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コラム

吉祥寺エリアでおすすめのアンティークショップ20選

東京の「住みたい街ランキング」で必ず上位にランクインする吉祥寺。23区外にありながら都心へのアクセスも良く、四季折々の自然が楽しめる東京でも屈指の人気スポットです。

おしゃれな雑貨屋やカフェもたくさん集まっているので、そうしたお店へ行くことを楽しみに訪れる人も多いのではないでしょうか。

そんなショップ巡りの中で、実はアンティーク家具や雑貨のショップも少なくないことに気が付くはず!

今回はそんな吉祥寺駅周辺にある、おすすめのアンティークショップをご紹介します。

店舗情報も記載しているので、気になったお店があったら足を運んでみてください。

※掲載時の情報です。実際の情報と異なる場合もあるので、詳細は店舗HPなどでお確かめください。
吉祥寺エリア以外の東京都内にあるアンティークショップはこちらをチェック!

アンティーク家具

Lewis(ルイス) 吉祥寺店

モダンなヴィンテージ家具が揃う「Lewis 吉祥寺店」は目黒にも姉妹店を持つアンティークショップです。

ミッドセンチュリー期にお互いが影響しあって、今のモダン家具の基盤をどんどん作り上げていった北欧とアメリカ、それとイギリスの家具が並んでいます。

今も衰えないモダンな表情の家具は、お店のモルタル仕上げの床にも似合っていますね。

お店に揃える家具は1960~1970年代に生産されたもののみ。ただ、そのインテリア変革の時代ど真ん中に生み出された名作家具の数は想像をはるかに超えます。

特に当時は北欧のインテリア業界での席巻ぶりがすさまじく、根底に北欧の血が流れたデザインが目立ちますね。すべて北欧家具ですよと言われても違和感ないものばかりです。

それでも中には、お互いの国に影響を受けたのかなと感じさせる特徴が見え隠れしていて、その個性を楽しむことができます。

国だけではなく、アーコール、G-plan、マッキントッシュなどの有名家具メーカーやハンスウェグナー、ボーエモーエンセンなどの有名デザイナーの作る家具の特色を見るのも楽しいですよね。

ただLewisでは有名どころに限らず、無名の家具まで幅を広げているのも特徴です。

有名無名問わず、当時の大衆の生活に寄り添った使いやすい家具は、現代の生活にも程よくなじんでヴィンテージの趣を連れてきてくれることでしょう。

 

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Lewis 吉祥寺店
営業時間 12:00~19:00
定休日 水曜・木曜
所在地 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町3-1-8 フラット神谷1F Map
TEL 0422-23-4788

Bellbet(ベルベット) 吉祥寺ショールーム

吉祥寺駅から井之頭公園へ向かう道すがら、建物の2階部分に店を構える「Bellbet 吉祥寺ショールーム」。

このショップは埼玉にある本店「Bellbet Warehouse 」のショールームで、東京にBellbetの魅力を発信するための場として吉祥寺への出店を果たしました。

1950~1970年代の北欧家具を取り揃えたモダンかつ木の温かみを感じるラインナップと、さらにモダンな雰囲気をプラスする照明やアート作品で店内が飾られています。

北欧ミッドセンチュリーらしい艶を増したオレンジ味のあるチーク材や、高級感のあるローズウッド、本来の木味を残したカジュアルな印象のオーク材の家具たちが並んでいて、味わい豊かな北欧家具を楽しむことができますよ。

そこへ温かみを増すように組み合わされる、落ち着いた色味のファブリックも素敵です。その中でも目に留まるのが、ふわふわのシープスキンの敷物。北欧家具と組み合わせるとラグジュアリーな雰囲気が加わって、すっかり大人な空間に変えてくれます。

ボーエ・モーエンセンやハンス・ウェグナー、ニールス・O・モラーらが手掛けた名作家具も、アノニマスデザインの家具も、有名無名の垣根を飛び越えて集められているので、北欧家具好きならば満足感の高いショップです。

 

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Bellbet 吉祥寺ショールーム
営業時間 11:00~19:00
定休日 木曜
所在地 〒180-0005 東京都武蔵野市御殿山1-5-7 2F Map
TEL 0422-24-7953

fog(フォグ)

