福岡空港や北九州空港から国内外の人々が降り立つ「アジアの玄関口」でも知られる福岡県。
ビジネスから観光、さらには博多ラーメンや屋台などのグルメと、あらゆる目的を持った人々が行き交う街には、たくさんの人の心を満たす店も多く集います。
今回はその福岡県に店を構える、おすすめのアンティークショップをご紹介します。
店舗情報も記載しているので、気になったお店があったら足を運んでみてください。
※掲載時の情報です。実際の情報と異なる場合もあるので、詳細は店舗HPなどでお確かめください。
アンティーク家具
福岡エリア
Clair de Lune(クレール・ド・リュヌ)
素敵なドレスに身を包んだ貴婦人の姿がそこにいるかのような世界を見せてくれるアンティークショップ「Clair de Lune」。
オーナーのセレクトするアンティーク品は、フレンチアンティークを中心にしたヨーロッパの美しく高貴な家具や小物たち。
フランスのナポレオンチェアはその代表格ですね。華奢な背もたれと脚部を飾るボビンターニングに、なだらかなアーチを随所に盛り込んだ曲線美には見惚れてしまいます。
なかでも人気を博している金彩が施されたブラックナポレオンチェアの高貴な佇まいは必見です。
これほどにデコラティブなチェアが見事に調和するのは、細部までいきわたる装飾美をたずさえた家具や雑貨ばかりでつくられた贅沢な空間だからこそ。
華奢なフォルム、繊細な彫刻、美しいレリーフ、その髄を極めた煌びやかな家具に囲まれたほかにない時間を過ごすことができます。
ゴールドを基調にしたチェアやテーブル、衝立など、一見主張が強すぎると思える家具でも、経年したことで落ち着いた質感は、程よい存在感で部屋に気品を足してくれることでしょう。
幻想的で煌びやか、それでいてアンティーク特有のやわらかな雰囲気が漂う店内は、誰かの理想をそっくりと映し出したかのようなすばらしい世界観を描き出しているようです。
この投稿をInstagramで見る
Clair de Lune
営業時間 12:30~18:00
定休日 月曜・火曜
所在地 〒815-0082 福岡県福岡市南区大楠2-17-3 井谷ビル 301号室/303号室
TEL 092-521-8772
ENTREE(アントレ)
19世紀から20世紀にかけてのイギリス家具を扱う「ENTREE」。
この時代、産業革命によって貿易や工業を含むさまざまな分野を発達させたイギリス。家具や生活用品の製作技術も目覚ましく発展して、一般市民の手にも豊かなデザインをもった家具が手に入るようになったんです。
なので一般市民の家のサイズにも対応した小ぶりな家具もたくさんあり、日本の生活スタイルにも適したこの時代の家具はイギリスアンティークの中でも人気を集めているんですよ。
それにこの時代を代表するヴィクトリアン様式とエドワーディアン様式は、どちらも過去の様式をリバイバルしたデザインが特徴。
バルボスレグにシュガーツイスト、細やかな象嵌やレリーフなどのイギリス家具を象徴する装飾の数々を楽しむことができるんです。
イギリス家具のデザインは好きだけど、あまりに迫力がありすぎて自分の部屋には合わないな……そう考えている人にこそぴったりの家具が揃っています!
