好きな雑貨屋さんを訪れたときに感じる、わくわくする気持ちや、好きなものに囲まれた喜び。今回は、そんな楽しい気持ちを自分のお部屋にも取り入れた、アトリエをコーディネートしました。
インテリアのポイントにしたのは、“ブロカント”。あまり馴染みのない言葉、ブロカントとは、いわゆる古道具のこと。ジャンク感があって親しみを感じられるけれど、アンティークほど年月の経っていないものに使います。
例えば、収納かごとして使用しているベビーベッドがまさにブロカント。一見するとボロにも見えてしまうようなシャビーな佇まいですが、鞄や部屋着をザックリと入れておくだけでも、インテリアの雰囲気を損なわない優秀さです。
壁際に置いた扉のデザインが個性的なカップボードは、圧迫感のない小ぶりなサイズ感。小さいながらも、創作に使う道具類は十分に収納することができます。脚元に注目すれば、可愛らしい丸いフォルムが目に留まります。
その隣には、これもブロカントと言うにふさわしいサイドテーブル。使い込まれた質感が魅力的です。少し変わっているのは、二つ並んだ引き出しの下に、もう一つ、小さな引き出しが付いていること。こまごまとした道具や材料を収納するのにとても便利です。天板の上には、アトリエで使う材料たちを並べてみました。瓶に収納すれば、それだけで立派なインテリアのディスプレイになりますね。
雑貨をより魅力的に見せてくれるアンティークやブロカントの家具。好きなものに囲まれれば、創作意欲がますます湧いてきそうです。好きなものに囲まれたアトリエ、ぜひ参考にしてみてくださいね。