吉祥寺駅と三鷹駅と正三角形を結ぶ位置にあるアンティークショップ「fog」。駅前から離れた閑静な場所で、時代も生まれた国も違う古いものが集まって並んでいます。

あえて最低限に手を加えて経年した面持ちを残したままの古家具や古道具ばかりで、エイジング感のあるものが好きな方にはたまらない空間になっています。

さらにインテリアプランツやラグといった小物をうまく使ったディスプレイセンスには脱帽です。
木味も装飾も違ったアイテム同士も組み合わせ次第でこんなに素敵になるんだなと、ひたすら感動してしまいます。

挽き物加工が贅沢にあしらわれたウィンザーチェアや、飾り気のない素朴片袖デスク、フレンチシャビ―なダイニングテーブル、アフリカのセヌフォ族のスツールまで。

あらゆるアンティーク好きに通じる隙のない取り揃えの中でなら、きっと好みの一品と巡りあえますよ。

古家具と同じように古道具にも力を入れていて、こちらも負けず劣らず種類を問わない品揃えが面白いです。

フランスのアンティークプレートや陶器のフラワーベースなど実用的なものもあれば、使い古された農具などもあり、こちらはオブジェとして飾ると雰囲気が出ますね。

営業は木曜日から日曜日を基本として、たまに不定休があることも。Instagramのスケジュールを確認して、予定が合えばぜひ足を運んでみてください。

fog
営業時間 木曜/金曜 13:00~18:00 土曜/日曜 12:00~18:00
定休日 月曜・火曜・水曜+不定休
所在地 〒180-0001 東京都武蔵野市吉祥寺北町4-1-1 Map
TEL 0422-38-9230

transista(トランジスタ)

イギリスのミッドセンチュリー期に誕生した家具を扱う「transista」。

この時期のイギリスと言えば家具メーカーが次々に北欧家具にインスピレーションを受けたデザインの家具を発表して、モダンなスカンジナビアデザインが人気を博していた頃です。

このショップでもG-plan社の人気シリーズ”Fresco(フレスコ)”や、チーク材を使った”Brasilia(ブラジリア)”などが並んでいます。

そしてアーコール社と言えばアーコールチェア。北欧の技術やデザインを取り入れつつ、あくまでイギリスの伝統を残す刷新したデザインは今でも多くの人を魅了しています。

Transistaではヴィンテージの醍醐味を味わえるエルム材(ニレ材)を使ったアーコールチェアも扱っていますよ。

アーコールチェアは現在でも製造され続けていますが、エルム材を使っているチェアはヴィンテージでしか使われていない希少なもの。

創立100周年を迎えた2020年を境に商品の材種をすべてアッシュ材に統一したので、これからさらに希少性があがっていくんでしょうね。

それ以外にもイギリスミッドセンチュリー期にモダンな空気を運んできた家具が勢ぞろいしていて、店内はかなり見ごたえがあります。

ぜひ英国家具の一時代を築いた作品を楽しんでください。

 

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transista
営業時間 12:00~18:00
定休日 火曜・水曜
所在地 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町3-20-5 102 Map
TEL 0422-51-5707

please (プリーズ)

暮らしの中に寄り添い続ける、温かみのある北欧ヴィンテージ家具を集めた「please」。

お店には1950~1970年代前後の北欧家具からチョイスされた家具が並んでいます。

中でも存在感があるのは、数々のハンスウェグナー作品に、アルネ・ヤコブセンのアントチェアや、セブンチェア。カイ・クリスチャンセンのネストテーブルといった有名なデザイナーズ家具たち。

そこに無名ながらも北欧らしい温かみのあるモダンな家具が加わり、決して広くない店内ながら北欧ミッドセンチュリー家具のおいしいところを味わい尽くすことができます。

店名の” please”はお気に入りのものを生活に取り入れて、楽しく喜びに満ちた豊かな時間を過ごしてほしい思いから名付けたんだそう。

有名無名にこだわらず、コンセプトに沿った品々を揃えることにこだわった家具は、確かにどれもお部屋に入れたら気分の上がるデザインばかりです!

pleaseではランプにもこだわりをもっていて、スーホルム社やロイヤルコペンハーゲン社で製造された陶器製のテーブルランプをコレクションしています。色味も彫られた模様も異なるランプは、さらに釉薬によってその個性を際立たせていて好みの一品を選ぶ楽しさがありますね。