曲線と直線を意識した対照的なスタイルを持つ2つの様式から、自分の好きな英国スタイルに合わせて選んでください。
ヴィクトリアン様式と言えば豪華絢爛なイメージもありますが、全体を通してENTRÉEでセレクトされた家具に似合う言葉は「落ち着いた気品」です。
そうしたイメージに似合う家具をお探しの方なら、理想に見合うものが見つかるかもしれません。
ラフジュ工房で扱っているイギリスアンティークの商品一覧はこちら
この投稿をInstagramで見る
ENTRÉE
営業時間 10:00~18:00
定休日 水曜
所在地 〒810-0016 福岡県福岡市中央区平和3-3-1
TEL 092-533-0086
Antiques & Repair eel(アンティークス&リペア イール)
イギリスやフランスの各地からバイイングしてきた家具を100坪に及ぶ広い店舗で提案するアンティークショップ「eel」
1階から2階にわたって展開するフロアを活かして豊富なテイストを揃える店内は、お店に訪れるさまざまなヨーロピアンアンティーク好きの心を確実にくすぐってくれます。
G-PLANやアーコールなどの有名なブランド家具もコレクションしつつ、アノニマスながらもイギリスやフランスの“らしさ”を表現した家具や、アイアンを取り入れたインダストリアルな家具も取り扱っていて、その種類は枚挙にいとまがありません。
ただ共通しているのは、そのどれもがモダンな表情を持っていること。アーコールやG-PLANの作品を多く扱っているように、ミッドセンチュリー期に生まれた家具を多く仕入れているのかもしれません。
イギリスの過去の様式にもみられるバーリーシュガーツイストやボビンターニングの装飾があったとしても、先細りした脚や、直線的なフォルムからスタイリッシュな印象を抱かせてくれて、モダンな家具とも喧嘩することなく馴染みます。
部屋にアクセントを加えるなら、インダストリアランプや、モダンなガラスシェードのランプもおすすめです。
それひとつで部屋を印象付けてしまう重要アイテムも、ペンダントライトからウォールランプにデスクランプまで、豊富な品揃えから選ぶことができますよ。
洗練されたデザインにアンティークの深みが加わった、今にない組み合わせのヒントを探しにぜひ訪れてみてください。
ラフジュ工房で扱っているミッドセンチュリー家具の商品一覧はこちら
この投稿をInstagramで見る
Antiques & Repair eel
営業時間 11:00~18:30
定休日 水曜
所在地 〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院1-7-12 1F 2F
TEL 092-406-8035
krank/marcello(クランク/マルチェロ)
無垢なほど真っ白に塗りこめた建物に、アンティーク家具を扱う「krank」、洋服や雑貨を扱う「marcello」がフロアを分けて存在しています。
krankで扱うのはフランスやイギリス、ベルギーなどヨーロッパの国々へ飛び、直接バイイングしてきた家具。
そのすべてをストリップド(剥離)して、無垢で自然な「木」本来の姿を見せています。
木味を統一した家具から伝わる純粋な造形美に、自分が何を美しいと感じるのかを改めて問いかけられているようです。
各地の伝統や、人の好みが反映された家具は、細部まで挽き物加工を施したクラシカルなデザイン、曲げ木技術を用いたしなやかなデザイン、装飾を一切持たないシンプルなデザインなど、表情豊かに元の持ち主の好みを反映します。
こうしてじっくりと家具に向き合う時間を過ごせるのは、オーナーがつくりあげたショップの雰囲気のためでもあります。
天井から零れ落ちるように、ばらばらの長さで垂れ下がるランプが、家具のガラスに反射して光が広がる幻想的な光景。
その光景をつくるのは、アンティーク家具だけの力ではなく、オーナーがつくる彫刻作品との調和にもあるんですよ。
動物をモチーフにした彫刻作品はそれ単体で存在するだけではなく、時にはヴィンテージ家具と組み合わせて、新しい息吹を吹き込むリメイク作品となることも。
その独自の世界観は、思い切ってお店の扉を開けた人たちを必ず魅了してくれることでしょう。
ラフジュ工房で扱っているストリップド(剥離)家具の商品一覧はこちら
この投稿をInstagramで見る
