決心できない悩みを解決!アンティークドレッサーを選ぶポイント

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決心できない悩みを解決!アンティークドレッサーを選ぶポイント

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北欧ヴィンテージ ドレッサー

アンティーク家具といえば、長い年月を経て染み込んだ、気品や高級感が魅力です。そのなかでも、特に優雅さが溢れる家具といえば、“ドレッサー”を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

ドレッサーといえば、ひと昔前までは嫁入り道具として扱われていたこともあり、多くの女性の憧れでもありました。丁寧な作りや綺麗な装飾を含めて、アンティークとして今に残っているようなものであればなおさら魅力的です。
ところが最近では、憧れはあるものの、ドレッサーを持つことをあきらめてしまう方も多いとか。その原因は、スペースの問題、他に応用できない不便さ、ドレッサーなんて贅沢品だというイメージにあるようです。

とはいっても、やはり憧れの家具。いつかは、手に入れたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、あらためてドレッサーの魅力を見直しながら、いまいち踏ん切りがつかないという方のお悩みを解決していきます。

アンティークドレッサーで、毎日の気分がこんなに変わる

アンティークドレッサーへのただ漠然とした憧れはあっても、実際に使うことを想定してみたことって、意外と少ないのではないでしょうか。まずは、毎日の習慣を見直しつつ、ドレッサーを持つことの意味をあらためて考えてみたいと思います。

メイクはどこでする?

ドレッサーで朝の身支度

最近、女性の多くは、洗面台で立ったままメイクをするという話をよく耳にします。その理由は、大きな鏡と収納がそろっている唯一の場所だからだとか。
確かに、洗顔からメイクまでの一連の流れが完結するという意味では、洗面台も便利なのかもしれません。でも、よく考えてみれば、立ったままのお化粧ってちょっとせわしないし、細かい部分にかける手間や時間を惜しんでしまいそうな気がします。また、洗面台が置いてある場所は、十分な明るさが確保できないことが多く、薄暗いなかでメイクをしなければならないという困った状況もあるようです。
そんなとき、「ドレッサーがあったら良いのにな」なんて思うのではないでしょうか。

アンティークドレッサーを使うと良いことがある?

落ち着きの時間を確保

イギリスアンティーク ドレッサー

どんなに忙しいときでも、一度腰を落ち着けると、気分が静まることってありますよね。
朝の忙しい時間でも、夜の疲れた時間でも、鏡を見ながら、一日に一度は落ち着く時間を持ちたいものです。
アンティーク家具を好きになる理由の一つが、長い年月を経た家具だけが持つ、使い込まれた質感が、落ち着きや穏やかさをくれること。家具一つで、優雅さも、心地よさも、それから落ち着きも、全てを与えてくれるのはアンティークドレッサーならではの良さです。

自分だけのスペースを確保

アンティーク ミラー

家の限られた間取りのなかで、自分専用のスペースを持つのが難しいという声をよく耳にします。特に、家族のなかでもお母さんが、自分の部屋を持てないことが多いようです。たとえ“部屋”を持つことはできなくても、自分専用の家具を持つことで、自分の空間を確保することはできるかもしれません。
メイクをしたり、身支度をしたり、そしてときにはちょっとした作業をしたり。お母さんにとっての専用スペースをくれるのは、ドレッサーではないでしょうか。

アンティークドレッサーは欲しいけれど…決心できない理由と解決法

多くの女性の憧れ、毎朝のメイクの時間さえも優雅な気分にしてくれそうな、アンティークドレッサー。気に入ったものを見つけても、家具を揃えるときの優先度では、一番低くされてしまうのが現実かもしれません。その原因はどこにあるのでしょうか。
続いては、買おうとする決心を妨げる理由と、その解決法を探ってみたいと思います。

他に使い道がない?意外と多機能な使い道

他にそろえる家具があるなかで、メイクのためだけに家具を置くというのは確かに非効率的に思えます。でも、あらためてアンティークドレッサーの形を見てみると、もう少しいろいろな使い方ができる気がしませんか?

