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コラム

おすすめの高級オフィスチェア特集!人気のブランド・シリーズ21選

デスクワークのお供と言えば、オフィスチェアですよね。最近ではオフィスではもちろんですが、在宅ワークの方が自宅で使う機会も増えてきました。オフィスチェアにもいろいろなものがありますが、10万円を超える高級な椅子も多くあります。高級な椅子を買う時は、絶対に後悔したくないですよね。そこで今回はそんな高級オフィスチェアにスポットを当てて、どんなブランドに、どんなシリーズがあるのかということを調査しました。その椅子ならではの魅力や違いについても解説しますので、是非ご覧ください。

Herman Miller(ハーマンミラー)

ハーマンミラーは創業100年を超える家具のブランドですが、特に椅子に特化している特徴があります。最近はオフィスチェアやゲーミングチェアなど、PCに向かって座る椅子の人気があるので、パソコンを使う方ならば一度は耳にしたことのあるブランドかもしれません。ハーマンミラーのオフィスチェアの多くは、人間工学に基づいた設計になっています。オフィスチェアの中でも最高峰ブランドですが、多くの人がハーマンミラーのオフィスチェアを選んでいます。

Aeron Chair(アーロンチェア)

ハーマンミラーと言えば、のオフィスチェアが、アーロンチェアです。約30万円とかなり高額な椅子ではありますが、発売以来800万脚以上売れている大ヒットアイテムです。
まず、アーロンチェアを見てみると、その造形美に心を奪われます。背面とシート部分にはメッシュ素材を使用しており、うっすらと景色を透かして清涼感があります。座面下のハンドル類も無駄がなくすっきりとしていますよ。存在感がありながら、程よい透けが圧迫感を抑える絶妙なデザインになっています。
続いては機能面を見ていきましょう。
アーロンチェアにはポスチャーフィットSLという機能が搭載されており、仙骨をサポートすることで自然なS字の背骨をキープしてくれます。長時間座ることの多いオフィスチェアですので、こういった機能はありがたいですよね。また、アーム部分の高さや座面の傾きなどは調整ができるので、自分が心地よい姿勢で座ることができますよ。
メッシュ素材の背面とシートは、見た目に涼やかなだけではなく、通気性が良いのもポイントです。オフィスでは長時間すわりっぱなし、ということも少なくありません。そんななかで気になってくるのが、お尻周りの熱やムレの問題です。あえて布材や発砲素材を使わないことで、抜群の通気性を保ち、肌の不快感を和らげます。
背もたれとシートのメッシュは8つのゾーンに分てテンションを変えており、クッション材無しでも快適な座り心地を実現しています。

Sayl Chairs(セイルチェア)

セイルチェアはとびきりスタイリッシュなルックスが魅力的なオフィスチェアです。背もたれがネットのような構造になっており、フレームはありません。フレームの代わりに吊り橋の工学原理を応用したYタワーサスペンションを利用しています。これにより、非常にすっきりとしたデザインに仕上がっています。ネット状の背面と座面のカラーの組み合わせで様々な印象に変化する椅子なので、自分らしいスタイルを楽しみたい方にもおすすめできる一脚ですよ。
個性的なデザインなのでついついそこに目が行ってしまいますが、もちろん機能面も充実しています。
まずはインパクトの強い背もたれ部分ですが、このネット状の背もたれはエストラマーでできています。部分ごとにサポート力を変えており、背骨部分には高いサポート力、その他の部分は少ないサポート力になっています。これにより、座る人それぞれに合わせたバランスを保つことができるというわけです。
また、仙骨を支えて猫背になるのを予防してくれるポスチャーフィットも搭載。作業しやすく疲れにくい姿勢をキープしてくれます。椅子の傾きを調整できる機能や、アームの高さ調整も可能。自分のスタイルに合わせた椅子にカスタマイズができますよ。座面には高性能のウレタンフォームを採用しているので、お尻を優しく包んで長時間の作業を快適にしてくれます。

Embody Chairs(エンボディチェア)

