和家具を使った凛としたお部屋も素敵ですが、気を張らずに過ごせるレトロなお部屋も魅力的ですよね。今回は、日本の庶民派家具の代表格であるちゃぶ台を使ったダイニングをご紹介します。
ダイニングの中心には、円形のちゃぶ台。丸い形は人数の融通が利くうえに、どこからでも料理に手が届きやすいので、人を招くことが多い方には特におすすめです。置き畳をラグのように敷いて、座布団を並べれば、一気に和やかでレトロな雰囲気を演出できます。
ちゃぶ台の脚は折り畳たたんで収納できるので、食事時以外は畳を広く使うことも可能です。寝転んで読書をしたり、子供を遊ばせたり、用途に応じて空間をフレキシブルに活用できます。まわりにはローボードや本棚を置けば、畳から必要なものにすぐ手が届いて便利です。
キッチンスペースには、使い込まれた質感が味わい深い食器棚と、柔らかな雰囲気をもつペイント収納棚。渋すぎない、かわいらしさのある家具を使うことでレトロながらも現代らしい親しみやすい空間になります。
和の雰囲気を感じられるあったかダイニングで、ちゃぶ台を囲んで鍋パーティーはいかがでしょうか。