アンティーク ワードローブ 使い勝手 アンティーク家具について

使い勝手に違いあり。アンティークワードローブの注目ポイント

日々の暮らしの中で、どうしたって「収納」の2文字は生活と切っては離せないものですよね。その中でも数が多く、かさばりがちな衣類収納には、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
最近では元からクローゼットが備え付けてあるようなお部屋も珍しくありませんし、現行品でも様々な衣類収納家具が流通しています。しかし、「新品のシンプルなデザインでは物足りない…」とお思いの方も中にはいらっしゃるはず。
そんな方は、アンティークワードローブをインテリアに取り入れてみるのをおすすめします。
個性的なデザインと独特の雰囲気があるアンティークワードローブなら、洋服の収納をしながら趣深い味わいをお楽しみいただけますよ。
日常にクラシカルな彩を。アンティークワードローブの国別デザイン」の記事ではアンティークワードローブのデザインについてご紹介しましたが、今回はアンティークワードローブの「収納」というポイントを中心に、タイプ別の使い勝手の違いなどを詳しく紹介していきます。

まずは始まりから。時代と共に変化してきたアンティークワードローブ

アンティーク ワードローブ ルーツ

そもそも、ワードローブはいつごろ誕生した家具なのでしょうか。
実はワードローブの歴史は長く、原型は15世紀頃から見られる「ハッチ」と呼ばれた大型収納家具だと言われています。
ハッチは様々な物を収納する多目的収納家具でしたが、次第に衣類やリネン専用の収納家具である「プレス」に変化し、そのプレスが置かれていた小部屋、今でいうウォークインクローゼットのような「衣裳部屋」を当時はワードローブと呼んでいたそうです。
現在のような大型の洋服ダンスをワードローブと呼ぶようになったのは、18世紀頃に入ってからのことなのだとか。
ワードローブがプレスと呼ばれていた当初は棚が付いた作りのものが多かったそうですが、だんだんと上着収納としての特性が強くなり、吊り下げ収納が中心になっていきました。当時の西洋衣裳は畳むのには不向きな構造でしたので、自然と吊り下げる収納にシフトしていったのでしょう。
ワードローブが500年以上も前から人々の生活に寄り添い、時代に合わせてその形を少しずつ変化させてきたことがよく分かりますね。

押さえておきたいアンティークワードローブの収納タイプ3つ

アンティーク ワードローブ 収納

棚の付いたタイプの衣裳棚が吊り下げ収納に特化していったお話しをしましたが、とはいえ、ワードローブの収納が必ずしも吊り下げ収納のみというわけでもありません。
アンティークワードローブは、収納の種類によって大きく3つにタイプが分けられます。
収納タイプによって使い勝手に違いがあるので、自分のライフスタイルに一番合うのはどのタイプなのか、参考にしてみてくださいね。

吊り下げ収納タイプ

アンティーク ワードローブ 吊り下げ収納

衣類を掛ける収納スペースのみが付いたスタンダードなワードローブです。高さがある分、丈の長い洋服をしまうのに適しています。
ところで、アンティークワードローブはポールに衣服を吊り下げていくものが主ですが、ポールには洋服を横に掛けていくよく見るタイプと、洋服を奥から手前に掛けていくタイプのものがあることをご存知ですか?
奥から手前に掛けるものは使いにくそうに思えますが、ポールがスライドして手前に引き出せるようになっているものが多いので、横掛けタイプと同じように掛かっている洋服が一目で確認できますよ。

吊り下げ収納+チェストタイプ

アンティーク ワードローブ チェスト

吊り下げ収納のほかに引き出し収納が付いたタイプで、セーターやボトムスなど、ハンガーに掛けるのに適さない衣類を収納するのに便利です。
しかし、このタイプはあくまで吊り下げ収納がメインのため、引き出しの深さにはあまり余裕がないことも。事前にサイズをしっかり把握しておくといいですよ。

