大正ロマンのアンティーク家具と言うと、重厚感のあるムーディーさを連想するかもしれませんね。けれどもコーディネート次第では、ひと味違った大正ロマンの表情を楽しむことが出来るんです。今回は大正ロマンの家具を使って、ナチュラルガーリーなアトリエを作ってみました。
このお部屋の主役は、大正ロマンの大きな平机と収納棚。木色が大正ロマン家具としては明るく、重厚になり過ぎずナチュラルなお部屋を作ることが出来ます。さらに足元の透かし彫りや、縁の凝った彫りなどの優美な装飾が、女性らしい雰囲気をもたらします。創作に没頭するアトリエだからこそ、使い勝手も大切です。天板スペースの広い平机のおかげで、一息つくための飲み物を置いても、作業スペースが充分に確保出来ます。彫り飾りが素敵な収納棚は、たっぷりのガラス面が特徴的です。中に素材を並べておけば、何があるか一目瞭然。新しい創作のアイディアもわきやすくなりそうです。
よりガーリーな雰囲気を添えるのは、ポイントで取り入れた洋風な家具。花柄の一人掛けソファはフランスビンテージ。木の色味を合わせることで、周りの家具ともすんなりとなじみます。さらにペイントのケビントを置くことで、ロマンチックな印象になりました。
和と洋の“かわいい”が詰まったナチュラルガーリーなアトリエ。インテリアからも創作のアイディアがもらえそうな、宝箱の様な空間に仕上がりました。
