子供が幼い時にしか必要のないおもちゃや家具。多少は仕方ないと思っていても、長く使い続ける手段があれば理想ですよね。今回は、フレキシブルな木製アンティーク家具を活用して、キッズコーナーを作ってみました。
家族の空間のダイニングとキッズコーナーを間仕切りするのは、学校の古いロッカーをリメイクしたマス目棚。ダイニングに面したロッカー部分には生活用品をすっきりとおさめ、キッズコーナーに面したブックラック付きの背面には、絵本を見やすく収納しました。子供が毎日本を選ぶのが楽しくなるのはもちろん、片付けを目で見て覚えることができそうですね。
そしてキッズコーナーの中央にあるのは、実は和製アンティークのベビーベッド。ベビーベッドもなかなか別の用途を見つけるのが難しい家具の一つですが、このように片側を取り外したことで、ベンチとして使うこともできます。あらかじめインテリアとしても雰囲気が良いものを選んでおくと、このようにアレンジを加えて長く楽しめることにもつながりますよ。
また、動き回る子供たちがケガをしないように、部屋にはガラスを使っていない収納家具を取り入れたのもポイントの一つです。茶色の中のアクセントになっているペイントの吊り戸棚は、金網で安全面と見えやすさの両方を叶えました。
ポップなカラーのペイント家具が差し色の、レトロな木製アンティーク家具に囲まれた空間。子供だけの秘密基地で、色んな遊びがたくさん生まれそうですね。