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アンティーク家具について

憧れのフランスアンティークチェスト。まずはデザインに注目!

デザイン性と実用性を備えた、憧れのフランスアンティークチェスト。いざ迎えようとすると、どれも素敵で目移りしてしまい、どれを選んでいいのか迷ってしまいますよね。
何はさておき、気になるのはやっぱりそのデザインですよね。フランスアンティークチェストも時代によりデザインに様々な変遷がありましたが、今回はフランスアンティークといえば多くの方が思い浮かべる(であろう)、インテリアとして取り入れればお部屋の雰囲気を一気に華やかなものへと塗り替えてくれそうな、優雅で華麗なフランスアンティークチェストのデザインを中心にご紹介していきたいと思います。
あなたにぴったりなフランスアンティークチェストとの出会いのヒントとなるよう、まずは自分好みのデザインの特徴をおさえて確認してみてくださいね。

様々なフランスアンティークチェストのデザイン・装飾

ひとまとめに「フランスアンティークチェスト」といってもさまざまなデザイン・装飾があります。特にアンティークでは、彫刻や金具、木の色味で全く異なる雰囲気を楽しむことが出来るんですよ。

フェミニンでエレガントな猫脚

アンティーク チェスト

フランスアンティーク家具におけるデザインの鉄板といえば、やはり猫脚ですよね。もちろん、フランスアンティークチェストにも猫脚のものがたくさん見受けられます。優雅な曲線が描き出す造形は、美しいの一言です。しかしこの猫脚、正式には「カブリオレ(カブリオール)レッグ」といい、カブリオレとは跳躍を意味するバレエ用語で、さらに言えば「山羊のジャンプ」といったようなニュアンスになります。猫と山羊。いずれにせよ優雅で軽やかなイメージですね。

アンティーク サイドチェスト

こちらのフランスアンティークチェストの猫脚はすらりと伸びて特有のS字は緩やかですが、そうであるからこその品の良さがあります。しなやかな曲線からは優雅な躍動感を感じ、フェミニンでエレガントな佇まいですね。比較的装飾の控えめなチェストですが、猫脚が華を添えてフランスアンティークらしい優美な華やかさを演出してくれます。
ちなみにS字の緩急については、その時代に好まれた様式によって異なり、受ける印象も変わってきますよ。すっきりとしたデザインがお好みであれば、こちらのフランスアンティークチェストのようにS字が緩やかなものを選んでみると良いですね。

カブリオレレッグ カブリオールレッグ

猫脚は、その優美でしなやかな曲線を描く脚線美に魅せられるだけでなく、ぜひ脚先のデザインにも注目してみてください。
先ほどのチェストの脚先をクローズアップしてみると、カブリオレに由来するように、確かに蹄のある山羊の脚を思い起こさせるデザインですね。くるりとしたデザインにきゅっと窄まった小さな蹄のような意匠は、実に軽やかで優美な印象です。

カブリオレレッグ フーフフット

こちらのカブリオレレッグは、よりリアルな蹄のデザイン。このような双蹄モチーフのものは「フーフ・フット」とも呼ばれます。その高い装飾性からはどことなくノーブルな印象も受け、インテリアを格調高いものとしてくれますね。じっくりと眺めてみたくなってしまいます。

カブリオレレッグ クロウアンドボール

東洋の文化の影響を受けたシノワズリらしい、オリエンタルな雰囲気を醸すこちらは「クロウ&ボール」。龍が爪で珠を掴んでいるデザインで、縁起の良いモチーフでもあります。軽やかさよりも重厚さがあり、高級感をたっぷりと感じさせてくれますね。

このように、猫脚(カブリオレレッグ)にも様々なバリエーションがあり、それぞれで印象も異なってきます。ここでご紹介した以外にもまだまだバリエーションがありますよ。
フランスアンティークらしさを感じる曲線の美しさが魅力の猫脚ですが、しなやかな美しさを求めるなら軽やかなデザインのカブリオレレッグを、高級感を求めるなら凝った意匠のフーフ・フットやクロウ&ボールのカブリオレレッグを、といったように、ぜひ脚先のデザインまでこだわってフランスアンティークチェストを選んでみてくださいね。

