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アンティークレザーソファのメリット・デメリットと選び方

重厚な佇まいと独特の質感で存在感を際立たせるアンティークレザーソファ。
「あの優雅さを味わってみたい」と思わず感じる、憧れの的のような存在といえますよね。
アンティーク時代のレザーソファというだけあって、永い時間をかけて柔らかく表情豊かに変化した姿が何ともいえない魅力です。
しかし、いざ探そうとするとアンティーク風・ヴィンテージ風に加工したソファは見つかるものの、本物のアンティーク品が見つからないことに戸惑う方も多いのではないでしょうか。
なぜなかなか出会う事ができないのか‥その謎に迫りながら、アンティークレザーソファのメリット・デメリット・選び方などについても詳しくご紹介していきます!

アンティークレザーソファの種類

素材の種類

アンティークレザーソファは張地の素材が「本革」「合皮」の2種類に分けることができ、それぞれに異なった特性や魅力を持ちます。
本革の最大の特徴は、適切なメンテナンスによって長期間愛用できることです。使い込むほどに質感・フォルム・色味などに独特の風合いが生まれ、落ち着きと高級感を醸し出します。
一方合皮は長くても10年ほどしかもたないため、アンティーク品であれば貼り直しされていることが多いですが、本革に比べて低価格で、お手入れしやすいのが魅力です。

形の種類

多様な用途に合わせて考えつくられたソファの数々。中でも有名なのが「チェスターフィールド」。総革張りでつくられ、クッション部分のボタン留め・鋲飾りが特徴のイギリス伝統家具です。
他にも、羽を広げたような形の背もたれが特徴的な「ウィングバック」、ベンチとソファの間のような座り心地を味わえる「セティ」、足を伸ばしたり寝転ぶことも可能な休息用の寝椅子「チェーズロング」など、個性豊かなアンティークレザーソファがたくさん存在します。

カラーの種類

さらにアンティークレザーソファには様々なカラーがあります。お部屋の雰囲気を大きく変える重要な要素ですよね。
特に人気なのが黒・赤・緑・茶・白といったカラー。どのカラーも経年により味わい深い色味へと変化していくところがとても魅力的です。

アンティークレザーソファがなかなか無いのはなぜ?

革は性質上、長期間手入れなく放置するとボロボロになってしまうため、長年保存し続けることは難しいとされています。
アンティークレザーソファの大きな魅力として「経年変化」が挙げられますが、手入れを怠ることでただの「劣化」になってしまうということですね。
そのため、現存する本物のアンティークレザーソファはとても貴重なアイテムなんです。
時代を超えてリレーのように大切に家具を受け継いでいくことの尊さを改めて感じます。

アンティークレザーソファのメリット・デメリットとは

アンティークレザーならではの魅力があれば、逆に扱いにくさを感じることもあります。
購入後に「こんなはずでは‥」という思いをしないためにも、予め新品との違いを知っておくことが重要となってきます。

メリット

  • 経年変化をすぐに楽しめる
  • 手入れの行き届いたソファである
  • 上質なレザーを使用している

「経年変化をすぐに楽しめる」
アンティークレザーソファを選べば、買ったその日から経年による味わい深さを楽しめます。
本来であれば、何十年と使用してやっと深みを感じられるようになるのが革の特性ですが、前オーナーによって使い込まれたソファは、手に入れたその日から馴染みよく、趣深さがあります。
また、引き続きメンテナンスを重ねていくことで、更に変化を楽しめるのもポイント。
より自分らしいソファへと育てられるのもメリットといえるでしょう。

「手入れの行き届いたソファである」
本革の場合、きちんとお手入れを続ければ、長期間の使用も可能な耐久性を持っています。
しかし、お手入れを怠ったり乱雑に扱えばあっさりとひび割れが起こり、使い物にならなくなってしまいます。
本革のソファは、オーナーによるお手入れが不可欠なのです。つまり、現存するアンティークレザーソファは、それだけで丁寧に取り扱われお手入れが行き届いているという証拠になるのです。

「上質なレザーを使用している」
いかに丁寧に使い、お手入れをしっかりしていても、革自体が良いもので無ければ後世に残すのは難しくなります。今もなおソファとして使える強度を保てているということは、それだけ頑丈な革を使っているということに繋がります。
本革のソファともなると新品の場合、購入時に品質や強度が気になるところではありますが、アンティークの場合そんな心配は不要なのが嬉しいですね。

デメリット

  • なかなか見つけられない
  • コンディションを確認するのが難しい
  • お手入れを続ける必要がある

「なかなか見つけられない」
前述のように、アンティークのレザーソファを探し出すこと自体が容易ではありません。
アンティーク時代の物ともなると革の状態をキープしておくことは非常に難しくなります。
そして、見つけ出せたとしても希少価値がついているため高額で手が出ないという可能性も大いにあり得ます。

