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アンティーク家具 手入れ アンティーク家具について

キッチンでアンティーク家具を使う時に気を付けたい7つの事

家族で暮らしていても、夫婦で住んでいても、もちろんひとり暮らしだって、365日、なんだかんだと立ち入らない日はほとんどないキッチン。毎日使うスペースだからこそ、おしゃれで素敵な雰囲気にまとめたいものです。
RAFUJU MAGでは、過去に何度も「キッチンで使うアンティーク家具」というテーマでコーディネートや活用術をお届けしてきましたが、水や熱とは切っても切り離せないキッチンでのアンティーク家具の使用には、不安を抱く方も多いのではないでしょうか。現代の家具よりデリケートな面も多いアンティーク家具ですから、取り扱いの注意は特に気になりますよね。
でも大丈夫、ポイントさえきちんと押さえておけば、キッチンでアンティーク家具を使うのだって怖くありません。
今回は、設置のコツや日々のお手入れ方法など、キッチンで使うアンティーク家具の取り扱いの注意点にフォーカスした情報をお届けしていきます。
少しの工夫と気遣いで避けられるトラブルはしっかり避けていきましょう。

アンティーク家具の天敵は?木製家具を設置するときの注意点

アンティーク家具 注意点

木製のアンティーク家具が苦手とするものは、
・直射日光
・極度の乾燥
・水分
・熱
この4点です。
直射日光や乾燥は木の反り・割れ・裂け目の原因になるので、日当たりのいい窓辺は避けて設置するようにしましょう。
また、アンティーク家具によっては、水や熱に弱い塗料で仕上げられていることも。水が直接かかる水道や熱が伝わりやすいコンロからはできるだけ離して設置するようにしてください。
加えて、カビの発生を防ぐため、湿気のたまりやすい場所もなるべく避けた方が無難です。

木製家具 カビ

とはいえ、キッチンに水気はつきもの。
設置の際、壁から数センチ隙間を空けて空気の通り道を作ってあげるだけでもずいぶん違いますので、小さな工夫を忘れないでくださいね。

STOP!熱いものと濡れたものは直接置かないで

アンティーク家具 注意

現代の家具の多くは、耐熱性・耐水性に優れたクリア塗装(ウレタン仕上げ、ラッカー仕上げ)で仕上げられていることがほとんどです。
けれども、アンティーク家具の塗装方法には自然塗料のワックスやオイルが使われているものも多く、そのため水や熱にはあまり耐性がありません。アンティーク家具に熱いものや濡れたものを置くときは、トレーや鍋敷き、コースターなどを敷く習慣をつけましょう。

塗装の違いによる注意点をチェック

アンティーク家具 オイル

アンティーク家具の塗装方法は大きく分けて、オイル仕上げ、クリア塗装仕上げの2つが多く見られます。
木材の表面に植物性のオイルを浸透させるオイル仕上げは、木の質感を活かした自然な仕上がりが魅力的でアンティークファンからは根強い人気がありますが、表面を膜で覆わないため、どうしてもシミや汚れは付きやすくなっています。

木製家具 塗装方法

対してクリア塗装仕上げは、ウレタン樹脂などで薄い膜をつくるため、木材そのものの質感が失われてしまいます。
しかしオイル仕上げに比べると水や熱に強く、汚れが付いてしまったときも簡単に拭き取ることができるため、現代の家具と同じような感覚で使えるのが最大のメリット。定期的にオイルメンテナンスが必要になってくるオイル仕上げよりもお手入れが簡単なのも嬉しいですね。
不安な方は、クリア塗装のアンティーク家具を探してみるのもひとつの手ですよ。

使う前に確認しておきたい、アンティーク家具のキャスター

キッチンワゴン キャスター付き

キッチンで使用した際のアンティーク家具のトラブルについてここまでお話してきましたが、気を付けたいのは何も家具の状態だけではありません。
例えば、キッチンワゴンなど、移動ができるタイプの家具を取り入れる際に注意したいのが、キャスターの状態です。アンティーク家具に取り付けられたキャスターは、見た目が素敵でもスムーズに動かないものもあるので要注意ですよ。
また、真鍮や陶器などの硬い素材で作られているものだと、無理に使用すると床を傷つけてしまうことも。
使用する際には床に敷物を敷いたり、もしもの時はキャスターを交換するという選択肢もありますので、心配な場合は購入時にあらかじめお店に相談してみることをおすすめします。

日々のお手入れ方法は?

キッチンでアンティーク家具を使うときの注意点をざっとさらったところで、次は日々のお手入れ方法を見ていきましょう。

木製家具 手入れ

キッチンで使うアンティーク家具のお手入れの基本は、やわらかい布で乾拭きすること。
万一、食べ物や飲み物、油はねなどの汚れが付着してしまった場合には、まず乾いた布で水分・油分を吸い取りましょう。その後、硬く絞った布で水拭きをしてあげてください。
ひどい汚れがついてしまったときは、中性洗剤をぬるま湯で薄め、やわらかい布にしみこませたあと、硬く絞ったうえで優しく拭き取ります。
この時、ごしごしと強く擦らないよう気を付けてください。特にオイルやワックス仕上げの場合、強く擦ると色落ちする可能性がありますので要注意です。
最後に、乾拭きでしっかり水分を拭き取ればお手入れ完了です。

最後に

食材を調理する場所という性質上、どうしても神経質になりがちなキッチンでのアンティーク家具の使用ですが、注意点や基本のお手入れ方法をしっかり押さえておけばそこまで過敏になる必要はありません。
今回ご紹介したとおり、塗装方法の特色で家具を選んだり、必要に応じてコースターを使ったり壁との隙間を空けたりするだけでも家具の持ちがぐっと良くなりますよ。
ご自分のライフスタイルに合うアンティーク家具を使って、素敵なキッチンタイムを楽しんでくださいね。

アンティーク家具の不具合・お手入れなどでお困りの際は、
ラフジュ工房にご相談ください

アンティーク家具 塗装 修理ラフジュ工房では、

・塗装の違いによる取り扱い方法
・部位や家具ごとのお手入れ方法
・その他不具合

などの情報を詳しく紹介しています。
また、アンティーク家具購入後1年間の無料修理制度や、アンティーク家具のリペア・リメイク受付など、お客様へのアフターサービスにも力を入れておりますので、何かありましたら、ぜひ一度ご相談ください。

 

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