取っ手のデザインでも印象が変わる

フランスアンティークチェストをデザインに注目して選ぶのであれば、取っ手のデザインにもしっかりと注目したいところですよね。引き出しの開閉という実用面だけでなく、全体的な意匠のアクセントとして、取っ手や引き手は欠かすことのできない存在です。
そのデザインは実に多彩ですが、アンティーク家具ラフジュ工房にやってきたフランスアンティークチェストの中からいくつか取っ手のデザインを取り上げてみましょう。

チェスト 取っ手 モチーフ

波しぶきのような、蔦のような意匠がエレガンスなこちらの取っ手。繊細な植物モチーフはフランスアンティークでも好まれるモチーフです。アカンサスの葉や、ロカイユと呼ばれる石や貝殻の装飾などをモチーフとし、流麗な曲線が用いられた繊細な彫刻が施された取っ手は、思わずため息が出てしまうような美しさがあります。エレガントさを突き詰めたフランスアンティークチェストがお好みなら、このタイプの取っ手のものはぴったりですね。

チェスト 取っ手 スワンネック

こちらは先ほどのものと比べるとシンプルですが、ハンドル部分にボビンのような凹凸が付くことで単調さが崩されています。どちらも同じように弧を描いた取っ手に見えますが、右側は途中にくびれが入ったスワンネック型で、左の取っ手よりも優雅さがプラスされた印象ですね。華美になり過ぎない上品なフランスアンティークチェストをお求めなら、この手のタイプの取っ手のものを選ぶのもおすすめです。

チェスト 取っ手 つまみ

こちらはさらにシンプルに、つまみタイプの取っ手です。ぽつりと小さな丸い取っ手は、チェスト本体を引き立てる名脇役ですね。控えめに品よくアクセントを添えます。右の取っ手は花弁のような彫りの中央に座し、まるで花芯のように調和した見事なデザイン。美しく見せるための細やかなこだわりが感じ得られますね。すっきりとした品の良さを感じるフランスアンティークチェストをお探しなら、つまみタイプの取っ手のものを選んでみてはいかがでしょうか。

もちろん、ここで取り上げた他にも、座金が凝った彫刻の豪華なものや、プレート状の存在感のある取っ手など、様々なデザインの取っ手があります。全体的な意匠だけにとらわれずに取っ手の細部の意匠までこだわって選べば、そのフランスアンティークチェストはあなたにとってかけがえのない1台となること間違いなしですよ。

凝った彫刻にも注目

アンティーク家具といえば、思い浮かべるのは凝った意匠の彫刻が施された姿ではないでしょうか。フランスアンティークチェストも彫刻で華やかに美しく、様々に彩られています。そんな彫刻の美しさも、フランスアンティークチェストを選びたくなるポイントですよね。

フランス アンティーク 猫脚

こちらのフランスアンティークチェストは、ごてごてとし過ぎない程よい彫刻により、クラシカルで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。主張しすぎない彫刻は、その佇まいを楚々とした品のあるものとしていますね。

フランス アンティーク 彫刻

それぞれの引き出しは内側を囲むように彫られ、シンプルながらもそのサイドの葉のような植物モチーフが目をひくアクセントとなっています。フリルのような波型の下部に目を移せば、中央に同じく植物モチーフが据えられ、猫脚に繋ぐように彫られたラインがその輪郭を美しく描き出し引き立てていますね。

アンティーク ライティングビューロー

ちょっと変わった形のこちらのフランスアンティークチェストは、後程ご紹介するライティングビューローと呼ばれる家具。こちらに施された彫刻は、先ほどのものと比べるとぐっと華やかさが増し、より華麗なフランスアンティークといった雰囲気です。

ライティングビューロー 彫刻

ロカイユやアカンサス、その他花などの植物と様々なモチーフでふんだんに施された彫刻は、それだけで華やかなアンティークの気分を盛り上げてくれますよ。とくに天板(画像の左上)の彫刻などは、その立体感に目を奪われてしまいます。

