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アンティーク家具について

アンティークの脚付きチェストの魅力とは?デザインやリメイク例もご紹介!

脚付きチェストは現代の洋室中心の生活スタイルにはとても合理的な形です。なのでチェストをお部屋に取り入れる際には、現行品に限らず、アンティークの場合にもぜひ注目したいポイントのひとつですね。

アンティーク好きに人気のイギリス・フランスのアンティーク家具にも脚付きのチェストは多数揃っています。

さらには現代のスタイルでポピュラーになりつつあるモダン家具も、北欧ヴィンテージからスタイリッシュなデザインのヴィンテージ家具も人気が高くテーパード(先細り)した脚や、アイアン脚、趣向の凝らされたユニークなデザインの脚…

今回は脚付きチェストの魅力をお伝えしつつ、お部屋に取り入れる際の注意点も踏まえて、素敵な脚付きのアンティークチェストに出会えるきっかけにしていただければと思います。

脚付きチェストのメリット

掃除がしやすい

壁付けの家具で特にほこりがたまるポイントは背面です。ぴったりと壁に着けられればいいですが、天板がチェスト本体よりも出っ張っている、巾木がある、コンセントがあって隙間を空ける必要があるなど、必ずしも隙間なく設置できるとは限らないでしょう。

ほこりが溜まるとハウスダストや虫の発生を促してしまう場合もあるため、できればこまめにお掃除したいところです。しかし、たくさんの衣類や小物などを収納したチェストを掃除のたびに動かすのは結構骨が折れます…

脚付きチェストであれば、気が付いたときにチェストの下の隙間をささっとお掃除するだけなので、簡単に清潔さを保つことができます。

圧迫感が軽減され、部屋が広く見える

重心が下に集中していないことから家具の重量感を軽減していて、お部屋の雰囲気には軽やかさが生まれます。

さらには部屋の床面が見えることから、視覚的に床面積を広くとらえることができて空間を広く感じる効果も!狭い部屋でもこうした家具を用いることで、圧迫感を解消することができますよ。

取り出しやすく、湿気が溜まりにくい

洋室にあるチェストからものを出し入れする時には、しゃがんだ状態になることが多いかと思います。

特にしゃがんだ状態で最下段の引き出しを開けようとすると、脚のないチェストの場合は手の力だけで開けるような格好になって、取り出しにくいと感じることはありませんか?脚をつけると引き出し位置が高くなるため力が入りやすく、しゃがんだ状態での開け閉めもスムーズです。

また、底に空間ができることで通気性が良くなり、湿気がたまりにくくなるメリットもありますよ。

デザイン性が高くおしゃれ

シンプルな四角い脚から、猫脚の可憐な曲線、武骨なアイアン脚まで好みに合わせたデザインでチェストの足元を飾ることができます。

チェスト本体のフォルムやディティールだけでなく、脚のデザインにまで選択肢が増えるので、選ぶ楽しさもその分大きくなっています!

脚付きチェストの注意点

脚付きチェストを選ぶ際に注意したいのは安定性です。面で支える脚なしチェストに比べて、点で支える脚付きチェストは耐震対策を行っていない場合、地震の際に倒れてしまう可能性が高くなります。

他にも小さなお子様が居るご家庭の場合にも、転倒のリスクが高いことは問題視すべきことです。きちんと転倒防止対策を行う、子供の入る部屋には置かないなど十分注意しましょう。

また、台輪であれば安定性もあり、転倒のリスクは多少軽減されます。倒れやすいのは避けたいけど、どうしても脚付きにこだわりたい場合の候補としてお考え下さい。

人気の脚付きチェスト、アンティークにはどんなものがあるの?

アンティーク家具は脚ひとつ取ってもデザインが豊富です!アンティークとヴィンテージから代表的なジャンルを抜き出して、それぞれのジャンルで見られる脚のデザインをいくつかご紹介します。

イギリスアンティーク

暗めの色調に、硬いオーク材を使った堅牢な造りが落ち着きを見せる、大人の渋い魅力が詰まったジャンル。何百年に及ぶ伝統と格式を体現するクラシカルな装いは多くのアンティークファンを魅了しています。持ち味である厳粛な存在感も、脚付きになることで程よく角が取れた親しみやすさが生まれます。

