り止めの付いた家電など、落下する可能性が低いものや割れ物以外を収納するのがベター。食器を見せる収納として楽しみたいという方は、オープンラックではなく、クリアガラス戸の付いた戸棚にするのがおすすめです。

さて、収納部の作りを決めたら、次は扉の種類について検討していきましょう。戸棚の扉は、大きく開き戸と引き戸、下開き戸の3つがあります。続いて、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

開き戸の食器棚:棚内が見渡しやすいが、開閉にある程度スペースが必要

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開き戸のオーダー食器棚は、扉を広く開けられるため、棚の中を一度に見渡しやすく、物を探しやすい、出し入れしやすいのがメリットです。反対にデメリットは、扉を開けるのにスペースが必要になること。食器棚の前の通路が狭い場合や、複数人でキッチンに立ちたい場合は、使いにくくないか検討が必要です。

引き戸の食器棚:省スペースで開閉できる

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引き戸のオーダー食器棚は、狭いスペースでも扉を開閉しやすいのがメリット。キッチンが狭く、通路幅が十分に確保できない場合は引き戸の方がおすすめです。ただ、引き戸は左右片方ずつしか開閉できないため、開き戸に比べると物が探しにくい、出し入れしにくいのがデメリット。特に、棚の真ん中に収納している食器などは取り出しにくくなります。

下開き戸(フラップダウン扉)の食器棚:家電を入れる棚の扉に人気

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下開き戸は、オーダー食器棚ではマイナーなオプションではありますが、家電などを収納する棚の扉として人気です。テレビボードのように、扉を手前に倒して、家電を操作することができます。両開きの扉と違って、1枚の扉を開け閉めするだけで棚を全開にでき、楽に操作できるのがポイント。耐荷重の高い作りにしておけば、扉をちょっとした作業台代わりに使うこともできます。

オーダー食器棚・カップボードの扉の素材は?インテリアと使い勝手に応じて選ぼう

さて次は、オーダー食器棚の扉の素材について検討していきましょう。素材は、キッチンインテリアの見栄えや使い勝手に大きく影響します。続いてご紹介するインテリア例を見ながら、どれが好みか探してみてくださいね。

板戸・木製扉の食器棚:棚の中を隠して生活感のないおしゃれなキッチンに

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棚の中が見えない板戸のオーダー食器棚は、キッチンに生活感が出にくく、すっきりとした印象を保てるのが魅力。キッチンは調味料や食品など色味や形がバラバラのものが多いので、おしゃれに収納するには、入れ物を移し替えたり、小物をカゴにまとめたりなど、ちょっとした工夫が必要です。そういった工夫が面倒なら、板戸を多く設けておくと、なんでもそのまま収納できて便利です。

一方、板戸の食器棚のデメリットは、ガラス戸よりも圧迫感が出やすいこと。圧迫感を少なくなるには、壁の色と近い色にしたり、白に近いライトカラーにすると重々しさや存在感が軽減されます。特に狭いキッチンに取り入れる場合は、イメージと違う印象になってしまわないよう、よく検討してみてくださいね。

ガラス製扉の食器棚:透け感を出して圧迫感を軽減。種類によって透過性が異なる

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ガラス入り扉のオーダー食器棚は、圧迫感が抑えられていて、見せる収納が楽しめるのが魅力。お気に入りのお皿などを並べて、カフェやショップのような賑やかなインテリアを楽しむことができます。ただ、すべてがガラス扉だと、先ほどお話ししたように、日頃からきれいに収納することを頑張らないといけません。使い勝手も考えると、板戸をほどよく組み合わせて取り入れるのがおすすめですよ。

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また、圧迫感を抑えたいけれど、棚の中が見えるのはちょっと…という方は、透過性の低いガラスを取り入れるのがおすすめです。透過性の低いガラスで食器棚に人気なのは、すりガラス。シンプルな半透明のガラスで、モダンで光沢感のある食器棚ともよく合います。