この2つのフランスアンティークチェストを比べてみると、彫刻が施されていれば施されているほど、華やかさが増して存在感のあるフランスアンティークチェストになるのがわかりますね。どちらにしても、繊細かつ華やかさのある彫刻は、フランスアンティークらしさを存分に楽しむことができます。お部屋に馴染みやすいよう彫刻が控えめのものを選んでみたり、インテリアのアクセントとして抜群の存在感を持つようふんだんに彫刻で彩られているものを選んでみたり、あなたのお好みに合わせたフランスアンティークチェストを選んでみてくださいね。見て、触れて、その彫刻の美しさをぜひご堪能ください。

華やかな寄木細工もチェック

アンティーク チェスト

こちらのフランスアンティークチェスト、猫脚やすっきりと品のある彫り、蔦のような取っ手とフランスアンティークらしい装飾で彩られた出で立ちのチェストですが、それだけではありません。
視線を天板へと移せば、そこには美しい幾何学模様を見ることができます。

パーケットリー

寄木張りという技法が用いられた装飾のひとつで、「パーケットリー」と呼ばれます。これは、キャンバスとなる突板に模様の型を刳り貫いて、そこへ色などの異なる別の突板を嵌めこんだシート状のものを家具にはりつける、といった装飾技法です。自然の木材を使用した美しいパターンの繰り返しは精緻な作業が求められ、高度な技術を要する職人の技がきらりと光ります。
もちろん画像のパターンは一例で、パーケットリーにも様々なモチーフのパターンがあります。木材の組み合わせで描き出される、シンプルながらもふと目を引く上品な連続模様、パーケットリーの施されたフランスアンティークチェストは、エレガンス溢れるフレンチスタイルの空間づくりにおすすめですよ。

マーケットリー

ちなみに、同じ技法を用いたこちらは「マーケットリー」と呼ばれるもの。木材の組み合わせで描き出されるものが幾何学モチーフであれば「パーケットリー」、花や動物など絵画的なモチーフであれば「マーケットリー」となります。
マーケットリーも、パーケットリーとはまた違った華やかな彩りを添えてくれますね。繊細かつ華麗なマーケットリーがふんだんにあしらわれたフランスアンティークチェストは、あなたに贅沢な気分を味わわせてくれますよ。

様式による違いをご紹介

ここまでフランスアンティークチェストのデザインについて注目ポイントを取り上げてご紹介しましたが、デザインはその時代によって特徴が変遷していきます。
そこで、参考となる画像がご用意できずにテキストのみでのご紹介とはなってしまうのですが、ここではめぼしいフランスアンティークの様式について概要をざっくりとご紹介したいと思います。ショップによっては商品名に様式を記載している場合もあり、自分の好みのデザインがどの様式のものに近いのかをおさえておくと、自分好みのフランスアンティークチェストにたどり着きやすくなるきっかけが増えますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

チェスト フレンチ

  • ルイ14世様式
    別名「バロック様式」。バロック様式は16世紀末にイタリアで発祥し、ヨーロッパ中に広まり流行した様式です。フランスでは太陽王ルイ14世のもとで絶頂期を迎えました。デザインの特徴としては、規則正しい左右対称。重厚感がありますが、植物をモチーフとするなどして曲線が多用され重苦しくはなく、豪華で煌びやかなデザインです。権威や威厳を感じさせるそのデザインは、実用性よりも芸術性に重きが置かれ、装飾品としての意味合いの強いインテリアとなり、現代の暮らしの中で使うには少し不向きかもしれません(引き出し収納のチェストはさほど影響はないとは思いますが)。ですが、その芸術性の高さから今も人気のあるアンティーク様式のひとつです。

    ルイ14世様式についてもっと知りたい方はCHECK!