エンボディチェアは細身の背もたれとバックスタイルが目を惹く椅子です。背中を支える構造が目視できるデザインで、メカニカルな雰囲気が特徴的。意匠性が高く一目でそれと分かるスタイルが魅力です。細身の背もたれもスマートな印象で、背面の構造と合わせてスタイリッシュに仕上がっていますよ。
長時間座っていても体への負担が無い椅子を、という理念のもと研究・開発されたのがエンボディチェアです。その座り心地はまるで浮いているかのようですが、確かな安定感も共存しています。こんな座り心地を叶えたのが、ピクセル構造という独自の機能です。体のわずかな動きにも対応して自然にフィットするから、いつでも優しく支えてもらっているような気分になります。また、体圧を分散させるような構造でもあるため、長時間座っていても疲れにくくなっています。柔らかくフィットし動きにシンクロする背もたれと座面は、他の椅子では味わえない逸品です。
背もたれがスリムなのにもきちんとした理由が。背中全面を覆いつくしてしまうと、上半身の動きの妨げになるのであえてスリムに作っているそうですよ。背面の構造は人間の背中に似せて作られており、中央の背骨と柔軟なリブでできています。背もたれは座っている人の動きに対応して、移動する体に自動的に合うように設計されています。
細かなところまで手の行き届いたオフィスチェアと言えそうですね。

Mirra 2 Chairs(ミラ2チェア)

軽やかな見た目と優れた座り心地で人気があるのが、ミラ2です。ミラ2は先代のミラチェアを全面的に見直して進化させたモデル。ミラチェアの雰囲気を継承しつつ、よりサポート力のある椅子に仕上がっています。 まずはその外見ですが、背もたれのデザインが涼やかな印象ですよね。背もたれのデザインは2通りから選べ、ポリマーに布地を張ったバタフライバックと、布地の無いトライフレックスがあります。ポリマー素材に規則的に並んだ穴が美しく、どちらのタイプでもおしゃれにきまりますよ。カラー展開も豊富なので、好みの色を選べるのも良いですね。
ミラ2の特徴は、座る人の動きを上手に反映できることです。座った直後からしっかりとフィットし、わずかな動きにも自然に対応してくれます。また、椅子としてはめずらしい体をねじる動きにも対応。横方向への伸びを可能にしているため、上半身の可動域がぐんと広くなっています。オフィスワークの動きをしっかりとサポートしてくれますよ。ついつい姿勢が悪くなりがちな方も、ポスチャーフィット搭載だから安心。仙骨を支えて背骨を適切なカーブに導いてくれます。
ミラ2の魅力は通気性の高さにもあります。背面の通気性はもちろんですが、座面にも高通気の素材を選んでいます。熱がこもらずムレの心配もありません。長時間座って作業をする方には嬉しい機能ですね。

Setu Chair(セトゥーチェア)

すっきりとしたデザインが洗練された印象のセトゥーチェアにも注目です。ローバックで圧迫感が無く、様々なシーンにマッチするモデルになっていますよ。これまで紹介したハーマンミラーのオフィスチェアと比較すると、シンプルな見た目でオフィスだけではなく会議室などの椅子にもぴったりです。背もたれと座面は一続きになっており、その全てにメッシュ構造のエストラマーが貼られています。全体的に透け感があり、無駄のないフレームとマッチしておしゃれな雰囲気に仕上がっています。
優れたデザイン性もさることながら、機能も充実しているのがセトゥーチェアのポイント。フレームの背面から座面につながる部分には、キネマチックスパインという機能を設けています。背もたれ、座面一体型の椅子とは思えないほど柔らかくリクライニングして、体の動きに寄り添います。テキスタイルの代わりに張られたメッシュのエストラマー素材は、しなやかなサスペンションで背骨にフィットして姿勢をサポート。スタイリッシュなオフィスチェアながら、長時間の着座にも対応してくれますよ。
セトゥーチェアはその見た目通り、通気性も抜群です。背面もお尻も、熱がこもることなく快適さをキープします。座り続けることの多いオフィスでも不快感無く過ごせるのは魅力的ですよね。