吊り下げ収納+棚収納タイプ

アンティーク ワードローブ 棚

吊り下げ収納スペースに加え、棚収納が付いたこちらのタイプ。細かく分かれた棚で様々なものを分類して整理できるので、ひと目見てどこに何があるのかが分かる使い勝手の良さが魅力です。靴や鞄、洋服周りの小物の収納などに活躍してくれますよ。
お出かけ前にコーディネートからメイクまで一気に整えられるよう、棚に香水やちょっとした化粧用品などを置いておくのもおすすめです。

バリエーション豊富な背の高さ

アンティーク ワードローブ 高さ

さらに、収納面での使い勝手の違いなら、ワードローブ自体の高さによって違いがあることも覚えておきたいところ。
ワードローブは背の高いものが多いイメージですが、実際は120cm~190cm台と高さのバリエーションが豊富なんです。
例えば、高さ120cmのワードローブだと、ロングコートは長さによっては裾を引きずってしまいますが、長さ90cm程度の膝丈コートだと余裕をもって収納が可能です。購入前に掛けて収納したい洋服の長さを確認しておくと、お家に迎え入れるアンティークワードローブ選びもよりスムーズに行えますよ。

和製アンティーク ワードローブ

ちなみに、床座の生活が長かった日本で作られたワードローブは、西洋アンティークのものと比べて高さは控えめ。
小柄な方でも使いやすく、ワードローブの上のスペースに物を置くことも可能です。圧迫感をあまり感じずにインテリアに取り入れられるのが嬉しいですね。

収納だけじゃない!アンティークワードローブの注目ポイント

アンティーク ワードローブ 種類

ここまでアンティークワードローブの収納に関してのお話をしてきましたが、ワードローブの使い勝手を決めるのは収納面だけではありません。
より自分にぴったりのワードローブを見つけられるよう、ここではワードローブの雰囲気や使い勝手を左右するその他のポイントをいくつかご紹介していきたいと思います。

身支度に嬉しい鏡付き

アンティーク ワードローブ 鏡

アンティークワードローブの中には鏡が付いている作りのものがままあります。お洋服を選ぶついでにコーディネートを確認できるので、毎日の身支度の時間に嬉しいですね。
鏡のサイズはまちまちですが、全身を映せる大きなタイプのものはフランスやイギリスのアンティークワードローブに多い傾向です。全身鏡が付いているものが欲しい方は、この2つの国の物を中心に探すのがおすすめですよ。
ちなみに、鏡は扉の内側に付いているものと外側に付いているものの2パターンがあります。
内側のものは表面に埃が付きにくく、鏡を見ながらコーディネートが考えやすいというメリットが。対して外側のものはいつでも鏡が見られることに加えて、鏡が奥行を演出して空間を広く見せてくれる効果が期待できますよ。

デザインにもアクセントを加えるグリアージュ

アンティーク ワードローブ グリアージュ

アンティークワードローブの扉というと、木製のものが一般的ですよね。
ですが、時々見かける変わり種として、ガラスや鏡が入っていた部分に金網が張ってある「グリアージュ」という種類があるのはご存知でしょうか。
その個性的なデザインと、中に収納したものを見せてディスプレイとしても楽しめる特性から、人気のある種類のワードローブです。
あまり見ないデザインが目を惹きますが、こちらのグリアージュ、金網が張られていることで内部の通気性がよくなり、湿気や臭いがこもるのを防いでくれるという嬉しい機能付き。風通しの悪いお部屋でも快適にお使いいただけますよ。

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最後に

長い年月の中で、人々の生活スタイルに合わせて姿形を変えてきたアンティークワードローブ。収納タイプや鏡の有無など、デザイン以外にも様々なタイプがあることが分かっていただけたかと思います。
数あるアンティークワードローブの中で、きっと日々の暮らしにカチッとはまるものが見つかるはず。たくさんのアンティークワードローブを見比べて、ぜひとっておきの一品を探してみてくださいね。
次回はまた別のポイントから見たアンティークワードローブの情報をご紹介していきますので、どうぞお楽しみに。

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