お店が開くのは基本的に土曜と日曜、祝日。それ以外に木曜を除く平日であれば事前予約をすれば来店することができますよ。

please
営業時間 12:00~17:00
定休日 木曜(月曜・火曜・水曜・金曜はアポイントメント制で営業)
所在地 〒180-0006 東京都武蔵野市中町2-24-17 1F Map
TEL 0422-27-7685

アンティーク雑貨

antiques-educo(アンティークス・エデュコ) 吉祥寺PARCO店

日本国内と、海を越えたあらゆる国から集められたアンティーク雑貨がディスプレイされている「antiques-educo」。

2022年3月に吉祥寺PARCOにオープンしたばかりで、小金井市の本店を1号店として、2号店となる新店舗です。

修理工房を併設した本店で仕上げられた小物類を持ち寄って、扉のない、誰にでも立ち寄りやすいアンティークショップをつくりあげています。

お店の雑貨類には和洋折衷、様々なアンティークが肩を並べています。まずは金で描いた細かな絵柄が縁を飾るアンティークプレート、ピューター製のプレートやシュガーポットなど、高級感のあるアンティーク品。

それとヴィンテージのキッチンスケールや、ホーローのミルク便、緑色でぽってりと厚みのあるガラスジャー、籐編みのバスケットといったヴィンテージ感を演出する小物。

さらにはスージー・クーパーがデザインした陶器のキッチンウェアや、北欧らしいほっこりする絵柄と色合いで人気が高いフィッギオ社の”Lotte(ロッテ)”シリーズのお皿、同じく北欧からフィネル社のアンティークポットなどデザイナーズ作品も揃えています。

小金井市の本店にはさらに雑貨の扱いも増えて、家具の品揃えも豊富になっています。antiques-educoの魅力をさらに感じたいなら本店へも足を伸ばしてみてください。

antiques-educo 吉祥寺PARCO店
営業時間 10:00~20:00 ※吉祥寺パルコの営業スケジュールに準ずる
定休日 なし
所在地 〒180-8520 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-5-1 吉祥寺パルコ2F Map
TEL 080-4408-2196

Vada antiques(ヴァダ アンティークス)

フランスやイギリスのアンティーク家具やブロカント、それに沖縄の器“やちむん”を扱うショップ「Vada antiques」。

オーナー自身が現地に渡って仕入れた家具は、どれもエイジングの効いた渋い味わい。

ウインザーチェアやターニングレッグのデスク、フレンチカントリーなダイニングテーブルなど、ヨーロピアンアンティークらしいデザインもありながら、ごつごつと武骨な造りのテーブルやベンチもあって、使い込まれた質感がたまらないです。

ただ最近ショップで特に力を注いでいるのは、やちむんと呼ばれる沖縄の焼き物のようです。

やちむんの特徴はいきいきとした生命力あるデザインです。どっしりとした厚みや、沖縄の自然を思わせる色彩と、躍動感ある模様が器に踊る様子には沖縄らしいパワーを感じます。

近年は若い作家さんによるモダンなデザインも増えていて、幅広い世代に人気が高まっているみたいですね。

作家のもとに自ら赴いて、制作過程にも寄り添いながら仕入れるという器。オーナーが語る器の背景にある作家の想いを聞けば、購入した器にも思い入れも深まるでしょう。

現代作家たちの作品ですが、手仕事によってつくられた自然味あるやちむんの器はヴィンテージインテリアにも相性がいいですよ。

やちむんへの愛に溢れるこだわりの品揃えなので、やちむんに興味のある方はぜひ訪れることをおすすめします!

Vada antiques
営業時間 12:00~18:00
定休日 火曜・水曜+不定休
所在地 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-30-6 Map
TEL 0422-23-6690

Tsubame Märkt(ツバメ マルクト)

オーナーの目を通して集められたヨーロッパ各地のアンティークやブロカントの雑貨が揃う「Tsubame Märkt」。

特にお店の中を占めているものは、キッチンや食卓を彩ってくれるフレンチアンティークの美しいキッチンウェアの数々です。

日常的に使いやすい白いプレートひとつとっても、シンプルにまん丸なリム、花びらのようなリム、縁周りにパールのような飾りをあしらう八角形のリムなど、様々な表情を見せてくれます。

淡い色で書かれた小花とレース模様が縁を飾るかわいらしいプレートや、繊細なタッチの草花をお皿いっぱいに描き広げた気品あるプレート、ショップ名にもあるツバメが空を飛ぶ姿を描くオーバル皿。