krank/marcello
営業時間 14:00~19:00
定休日 水曜・木曜
所在地 〒810-0023 福岡県福岡市中央区警固3-1-27
TEL 092-724-3250(krank)/092-712-7415(marcello)
TRAM(トラム)
北欧ミッドセンチュリーを中心に、あたたかく、ナチュラルなモダンな家具と雑貨をそろえたアンティークショップ「TRAM」。
ミッドセンチュリー期のキーワードである“北欧モダン”の中心にあったデンマーク家具を豊富に揃えるだけでなく、スウェーデンやフィンランドと広く北欧の家具を扱っています。
北欧ミッドセンチュリーと言えば、このショップでも作品を扱うボーエ・モーエンセンなど有名デザイナーが多く輩出されたことでも知られます。
そうした有名デザイナーたちの作品が表に出るのは当然ですが、TRAMではそうした作品よりも、名の知れないデザイナーたちの作品が圧倒的に多いです。
それで北欧らしさが失われるのかといえばそうではなく、北欧デザインはしっかりと息づいていますよ。すっきり整えられた無駄のないデザインと、細部にいたるまでのこだわりは北欧の家具職人の中で確立されたものなんですね。
豊富に扱う照明も、ランプシェードが描くなだらかなカーブや、木材との組み合わせによって、TRAMの優しい雰囲気によく似合うセレクトになっています。
そうした家具とともに、心落ち着くインテリアをつくっているヴィンテージ雑貨も素敵なものばかりです。
部屋に帰ってきたらほっと一息つける、そうした落ち着きのある部屋にしたい人へ教科書のように語り掛けてくれますよ。
ラフジュ工房で扱っている北欧ヴィンテージ家具の商品一覧はこちら
この投稿をInstagramで見る
TRAM
営業時間 12:00~19:00
定休日 水曜・木曜
所在地 〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院1-6-16 百田興産ビル202
TEL 092-713-0630
ALBUM(アルバム)
そこだけが別世界のように周辺の街並みとは違う空気を纏うアンティークショップ「ALBUM」。
ブルーグレーとホワイトのコントラストが映えるペイントに、藤の花などの植物が生い茂る外観は、どこか遠い土地の景色をそこに映しているようです。
ショップの中へ入れば、オーナーが買い付けてきたフランスやイギリスのアンティーク家具でコーディネートされた空間によって、すっかり日常から離されてしまいます。
練り上げられた素敵な世界観に浸りながらも、ふと気が付くのは、素材やデザインが意外なほど豊かということ。
フレンチシャビ―なペイント家具があれば、豊富な種類のターニングレッグを見せるイギリス家具、ガーデニングを素敵に飾るアイアン家具やインダストリアルな工場ランプまで。
外観と同じように植物が散りばめられた店内には、一口には語りつくせないヨーロピアン家具の魅力がギュッと詰まっています。
ダイニングテーブルや食器棚、サイドボードにトロリーと、サイズや用途もさまざまに揃えられていながらもゆるぎない世界観は、オーナーの審美眼のもと集められた家具だからこそですね。
わたしが受け取れることと言えば、時間の経過を包み隠さず、味わいとして残したおおらかな存在感を持つ家具ばかりということ。
そんな家具に囲まれていると、心の余裕というものを思い出させられる気分になってきます。
この投稿をInstagramで見る
ALBUM
営業時間 11:00~17:00
定休日 日曜
所在地 〒814-0142 福岡県福岡市城南区片江1-10-11
TEL 092-871-0503
アンティークハウス Perla(ペルラ)
イギリスやフランス、そのほかにもオランダ、ベルギーなどのヨーロッパ諸国から輸入された多彩なヨーロピアンアンティークを楽しめるショップ「アンティークハウス Perla」。
ショップの創業者がイギリスやオランダで過ごす中で見えた “家具を大切に使い継ぐ文化”
を日本にも広めたいと母国へ帰り、ヨーロピアンアンティークのショップを開いたことがアンティークハウス Perlaのはじまりでした。
アンティークの中ではリーズナブルな価格で提供されているのも、日本の人に広く親しんでほしい気持ちがあるからこそ。