ドレッシングテーブルとドレッシングチェスト

例えば、イギリスのアンティークドレッサーは、“ドレッシングテーブル”と呼ばれるテーブル型と“ドレッシングチェスト”と呼ばれるチェスト型が基本の形。これは、もともとサイドテーブルの上に鏡を置いてお化粧をする習慣から、ドレッサーという家具が誕生し、後に、収納面などの機能性を高めたチェスト型が登場したという歴史に由来します。

ドレッサーのデスクとしての使用例

テーブル型であれば、当然、デスクとして使うことができます。ちょっとした作業スペースを確保して、書き物をしたり、家計簿を付けたりするのに、ドレッサーを活用してみるのも良いのではないでしょうか。

アンティーク ドレッシングチェスト

また、引き出しが多めのチェスト型を選んでみれば、収納家具としても十分に活用できそうです。メイクから着替えまでが一台ですむという、便利な面もありますね。

置く場所がない?ミニマルデザインで解決!

限られた室内のスペースのなかに、テーブルを置き、ソファを置き、収納家具を置き…と、家具を揃えていくと、残されたスペースはごくわずかしか残りませんよね。そんなときには、北欧家具に見られるような、ミニマルデザインのなかにドレッサー機能をあわせ持つ、ユニークなものを探してみてはいかがでしょうか。

ミニマルデザイン ドレッサー

時代は比較的新しいものに多いのですが、例えば、ワードローブの片隅に、ドレッサーが入ったものなどを見つけることができます。家具が占領する空間を最小限におさえたいのであれば、一台で多機能なもののほうが便利です。

北欧ヴィンテージ ワードローブ

あるいは、省スペースを目指すなら、デザインはできるだけシンプルなものを選ぶのがおすすめです。また、背の低いものを選ぶと、圧迫感が軽減されるので、視覚的に広さを感じる効果も狙えます。

高価すぎて手が出ない?アンティーク雑貨を使った代用アイディア

アンティーク家具とは、そもそも作られてから100年以上の時を経て今に残った家具のこと。残っているだけでも奇跡に近いアンティーク家具は、しっかりとした作り、きちんとした材料といった、さまざまな条件が必須です。アンティークのドレッサーのなかから、状態の良いもの、デザインの凝ったものを選ぼうとすると、10万円以上はするはずです。

そんなときには、代用できるアンティーク雑貨を組み合わせて、ドレッサーを作ってみるのはいかがでしょう?

ドレッサーの代用アイディア

作るといっても、デスクやローボード、サイドテーブルなどの片隅に、素敵なデザインのアンティークの鏡を設置するだけ。メイクという目的を考えると、鏡は、顔全体が映る大きさのものが理想です。そこに、アンティークの木箱やお盆を置いて、メイク道具をスタンバイしておけば、ドレッサーとして十分に機能するはずです。
鏡と木箱であれば、合わせて2~3万円くらいから手に入るので、アンティークドレッサーの機能と気分を、気軽に取り入れることができます。

インテリアの雰囲気に合うアンティークドレッサーの選び方

アンティークドレッサーにはどのようなものがあるのでしょうか。
合わせる部屋の雰囲気や広さによって、色や形、それから大きさなど、選ぶ基準も変わってくるはずです。国や時代によっても変わるデザインに注目しながら、自分のインテリアに合うものを探してみましょう。

木色で選ぶ

インテリアのカギとなるのが、カラーコーディネートであることは、多くの方がご存知ですよね。アンティークのドレッサーにも、特にフランス製のなかにカラーペイントが施されたものが多くあり、部屋の雰囲気に合わせて色を選ぶこともできます。でも、ここであえて注目していただきたいのは、木の色味。

アンティークドレッサー 木色の違い

例えば、高級木材として知られ、西洋アンティーク家具に一番多く使われているのがオーク(Oak)材。長い年月を経て変化した、深みのある飴色が特徴です。オーク材は日本語でいうナラ(Japanese Oak)材のこと。和製アンティークのなかにも、その色味を楽しめるものが見つかります。
他にも、今でも人気のウォルナット材のこげ茶色、北欧家具によく使われるチーク材の黄金色など、木材だけでも幅広い色味があります。そこにこだわるだけでも、クラシックにもスタイリッシュにも、好みの雰囲気に合うアンティークドレッサーが見つかるはずです。

形と装飾で選ぶ

アンティーク ドレッシングテーブル

続いて注目すべきは、ドレッサーの形。ヨーロッパで、サイドテーブルに鏡を置いたことに起源をもつドレッサーは、もともと、脚が長くて引き出しが少ないテーブル型が主流でした。猫の脚のようなゲートレッグや木をねじったようなツイストレッグなど、足元の細工にまで華麗な装飾が施されています。