「コンディションを確認するのが難しい」
表面上の状態が良くても、フレームとの継ぎ目に生じたひび割れや内部の劣化・カビなどはパッと見て分かるものではありません。
現物を見る際に意識的に注意深く観察することで気づくこともあるかもしれませんので、購入の際は現物としっかり向き合う必要がありますね。
ラフジュ工房はオンラインショップですが、予約制のご見学も可能です。ご購入前に不安を解消できるので、安心して家具をお選びいただけます。

「手入れを続ける必要がある」
アンティークのレザーソファも新品のソファ同様に手入れを続けていく必要があります。
メンテナンスに時間を割けない、また億劫に感じるという方にとってはデメリットとして感じるかもしれません。

Check! ラフジュ工房は通販&実店舗の良いとこ取り

オンラインショップがメインのラフジュ工房ですが、実は希望があれば実物をご覧になっていただくことも◎。
完全事前予約制ながら、これまでにも関東圏はじめ遠方は沖縄からも足を運んでいただいています。
通販と実店舗の良いとこ取りのラフジュ工房なら、より安心してアンティークレザーソファをお探しいただけますよ!

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アンティークレザーソファの選び方

まずは部屋に合うデザインかどうか吟味しましょう。
ソファに一目惚れしてしまっても、一度落ち着いて部屋のテイストと合うか考え、またサイズ感も問題ないか確認する必要があります。
海外のレザーソファだと大きなものも多く、部屋に置くと狭くなってしまったり、そもそも搬入できない、なんてことにもなりかねません。予め間取りを調べておいて探すと良いでしょう。
ソファの状態確認も重要なポイントです。特にレザーを使用している場合、実物を確認することが大切になります。
革の状態やクッションの具合など目視で分かることのチェックだけでなく、可能であれば座り心地や手触りなども確認しておくと安心ですね。

アンティークレザーソファの注意点

購入後、実際に使用する際の注意点は「丁寧に扱うこと」です。
長期間張地として使われた革は柔らかさと艶が出て美しいのが特徴ですが、その分繊細にもなっています。強い衝撃で革にひび割れが入ってしまったり、破れてしまう可能性もあります。
座る時、手入れをする時、模様替えをする時、どんな時もデリケートなものであることを忘れずに扱いましょう。
ソファに対してそんなに慎重になりたくない方は、革部分の「張り替え」を検討してみてはいかがでしょうか。革の張り替えはコンディションが気になる場合はもちろん、フレームなどのデザインが気に入ったのに革部分が劣化している時などにもおすすめです。
当社ラフジュ工房ではソファの張り替えも承っています。革の張り替えは高額な修理にはなってしまいますが、これからまた長い期間愛用するのならばベストな選択になりますよ。

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お手入れについて

上記にてお手入れの重要さをお伝えしてきましたが、読んでいるうちに「お手入れ大変そうだな‥」と懸念を抱いてしまった方もいるかもしれません。
しかし、レザーのお手入れはそんなに難しいことはなく、普段は柔らかい布で乾拭きをしてホコリを取り除くだけで十分です。
手間が気になる保護クリームよるお手入れも、3~6ヶ月に一度丁寧に塗り込むだけ。
せっかくアンティークのレザーソファを購入するのですから、ソファと向き合う時間として楽しむ気持ちを持ちたいですね。

アンティークレザーソファが見つからない‥そんな時は!

アンティークレザーソファを探しているけどなかなか見つからない、という方におすすめしたいのが「ヴィンテージ品」や「中古のレザーソファ」です。
先述の通り、アンティークのレザーソファは残念ながら非常に探しにくい特性があります。そんな時は、アンティークへのこだわりを少し和らげ、視野を広げてみてはいかがでしょうか。
ヴィンテージや中古のソファはアンティーク品ほどのクラシック感はないですが、それぞれに雰囲気を楽しめるのが特徴です。また、ダメージが少なく状態が良いものが多いのも魅力。
選べる範囲がグッと広がり、デザインやサイズ、カラーなどお好みのものを探すのもラクになりますよ。

ヴィンテージのレザーソファ

⇒ラフジュ工房のヴィンテージソファはこちら

中古のレザーソファ

⇒ラフジュ工房の中古ソファはこちら

おわりに

アンティークレザーソファはなかなか見つからない貴重なアイテムですが、その分見つけた時の感動はひとしおです。
また、革の張り替えやヴィンテージや中古品も視野に入れることでグッと探しやすくなることもお分かりいただけたかと思います。
ぜひ、アンティークレザーソファをお探しの方は参考にしてみてくださいね。

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