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オカムラ

オカムラは1945年創業の日本の家具メーカーです。オフィス家具、商業施設・公共施設用の家具の製造に長けており、特にオフィスチェアはハーマンミラーと人気を二分するほどの勢いがあります。「よい品は結局おトクです」という言葉をモットーにしているのですが、その言葉の通り初期費用こそ高額ですが長く使えるので結局のところコスパが最強と言えそうです。オカムラのオフィスチェアは日本人の体型や働き方に合わせたデザインが多く、実用的なモデルが揃っていることも特徴ですよ。

Contessa seconda(コンテッサ セコンダ)

コンテッサセコンダは、オカムラの最高峰オフィスチェアです。値段もかなり高額ですが、不動の人気を得ている椅子でもあります。人気の秘密は安定感のある座り心地にあります。オフィスチェアとしてはゆったりとしたつくりになっており、小柄な方から体格の大きな方まで対応できるつくりになっています。国内だけではなく世界中へこの椅子を提供するべく、強度や耐久性にもこだわりを感じるオフィスチェアです。
まず注目したいのが、椅子のデザインです。メッシュ素材の背もたれを支えるフレームは、滑らかなカーブを描きどこか有機的な印象を与えます。椅子の調整をするためのハンドル類は座面下にまとめられており、すっきりとしたスタイル。どこから見ても美しいシルエットが魅力的ですね。
もちろん、機能も充実しています。座面はメッシュタイプとクッションタイプの2種類。座面のメッシュにはどの方向から触れても心地よい素材を採用しています。クッションタイプは、異硬度クッションを使い座ったときの安定感を高めています。基本的な姿勢の調整は、アーム先に備えられたレバーで。座面の下まで手を伸ばさなくても簡単に調整できるのが嬉しいですね。
コンテッサセコンダの座り心地は包み込まれるような心地よさがあり、オフィスチェアの中でも人気がある理由が分かります。

Baron(バロン)

バロンはコンテッサ直系のオフィスチェア。コンテッサセコンダよりはお手頃になっているので、比較的手の届きやすい椅子と言えそうです。
バロンの特徴は、イタリアのデザインファーム「イタルデザイン」が手掛けた美しいシルエットです。すっきりとしたフレームに美しい曲線を描く背もたれが印象的。また、メッシュ素材のカラー展開が豊富なのも魅力の一つです。選べるカラーは12色もありますよ。これなら、オフィスの雰囲気や自室のイメージに合う椅子を見つけられそうですね。
バロンは座り心地の良さにも定評があります。コンテッサ直系ならではの安定感のある座り心地で、長時間の作業も苦になりません。また、くるぶしを支点にしたリクライニング機能であるアンクルチルトリクライニングを採用。背面だけでなく座面もシンクロしてスライドする仕様になっており、リクライニングしたときも自然な姿勢をサポートしてくれますよ。
また、座面の高さやリクライニングの調整用レバーは、座ったままの自然な姿勢でできるように配置。かがんだり椅子から降りる必要なく操作ができるように工夫されています。
座面のタイプは、メッシュタイプとクッションタイプから選ぶことができるので、好みの座り心地をチョイス可能です。すっきりとスタイリッシュなオフィスチェアをお求めの方にもおすすめの一脚です。

Sylphy(シルフィー)

長時間デスクワークをする方におすすめのオフィスチェアが、シルフィーです。前傾姿勢をサポートしてくれるモデルで、オフィスで働く事務員や在宅ワークの方に人気がある椅子になっています。腰を優しくサポートしてくれる背もたれのカーブや、しなやかで有機的なフレームのデザインが特徴的な一脚ですよ。
シルフィーの特徴の一つに、背もたれのカーブを調整できることがあります。腰回りの形状に合わせて、背もたれの包み込み方を変えられるのです。小柄な方はカーブをきつく、大柄な方はカーブを緩めることで、最適なフィット感を実現します。背もたれがしっかりと背中にフィットすることで、疲労感を和らげて長時間の作業をラクにしてくれますよ。
また、リクライニングは後方だけでなく前方にも傾けることが可能です。前傾にすると、パソコン作業や筆記に適した姿勢になり、集中して作業に取り組むことができます。これが事務員の方や在宅ワークの方に人気がある秘密となっているようです。
座面と背もたれのカラー展開も豊富で、メッシュ素材12色、インターロック11色と好きなカラーを選びやすいのが嬉しいですね。例えば部署ごとに椅子の色を変えたい、というようなときにも重宝しそうです。
シルフィーは、細かな調整で自分にぴったりフィットする一脚になる椅子と言えるでしょう。

