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美しすぎる木製「時代建具」!代表的な種類とおすすめしたいその理由

今回の動画でご紹介するのは和の風情を感じる「時代建具」。
その建具の中でも、室内装飾に欠かせない「引き戸」に注目してみます。

日本の建具は古くから、気候や住宅事情に考慮して作られてきました。
四季の変化や湿度の高さ、日本住宅のつくりに合わせた機能面はもちろん、デザインにも意匠を凝らしたものが多く、目で見る楽しさも持ち併せます。空間の中で広い面積を占める、存在感のある家具だからこそ、自分で選ぶ際にはこだわった一品に巡り合いたいですよね。

この動画では、そんな時代建具の「機能」と「美」をご紹介。
お部屋の雰囲気に合わせたり、機能性で選んだりと、ご自宅にはどの種類の引き戸が合うのか参考にしてみてくださいね。

日本の伝統的な引き戸4種。その特長と魅力をご紹介

それでは、日本の代表的な引き戸4種について、それぞれの長所をみていきましょう。
先人の知恵と美意識の高さから生まれた、日本の建具をじっくりとご覧ください。

現代でも馴染み深い、ポピュラーな「障子戸」

組子に障子紙を糊で貼り付けたこの建具は、視線を遮りながらも吸湿・断熱・空気清浄効果がある、とても優れた建具です。障子紙には通した光を拡散させる効果があるため、眩しすぎない程度に優しく部屋全体を明るくしてくれるんです。夕暮れ時や夜明かりを灯した際に、障子に映し出される植物や人のシルエットが、しっとりとした情緒を感じさせてくれますよ。

縦と横の木材を格子状に組んだ「格子戸」

京町家などでよく見かける、上品な印象の建具です。
均一に並べられた格子は、向こう側を程よく目隠ししながらも空間をしっかりと仕切ることができます。さらに風通しも良いという、秀逸な建具です。高級感のあるデザインは、上質で落ち着いた空間を演出するのに最適です。

夜の訪れとともに、格子からこぼれる光や影が美しく、和の風情をたっぷりと感じさせてくれます。見ているだけで癒されるような、繊細で温かみのある優しい雰囲気がたまりません。

アンティークガラスが美しさを放つ「ガラス戸」

ガラス戸の魅力は、なんといってもガラスの美しさにつきます。
透明感のあるガラス戸は圧迫感が少ないため、ダイニングとリビングの間などの完全には仕切りたくない場所にぴったりです。写真のように色ガラスが嵌め込まれているものは、レトロモダンや大正ロマンといったノスタルジックな雰囲気を味わえます。他にも、すりガラスやダイヤガラス、霜が降りたような模様の結霜ガラスなど、レトロなガラスが使用されていると、光を通した際に様々な輝きを楽しむことができますよ。

板戸に組子を嵌め込んだ「組子帯戸」

がっしりとした印象の板戸と精工な組子との対比により、双方を引き立て合う存在感抜群の建具です。
職人の緻密な手仕事により作り出された幾何学模様は、光を通した際に思わず息を呑む美しさです。ただの仕切り戸にとどまらず、芸術品と呼ぶに相応しい美しさがそこにはあります。重厚感のある帯戸は、部屋同士を完全にセパレートするなど、しっかりと空間を仕切りたい時におすすめのお品です。

最後に

日本の引き戸4種、それぞれいかがでしたか。
ラフジュ工房では、古い建具を隅々まで清掃、修繕し、さらにリメイクを施すなどして現代でも使いやすいように仕上げております。味のある質感はそのままに、今の暮らしに合った間仕切り役としてしっかりと活躍してくれますよ。

先人たちの創意工夫がたっぷりと詰まった時代建具。
そんな「時代の流れを感じられる和」をお部屋に取り入れてみる。なんだか毎日の生活が、少し特別な気持ちになりそうですね。

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