長い時間をかけて使い込まれてきた和製アンティークの家具たちは、現代物にはない、何とも言えない迫力を持っています。今回はそんな時代和家具を主役に、北欧やイギリスアンティークの家具をポイント的に取り入れた、和モダンなダイニングをコーディネートしました。
重厚なダイニングテーブルを主役に
ダイニングの中心には、力強い佇まいの松材製のアンティークダイニングテーブル。色濃く変化した木肌とどっしりとしたフォルムが魅力的で、落ち着いた雰囲気を作り出しています。
ダイニングチェアとして、華奢で洗練されたフォルムの北欧ビンテージ家具を合わせることで、より重厚感が際立って堂々とした印象に。黒い革の座面がアンティークの深みのある木味と相性良くまとまって、上質な印象をプラスしています。
和の空間にイギリスアンティークをミックス
今回使ったトロリーは、実はイギリスアンティークのお品です。作られた時代や国が違う家具でも、シンプルなデザインで色味の近いものを選べば、それほど違和感なく馴染みます。和モダンなインテリアのアクセントとして取り入れるのにぴったりです。
和箪笥と白磁が好相性
壁際には、古い木味や金具の質感が味わい時代を感じさせる和箪笥たち。食器棚として使っているのは、明治大正期の水屋箪笥です。深い木の色味に白磁が美しく映えるので、器がより一層高級感のある雰囲気になりますね。
美しい格子戸が凛とした空間を演出
伝統的な雰囲気が漂う和の格子戸。整然と並んだ縦桟が凛とした雰囲気を作り出しています。
ロッキングチェアで空間にアクセントを
ロッキングチェアはお部屋のどこに置いても絵になる一品。壁際にきれいに置いても、空いたスペースに斜めに置いても、それらしい雰囲気にまとまります。
最後に
渋い時代和家具を中心に、北欧やイギリスの家具もバランスよく取り入れた和モダンなダイニング。力強さの中に繊細さも感じられる洗練された空間になりました。ぜひ参考にしてみてください。