Finora(フィノラ)

バロンと同様、イタルデザインによるデザインのオフィスチェアです。こちらもまた、非常に優美なデザインになっているので、部屋に置いておくだけでも満足感のある椅子ですよ。メッシュ素材の背もたれは美しいカーブを描き、腰から下へ伸びるフレームは自動車のリアを思わせるデザインになっています。すっきりとした後ろ姿ながら、フレームのデザインで高級感を演出しており、存在感のあるルックスが魅力的ですね。
見た目が美しいだけではなく、機能も充実しています。椅子の高さや角度は、座面左右に作られた操作レバーで調整可能。わざわざ座面の下まで手を伸ばさなくても簡単に調整ができることに、さりげない気配りを感じます。調整できる内容も非常に豊富で、座面の奥行きや高さの調整、リクライニング、リクライニングの強弱の調整などができます。簡単に自分好みの椅子に仕上げることができるのが嬉しいですね。
また、かかとを支点にしたリクライニング機能のアンクルチルトリクライニングを採用。背面だけではなく、座席もシンクロしてリクライニングするので、自然な姿勢を保つことができますよ。
カラーは14色も展開があるので、好きな色を選べます。座面はメッシュタイプとクッションタイプの2種類。メッシュタイプは通気性が良く、クッションタイプはゾーンごとに硬さの異なる異硬度クッションを採用しています。

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Ergohuman(エルゴヒューマン)

エルゴヒューマンはオフィスチェアを専門に作る椅子のブランドです。2005年からオフィスチェアの販売を開始し、着実に人気を伸ばしてきました。人間工学に基づいた設計をしており、座り心地の良さ、疲れにくさに定評があります。海外のブランドと思われがちですが、実は日本のブランドです。現在は日本だけではなく、世界中で愛されるブランドへと進化していますよ。2023年にフルモデルチェンジを行い、初代エルゴヒューマンチェアは残り在庫のみの販売となりましたが、いずれも人気のあるアイテムです。今回はフルモデルチェンジ前のチェアも合わせてご紹介します。

PRO2(プロ2)

現在フルモデルチェンジ後も販売しているシリーズです。全部で3タイプのスタイルが用意されていて、ハイバックタイプのPRO2 High、オットマン付きのPRO2 Ottoman、ローバックタイプのPRO2 Lowがありますよ。エルゴヒューマンの中でも最上位モデルであり、人気の高い椅子です。
特徴的なのが、背もたれが2つのパーツに分かれていること。上部は背もたれですが、腰周辺の支えはランバーサポートになっています。独立型のランバーサポートはエルゴヒューマンならではのシステムです。このランバーサポートは硬さの調整もできるので、心地よい座り心地にすることが可能ですよ。また、前傾姿勢をとりやすい角度にできるのも魅力的。集中してパソコン操作や事務作業などをしたいときに便利です。
エルゴヒューマンのオフィスチェアは少し大きめにできているので、体格の大きな方も安心して使えますし、椅子の上であぐらをかくこともできると思います。窮屈感なく使用できるのが嬉しいですよね。また、椅子が大きいだけではなく、デザインはメカニカルな雰囲気があります。部屋の中でも存在感があるので、格好良い椅子を見ても楽しむことができますよ。

ENJOY2(エンジョイ2)