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また、木製の食器棚の場合は、モールガラスやチェッカーガラスといった、レトロな個性のあるガラスもおすすめです。ナチュラルで温かいキッチンインテリアが楽しめますよ。

オーダー食器棚・カップボードのサイズの決め方。使いやすい高さ・奥行きに設定しよう

次は、オーダー食器棚・カップボードのサイズについて検討していきましょう。全体サイズと棚のサイズ、それぞれの検討方法についてご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

オーダー食器棚・カップボード全体のサイズの決め方

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まず、オーダー食器棚の全体のサイズは、設置するスペースに応じて決めるのが一般的。幅と高さは、限られたスペースを最大限に活かすため、設置スペースに対してギリギリのサイズで製作する場合が多いです。

奥行きは、食器棚の前の通路幅を80cmほど確保する想定で決定します。例えば、壁からキッチンカウンターまでの距離が130cmであれば、最大でも50cmの奥行きということになります。

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もし、スペース的に余裕のあるキッチンやダイニングに設置する食器棚をオーダーする場合は、お手持ちの食器や現在お使いのカップボードのサイズを見比べて、十分なサイズで注文しましょう。基本的には大きめのサイズでも、高さは180〜200cm、幅は120〜180cm、奥行きは40〜55cmほどにすることが多いです。また、サイズが大きくなるほど価格は高くなるため、無駄に余裕を持ったサイズにするのも避けたいところ。将来食器が増えそうかどうか、食器以外にも収納したいものがあるかどうかなど、総合的に考えて適切なサイズで注文しましょう。

オーダー食器棚・カップボードの棚のサイズは?

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1つ1つの棚のサイズは、収納予定の食器や家電などのサイズと量を把握して決めていきます。戸棚の場合は、棚板を可動式にして、後から高さを調節できるようにしておくと便利です。一般的には、棚の高さは15〜25cm、奥行きは30〜45cmほどですので、一つの目安にしてみてください。

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また、家電を食器棚の棚内に収納する場合は、棚に熱が溜まることを防ぐため、家電の周囲に2〜3cmほど余裕をもったサイズで製作します。高さについては、電子レンジやオーブンなど熱が発生するものを置く場合は、棚の高さに10cmほど余裕を持つのが理想です。
炊飯器やスチームオーブン、ケトルなど蒸気が出るものは、カウンターの上に置くか、棚に置く場合は棚底をスライド式にして、使用する際は蒸気が外に逃げるようにするのがベストです。もし、何らかの理由でそれが叶わない場合は、棚の高さに30〜40cmほど余裕を持って設定し、蒸気ができるだけ溜まりにくいようにしましょう。

オーダー食器棚・カップボードにおすすめの仕様・オプションをまとめて紹介

オーダー食器棚・カップボードの基本的な形が見えてきたところで、次は人気のオプションをご紹介してきますよ。オプションは追加するほど価格が上がりますが、オーダー家具だからこその細かい要望も叶えることができます。使い勝手と予算とのバランスが取れるよう検討してみてくださいね。

食器棚・カップボードに引き出しや棚板を追加オーダー

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オーダー食器棚やカップボードは、戸棚を引き出しにしたり、戸棚に棚板を追加オーダーすることが可能です。食器棚に収納したいキッチン用品や調味料などが多い方は、引き出しや棚数が多い方が便利です。また、平皿や小皿など高さのない食器が多い方も、棚板を追加した方が効率的に収納できます。

食器棚・カップボードに家電を置く場合、配線用の穴かコンセントを追加オーダー

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オーダー食器棚やカップボードに家電を置く場合は、棚の背面に配線用の穴を開けるか、天板などにコンセントの差し口をつけておくのがおすすめです。コンセントの差し口を付ける場合は、食器棚のプラグを部屋のコンセントにつなぎ、家電のプラグを食器棚についたコンセントに差すことになります。食器棚に差し口があると、配線が簡単なので便利ですが、商品によって許容できる消費電力量が決まっているため、その点に注意して使いましょう。また、オーブンレンジや炊飯器など単体での消費電力量が大きい家電は、単独で直接部屋のコンセントにつなぐことが推奨されています。