    バロック様式」のRAFUJU MAG辞典はこちら

  • ルイ15世様式
    別名「ロココ様式」。ロココ様式は、ルイ15世の公妾ポンパドゥール夫人を中心とするサロン文化のもとで花開きました。後期バロック様式の一種とされることもあるロココ様式ですが、壮麗なバロック様式と比べると優美で繊細な女性的なデザインが特徴です。より自由なスタイルへと変化し、ロカイユ(小石や貝殻などのモチーフ)や花、植物やリボンなどをモチーフとする、繊細でアシンメトリーな曲線を多用した意匠となりました。ちなみに「ロココ」は「ロカイユ」に由来するとされます。女性中心のサロン文化のもとで好まれていただけあって、優雅な曲線美にくわえ色調はパステルカラーを基調としていたりと、そのデザインはフェミニンなかわいらしさがあります。甘やかなフランスアンティークがお好みの方におすすめのフランスアンティーク様式ですね。

    ルイ15世様式についてもっと知りたい方はCHECK!

    ルイ15世期様式」「ロココ調」のRAFUJU MAG辞典はこちら

  • ルイ16世様式
    優美で繊細な曲線が多用された甘やかなロココ様式から一転、シンメトリーで直線的なデザインが主流となったのが、この新古典主義の始まりでもあるルイ16世様式です。新古典主義の背景には古代遺跡が発掘されたことがあり、古代ギリシャや古代ローマなどに関心が高まって芸術様式に影響しました。過剰な装飾は鳴りを潜め、直線的なシルエットにシンメトリーかつ幾何学的なデザインなどが特徴です。一例としてチェストにもみられる脚のデザインを取り上げてみると、曲線の美しい猫脚からストレートになり、神殿の柱のような彫刻が施されました。シンプルで美しい洗練されたシルエットのルイ16世様式は、フランスアンティークの中でも華美過ぎないものがお好きな方にぴったりといえますよ。

    ルイ16世様式についてもっと知りたい方はCHECK!

    ルイ16世期様式」のRAFUJU MAG辞典はこちら

  • アンピール(エンパイア)様式
    アンピール様式とはEmpire、英語ではエンパイアとなり「帝政様式」となります。ご存じナポレオンの時代に始まった様式です。ルイ16世様式から続き、古代ギリシャやローマそして古代エジプトの装飾様式を取り入れた直線的でシンメトリーな様式となり、皇帝としての威厳を表すがごとく、華やかさを残しつつも重厚で力強い、豪華な意匠で彩られています。ダークで落ち着いた色調のマホガニーやローズウッド、黒檀といった木材が多く用いられ、オルモル(ブロンズに金メッキを施した装飾)や大理石で飾られたアンピール様式の家具、ひいてはチェストには、どっしりと構えた美しさがありますよ。アンピール様式は、格調高いインテリアを楽しまれたいという方にぜひおすすめしたいフランスアンティーク様式です。

チェストと似た家具も合わせてチェック!

フレンチ ライティングビューロー

フランスアンティークチェストをお探しの方は、インテリアとしても見映えする、引出し収納メインの収納家具をお探しである、とみることもできますよね。そこで、いわゆる「チェスト」だけではなく、チェストに類するようなフランスアンティーク家具にも目を向けてみてはいかがでしょうか。もしかすると、そちらの方が、よりあなたのニーズにフィットした出会いが待っているかもしれません。
フランスアンティークチェストをお探しの方のニーズに沿えるよう、基本は引出し収納を主軸としてピックアップしてみましたので、ぜひ参考として目を通してみてくださいね。

チェスト+デスクのティングビューロー

フランス アンティーク ライティングビューロー

まずご紹介するのは、フランスアンティークのライティングビューロー。一見するとちょっと変わった形のチェストですが、こちらは斜め部分の天板が開いて、書き物机としても使える家具なのです。チェスト+書き物机の1台2役が嬉しいライティングビューローは、ワンルームなどあまりスペースが取れないお部屋でも、省スペースで有効に使うことができますね。

フランス アンティーク ビューロー

天板を開いた中にも、仕切り板と引き出しの収納があります。デスクとして使う際のステーショナリー類もきちんと整頓して収納できますよ。チェストとしてメインに使用しデスクをあまり使わない場合も、細々したものの収納をするのにちょうどいいですね。チェスト部分も3杯の引き出しで文句なしの収納力です。