アンティーク鏡台

一方、床座の生活が中心だった日本では、背の低い引き出し付きの箱に鏡をのせた、シンプルでコンパクトなものが、いわゆる“鏡台”の典型でした。西洋の雰囲気を採り入れた、和製ドレッサーが作られるようになったのは、フローリングの生活が広がった昭和以降のことです。

イギリスアンティーク ドレッシングチェスト

細部に施された装飾によっても、印象はだいぶ変わります。精密な彫刻で“豪華さ”、木材によって異なる木目の模様で“味わい深さ”、あるいは、天板や鏡の丸みで“やわらかさ”など、それぞれ異なる雰囲気を演出することができます。

部屋の広さに合わせて選ぶ

アンティークペイント ドレッシングチェスト

現実問題として見えてくるのが、部屋の広さ。限られたスペースで、空間を広く“見せたい”のであれば、白のペイントや、パイン材など、明るめの色のものを選ぶと、軽やかさを出すことができます。

GORDON RUSSELL ドレッサー

また、例えばテーブル型のように、脚元に空間が広がるタイプを選ぶのも、部屋を広く見せるうえで効果的。床をできるだけ見せるようにすると、圧迫感を押さえて、スッキリ、広々とした印象を与えてくれます。

イギリスアンティーク オーク材 ドレッサー

吹き抜けのリビングダイニングや、広めの寝室など、それなりのスペースを確保できるのであれば、空間に応じた大きめのものを選ぶのがおすすめ。イギリス製に多くあるような、装飾にも凝った、存在感のあるデザインを選ぶと、部屋の主役にもなってくれるはずです。

和室に合うものを選ぶ

“アンティークドレッサー”といってまず思い浮かべるのは、やはり、西洋の貴族が使うようなきらびやかなデザインではないでしょうか。それが原因なのか、和室に合うものは無いに違いない、と最初からあきらめている方も多いようです。でも、あきらめるのはまだ早い。和室にだって合う一台があるのです。

和室とアンティーク鏡台

和製ドレッサー、つまり“鏡台”が馴染むのは誰もが思いつく定番です。和室に鏡台をおすすめするのは、それだけが理由ではありません。床座が中心となる和室では、人の視線はどうしても下がり気味になります。フローリングのときよりも家具の圧迫感が大きくなる和室では、鏡台のコンパクトさがピッタリです。

和室と北欧ヴィンテージドレッサー

意外におすすめなのが、北欧ヴィンテージに見られるシンプルでスタイリッシュなデザインのもの。例えば、格子戸などに見られる、和家具の直線的なデザインと、実はバランスが取りやすいのです。和室を少しモダンにしたいときや、和洋折衷な雰囲気にしたいときに、一度は試していただきたい組み合わせです。

4.アンティークドレッサーを置くのに最適な場所

部屋の雰囲気に合わせた選び方がわかったところで、次は、実際に設置する場所を考えてみましょう。メイクをするための場所、という基本は押さえつつ、ドレッサーならではの機能を有効に活用したおすすめアイディアもご紹介します。

お化粧がきれいにできる、窓辺

綺麗なメイクに重要なものといえば、多くの方がご存知のとおり、“光”ですよね。
一口に光といっても、蛍光灯や白熱灯など、さまざまな光源がありますが、メイクに一番適しているのは、自然光だと言われています。自然光は、顔全体をまんべんなく明るく照らしてくれるので、色の濃さやムラがわかりやすいのだそうです。

窓辺のアンティークドレッサー

ドレッサーに向かったとき、顔にきちんと光が当たっているか、というのが配置のポイントになります。とはいっても、アンティーク家具は直射日光に弱いので、窓の真下は避ける必要があります。同じく、すっぴんの素肌も紫外線は避けたいところ。鏡に反射した光が顔を明るく照らすような場所にドレッサーを配置できれば理想的です。