何を乗せようかと迷う時間すら愛おしい、素敵なお皿の数々に魅了されてしまいます。

それ以外にも、小花をモチーフにしたガーランド模様で上品に彩るボウルや、梅の花と小鳥が描かれたシノワズリなカップ&ソーサー、メリタ社のヴィンテージポットとドリッパー、銀製のカトラリー、オーバル型のスーピエールといったように、品のあるキッチンウェアが揃い踏みです。

キッチン周りを品よく華やかに飾りたいのであれば、まず間違いなく足を運ぶべきショップです。

Tsubame Märkt
営業時間 11:30~19:00
定休日 水曜
所在地 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-26 Map
TEL 0422-27-2709

四歩(しっぽ)

日用品に古家具、古道具を交えてナチュラルなライフスタイルを提案する雑貨店「四歩」。

三鷹を中心にインテリアショップやカフェを展開する「デイリーズ」のグループ店のひとつとして誕生した「小古道具店四歩」が始まりで、2018年3月まではお隣の三鷹で営業していたんだそうです。

吉祥寺に本店を移してからも、その素朴で温かみのあるアイテムを揃えた心地のいい空間が人気を呼び、今では東小金井・三鷹・荻窪・国分寺など、他に9つの支店を持つほどとなりました。

支店がある場所はどこも人の集まる場所を避けた閑静な場所で、そこに四歩のこだわりを見受けられる気がします。

そんな静かな時間が流れる店内では日本の小抽斗やアンティークトランク、編み籠、古びたリンゴ箱の中や上にお皿やグラス、箸や調理器具にお鍋など、食事の時間を豊かにする日用品が新旧様々に並べられています。

日用品の中には、レンジ対応で使いやすい美濃焼をはじめ、益子焼や伊万里焼といった日本の伝統工芸品の数々も。こうした手仕事品のもつ温もりが店内の雰囲気をより穏やで心地よくしてくれているんでしょう。

吉祥寺本店ではカフェスペースも設けているので、四歩こだわりの器に盛られた料理やデザートを楽しむこともできますよ。

カフェで過ごす時間の中で「自分の食卓を飾るならこんな感じにしたいな」と思い描いたものをお店の中で探すのも楽しいかもしれませんね。

 

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四歩
営業時間 11:30~20:00 (café L.O19:30)
定休日 木曜
所在地 〒180-0001 東京都武蔵野市吉祥寺北町1-18-25 Map
TEL 0422-26-7414

吉祥寺PukuPuku

100年前の日本の器たちをコンセプトに、日本の骨董やアンティーク皿を集めた「吉祥寺PukuPuku」。

オーナーが得意とする古伊万里を中心に揃え、明治から昭和にかけて生まれた染付皿や印判皿、輪島塗などの漆器類を合わせると相当な数が店内を占めています。

さらには同じ吉祥寺内に2店舗を構えていて、それぞれが違うコンセプトを持って古い器をセレクトしているんですよ。

例えば吉祥寺の中道通り店には明治以降に誕生したアンティーク皿や漆器類、ガラス類の食器が中心で、比較的に手ごろな値段で買い求められる「骨董の入り口」となるお店。

姉妹店の西公園前店は、さらにディープに興味をそそられる方にはたまらない空間で特に古伊万里の奥深さに触れることができます。

古伊万里の人気の高さはなんといっても絵付けの豊かさにあります。

窓絵と地文様、唐花などの模様の組み合わせの中で、なぜここまで創造性に花を咲かせたのか。

その理由は、一部系統を除いた幕末以前の有田焼ほとんどを指すがゆえなんです!そのためにこれ程の豊かなバリエーションを誇っているんですね。

中には洒落の効いた絵付けも見つけられて、描いた当時の職人のユーモアが時代を超えて心を和ませてくれたりもします。当時は身近にあった”ものづくり”に対する愛情のかけ方を感じられて感慨深いです。

吉祥寺PukuPukuでは江戸時代の中期から幕末にかけての古伊万里を中心としていますが、他にも鉄絵やいびつなフォルムが独特な織部焼に、交趾と呼ばれる鮮やかな色を発する焼きの技法が見られる淡路焼など、東西南北の日本の古い器を楽しむこともできますよ。

 

 

吉祥寺PukuPuku 中道通り店
営業時間 11:30~19:30
定休日 なし
所在地 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-26-2 Map
TEL 0422-27-1636

 