フランス アンティーク ビューローブックケース

こちらはライティングビューローにさらにブックケースがプラスされています。このようにチェスト、デスク、ブックケースが一体となったタイプのものは、「ビューローブックケース」とも呼ばれます。チェストと本棚、デスクの3つの機能がまとまっているので、リビングなどに置けばこの1台で小さな書斎コーナーが作れますね。収納に重点を置く場合も、チェスト部分で隠す収納を、ブックケース部分で見せる収納を、と1台で収納とディスプレイの両方を楽しめてしまいますよ。

ライティングビューローはスタンダードなチェストとはまた違った独特なフォルムなので、インテリアに取り入れればぱっと目線を引き付ける華となります。かつ前述のように1台で2役をこなしてくれるので、家具に割くスペースがあまり取れない方などにはぴったりのフランスアンティークチェストであるといえますよ。そんなお悩みを持つ方は、ぜひライティングビューローもフランスアンティークチェスト探しの候補として視野に入れてみてくださいね。

■「フランスアンティーク×ライティングビューロー」の商品一覧はこちら

ミラー付きで便利なドレッシングチェスト

フランス アンティーク ドレッシングチェスト

先ほどのライティングビューローはチェスト+デスクの家具でしたが、次にご紹介するのはチェスト+ミラーの、フランスアンティークドレッシングチェストです。鏡台やドレッサーといえば耳に馴染み深いでしょうか。
しっかりとしたチェストの収納にミラーが付いているため、メイク用品だけでなく、衣類なども収納でき、この1台で朝の仕度をささっと済ませることができますね。ライティングビューロー同様、少ないスペースを活用してインテリアを楽しむことができます。

アンティーク ドレッシングチェスト

画像のフランスアンティークのドレッシングチェストは、エルム材(ニレ材)が用いられたカントリーテイストがかわいらしいデザインですが、どちらかというと、よりフランスらしさを感じる猫脚のものや3面鏡タイプのドレッシングチェストの方が多く見かけられます。画像がご用意できずに申し訳ないのですが、そういったデザインのドレッシングチェストは華やかな存在感があり、見映えのするおしゃれなインテリアとして活躍してくれますよ。鏡の効果でお部屋を広く、明るく見せてくれるので、リビングのインテリアとして取り入れるのもおすすめです。

フランスアンティークのドレッシングチェストは、すらりとした猫脚のついた形状がテーブルに近いこともあり、ショップによっては表記が異なる場合があります。インターネットなどでフランスアンアンティークのドレッシングチェストを探す場合には、「ドレッサー」「ドレッシングテーブル」も合わせて探してみることをおすすめします。

細かい収納に特化したドロワー

フランス アンティーク ドロワー

続いてご紹介するのは、フランスアンティークのドロワーです。ドロワーとは、つまりは引出しのこと。チェストと同じく、引き出し収納ですね。ドロワーは、いわゆるチェストよりも引出しの杯数が多い引出し収納を指して称されることが多いようです。

アンティーク ドロワー

こちらのドロワーは1960年代とアンティークとしては若くヴィンテージ(ビンテージ)の部類のドロワーですが、計32杯の引出しで抜群の収納力を発揮してくれること間違いなしですね。ドロワーは引き出しの杯数が多いので、細かく分類をして収納できるという利点があります。また、こちらのアンティークドロワーのようにネームプレート付きのものも多くみられるので、店舗什器やオフィスでの備品管理にも最適ですよ。

フレンチ 小引き出し

カントリー調でかわいらしいこちらは、高さが45cm程のドロワー。いわゆる小引き出しですね。小振りな引出し収納をお探しの場合は、ドロワーで探してみると欲しいものが見つけやすいかもしれません。細かな収納ができるので、デスクにあわせて使えば卓上をきれいに保てそうですね。ソファの横に置いてサイドチェストとして使うのにもぴったりです。

同じ引き出し収納とはいえ、引き出しのサイズや杯数によって使い勝手は変わってきますよね。細やかな収納をお求めの場合は、チェストよりもドロワーの方がしっくりきて便利に使えますよ。ぜひフランスアンティークドロワーも合わせて検討してみてくださいね。