そしてヨーロピアンアンティークの魅力を広めるために、ラインナップするのは心を掴むデザインばかりです。
堅いオーク材を華麗に彫刻した気高さのある雰囲気や、ウォールナット材の芸術のように美しい杢目(もくめ)は、お部屋の高級感を演出するにふさわしい品格を醸し出します。
流れるような曲線と艶が美麗なキドニーデスクや、バルボスレッグで重厚に飾られたカップボードなど、印象もさまざまな家具で楽しませてくれますよ。
細かい部分にも貝を模したロカイユ模様や半月状のルネット模様などが散りばめられていて、気を抜かない技巧にはため息がもれますね。
幾何学模様や象形文字のような変わったレリーフのデザインもあって、他では見られない一点物とも出会うことができるので、こだわりのヨーロピアンアンティークを探している方はぜひ足を運んでみてください。
この投稿をInstagramで見る
アンティークハウス Perla
営業時間 11:00~17:00
定休日 水曜・木曜
所在地 〒819-1124 福岡県糸島市加布里1-16-224
TEL 080-7707-3771
HIGASHIYA ART FURNITURE(ヒガシヤ アート ファニチャー)
日本国内に散らばるヴィンテージ家具や雑貨の中から、印象強いデザインのアイテムを選りすぐって集める「HIGASHIYA ART FURNITURE」。
20世紀の家具デザインに代表されるモダンデザインやポストモダンを中心にした品揃えで、現代的な感覚を映したヴィンテージが揃います。
機能的で無駄のない極限の美しさにこだわったモダンデザインと、それを否定するようにカラフルに自由に、見た目の表現にこだわったポストモダン。
それが今では手を取り合ってショップの中を飾っているのがおもしろいです。
有名ブランドにこだわるのではなく、あくまでデザインに注視しているので、時には埋もれてしまうようなプロダクトを見つけることもできますよ。
レゴブロックで有名なLEGO社が手掛けた、レゴを組み立てるためのプレイテーブルとセットのカラフルなチェアなんて、なかなか出会うことがないユニークな品物ですよね。
そこに時折挟み込まれる、素朴な古道具や、クラシカルなヨーロピアンアンティーク家具の異質さは、モダンをより現代的に、古道具をよりレトロにと、お互いの持ち味を引き立たせるようです。
さらに独特な空気感をつくるのが、ヴィンテージ品をリメイクしてつくるアート作品の数々。新しいテクノロジーとヴィンテージの古さが融和した作品は、いくつもレイヤーを重ねたように複雑な味わいを出しています。
一味違うヴィンテージコーディネートに、二度、三度と足を運びたくなるショップです。
この投稿をInstagramで見る
HIGASHIYA ART FURNITURE
営業時間 13:00~19:00
定休日 火曜・水曜・木曜
所在地 〒811-1122 福岡県福岡市早良区早良2-17-10
TEL 080-4121-6923
Botanical Clover(ボタニカル クローバー)
ヨーロッパに北欧、アメリカ、そして日本と、世界各国から買い付けてきたアンティークが並ぶ「Botanical Clover」。
各国に脈々と受け継がれてきた“その国らしいデザイン”を、イギリス、フランス、北欧、アメリカ、日本にいたるまで楽しめる空間は、アンティークの小さな国際博覧会のようです。
倉庫を改装した店内は天井も高く、これだけ各国のアンティークやヴィンテージが集まっていても圧迫感もなく快適に見て回ることができます。
店内が広いということもありますが、コーナーごとに各国のアイテムを活かしたコーディネートでまとめられていることもごちゃつきを感じない理由の一つですね。
チェスターフィールドや、挽き物の加工が美しいワットノットなどの家具など、深い色合いと艶をたたえたイギリス家具のコーナーや、そのイギリスをはじめとする西洋の文化が日本に流入してきた大正ロマンなインテリアと、石油ストーブやお座敷扇風機などの昭和初期のアイテムがコラボレーションしたレトロなコーナー。
他にも、イームズチェアが置かれるアメリカンミッドセンチュリーのジャンルも設けていて、ファイヤーキングのミルクガラスといった小物も並べます。雑貨類だとフランスの名窯がつくる繊細な絵付けのプレートに、ARABIAやDESIREEが生み出した北欧食器にイギリスのホーンジーなど食器類も豊富です!