吉祥寺PukuPuku 西公園前店
営業時間 11:30~19:30
定休日 なし
所在地 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町4-13-2 101 Map
TEL 0422-27-5345

L’ange passe(ランジュパース)

吉祥寺にいながら古き良きフランスの生活の一端を感じることができる「L’ange passe」。

フランスの蚤の市で心惹かれた食器や小物、リネンまでを集めて回り、オーナー選りすぐりの一点物を並べた店内。

週に1回手芸部の活動を行ったり、月に一回テーブルコーディネート教室を開催したりと、周囲へ「良さを伝える」ことにも秀でたオーナーがセレクトする品は、人に見せたくなるような見栄えのいいデザインばかりです。

フランスアンティークのカップ&ソーサーは、白と黄色と金のラインをバランスよく配色した上品なものから、青のドットと小花の色取りがかわいらしいものまで、繊細で華やかな装飾が女性の心を掴んで放しません。

白い陶器にニット編みのようなレリーフが施された水差しに、薄紅色の背の高いグラス、少し青みがかったガラスの一輪挿しなど、花を飾るにぴったりのものもあり、友人とのティータイムを豊かに演出してくれるアイテムも揃いますよ。

そうした夢のような時間を体験できるサロン・ド・テも併設されていて、フランスのおいしいお菓子を食べながらティータイムを楽しむ優雅なひと時も過ごすこともできます。

アンティークで彩ったオーナーのセンスの良いインテリアと、現在の海外デザイナーが手掛ける洋服やアクセサリーに囲まれるタイムレスな空間で、時間を忘れてくつろいでみてはいかがでしょうか。

 

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L’ange passe
営業時間 13:00~18:00
定休日 日曜・月曜・火曜
所在地 〒180-0004 武蔵野市吉祥寺本町4-1-15 あけぼのマンション202 Map
TEL 0422-22-7951

TREESS(ツリーズ)

アンティークの雰囲気は壊したくないけど、現代の生活に合う利便性が高いアイテムも欲しいという方にオススメなのが「TREESS」のようなショップです。

TREESSではアンティークアイテムの扱いもありますが、お店のほとんどはアンティーク調に仕上げたショップオリジナルの雑貨が占めています。

アンティークでインテリアを揃えていくと、どうしても手に入らないものが近年に生まれた生活機器の周辺アイテムです。例えばスマートフォンやパソコンのスタンドなどはアンティークにあるはずもなく…どうしても妥協せざるを得ないことがあります。

そういう時に“アンティーク調“のアイテムを取り入れれば、こだわりのインテリアの雰囲気を壊さずに生活の質を高めることができますよ!

スマホスタンドやヘッドホンスタンド、アクセサリースタンドに卓上ミラーに加え、取っ手などDIY用のパーツまで、細部まで妥協をしたくない人に向けた商品が展開されています。

こだわりも便利さも捨てたくない方にはうってつけのショップですので、気になった方は一度覗いてみてください。

 

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TREESS
営業時間 11:00~17:00
定休日 土曜・日曜・祝日
所在地 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-32-11 3F Map
TEL 0422-69-2681

iti vintage clothing & humor(イチ ヴィンテージクロージング アンド ユーモア)

2022年4月にオープンしたばかりの古着とヴィンテージ雑貨を扱うショップ「iti vintage clothing & humor」。

お店の大部分はセンスのいい古着が占めていますが、その中には古着との相性がいいヴィンテージアクセサリーはもちろん、古家具やヴィンテージフラワーベース、トライバルラグといったライフスタイルを彩るアイテムも置かれています。

その中でもフラワーベースは特に目を引く取り揃えで、東ドイツの“Fat lava(ファットラヴァ)”を代表として花に負けない存在感を放つ派手なフラワーベースに、手づくりらしいいびつさが印象的なエスニックなフラワーベース、マンゴーの木からつくられた木製フラワーベース、ひとつとして地味と思うものがない個性的な品ぞろえです。

このコレクションはすべて2階にディスプレイされていて、同じ階にはポップデザインなポスターなどのウォールデコや、トライバルラグも飾られています。どれもお部屋のアクセントとして十二分に活躍してくれるアイテムばかりですよ。

1階にはアクセサリー類を扱うスペースが設置されていて、iti vintage clothing & humorでいち推している「カレンシルバー」と呼ばれるタイのカレン族がつくるシルバーアクセサリーが並びます。