ちなみに、チェストは正式には「chest of drawers(チェスト・オブ・ドロワーズ)」であり、チェストの他にドロワーズと略称されることもあります。なので、基本的にはドロワーで調べると、この項でご紹介したような杯数の多い引出し収納が多くなるかとは思いますが、いわゆるチェストをお探しの場合でも、念のためどちらのワードもチェックしてみる方が良いかもしれませんね。その逆もまた然りです。

収納力と機能性のニーホールデスク

フランス アンティーク ニーホールデスク

こちらはちょっと変化球。フランスアンティークのニーホールデスクのご紹介です。ニーホールデスクはその名の通り、膝を入れる穴の開いたデスク。チェスト、あるいはドロワーの真ん中にぽっかりと穴が開いた形です。たっぷり備わった引き出しは、申し分のない収納力ですよ。デスクではありますが、収納をメインに、存在感のあるチェストとしてもぴったりです。
引き出しの濃淡のツートンカラーがおしゃれなこちらのアンティークニーホールデスクは、脚元が棚になっています。雑貨を並べたり本を並べたり、ディスプレイスペースを備えたチェストとして、リビングなどに置いても良いですね。

フランス アンティーク 両袖机

また、こちらのアンティークニーホールデスクはなんとホール部分に扉収納がついています。引き出しとはまた違った収納がプラスされるのは嬉しいポイント。見た目にも、扉を開けると秘密の小部屋に繋がっていそうな、そんなわくわく感がありますよね。

引き出しがたっぷり備わったニーホールデスクは、見方を変えれば立派なチェストだとは思いませんか。もちろんデスクとして使っても良し、広々とした天板は作業台としても良しと、様々なシーンで活躍してくれること間違いなしです。ぜひニーホールデスクを多機能なフランスアンティークチェストとして、インテリアに取り入れてみてはいかがでしょうか。

ちなみにこのように左右に引き出しのある机は西洋ではニーホールデスクですが、日本では両袖机と呼ばれるのが一般的なので、インターネットなどで探される際は、念のため「ニーホールデスク」と「両袖机」のどちらのワードもおさえて探されると良いですよ。

■「フランスアンティーク×ニーホールデスク」の商品一覧はこちら

引出し多めのキャビネット

フランス アンティーク シェルフ

ここまでチェストに類するような家具をピックアップしてご紹介してまいりましたが、視野を広げてキャビネットもチェックしてみると、引出しが多めのものに出会うことができます。
こちらのフランスアンティークキャビネットは、下部が12杯の引出し、上部が飾り棚となったアンティークキャビネット。エレガントなデザインに大振りなサイズ感と、インテリアに取り入れれば主役級となること間違いなしですね。チェスト(ドロワー)の収納とオープンラックとで、収納の幅が広がります。

 フランス アンティーク キャビネット

また、こちらは左半分が24杯の引出し、右半分が扉付きの棚となったフランスアンティークキャビネット。棚は取り外し可能で、さらに当店アンティーク家具ラフジュ工房でハンガーポールを取り付けたので、ワードローブとしてもお使いいただける仕様です。吊り下げて収納したいものと畳んで収納したいものとを、この1台でどちらも収納できてしまいます。たっぷりの引き出しは様々な収納をかなえてくれそうですね。

キャビネットは箱型収納家具の総称となるため明確な定義がなくたくさんのものがあり、いざ探そうとするとなかなか難しいかもしれませんが、「欲しい」にぴたっとはまるものを見落としてしまわないよう、余力があればチェックしてみることをおすすめします。スタンダードなフランスアンティークチェストを色々見てみたけど、なんだかしっくりこない、もうちょっとプラスで何かが欲しい、といった際には一考してみて損はありませんよ。

最後に

今回はフランスアンティークチェストをピックアップしてご紹介してまいりましたが、いかがでしょうか。フランスアンティークチェストを探すための、また選ぶための参考となりましたなら幸いです。どうか素敵なフランスアンティークチェストと出会ってくださいね。
あなたのアンティークライフの一員として、ぜひフランスアンティークチェストをお迎えしてあげてくださいね。

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