大型の家具から小さな雑貨まで、あらゆるジャンルがボーダレスに並んだショップです。
ラフジュ工房で扱っている和風・和モダンな家具の商品一覧はこちら
この投稿をInstagramで見る
Botanical Clover
営業時間 11:00~18:00
定休日 水曜
所在地 〒816-0912 福岡県大野城市御笠川6-3-5
TEL 090-2587-0968
北九州エリア
YUMEORI 夢織
アンティークそのものだけではなく、アンティークの裏側に脈々と続いてきた文化を受け継いでいくことも大切にしている「YUMEORI 夢織」。
2000年以上の歴史の重みに敬意を払って、様式を崩さないようにと配慮や知識が行き届いたコーディネートには感嘆せずにいられません。
たとえば英国王室でも用いられている壁紙を張り巡らせたフロアには、その“ほんもの感”を損なわないようにと、ディスプレイされる家具はどれも技巧の凝らされた一級品!
今もなお王室で愛用されるジョージアン様式を中心にした、豪華な装飾美を五感で感じることができます。
ジョージアン様式はフランスで興ったロココ調に影響を受けていますが、白やパステルカラーを基調にしたフランス・ロココとは違い、赤や金、強い色調も取り入れたイングリッシュ・ロココは“王”の荘厳さを表すようです。
YUMEORI 夢織ではそのジョージアン様式に強く影響を与えたフランス・ロココの家具も扱っているので、その歴史の繋がりの中に立つロマンには胸が躍ります。
そしてロココ以後にもアンピール様式、アール・ヌーヴォー様式へと移り変わり、エミール・ガレやドーム兄弟などが手掛けた、艶やかなガラスランプが生まれるまでをフロアを歩いて体験することができるんです。
日本で再現するには難しくて諦めてしまった英国貴族風のしつらえでも、このショップに来れば「できるかもしれない!」と、また夢が膨らんできます。
ラフジュ工房で扱っているクラシカルなアンティーク家具の商品一覧はこちら
この投稿をInstagramで見る
YUMEORI 夢織
営業時間 11:00~19:00
定休日 火曜
所在地 〒803-0802 福岡県北九州市小倉北区東港1-3-18
TEL 093-591-3357
筑豊エリア
Marion(マリオン)
ミッドセンチュリーモダン家具の中でも特にアメリカンミッドセンチュリーを中心にした品揃えが楽しめる「Marion」。
フープバックのウインザーチェアは経年して自然な艶を出しながら、色合いを濃くしています。その頑丈なつくりと渋い色合いは男前インテリアにぴったりですね。
その男前な空間に、軽やかに、そしてユニークに照らしてくれるスパゲティランプを組み合わせれば、遊び心のある大人のインテリアに早変わり!
そうしたインテリアを使った生活の場をリアルに感じさせてくれるのが、壁を飾るパブミラーやテーブルの上に整えられたディナーセットなど、集められた雑貨の数々。
なかでもファイヤーキングのコレクションは随一。代名詞でもあるミルクマグは定番のジェダイから、バレルマグ、キンバリー。同じくキンバリーのアンバーカラーも揃えます。
アメリカンコレクティブルとしてファイヤーキングと肩を並べるオールドパイレックスも豊富に揃え、カップ&ソーサーやトリオまで定番から少し外れたアイテムを見つけることもできます。
内装はシャビ―なコリドーが支柱になっていたり、壁をブルーグリーンで染めていたり、どちらかと言えばフレンチシックな装い。
それなのに不思議と馴染んでいるのは、オーナーの手腕によるものでしょうね。
シェルフの中に器が重ねられ、壁面のワードローブには古着が色とりどりに掛けられていて、まるで誰かの自宅に足を踏み入れているかのような、生活感のある家具の姿を感じ取ることができます。
ラフジュ工房で扱っている男前アンティーク家具の商品一覧はこちら
この投稿をInstagramで見る
Marion
営業時間 11:00~19:00
定休日 不定休
所在地 〒822-0001 福岡県直方市感田1496
TEL 0949-28-9485
筑後エリア
プリミティブ×サンチカグ
「プリミティブ×サンチカグ」にディスプレイされるプロダクトは北欧諸国へ直接買い付けに赴いて、自分たちの目を通したこだわりの品。
モダンでナチュラル、そしてシンプルなデザイン。なにより使いやすさが魅力である北欧家具の特徴を最大限発揮させるように、丁寧なメンテナンスを施してから並べられる家具は頼もしい暮らしの支えです。
著名な北欧デザイナーが手掛ける作品を積極的に収集する店内では、イルマリ・タピオヴァーラや、アルネ・ヤコブセン、ハンス・ウェグナーなど名だたる面々のデザインを堪能することができます。
柔らかくナチュラルな印象が強い北欧家具ですが、ハンス・ウェグナーが自邸のためにつくったJH701のチェアは柔らかさと鋭さが均衡したエッジの効いたデザイン。時にはこうした意表を突くテイストの家具とも出会うことができるのが楽しいところ!