伝統的な手法で作られているハンドメイド品ということもあり、トライバルラグと同じくヴィンテージとの相性もいいですね。一緒に売られているヴィンテージトレーに飾っておくと、それだけでおしゃれに映えそうです。

iti vintage clothing & humor
営業時間 月~金 12:00~21:00 土・日 11:00~21:00
定休日 なし
所在地 〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-15-3 Map
TEL なし

wickie(ビッケ)

北欧ヴィンテージの生活雑貨を中心とした品ぞろえから飛び出し、ひとつのジャンルに捉われない自由なセレクトを展開する「wickie」。

スウェーデンのアニメーション作品を店名の由来にするほど北欧との縁は深く、ショップで扱う主な雑貨もアラビア社やロイヤルコペンハーゲン社といった北欧の有名陶磁器ブランド。

日本でも人気のブランドなので耳にしたことがある人も多いでしょう。ただショップにセレクトされている品にはwickieなりのこだわりを感じます。

例えばアラビアでは鮮明なブルーを基調にしたシリーズを多くセレクトしていて、ブルーを主役にした印象強い”Valencia(バレンシア)”と、その逆に白地にブルーで描いたパターンが映える”Tapestly(タペストリー)”、”PALVI(パルビ)”のつぶらな瞳が愛らしいブルーバードのオブジェなどがあります。

ロイヤルコペンハーゲンでは一般的にイメージされる華奢なデザインではなく、”TENETRA(テネラ)”や”BACA(バッカ)”シリーズ特有の生命力あふれるデザインを中心としたセレクト。

力強いデザインは大ぶりなフラワーベースやマグとの相性がよく、その重厚な存在感と秘めた神秘性に魅了されるコレクターが後を絶ちません。

こうしたこだわりの北欧雑貨以外にも、ヨーロッパやアメリカ、日本からもカップにグラス、カトラリーといったキッチンウェアを揃えていたり、スヌーピーグッズをコレクションしていたりと垣根のない品揃え。

訪れる人の自由な発想を刺激したいオーナーの想いが反映された店内になっていますよ。

wickie
営業時間 12:30~18:30 (月・水 12:00~18:00)
定休日 なし
所在地 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町3-2-9 1F Map
TEL 0422-26-8792

ル・イッキュー

世界各国から集めた個性豊かなヴィンテージアクセサリーが並ぶ「ル・イッキュー」。

ハイセンスなオーナーが蚤の市やデッドストックから探し出したアクセサリーは、ヴィンテージといえど古臭さを感じさせないモダンかつアート性の高いデザインばかりです。

フランスやドイツ、オランダ、イタリアにアメリカ、インド、日本など、数を挙げればきりがないほどに国を超えてセレクトされたバラエティ豊かな品ぞろえ。

そのどれもが大胆かつカラフルな大ぶりアクセサリーで、この存在感の強さは普段のファッションに1つ2つ取り入れるだけで個性的に仕上げてくれそうです。

人と違ったものを身に着けたい、そんな願望が叶うヴィンテージアクセサリーの宝庫となっていますよ!

希少なヴィンテージプラスチックであるベークライトや、マザーオブパールと呼ばれる真珠の貝を細工したベツレヘムといったコレクター人気の高いアイテムも扱っているので、そういったレアものに興味がある方にもオススメのショップです。

ショップのテラスではカフェスペースも設けているので、休憩をはさみながら心ゆくまでアクセサリー選びを楽しんでください。

 

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ル・イッキュー
営業時間 13:00~19:00
定休日 月曜・火曜・水曜
所在地 〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-19-19 B1F Map
TEL 0422-29-8191

Queens hotel antiques(クイーンズホテル アンティークス)

ブルーで塗られた外壁に浮かぶ金字で書かれた「Queens hotel antiques」の文字、濃いピンクの扉。
一見してヨーロピアンアンティークのショップかなと思いながら中に入ると、目に飛び込んでくるのは日本のレトロな古道具の数々。

そう、外観や店名を裏切るようにQueens hotel antiquesは昭和期までの日本の古道具を扱うレトロショップなんです!