クラシックさを漂わせるのは英国アンティークに代表される数々のターニングレッグの挽き物加工。ボビンターニングやツイストレッグなどが最もポピュラーなデザインです。

フランスアンティーク

明るめの色調に、華やかな装飾を纏った家具が多く、フォルムも丸みを帯びた女性的なものにイメージされます。優美でおおらかな抱擁感は培われてきた歴史の長さと、のびやかなカーブで構成された柔らかな雰囲気からくるものでしょう。

フランスアンティークたるやカブリオールレッグ(猫脚)ですが、すっと伸びる線の細いテーパードレッグもバレリーナの立ち姿のようで美しいです。

北欧ビンテージ

1950年代以降のモダン家具の流行を牽引したジャンルですが、現代で人気が再燃し、再びインテリアスタイルの中で主流となりました。

装飾性よりも実用性や、細部のディティールにこだわりを見せています。木肌の滑らかなチーク材を使用されていることが多く、ベージュ系の色であれば柔らかな印象を受けます。

シャープに見せたい場合は、色味は濃い茶色のものを探し、マットな質感より光沢のある質感の家具を選ぶと。脚のデザインも柔軟性が高くさまざまな形を目にしますが、人気なのはテーパードレッグ。そのほかにもアイアンやアルミなど素材も多彩に組み合わせます。

和風チェスト、箪笥に脚付きは少ない

日本は古来から床座の生活文化を敷いており、そのため箪笥も重心を低くするため脚付きのものはありません。

それが和風デザインと定着したいま、和風チェストを探しても脚付きのデザインは少ないことでしょう。

しかし現代は洋室で暮らす方の方が日本国内でも多いはず。そうなると、前述したように脚付きチェストは何かと便利です。きっと和風デザインが好きな方の中にも、脚付きの方がいいなとふと感じたことがある人もいるかもしれませんね。

この時にぱっと思いつくのが「セルフリメイク」や「DIY」といった言葉です。

脚なしから脚付きに変えたい!リメイクについて

特にアンティークは一点物ばかりなため、お気に入りのデザインを探し当てるまで苦労される方も少なくないですよね。そして、一点物だからこそ細部まで徹底してこだわりたい想いも生まれやすいです。

昨今はDIYで自ら家具をアレンジしたり、作成するということも珍しくなくなりました。

ただしリペアには失敗のリスクも付きもの。一朝一夕にうまくいくことはありません。

ましてや高級感のある家具に自分で手を加えるのは抵抗感があるでしょう。見た目を損なってしまったり、予期せず不具合が生じたり、「取り返しがつかない」ことがセルフリペアの怖さです。

せっかくのお気に入りの家具を台無しにしたくない。だけどアレンジはしたい。そうした時にはプロの手を借りちゃいましょう!

ラフジュ工房でもカスタム・リメイクを行うことができます。ラフジュ工房で商品をお買い上げいただいた方はもちろん、それ以外の場所で購入した家具でも大丈夫です。

ラフジュのオーダー・カスタムメイド

ニーズに合ったご提案ができるように、脚の取り付け用素材も木製からアイアン製まで各種揃えております。シンプルな木製脚や鉄脚、洋風の脚や台輪、北欧家具風の脚、キャスターなど、幅広い脚・台輪を取り付けできます。ご希望に応じて一から制作することもできるので、こだわりたい方はとことんお好きなデザインを追求できますよ。

Check! ラフジュ工房のリメイクメニューのご案内

ラフジュ工房ではチェスト・和箪笥の脚取付け以外にも、幅広いリメイクオーダーを承っております!
「これは流石に無理かなぁ…」と諦めていた家具が、思いのままの形にできるかも?気になった方はぜひチェックしてみてください!

⇒リペア・リメイクメニュー

まとめ

洋室中心の現代において、脚付きのチェストがいかに合理的な形か解説させていただきました。ただし地震の多い日本では転倒のリスクも伴うため、使用場所や対策にはしっかりと注意を払いたいですね。

元々洋室文化であるヨーロッパ諸国のアンティークの中であれば脚付きのチェストもたくさんつくられていますので、お気に入りの一品をぜひ探してみて下さい!

もしあなたのお気に入りが通常脚が付いていない和箪笥の類だとしても、リメイクによって脚を付けることが可能です!アイアン脚をつけて独自の和モダンインテリアにガラッと一変させてみるなど、多彩なインテリアコーディネートを楽しんでみて下さいね。

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