プロ2同様にフルモデルチェンジ後も販売が続いているシリーズです。こちらは2タイプのスタイルがあり、ハイバックのENJOY2 HighとローバックのENJOY2 Lowの展開になっています。PRO2とは背もたれの形状が異なり、パーツが分かれておらず一枚の背もたれで形成されています。緩やかなカーブを描くすっきりとしたデザインで、シンプルに使うことができるチェアになっていますよ。ランバーサポートは一体型になっていて、強度を調整することも可能です。シンプルながらエルゴヒューマンの基本的な機能を搭載しており、安定感のある座り心地が魅力です。
Highタイプにはヘッドレストがついていますが、こちらの高さや角度も好みに調整ができます。また、アームレストは高さ、幅、奥行きに角度の調整ができるため、必要に応じてアレンジが可能です。座面から伸びるレバーは、マルチに椅子の調整ができるようになっています。レバー1本で、座面の高さ、リクライニング、座面奥行きの調整操作ができるので、すっきりとしたルックスを叶えています。
また、PRO2と比較するとお手頃なシリーズでありながら前傾チルト機能もついており、集中力を高めたいシーンにもマッチしますよ。

Basic(ベーシック)

こちらは2023年のフルモデルチェンジを機に在庫限りで販売を終了したオフィスチェアです。今後手に入れるには中古市場かまだ在庫を持つ店舗をを探す必要があります。廃番にはなってしまったものの、エルゴヒューマンの真髄を味わえる椅子になっていますので注目したいですね。
ベーシックはエルゴヒューマンの基本機能をすべて搭載したモデルになっています。PRO2と同様に背もたれには独立型のランバーサポートを搭載しています。腰部のサポートに重点を置いたデザインは、長時間椅子に座り続ける必要がある方の強い味方になってくれることでしょう。また、アームレストが高さだけではなく、幅や奥行き、角度まで調整できるのもエルゴヒューマンらしいポイントですね。
全面にメッシュ素材を使用しているので、通気性も抜群。座り続けることによるムレや熱のこもりを軽減してくれますよ。また、メッシュ素材は通気性が良いだけではなく、体圧の分散性にも優れています。快適な座り心地をキープしますよ。
ベーシックは標準でヘッドレストがついているのも魅力の一つですね。高さを変えることもできるので、ちょうど良い位置に設置できます。
ロッキング機能も搭載しているので、ちょっと一息つきたいときにも重宝しそう。一脚で何かと使えるのが便利です。

Smart(スマート)

一部の販売店のみで取り扱いのあったレアな椅子が、スマートです。エルゴヒューマンの中でも10万円以下で購入できるエントリーモデルです。こちらもフルモデルチェンジにともない廃番になっています。一部店舗ではまだ取り扱いがあるようですので、気になる方は急いでチェックしてみてくださいね。
お手頃なモデルながら、エルゴヒューマン特有の独立式ランバーサポートは健在です。ランバーサポートは上下にスライドすることができ、体格に合わせて確実に腰を支えられる仕組みになっています。また、アームレストも高さだけでなく前後左右に調節ができるので、上位モデルに劣らない機能を搭載していますよ。座面からはマルチに調整ができるレバーが伸びています。このレバー1本で、座面の高さ、座面の奥行き、ロッキングの角度などを調整できます。
上位モデルと異なるのは、まずはサイズ感です。エルゴヒューマンの椅子の中ではコンパクトに作られていて、どちらかというと女性向きな印象です。また、他のシリーズはアルミ素材を使っている部分にプラスチック素材を使用しているのも異なるポイントです。
しかし10万円以下の低価格帯でこれだけの機能を搭載しているのなら、十分にコストパフォーマンスが高いオフィスチェアと言えるでしょう。手軽に最高の座り心地を手に入れられますよ。

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コクヨ

コクヨと言えば、文房具などが有名なメーカーですよね。ノートやノリ、テープといった文具を思い浮かべる方も多いと思います。そんなコクヨですが、実はオフィスファニチャーも多く作り出しています。オフィスデスクや会議用テーブル、オフィスの収納家具などなど、総合的に仕事で使う家具を生産しているのです。その中にはもちろんオフィスチェアもあります。コクヨのオフィスチェアはしっかりとしたつくりと座り心地が魅力です。特に注目のチェアをご紹介します。

ing(イング)