ドレッサーとスタンドライト

もしも、間取りの都合で十分な光を確保できない場合には、デスクスタンドなどを利用して、明るさを確保することをおすすめします。

鏡を利用して部屋を広く見せたい、小さな部屋

他の家具にはない、ドレッサーならではの要素が、大きな鏡。丸や四角など、形にはさまざまあっても、鏡の無いドレッサーはありません。その鏡が、狭い部屋を広く見せる効果のあるインテリアアイテムであることは、多くの方がご存知ですよね。ショップやレストランで、壁一面が鏡張りにしてあるのは、その視覚効果を狙ってのことです。

ドレッサーの鏡の活用法

鏡を単独で設置するのももちろん良いのですが、家具と鏡が一つになったドレッサーであれば、一台二役の機能が狙えます。当然ですが、鏡が大きければ大きいほど部屋が広く見えるので、インテリアとのバランスも考えながら、できるだけ大きめの鏡を選ぶのもポイントです。
このとき、鏡のサイズと一緒に気をつけたいのが、フレーム。できるだけシンプルで目立たないもの、あるいは白系のものを選ぶと、空間を広く見せる鏡の効果を最大限に活かせます。

アンティークドレッサーを購入するときに確認しておくべき3つのこと

アンティークのドレッサーをついに買おうと決心したら、押さえておくべきポイントがあります。アンティークならではの価格やダメージ、そして、合わせて選びたい椅子のこと。自分の予算にぴったりで、しかも、使いやすい一台を購入するためには、事前にしっかり確認していただきたいことばかりです。

デザインと価格の関係のこと

アンティークドレッサーの価格帯は、おおよそ3万円~30万円程度が目安。その価格を左右する要素は、主に、木材とデザインの2つです。

アンティークドレッサーの装飾

ヨーロッパ製の100年以上経ったアンティーク家具に使われている高級木材といえば、古い順に、オーク材、ウォルナット材、マホガニー材と、木目の美しさが王侯貴族に愛され、宮廷家具に多用されたローズウッド材が代表。いずれも、硬くて彫刻が施しやすかったことが人気の理由でした。豪華な彫刻が家具の価値を高めたというわけです。
全体に彫刻が施されているものは、10万円以上する高価なものが多いのですが、装飾がシンプルで小さ目なものであれば、5万円前後から手に入れることができます。

欅材 アンティーク鏡台

日本製の高級木材の代表は、黒柿(くろがき)、欅(けやき)、黒檀(こくたん)。いずれも木目の美しさが魅力です。いくつかを組み合わせて、木目のデザインを引き立てるように仕上げられているものなどは値段が高くなる傾向にあります。

アンティークならではのダメージのこと

ダメージも魅力のアンティーク家具ではありますが、実際に使うとなると、実用性も大切です。特に、ドレッサーの場合、鏡のダメージは使用の上で、重要な問題になりますので、事前の確認が欠かせません。

アンティーク 鏡のダメージ

古い鏡によく見られるダメージといえば、ガラスの背面にある銀の部分が黒ずんでしまっている状態。こうなると、“映す”という本来の機能が果たせないので、通常は交換の必要があるでしょう。
ただ、古い鏡に使われているガラス自体も、今では手に入らない貴重品。古いガラス特有の“ゆらぎ”などは、交換してしまったとたんに消えてしまうということは覚えておく必要があります。アンティークならではの味を取るか、実用性を取るかは、購入の際の判断のしどころでもあります。
お店によっては、鏡の交換などの相談にのってくれるところもありますので、気になる場合、まずは問い合わせてみることをおすすめします。

合わせて選びたい椅子のこと

ドレッサーの本体からは外れますが、使用の際に必要なのが、椅子。日本の戦後以降に作られた、年代の新しい和製ドレッサーは、椅子がセットになっているものがほとんどですが、西洋のアンティークドレッサーは椅子が付いてないことも多いのが実状です。こういう場合、合う椅子を別に購入しなければなりません。

ドレッサーと椅子の合わせ方

ドレッサーに合わせる場合、座り心地も重要ですが、ドレッサーに合うデザインを選びたいところ。まず簡単なのは、色味を合わせること。木材部分の色味はドレッサー本体に合わせたうえで、ポイントカラーを入れたい場合には、座面の素材にこだわることもポイントです。

ドレッシングチェストとスツール

もう一つ考えるべき点は、背もたれのある椅子にするか、スツールにするか。背もたれがあるほうが豪華さや座り心地は各段に上です。でも、省スペースにこだわるならば、シンプルなスツールの方がおすすめです。