食器棚・カップボードにオーブンやケトルを置く場合、湿気を吸収する「モイス」素材が人気

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オーダー食器棚やカップボードに、スチームオーブンやケトルなど蒸気の出る家電を置く場合、「モイス」という素材を棚に取り付けるオプションがあります。モイスとは、バーミキュライトを主成分とする素材で、湿気やニオイを吸収し、防カビ効果もあるとされています(参考:アイカ工業株式会社)。家電の真上にある天板の下側にモイスを取り付けることで、食器棚が傷むことを防ぐことができます。

ただし、モイスは使い方によっては、汚れが付着しやすく、交換が必要になることから、家具屋によってはモイスを推奨しておらず、取り扱いがないところもあります。モイスを取り付けたい場合は、店舗探しの際に取り扱いがあるかどうか確認しておくのがおすすめです。

食器棚・カップボードに炊飯器を収納する場合、棚底をスライド式にするのが人気

オーダー食器棚やカップボードに炊飯器などの蒸気が出る家電を収納する場合、棚板を手前に引き出して使える、スライド式の棚にするのが人気です。蒸気が棚内に溜まるのを防ぐことができ、炊飯器の蓋の開け閉めも楽にできます。

キッチンの作業スペースが狭い場合、スライド式の作業台テーブルを追加オーダー

食器棚 作業台

キッチンの作業スペースが少ない場合は、食器棚に引き出し式の作業台を追加オーダーするのがおすすめです。食器を置いたり、お茶を入れたりなど、ちょっとした作業に使えるので、キッチンでの作業がスムーズになりますよ。また、メーカーによっては、耐荷重の高い引き出し式作業台を付けているところもあり、そういったものなら調理時などに本格的な作業台として使うこともできます。用途に応じて検討してみてくださいね。

食器棚・カップボードの下部にゴミ箱収納スペースを追加オーダー

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オーダーの食器棚やキッチンボードは、オプションでゴミ箱を収納するスペースを設けることができます。引き出しの中にゴミ箱を収めるタイプや、ワゴンにゴミ箱をセットして収めるタイプなど、様々な種類がありますよ。ゴミ箱はキッチンにむき出しだと邪魔になったり、見栄えが悪いことも多いので、すっきりと棚にしまえたらうれしいですね。

オーダー食器棚・カップボードの耐震対策オプション

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オーダー食器棚やカップボードは、メーカーによって耐震対策のレベルが様々です。食器棚の耐震対策オプションとしては、固定金具や天井突っ張り棒などを使った転倒防止や、扉や引き出しが自動でロックされる耐震ロック、棚板が飛び出さないような落下防止ダボなどがあります。まずは、標準仕様で何が付いているかを確認して、足りない分はオプションで補いましょう。

食器棚・カップボードの価格相場は?納得の値段と質のものを選ぼう

どんな食器棚やカップボードをオーダーするかは、使い勝手ももちろん大事ですが、予算との相談でもありますよね。ここでは、見積もりを依頼するにあたって知っておきたい、オーダー食器棚の価格相場と、できるだけ価格を安く抑える方法をご紹介します。オーダー家具は、既製品よりも手間がかかるものなので、価格も高くなりがちですが、ぜひ値段も質も納得のものになるよう検討していきましょう。

オーダー食器棚・カップボードの価格相場

オーダー食器棚・カップボードの価格は、主にサイズや素材、収納部の作りによって変動します。幅1200mmの場合、価格相場は概ね次のとおりです。

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  • カウンターなし箱型タイプのオーダー食器棚・カップボード
    木製の場合:15〜50万円
    メラミン化粧板・オレフィンシート製の場合:10〜60万円