イングは個性的なデザインが目を惹くオフィスチェアです。華やかな印象でオフィスや部屋に置いたとき、パッと明るい印象になりますよ。見た目が華やかなので、ついそちらに目が行きがちですが、もちろんオフィスチェアとしての機能も充実しています。
イングは座り続けることで体が固定されることに着目した椅子です。体が固定されることによって起きる不快感や健康への悪影響を解決する画期的なオフィスチェアになっていますよ。どのような機能が搭載されているのかというと、360°座面と背面が自由にグラインドできる仕組みになっているのです。これにより、前傾、後傾、左右にひねる動作まで、自由に座ったままできるようになりました。また、動いた後は揺り戻しがあるのでバランスを崩すこともないというのだから驚きです。
揺れる時に不安定にならないよう、アームレストはあえて完全固定タイプに。これによりアームレストに腕を置いて、安心して体を動かすことができます。座面には体圧を分散するクッションを採用し、傾いたときの体の滑りも防ぎます。
揺れが欲しくないときもグライディングストッパーがあるので安心。ここ一番集中したいときにはレバー一つの操作でグライディングを止めることができますよ。
カラー展開はポップで明るい印象のものから使いやすいシックな色まで揃っているのも嬉しいですね。

AIRFORT2(エアフォート2)

エアフォート2はランバーサポートにエアバックを採用したデザインのオフィスチェアです。エアバック内の空気量はレバー操作で簡単に調節ができ、必要な圧力で腰を支えることができますよ。座る人の体型に合わせて調節ができるので、長時間椅子に座り続けても疲れにくいという特徴があります。
エアランバーサポートは、空気量の調節で前後40mmの範囲でサポート位置を変化できます。ここまで広範囲にランバーサポートを変化できる椅子は他には無いかもしれません。しかも、エアバックは程よい柔軟性があり、寄りかかったときに肌あたりがやさしいのも嬉しいですよね。
エアフォート2の最大の魅力はエアランバーサポートですが、それだけではありません。例えばシート部分にはポスチャーサポートシートを採用。骨盤を支える形状のベース層とクッション層の2層構造になっており、座り心地の安定感と包み込まれるような心地よさを実現しています。また、骨盤の前滑りを防止する構造にもなっているので安心して作業に取り組めますよ。
エアフォート2のバリエーションは、ヘッドレストと肘付きのタイプ、ヘッドレスト無しの肘付きタイプ、ヘッドレスト無しの肘の無いタイプの3種類です。いずれも背面のメッシュ構造と、メカニカルな印象のエアランバーサポートが目を惹くデザインになっていますよ。

INSPINE(インスパイン)

インスパインはコクヨのオフィスチェアの中でも最高峰の一脚です。スタイリッシュなデザインと、優れた機能でデスクワークを快適にしてくれるオフィスチェアですよ。
まず、特徴的なのがランバーサポートの形状。ワイヤー状になっており、他ではなかなか見ないデザインをしています。複数本入った腰部のワイヤーは、背面のダイヤルで調整が可能。ワイヤーを張ったり緩めたりすることで、ちょうど良いフィット感を得ることができますよ。
また、シートを下方向に3°傾けることもできるので、前傾姿勢にも対応しています。前傾姿勢をとった時に背もたれが連携して傾くため、しっかりと背中をサポートしてくれるのもポイントです。ロッキング機能では20°まで後方に倒すことができますが、この時もシートが連携して前方に動くようになっており、どんな姿勢をとった時でも大腿部を圧迫しない自然な座り心地を叶えてくれます。
バリエーションは4種類あり、ヘッドレスト・可動肘付き、肘付きハイバック、肘付きローバック、肘無しローバックから選ぶことができますよ。カラーの組み合わせも多く、ホワイトフレームのタイプ、ブラックフレームのタイプに、座面のカラーを選ぶことができます。なかには革張りのデザインを選べるものもあり、高級感を楽しめるのも嬉しいですね。