長く使ってこそ。アンティークドレッサーのお手入れ方法

最後に、使う上で知っておきたい、お手入れ方法を確認しておきましょう。
アンティークドレッサーは、ガラスの鏡部分と木材部分、そして椅子がセットになっていればクッション座面部分に分けられます。素材によってお手入れ方法が異なりますので、それぞれについて説明していきます。

アンティークだからこそ、気をつけること

アンティークドレッサーのお手入れ方法

化粧水、整髪料、除光液などの化粧品には、水分と薬品が含まれているものがほとんどです。ところが、アンティーク家具は、この水分や薬品が非常に苦手です。使用の際には、化粧品を付けないように十分に注意しなければなりません。

アンティークドレッサーの注意点

できれば、天板の上にはガラスや、キズ防止シートを敷くことをおすすめします。あるいは、液体の化粧品だけでもトレイの上に置くなど、ドレッサーへの付着を防止することが重要です。

アンティーク お盆の活用法

それでも万一、こぼしてしまった場合には、直ちに拭き取るようにしましょう。拭き取る際には、延ばすように拭くと付着の範囲が広がってしまいますので、上から布などを押し当てて、吸い取るようにすることがポイントです。

鏡のお手入れ

アンティークドレッサー 鏡のお手入れ ガラス部分

普段のお手入れは、柔らかい布で全体を乾拭きするだけで十分です。乾拭きだけでは落ちない汚れの場合には、ガラス磨き用の中性洗剤、もしくはガラスクリーナーを使用して磨いた後、水拭きし、最後に水滴が残らないように丁寧に乾拭きして仕上げます。
タワシなど硬いものは鏡を傷つけるおそれがあるので、使用は避けましょう。また、ガラス磨きに適さない化学薬品(漂白剤、シンナー、タイル用洗剤など)も、表面の変色や腐食・変形の原因となるので、使用しないようにしてください。

アンティークドレッサー 鏡のお手入れ 木部分

アンティーク家具の木材の多くは水分や洗剤が付くとシミになってしまうので、鏡フレームや本体など、鏡以外の部分に付けないよう気を付けながらお手入れすることも大切です。

木材部分のお手入れ

アンティークドレッサーの多くは、無垢材をはじめとする木材のものがほとんどです。木材家具は、急激な温度・湿度の変化に弱いということをあらかじめ覚えておきましょう。

まず、設置のときは、直射日光を避けるようにします。そして、壁との間に数センチの隙間をつくり、風とおしをよくして、湿気が溜まるのを防ぎます。

アンティークドレッサー 木部分のお手入れ方法

普段のお手入れは、丁寧に乾拭きするだけで十分ですが、梅雨の時期、晴れて風が通る日には、出来るだけ換気をおこない、家具に湿気が溜まらないようにしましょう。
もう一つ注意しなければならないのが、水。水分が付いたまま放置してしまうと、シミになってしまいます。濡れてしまったときには、すぐに布などで拭き取りましょう。

普段のお手入れに加えて3ヶ月~半年に一度、家具用のオイルワックスでメンテナンスするのがおすすめです。乾燥や汚れから守り、家具の光沢を蘇らせてくれます。

椅子のクッション座面

ファブリックの場合は、軽く叩いてホコリを浮かせ、掃除機で吸い取るようにします。このとき、掃除機のパワーは弱にして、座面を傷めないようにしましょう。

アンティーク椅子 クッション座面のお手入れ

汚れのひどいものはやわらかいブラシなどでやさしくなでて、汚れを浮かせてから掃除機で吸い取ります。ブラシは強く擦ると糸のホツレや布切れの原因になるので、あまり力を入れすぎないように注意してください。

アンティーク椅子 革座面のお手入れ

革製品の場合は乾拭き、またはレザー用クリーナーで汚れを落としましょう。水拭きは、革を傷めますので、避けてくださいね。

まとめ

憧れがあっても、なかなか手が出ない家具の代表、アンティークのドレッサーではありますが、いくつかの悩みさえ乗り越えることができれば、決心するためのハードルはさほど高くないような気がします。
せわしない朝の身支度も、ひと息つきたい一人の時間も、憧れの家具、アンティークドレッサーの前で、優雅に過ごしてみるのも良いのではないでしょうか。

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