すき間・棚の裏

家具の溝部分のお手入れ方法

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スライド式扉の付いた本棚やガラスケース(ショーケース)・キャビネットなどは、扉がはめこまれた溝の部分にホコリが溜まりやすくなっています。

頻繁に掃除機でホコリを吸い取り、それでもホコリが残っている場合にはすき間用ブラシや綿棒などを使って掻き出してください。

この部分にホコリや細かいゴミが溜まった状態が続くと、カビなどが心配なのはもちろん、次第に扉の動きがスムーズにいかなくなります。

時間のかかるようなお手入れではありませんので、棚やケース自体のお手入れをする際に、まとめてホコリを払う習慣をつけるとよいでしょう。


家具のすき間部分・家具の裏側のお手入れ方法

普段の掃除の際、見て見ぬふりをしてしまうことも多い、家具同士のすき間部分や家具の裏側。

でも、このあたりにホコリや汚れを溜め込んでしまうと、そのうち汚れがこびりついて家具が傷む原因となるほか、ハウスダストのもとになったりと、部屋全体にとっても住む人にとっても悪影響です。

見えにくい場所ですので、きれいに掃除するのは大変なイメージがあるかとは思いますが、すき間専用のハンディモップやブラシなど、すき間掃除を簡単にしてくれる道具はホームセンターなどで多数入手できます。

そういった狭い場所にも届くものを使って、家具のすき間も丁寧に掃除しましょう。普段の掃除と同時に使うようにすれば、ホコリが溜まることもありません。

ガラスケースなど、比較的簡単に移動させることが可能なものは、出来れば月に一度は動かして、裏側のホコリや脚の部分まで掃除できるとよいでしょう。

厄介なのは本棚や食器棚など、動かすのは難しい家具の裏側です。

最近ではテコの原理を応用したグッズなどで、重い家具を簡単に移動させられるものも販売されていますので、必要に応じてそうしたものを使って動かしてお手入れ、という方法も考えられますが、どちらにせよ頻繁に動かすのは大変ですし、億劫に感じられる方が多いかと思います。

そんな方にも、大型家具の裏面への対策としておすすめなのが、家具と壁とのすき間に丸めた新聞紙をいくつか挟んでおく方法です。

こうしておくとすき間に積もるホコリが家具にほとんど付かず、新聞紙に付着するようになりますので、あとは定期的に(二週間に一度~月に一度程度)新聞紙を取り出して新しい物と交換してください。

新聞紙を交換する際、すき間用ブラシなどで簡単に裏面のお手入れをおこないましょう。

これだけでも十分に汚れが溜まるのを防げますので、時間がない方でも最低限のお手入れで、大切なアンティーク家具・レトロ家具を汚れから守れます。

注意点

日頃見逃してしまいやすい場所も定期的に点検・お手入れすることで、繊細な素材のアンティーク家具でも安心してお使いになれます。

面倒に思われがちな部分ですが、お手入れ方法としては決して大変なことはありませんので、ぜひ以下の方法をご参考にしていただければと思います。

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