昔懐かしい生活道具が並んでいたり、ぶらさがっていたり。昭和の生活感を色濃く残した空間で、ノスタルジーな気分に浸ってしまいます。

チープさすら感じるポップデザインは、昭和レトロの魅力の一つ。Queens hotel antiquesでもずんぐりと丸いフォルムの象印のポットの緑や、ホーローのお鍋の青、上にお皿が付いたプラスチック製のキッチンスケールの赤。

このおもちゃっぽい色使いにこそ、気の抜けたかわいらしさがあるんですよね。

そうしたポップなカラーはお部屋のアクセントとして活躍することが多く、やっぱり暮らしの背景をつくっているのは控え目な意匠の古家具や古道具だと思います。

控え目だからこそ心が安らぐ、わびさびのある風景はほっと心を落ち着けられる日本の原風景です。
ショップでも籠や豆皿、印判皿、小花を散りばめたグラスなど、落ち着いたデザインの古道具も扱っていて、ポップな昭和レトロアイテムといい塩梅がとれています。

昭和レトロというキーワードに惹かれる方なら足を運ぶべきショップですよ。

Queens hotel antiques
営業時間 13:00~19:00
定休日 火曜・水曜
所在地 〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町3-32-2 Map
TEL 0422-42-8879

東京ガラクタ研究所

他人に言わせればガラクタと呼ばれてしまうようなものでも、ある人から見ればとても魅力的なものだったりしますよね。

そういう古道具のジレンマに真っ向から立ち向かう、ジャンクな品物ばかりを扱ったショップが「東京ガラクタ研究所」。この渋いネーミングがまた面白そうな雰囲気を感じさせます!

店内は昭和一色の品揃え。この年代のものは確かにガラクタと揶揄されてしまうことが多いですよね。
店に置かれた一定のクオリティが保たれていない手作り人形に、くすっと笑ってしまいます。

昔は表情や模様の違いを吟味して、一番自分の好みのものを買っていたなと童心を思い出しました。

昭和・平成生まれであれば、だれもが「似たようなの家にあった!」と思うような品物ばかりなので、同年代の友達と行っても盛り上がりそうですね。

他にも、使い込まれて塗装の剥がれた木製の椅子や、錆ついた鉄で作られたデスクなどのエイジングがたっぷり効いたアイテムがあって、ジャンク好きの心を震わせます。

安価な値段ばかりなので、懐かしさにあてられて買いすぎてしまわないようにご注意です。

東京ガラクタ研究所
営業時間 月~水曜/金曜12:00~20:00 木曜12:00~16:00
定休日 日曜
所在地 〒167-0054 東京都杉並区松庵1-13-17 1F Map
TEL  03-3335-6799

smile antiques(スマイル・アンティークス)

趣味も趣向も違うあらゆる人の手を渡ってきた古い道具が集まる「smile antiques」には、ジャンルもテイストも異なる様々なアイテムが見つかります。

国も年代も違うものであふれた様子は、第一印象としては雑多に感じるかもしれません。ところが雑多なんて言葉で縛れないのがsmile antiquesのコレクションです。

ロイヤルコペンハーゲンのテネラシリーズや、アラビアのパラティッシシリーズ、乙女心を刺激するシェリーと、しっとりと上品なスージークーパーの趣向の違うカップ&ソーサーに、テディベアもシュタイフという老舗ブランドのもの。

部屋を飾るフィギュア類もロイヤルコペンハーゲンから、リサラーソン、ニルスオルソン、珍しいものだと南部鉄器まで、有名どころを押さえた取り揃えになっていますよ。

もちろん、デザイナー不明のアンティーク品もありますが、それもセンスのいいフランスのアンティークプレートやガラス製のキャニスター、照明などが集められていて見劣りしません。

キッチンや食卓、リビングや壁、日常のいろんな場面で使うアイテムを幅広くカバーしていてなお、アンティーク好きなら「おっ」と気が付くようなブランドで揃えている贅沢さに気が付くととても楽しいです。

あまりブランドには詳しくなくても、入りやすい雰囲気に任せて後学のためにと訪れてみるのも楽しいかもしれませんね。

 

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smile antiques
営業時間 14:00~20:00
定休日 木曜
所在地 〒180-0006 東京都武蔵野市中町2-16-1-103 Map
TEL 0120-973-392

ひねもす道具店

あたたかみのある古い手づくり品の数々がレトロな雰囲気を醸し出す「ひねもす道具店」。

ショップには昭和レトロを感じるカラフルポップなキッチンウェアやインテリア小物、それに柔らかい風合いのアンティーク雑貨や古道具たちが世界各国から集められています。

国内の有名どころなら沖縄の焼き物やちむんや、長崎の白山陶器でしょうか。外国のものならば人気の北欧雑貨アラビアや、グスタフスベリ。イギリスのホーンジーに、コレクティブアイテムとして人気のアメリカのファイヤーキングやパイレックスなどですね。