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イトーキ

イトーキは働く環境作りに力を入れている企業です。働き方に合わせた最適な環境を実現することを目標としており、様々なオフィス家具やサービスを提供しています。そんなイトーキが作るオフィスチェアは個性的なデザインのものが多いのが印象的です。オフィスチェアとしてはめずらしいリラックス感のあるおしゃれなデザインのものや、アメリカの家具ブランドKnollとのコラボレーションアイテムなども充実しています。そんなイトーキの中でも注目のオフィスチェアをご紹介しましょう。

Spina(スピーナチェア)

シンプルですっきりとしたデザインに美しいカーブを持たせたスピーナは、端正なルックスだけでなく座り心地の良さが魅力の一脚です。
まず、見る人を惹きつけるのがその姿形です。特にエストラマー素材のモデルは、スピーナの美しさを堪能できると思いますよ。背もたれ部分は縦リブ状になっており、光を優しく透かします。スピーナとは背骨と意味する言葉であり、その名の通り背骨に沿うようなS字のカーブも美しいデザインになっていますよ。スピーナのデザインは、日本家屋の伝統的な美しさからインスピレーションを得ているそうです。そう考えると、背もたれのリブも竪格子の雰囲気があります。
スピーナの魅力は見た目の美しさだけではなく、その構造にもあります。座ると自然と背もたれの方向に引き寄せるパッシブ・スライド・シート機構、座ると同時にランバー部を前方に押し出すアクティブ・ランバー・サポート機構を搭載。二つの機能が同時に動くことで、どんな姿勢で座っても安定感のある座り心地を実現しています。また、この機構は座るときだけでなく立ち上がる時も快適にしてくれます。立ち上がる時には座面が前方にせりあがって、自然とラクに立ち上がることができる仕組みです。
リブ状の背もたれを採用することで、横方向にも縦方向にも柔軟であることも特徴的。背中を優しく包み込んでくれますよ。

Act(アクトチェア)

アクトチェアはイトーキがスタンダードなタクトチェアとして提案しているモデルです。スタンダードとは謳っていますが非常に優秀なオフィスチェアに仕上がっていますよ。 背面には背骨のような構造のフレームが一本通っており、サイドにはフレームが無い構造になっています。これにより圧迫感の少ないデザインになっているだけではなく、背もたれの柔軟性をキープすることができています。体を動かしたときに動きやすく、ストレスが軽減されますよ。また、背面の支柱の上部にはピボット構造を採用しているので、体をひねる、背中を反らすなどの動きにも柔軟に対応します。オフィスでは振り返るような動きをすることも多いので、この機能は助かりますよね。
可動アームの操作性の良さもこの椅子の特徴の一つ。アームの先端のレバーを引きながらアームを動かすと、左右前後、高さまで自在に調整することができます。いつでも気軽にアームの調整ができるので、腕の疲労感を軽減してくれますよ。
アクトチェアの魅力は、素材やカラーを自由に選べる点にもあります。素材は全部で5種類から、カラーはそれぞれの素材ごとに変わりますが、4色から12色まで選べます。落ち着きのあるシックな色から、オフィスのアクセントになる色まで、好みの色の椅子を見つけられると思いますよ。

FLIP FLAP(フリップフラップチェア)

フリップフラップチェアはかなりインパクトのあるルックスのオフィスチェアです。多角形を組み合わせたようなデザインの背もたれは、一度見たら忘れられない見た目をしています。この椅子は、折り紙をモチーフにしているそうで、そう言われてみると納得のデザインですよね。もちろん、こういったデザインになったのには機能性を高める目的があります。
フリップフラップチェアは、このパキパキと折れ目の入った背もたれの見た目通り、姿勢に合わせて筋の部分で屈曲と展開をするように作られています。これにより背の動きに対応して、背もたれの形が変化するという画期的な仕組みになっていますよ。また、腰回りは包み込むような設計になっているので、安定感のある座り心地であることも魅力的。背筋を伸ばしているときは腰を包み込むような形状になっていますが、背もたれに体重をかけると腰のサポートを開放するような仕組みになっています。ゆったりと腰をかけたり背伸びをしているときは、腰回りもリラックスできるのがすごいですよね。フリップフラップチェアはリクライニングも優秀。背もたれは最大33°まで傾けることができ、体を大きく伸ばしてリラックスすることができますよ。
個性的なデザインもさることながら、体をしっかりとサポートしてくれる椅子と言えるでしょう。