  • カウンター付き箱型タイプのオーダー食器棚・カップボード
    15〜70万円

  • カウンター収納棚+吊り戸棚タイプのオーダー食器棚・カップボード
    10〜70万円

オーダーメイドの食器棚やカップボードは、価格帯が幅広いですが、収納部が複雑な作りのもの、高価な素材を使ったものほど価格が高いです。安いと約10万円からオーダーできますが、必要な機能や好みの素材などを選んでいくと30万前後はかかる場合が多いです。さらに、民芸家具など職人が製作する本格的な高級木製家具の場合、特注品は価格が80〜100万円近くするものもあります。

また、カウンター付きのオーダー食器棚は、天板の素材によっても価格が変動します。幅1200mmサイズの場合、天然石やクオーツストーン製の天板は、メラミン化粧板や人工大理石の天板と比べて2〜5万円ほど高めです。

食器棚・カップボードをできるだけ安くオーダーするには?

オーダーメイドの食器棚やカップボードは既製品よりも高いですが、できれば安くて、ちょうど良いサイズや機能のものが買えるとうれしいですよね。良いものを安くオーダーするには、家具屋選びが重要なポイント。オーダー先を探す際には、次の点に注目して選んでみましょう。

セミオーダーで食器棚を製作しているメーカーを探す

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オーダーメイドの家具屋は、一からフルオーダーで注文を受けている店舗と、ベースとなる形があって、そこからサイズや素材、作りなどを選んでいくセミオーダーの店舗があります。このうち、安いオーダー家具屋を探すなら、セミオーダーを受け付けている店舗に絞って探すのがおすすめです。受注や生産工程を効率化しているので、価格が安い傾向にあります。

また、新築マンションの場合は、マンションオプション会と呼ばれる、不動産会社などが主催する造作家具や設備機器の販売会がありますが、販売会では、中間マージンが発生するため、費用が余計にかかってしまいます。価格を抑えたければ、そこでは購入せず、自身で工場・工房直営のオーダー家具屋に依頼しましょう。

木製食器棚の場合、安くて良質な素材を使ってオーダーする

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木製の食器棚をオーダーする場合は、パイン材やヒノキ材など、比較的安価で、耐久性や加工性の良い家具製作に適した素材を使うのがおすすめです。木製家具に人気の高い、ウォールナット材やチーク材といった素材を使うと、見た目はもちろん素敵ですが、価格が高くなってしまいます。木材にそれほどこだわりがなければ、サンプルを確認しつつ、安い素材で気に入るものがないか、ショップに相談しつつ探してみましょう。

また、メラミン化粧板やオフィレンシートのオーダー食器棚の場合、木製と違って、価格の安さに比例してチープさが目立つものが多いです。価格にとらわれすぎて失敗しないよう、良い落としどころを探ってみてくださいね。

オーダー食器棚・カップボードの参考に。ラフジュ工房が手がけた製作事例を紹介

さて、ここからは、オーダーの食器棚やカップボードの事例をご紹介していきます。事例は、ラフジュ工房で製作した無垢材製の食器棚が中心です。アンティーク家具のリペアで培った高い木工技術を活かして製作されていますので、上質な木製の食器棚が欲しい方、キッチンまでおしゃれなインテリアにしたい方におすすめですよ。タイプ別に紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

カウンターなし箱型タイプのオーダー食器棚・カップボード

まずは、カウンターのない箱型タイプの食器棚・カップボードのオーダー例を5つご紹介します。和洋幅広いテイストがありますので、気になるものを探してみてくださいね。

無垢材製のシックな重ねオーダー食器棚

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こちらは、ヒノキ無垢材とヒバ材を使って製作した重ね食器棚のオーダー例。木味を活かしつつ、全体をダークブラウンに着色し、シックで上質な食器棚に仕上がりました。引き戸に格子が入ったレトロなデザインで、シンプルながらも温かな味が感じられます。