緑、黄色、青、赤とカラフルに揃えられたファイヤーキングのマグなんて、とてもかわいらしいです。

このようにどのブランドからも素朴で親しみやすいデザインのアイテムをセレクトしているので、国や作風が違っていてもどこか似た雰囲気を持っています。

名前を挙げた有名ブランドの商品の他に、名もなき手づくり品にも力を入れて集めている印象です。特に昭和レトロなアイテムや、民芸品が目立ちますね。

民芸品には熊の木彫りやこけしといった日本のものだけでなく、外国から集めたものもあって、例えば北欧の幸せを運ぶ馬と呼ばれる“ダーラナホース”はポップな色合いや柄がかわいらしい木工品です。

木や土といった自然の素材や、作り手の温度が伝わる手作りの作品には、国を超えて共通する“愛らしさ”がありますよね。

小さな店舗ですが、お店に並ぶ小物たち1つ1つに宿った個性を見比べてにらめっこしていると、あっという間に時間が経ってしまいます。

ひねもす道具店
営業時間 12:00~18:00
定休日 水曜・木曜・金曜
所在地 〒167-0041 東京都杉並区善福寺2-24-20 Map
TEL 070-5555-6439

atelier coin(アトリエ コワン)

アンティーク家具や小物をセンス良く配置したシャビーシックな内装の「atelier coin」には、アンティーク調の時計がずらりとディスプレイされています。

そのすべてはatelier coinのオリジナルブランド「JOIE INFINIE DESIGN (ジョイ アンフィニィ デザイン)」の時計です。

ということはアンティークショップではなくアトリエショップなのですが、アンティーク好きならば必ず心に刺さるデザインと出会えるショップなんですよ。

atelier coinの時計はオーナーが一点一点手作業で作っていて、メッキ加工を施さずに真鍮や銀などの金属の地肌をそのまま活かしていたり、文字盤の色付けにもわざとやけを作ってみたり、すでにアンティークの面持ちがある作品も制作しています。

そうしたアンティーク調の時計に加えて、シンプルなデザインからクラシカルなデザイン、中の仕掛けが見える機械式の時計といったものまで、すべてが「経年変化を楽しむこと」をコンセプトに制作された作品なのだそう。

つまり、これからアンティークに育てていってほしいという願いが込められた時計ということですね。

制作される作品のタイプは特に腕時計が多いので、経年していく様子を日々身近に楽しむことができますよ。

ちなみにディスプレイされている古道具やオブジェ、アクセサリーも販売していることがあるそうです。気になるものがあればお店のスタッフに声をかけてみてくださいね。

atelier coin
営業時間 13:00~19:00
定休日 火曜・水曜
所在地 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町4-13-15 Map
TEL 0422-77-0086

 

よくある質問

東京の他のエリアのアンティークショップも知りたい


よかったらこちらもご覧になってください!→東京でオススメのアンティークショップ24選
他にも吉祥寺からも近い荻窪エリアや、アンティーク家具を扱うショップの多い目黒区などもこれから記事にしていく予定です。

アンティークを楽しみたいけど、初心者だからショップに入りづらい・・・


アンティークショップは入りづらいってイメージありますよね。そんな方にオススメなのは、「大型店」!大型店であれば他にもたくさんお客さんがいるので、店員さんの視線が気になる・・・なんて心配もないと思いますよ。
それと最近ではアンティークと現行品を一緒に並べているセレクトショップも増えているので、そういうところであれば入りやすいかもしれませんね。

おわりに

今回は吉祥寺駅周辺のアンティークショップを紹介させていただきました。

自然のある風景を楽しめる吉祥寺の穏やかな街並みを表すように、温かみあるアイテムを扱うショップが揃っていることが特徴的でした。

それに家具よりも、アンティーク雑貨や古道具の方が扱うショップの数が多かったですね。

生活を彩る小さなものを大切にして、日々の暮らしの中で楽しみを見つけられる気風が吉祥寺にはあるのかもしれません。

高い感受性を持った人が集まる吉祥寺だからこそ、様々なストーリーを持ったアンティークが集まってくるんですね。

ぜひ吉祥寺でのアンティークショップ巡りの参考にしていただければと思います。

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