キャビネット

日頃のお手入れ方法

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キャビネットのお手入れでまず大切なのは、内部に湿気を溜め込まないようにすることです。

それはどのアンティーク家具・レトロ家具に対しても言えることなのですが、キッチンや浴室に置かれたキャビネットはとくに湿気が染み込みやすく、カビも発生しやすくなっています。

晴れて湿気の低い日には窓を開け、キャビネットの扉も開けて、風通しのよい状態で換気をおこないましょう。

その他、日頃のお手入れとしては、毎日の掃除の際に外側の扉部分のホコリを拭き取ってください。

拭き取りは無垢材(オイル仕上げ・ワックス仕上げ)のキャビネットの場合にはから拭きで、ウレタン塗装やプラスチック素材のキャビネットの場合はかたく絞った布での水拭きでおこないます。(水拭きしたあとは、必ずよく乾かしてください。)

その他、扉の内部で気になるところがあれば、から拭きで軽く拭いておきます。


定期メンテナンス

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定期的に、キャビネットの中身をすべて取り出して、全体をきれいにするお手入れをおこないましょう。

少しずつ出して掃除するのではなく、すべて取り出すことで、何がどこに収納されているのかもひと目でわかり、キャビネットのお手入れと同時に中身の整理もできます。

ひとつひとつ丁寧に取り出して、洗浄時の水や洗剤などがかからない位置に置いておきましょう。

キッチンの調味料や料理器具などは、出して掃除している間にホコリがかからないよう、布などを掛けておきます。

すべて取り出し終わったら、まずは掃除機のノズルを使ってホコリやゴミを吸い取ります。

上の段から順にしっかりと掃除機をかけていきましょう。これによって、すき間部分などに挟まったホコリなどもきれいに取れます。

ひととおり掃除機を掛けたら、次は柔らかい布での水拭きです。

水拭きは必ず、十分にかたく絞ってからおこなってください。無垢材家具は水気に弱いので、水気を多量に含んだ布で拭くと、反りや歪みの原因となります。

隅々まで拭けたら、最後にから拭きして仕上げ、取り出していた中身を収納しなおして完了です。


引き出しと引き出し内部のメンテナンス

キャビネットの定期メンテナンスをおこなう際、一緒に引き出し・引き出しの奥の背面部分までお手入れしてあげましょう。

引き出しのメンテナンス方法については、食器棚(カップボード)の引き出しと同じです。


汚れが気になるときは

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水拭きだけでは落とせない汚れは、無垢材家具のキャビネットの場合は酢水を使って落とします。

酢水を数滴汚れの部分に注ぎ、柔らかい布で擦ってください。

大きな汚れの場合には、時間が経ってしまうと吸いにくくなるので、汚れを吸い取るというよりは、周りと馴染ませるような形で拭きます。

それでも気になる場合には、サンドペーパーを使って汚れ部分を削りましょう。

汚れ部分のみを削るのは避けて、周囲全体をなるべく均等に削るようにすることで、汚れがあったことが目立たなくなり、自然な仕上がりとなります。

プラスチック素材のキャビネットの汚れは、中性洗剤を薄めた水に浸した布・雑巾をかたく絞り、拭いて落としてください。

汚れが取れたらから拭きで仕上げ、最後は十分に乾燥させましょう。

時間の経過とともに落としにくくなる油汚れや飲み物のシミも、すぐに気付いて処置すればきれいになることがほとんどです。

気付いた時には大きな汚れがこびりついていて元に戻すのは困難……とならないためにも、出来るだけこまめに家具の状態をチェックするようにしましょう。


すき間部分のお手入れについて

汚れが目に見えにくいすき間部分や溝部分、隣の家具とのあいだのすき間部分のお手入れ方法については、こちらをご覧ください。

すき間部分の汚れは普段見逃してしまいがちですが、定期メンテナンス時にでもまとめてお手入れをおこなっていただくことで、家具周り全体がすっきりと綺麗になります。

注意点

便利な反面、どこにでも置きやすいからこそ汚れが付きやすい家具のひとつが、このキャビネットです。

とくにキッチン周りの収納で使われているキャビネットは、油汚れなど目立つ汚れも付着しやすいですので、出来るだけ頻繁なお手入れをすることが、汚れにも早い段階で気付き、いつまでもきれいな状態を保つポイントです。

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