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前面の引き戸には、上段にクリアガラス、下段に花菱模様入りのガラスが入っています。クリアガラスは、棚の中がそのまま見えるので、食器もインテリアの一部として楽しむことができます。花菱模様入りのガラスは、ちょっとしたモザイク効果があるので、生活感のあるものを収納するのにも便利ですよ。

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上下段の棚板は、食器のサイズに応じて棚板の高さを調節できます。平皿など高さのない食器を多く収納する場合は、棚板を追加してオーダーしておくと、たっぷりと効率よく収納できますよ。

温かなホワイトペイントの重ねオーダー食器棚

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2つ目は、ホワイトペイントで仕上げた重ね食器棚のオーダー例。アンティーク風にペイントすることで、古家具のような温かみのある食器棚に仕上がりました。棚の中のナチュラルな木味と、優しいホワイトカラーがよくマッチしていますね。

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ホワイトペイントの食器棚は、白い壁と同化するので、部屋がすっきり広々と見えるのも魅力です。大きなサイズの食器棚でも、圧迫感が抑えられます。また、木製のペイント食器棚は、樹脂製の無機質な白色とはまた違った良さがあり、ナチュラルなインテリアと相性抜群です。ペイント塗装で仕上げると、ウレタン塗装と同じように、耐水性や防汚性もアップするので、お手入れも楽になりますよ。

両面ガラスの重ねオーダー食器棚

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3つ目は、両面をガラス引き戸にした重ね食器棚のオーダー例。前後どちら側からも使えて、向こう側が透けて見えるので、ダイニングキッチンなどの間仕切りにぴったりです。おしゃれなカフェのような、食器を主役にしたインテリアが楽しめますよ。

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両面ガラスの食器棚は、棚の中に光がたっぷりと入るので、食器がより美しく見えるのが魅力。ガラスの器やグラスなども、輪郭がはっきりと際立ちます。食器好きの方にぴったりの食器棚です。

アンティーク扉をリメイクした重ね食器棚

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続いては、アンティークの建具を再利用して食器棚を製作したオーダー例。お好きなアンティーク建具を使って棚部分を新材で製作した、アンティーク家具屋ならではのオーダー事例です。アンティーク建具は、明治〜昭和初期頃までに使われていたもので、和風や洋風、シンプルなものまで幅広い種類があるのが魅力。どれも時間を積み重ねてきたからこその味わいや上質さが感じられますよ。扉はもちろんスムーズに動くように製作されているので、使い勝手は現代物の家具と変わりません。

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例えば、こちらは、昭和初期に作られた組子入りの書院戸を取り入れた食器棚。緻密で美しい組子細工が目を引きますね。古民家や和モダンな住宅など、和風インテリアにこだわりたい方にぴったりの食器棚です。

アンティーク水屋箪笥をご希望サイズにリメイクオーダー

オーダー 水屋箪笥

和風の食器棚が欲しい場合は、アンティーク水屋箪笥をリメイクオーダーするのもおすすめです。水屋箪笥は、台所で使われていた収納家具のこと。伝統的な和風の意匠が楽しめるのが大きな魅力です。リメイクオーダーでは、好きな水屋箪笥を選んで、サイズをリメイクしたり、引き出しや棚板を追加したり、脚や天板を取り付けたり、木製扉をガラスにしたりなど、希望のリメイクができるので、部屋にぴったり合う和風の食器棚が手に入りますよ。水屋箪笥のもともとの魅力を活かしつつ、しっかりと実用的に使えるようになるので、見た目も使い勝手も大満足の家具に仕上がります。

和風 食器棚

例えば、こちらは明治大正期に作られたアンティーク水屋箪笥。引き戸や引き出しなどはそのままに、棚板は取り外しや調節ができるように新材で作り変えています。小ぶりな食器から高さのある瓶やカゴまで、たっぷりと収納しやすい作りです。古い味わいを残しつつも、使いやすくリメイクされているんですよ。

