アンティーク好きの方には広く知られているチャーチチェア。シンプルで丈夫、可愛らしいデザインでカフェなどのお店で使われることも多いです。
憧れのあのカフェのように、お家に優しげで可愛いカフェ風の空間を作りたい!と思っていらっしゃる方がいたら、ぜひおすすめしたいのがこのチャーチチェアです。お部屋に取り入れるだけでおしゃれでほっこりとした雰囲気を出してくれるので、簡単に可愛いカフェ風スタイルを演出できちゃいます。
今回はそんなチャーチチェアの魅力について、そしてカフェ風スタイルとしてお家に取り入れる方法についてお話したいと思います。テーブルなど大きな家具ではないので気軽にインテリアに仲間入りさせることができます。ちょっとお部屋の雰囲気を変えてみたいという方にもおすすめですよ。
そもそもチャーチチェアとは?
19世紀頃から多くの教会で使われるようになったチャーチチェア。別名「チャペルチェア」とも呼ばれていますね。
チャーチチェアは礼拝堂の雰囲気を損なわず、かつ低コストを実現するため、ほとんどが同じサイズ・デザイン・素材で作られました。当時主に使われていた木材は、ニレ材やブナ材など。専門のブローカーによって売買されていたのだとか。
シンプルながら頑丈で、また年月が経つほどに色合いも深くなり、味が出てくるのもチャーチチェアの魅力のひとつです。
また、チャーチチェアは国や教会によって様々なデザインのものが作られました。教会らしく、背もたれに十字架のくり抜きが入っていたり、背面に聖書を入れる箱(バイブルポケット)がついていたり…と、色々な種類があるのもアンティーク好きにはたまらない魅力です。
置くだけで簡単、カフェ風ダイニングに
ダイニングでチャーチチェアを使用するなら、一緒に使うダイニングテーブルも木の素材を生かしたシンプルなものがおすすめです。
とはいえ、チャーチチェア自体が素朴で馴染みやすいデザインなので、テーブルや食器棚との色味が多少異なっていてもそこまで気にせず大丈夫。違和感なくナチュラルなお部屋にしてくれますよ。
カウンターテーブルを合わせれば、さらにカフェのような雰囲気を作れますね。
背面にバイブルポケットがついているチャーチチェアを使用するなら、表紙のきれいな絵本や本を飾ったり、おもちゃやぬいぐるみをさりげなく飾ってみるととってもキュートです。
ただ、入れすぎるとかえって見栄えが悪くなってしまうので、あくまでもさりげなく。キッチンの近くなら料理本を入れておいて、実用的に使うのもありですね。
インテリアとしてもお部屋をおしゃれに
また、ダイニングや自室で実際に座るためのチェアとして使う以外にも、ひとつのインテリアとしてチャーチチェアを使用してみるのもおすすめです。
お部屋のコーナーでグリーンを置く場所として使ってみたり、玄関にウェルカムボードを立て掛けて使うのも可愛いですよ。それだけでも、お部屋が可愛いカフェのイメージになります。
さいごに
丈夫でシンプル、使えば使うほど味が出て、さりげなく可愛い。アンティークの魅力たっぷりのチャーチチェアを取り入れて、お部屋をナチュラルで可愛らしいカフェ風スタイルにしてみませんか。まるでいつものカフェにいるような、ほっこり落ち着く空間に生まれ変わりますよ。