Steelcase(スチールケース)

スチールケースはアメリカのオフィス家具メーカーです。設立当初、オフィスの火事が絶えない状況が続いていました。それというのも火の不始末による火災がほとんどを占めていたそうです。そこでスチールケースでは金属製の燃えないゴミ箱を開発しました。これが大ヒットしたことがスチールケースの始まりとなりました。
現在はオフィスデスクや収納、もちろんオフィスチェアも作っています。そんなスチールケースの選りすぐりのオフィスチェアをご紹介しますね。

Gesture(ジェスチャー)

座ったときのフィット感に定評があるのが、ジェスチャーです。2022年にアメリカWirecutter誌にて最高のオフィスチェアに選ばれた椅子でもあります。人種を問わず2000人を対象に座位姿勢の検証を行い、その検証結果をもとに作られた椅子がジェスチャーです。人間工学に基づいたデザインになっており、長時間のデスクワークに対応してくれる一脚ですよ。
特徴的なのが、自由自在に稼働するアームです。簡単な操作でアームの位置を調整することができ、筆記やパソコン操作はもちろんのこと、タブレット端末やスマートフォンでも作業の際にも気軽にアームの位置を整えて腕の疲労感を和らげます。
また、背骨のS字をキープする背もたれの形状もエルゴノミクスを研究したからこその出来栄え。座ることで自然と姿勢を整えて、健康的な座り姿勢をキープします。背もたれと座面は連動して動くようになっており、体の動きに合わせて椅子が付いてくるような快適なフィット感が魅力的です。座面は座ったときに体圧を分散するように作られているので、太ももを圧迫しないのも嬉しいですね。
ジェスチャーは座り心地が優れているだけでなく、デザインもおしゃれなものになっています。バックサポート部分はシャープな雰囲気で、スポーティな印象を与えます。座り心地だけでなくデザインにもこだわりたい方にもおすすめですよ。

Leap(リープ)

リープはやさしく心地よい座り心地のオフィスチェアです。座っているときにストレスを感じにくい、とてもラクな座り心地、という声も多い椅子です。後傾姿勢になったときに、それに合わせて座面が前方にスライドする仕組みになっているので、どんな時も抜群のフィット感を体感できます。
リープは体にフィットするよう隅々まで調整ができるので、自分の体型に合わせて椅子を仕上げることができますよ。調整のための操作も直感的にできるので、迷うことなく設定ができると思います。
アームレストは高さだけでなく、奥行き、角度を変えることができるので、その都度ベストポジションに調整可能です。また、背面にはバックサポート機能を搭載。程よいサポート力で背骨を自然なS字型に導きます。座面のクッションにはエアポケットを内蔵しているので、肌あたりが柔らかく太ももの圧迫感を和らげます。
リープで調整できる機能は、座面の奥行き、アーム調整、ランバーサポートの位置と硬さ、空気圧による座面の高さ調整、リクライニングの反発力、5段階のリクライニングロック機能です。非常に多くの機能を自分好みに設定できるので、快適に座ることが出来そうですね。
特にランバーサポートはしっかりとした使用感があり、腰痛が気になる方の強い味方になりそうです。

 

おわりに

 

今回はおすすめの高級オフィスチェアのブランドとシリーズをご紹介しました。座り心地に定評のあるオフィスチェアは決して安くはありませんが、使ってみると10年以上寿命が続くものがほとんど。長い目で見るとコスパが良いことが分かりますね。初期費用は高いですが、座り心地や寿命を考えれば、やっぱり高級オフィスチェアがおすすめです。この記事をきっかけに、お気に入りのオフィスチェアに出会えることができたなら幸いです。

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