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また、格子入りの引き戸は、板戸ではなく、ガラス戸にリメイク。棚の中が見えるので、どこに何があるかわかりやすく、インテリアの賑やかなアクセントにもなっています。水屋箪笥らしい個性を活かした、おしゃれなリメイクオーダー例です。

カウンター+吊り戸棚タイプのオーダー食器棚

続いては、カウンター収納棚と吊り戸棚に分かれたタイプの食器棚・カップボードのオーダー例を4つご紹介します。こちらも和洋様々なオーダー例がありますので、ぜひ好きなものを探してみてくださいね。

ナチュラルなアンティークペイントの食器棚

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1つ目は、アンティーク風にペイントした食器棚のオーダー例。くすんだブルーグリーンのカウンター収納棚と、淡い水色の吊り戸棚を組み合わせた例です。レトロなペイントカラーが目をひく、かわいらしいキッチンインテリアになりました。

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こちらは、アイボリーペイントの食器棚や吊り戸棚を取り入れたインテリア例。こちらのように、すべて同じカラーで揃えるのも素敵ですね。すっきりと統一感のあるキッチンに仕上がりますよ。

黒板付きのおしゃれな壁掛け食器棚

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2つ目は、黒板付きの壁掛け食器棚のオーダー例。黒板付きの食器棚は、カフェ風のキッチンインテリアを楽しみたい方におすすめのアイテムです。本格的な収納棚というよりは、壁面装飾用のディスプレイ棚として活躍します。お気に入りのカップやキッチン雑貨を収納するのにぴったりです。

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先ほどのような壁掛け食器棚には、同じくペンキ塗装で仕上げたカウンターサイドボードを合わせるのがおすすめです。ガラス戸や引き出し付きなど、様々なデザインでオーダーできますよ。

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ヴィンテージテイストのインテリアが好きな方には、オイル仕上げの壁掛け食器棚とカウンター収納棚もおすすめです。メンズライクなカフェのような、ラフで心地よい雰囲気が楽しめますよ。

カウンターチェスト+壁掛け食器棚

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3つ目は、レトロな木味のカウンターチェストと壁掛け食器棚のオーダー例。カウンターチェストは、20杯の木製引き出しが並んだ個性的なデザイン。食器やカトラリー、調理用品など、幅広いものを整理して収納できます。引き出しにはネームプレートが付いているので、どこに何があるかもメモしておけますよ。

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天板には、厚みのある無垢材を使用しています。天然木らしい温かみがあり、木目や節がいい味を出していますね。頑丈でしっかりしているので、もちろん作業台にも使えますよ。使い込むごとに味わいが増していくので、暮らしの温度感のあるキッチンインテリアが楽しめます。

和モダンなカウンター収納棚+壁掛け食器棚

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最後は、和モダン風のカウンター型食器棚と壁掛け戸棚。引き戸に和風の意匠を取り入れて、棚部分はシンプルな箱型で製作しています。ダークブラウンに着色して仕上げることで、高級感のある和風の棚に仕上がりました。

カウンター収納棚と壁掛け食器棚は、建具を同じデザインにして製作することもできますよ。すっきりとした和モダンインテリアが好きな方は、建具を統一するのがおすすめです。

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和風の建具は、縦桟の引き戸以外にも様々なオーダーができます。破れにくいプラスチック障子を使った和風の食器棚や、組子入りの和風食器棚、迫力のある木目を活かした板戸の食器棚なども人気です。ぜひ好きな建具でオーダーしてみてくださいね。

最後に

オーダーで製作する食器棚やカップボードは、素材やサイズ、デザイン、収納部の作りなど、様々なわがままを叶えることができます。ぜひ、わからないところはショップとよく相談しながら、質・価格ともに納得のいく食器棚を手に入れてくださいね。

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