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スタンドライト アンティーク アンティーク家具について

アンティークだからこそ気にしたい!スタンドライトを選ぶ際の注意点

現代ものにはないデザイン性の高い作りや、ムードたっぷりの佇まいが素敵なアンティークのスタンドライト。けれど電気周りはともすれば家事などの災害にも繋がりかねないスポット。特にアンティークの様な古い照明は漏電など大丈夫なのかな…とちょっと心配になってしまうかもしれませんね。また、現代の照明とは使い勝手の違いがあるのかも気になるところ。

そこで今回のRAFUJU MAGではアンティークスタンドライトの「アンティーク」だからこそ知っておきたい、現代ものとの違いや注意事項をお伝えします。ここさえ押さえておけば、あとは新品のスタンドライトと大きな違いなく気軽に選ぶことができますよ。ではアンティークならではの注意点を早速順番にご紹介していきますね。

安全性の判断基準には「自主検査をしているかどうか」が役立つ

いくらデザインが気に入っていても、アンティークのスタンドライトは電気を使用する機器。発火の危険性もあるので、安全性は気になるところですよね。けれど安全性ってどうやって確かめればいいのでしょう。

電気 自主検査

その目安のひとつと言えるのが「自主検査」を行っているかどうか。アンティーク照明を扱うショップの中には、経済産業省へ電気用品輸入及び製造事業者として届出を行い、電気用品安全法(PSE法)に基づいた自主検査を実施しているところもあります。検査をおこなった証であるPSEマークや自主検査済みを示すマークが付いていれば、見た目だけでなく実用面でもしっかりとリペアや点検がおこなわれているんだと、より安心して購入に踏み切れますよ。

傘だけアンティークを使うのも手

先ほど自主検査がおこなわれていれば、安心感が高いとお話ししました。とはいえやっぱり安全性に不安があるな、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。その場合はライト本体を現行品にして、傘だけアンティークを使用するのもおすすめです。
この時注意したいのが傘の形。傘には取り付け方によって3つのタイプが存在します。ライト本体の形によって使える傘のタイプが異なるので、確認を忘れないようにしてくださいね。どんな種類の傘があるのか、簡単にご紹介します。

ボトムホルダー

アンティーク ランプシェード

傘に取り付けられた金具を、電球とソケットで挟み込み固定するタイプです。傘の金具部分はある程度のサイズ調整が可能ですが、それでもサイズが合わない場合は、傘の金具中央に付属するプラスチックパーツを取り除くことで対応することもできます。

トップホルダー

トップホルダー

こちらも電球とソケットで、傘の中にある金具を挟み込み固定します。ボトムホルダーとの違いは固定箇所が上部に付いていること。ペンダントライトのように、上から吊り下げるような風貌をしています。テーブルに置く卓上式のスタンドライトやガラス製の傘などによく見られるタイプです。

クリップハンガー

クリップホルダー

クリップハンガーは傘にクリップのような金具が備わっており、それを電球にはめ込んで固定する仕様です。上からかぽっとはめ込むだけなので、手軽に取り付けることができますね。ただしこちらは他の2つのシェードよりも固定する力が弱く、取れやすい作りをしています。取り付けの際にはしっかりと固定されているかどうかの確認を、忘れないようにしたいものです。

電球が2種類ある

実はアンティークの照明に使われている電球には2種類あること、ご存知でしたか。アンティークのスタンドライトはどれもこのどちらか一方の電球にのみ、対応した作りをしています。全体のデザインはもちろんのこと、どちらの電球に対応したものの方が使いやすく自分に合っているかも、ぜひ検討しておきましょう。

電球は日本製とヨーロッパ製で異なることが多い

ヨーロッパ球

アンティークのスタンドライトに使われる電球は主に2種類。日本でなじみのある日本球(エジソン球)、そしてヨーロッパで主流のイギリス球(バイオネット球)です。

日本球は金具をくるくると回すと取り付けられるタイプ。イギリス球はソケットに押し込みピンで固定する作りです。イギリス球はよりアンティークらしさを演出したいという方に向いています。一方、日本球は手軽に入手できることが魅力です。

LED電球を使うなら、日本球対応のスタンドライトがおすすめ

アンティーク デスクスタンド

日本球とイギリス球のどちらを選ぶか参考になるポイントがもうひとつ、「白熱球とLEDどちらを使いたいか」です。白熱球の魅力はなんといってもそのノスタルジックな佇まい。アンティークスタンドライトの雰囲気をさらに高めてくれます。ショップで購入する際に一緒に付いてくる付属の電球も、ほとんどが白熱球です。

ただし白熱球は耐久性が弱いせいで寿命が短く、また熱を持つので夏は暑さが気になるかもしれません。これに対してLEDは長寿命で、また温度が上がり過ぎないのが嬉しいところ。デザイン性と機能性を考慮した上で、どちらの電球を使いたいか考えてみましょう。

アンティーク デスク

なおLEDを使いたいという方は、日本球に対応したスタンドライトを購入した方がいいかもしれません。実はイギリス球仕様のLEDは明るくない割に高価と言う難点があるのです。アダプターを使用しイギリス球対応のライトを日本球のLEDが使えるように調整することも可能ですが、アダプターの厚みが出っ張りとなり見た目を損ねてしまうため、あまりおすすめできません。
ただしショップによってはイギリス球対応のアンティークスタンドライトを、日本球仕様に変更してくれるところもあります。アンティークスタンドライトの構造によっては仕様を変えられないこともありますが、気になる方は一度問い合わせてみるといいですよ。

LEDを選ぶならポイントは「配光」

LED電球 特徴

LED照明を使うと決めたら、光の広がり方(配光)も考えておきたいところです。実はLEDと白熱球では配光が異なります。口金を上向きに付けた場合、白熱球では電球の下部を重点的に照らしつつ、電球の周囲にもふわっと光が広がります。
一方でLED電球は光の広がり方が、ほぼ真下しか照らさないものから電球の周り260度をカバーするものまで、様々な規格の製品が作られているのです。アンティークスタンドライトの形状や傘の材質などに合わせて、明るさや配光を確認して購入してください。

掃除しにくい場合がある

アンティーク シャンデリア

アンティークのスタンドライトには繊細な飾りをまとった凝ったデザインのものも多く、掃除がしにくいことがあります。例えばリボンやフリンジが多用された布シェード、シャンデリアタイプのフロアスタンドライトなどは細かな細工やパーツ使いのためほこりがたまりやすく、お掃除に手間が掛かることが。

せっかく購入しても掃除がしにくくほこりがたまりがちだったら見た目も残念ですし、火災の原因になることだってあります。自分が無理なく掃除できるかどうかも、ぜひ選ぶ基準に加えておいてくださいね。

最後に

アンティークのスタンドライトの「アンティークならではの注意点」、お届けしてきましたがいかがでしたか。購入して使い始めてから「こんなはずじゃなかったのに、やっぱりアンティークは使いにくい!」なんて思わずに済むよう、ぜひご紹介したポイントを踏まえて、お気に入りのアンティークスタンドライトを探してみてくださいね。

次回はアンティークスタンドライトの、使い勝手からの選び方をご紹介します。お楽しみに!

【ラフジュ工房の照明でも、PSE法に基づいた自主検査をおこなっています!】

アンティーク テーブルスタンドアンティークの照明こそ安全性を大切にしたい、また実用への不安無く安心して使っていただきたい。そんな思いからラフジュ工房では経済産業省へ電気用品輸入及び製造事業者として届出を行い、電気用品安全法(PSE法)に基づいた自主検査を行っています。
安心して愛用できるアンティークスタンドライト選びに、ぜひお役立てください!

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