アルネ・ヤコブセンのセブンチェアはいまも現行品として生産されていますが、それよりも安い価格で手に入れられるのがヴィンテージ品を選ぶ理由の一つでもありますよね。
北欧デザインといえば、家具もさることながら雑貨にも蒐集家たちが心を惹かれてやまないプロダクトが多いです。
オイヴァ・トイッカがつくりだすガラスオブジェ“バードバイトイッカ” や、カイ・フランクが生み出した数々のガラス作品も、光を含んで印象的に佇みます。
通販も積極的に行っているので、遠方だとしても永く付き合えるショップです。
ラフジュ工房で扱っている北欧ヴィンテージチェアの商品一覧はこちら
この投稿をInstagramで見る
プリミティブ×サンチカグ
営業時間 10:00~18:30
定休日 火曜
所在地 〒831-0016 福岡県大川市酒見200-4
TEL 0944-88-8181
アンティーク雑貨
福岡エリア
MeliaNOCE(メディアノーチェ)
建物と建物の間にできた隙間。いつもなら通り過ぎてしまうようなこの隙間の入り口に、フランス国旗と「MeliaNOCE」のショップの看板が掲げられています。
細いアーチに導かれて中に入れば、出迎えるのは女性の視点から集められたフランスのアンティークやヴィンテージ、現行品のアイテム。
繊細なデザインにちょこっと遊びを入れた、大人の好奇心をくすぐるものばかり。
色彩のセンスが光るキーホルダーや、フランスの美女たちを象った陶器の置物たちがとるユニークなポーズ、慎ましくも華やかなヴィンテージのアクセサリーなど、「かわいい!」と声を上げて喜んでしまうもので溢れています。
来歴や骨董的価値で選んでいないことは、なによりオーナー自身が「かわいい!」と楽しんで集めていることが物語っている気がします。
アンティークでもピンバッチのように小ぶりなものから扱っていて、ほしいと思う背中を押してくれる価格帯のものがあるのも嬉しいです。
壁側に面した棚にはカップ&ソーサーやお皿などの食器が飾られいて、なかでも目を引くのはフォルナセッティのプレート。シュールで妖艶、大胆なデザインは鋭い感性を持つ人のなかで人気を集めていて、世界中にコレクターがいる注目の現行ブランドです。
たとえアンティークに手が出せなくても、こうした現行品やヴィンテージがあるとショップに行く足取りを軽くしてくれますよね。
ラフジュ工房で扱っているアンティークボタンの商品一覧はこちら
この投稿をInstagramで見る
MeliaNOCE
営業時間 11:00~19:00
定休日 水曜・木曜・金曜
所在地 〒810-0014 福岡県福岡市中央区平尾2-17-15
TEL 092-523-8508
古道具のささや
昭和の日本にあった懐かしい品々を中心に扱う「古道具のささや」。
昔の日本の暮らしの中にあたりまえに存在していた道具を掬い取って、直して、日常使いができるようにしてから、いまの暮らしに渡しています。
お座敷用の首の短い扇風機や、経年の深みを加えた小抽斗、時を刻んで色合いを濃くした木製の掛け時計や置時計、レトロなかき氷機。
日本人なら口をそろえて懐かしいと言ってしまうような古道具は、いまや年代を問わず “ノスタルジーなアイテム”として愛されています。
特に「古道具のささや」で力を入れているのは、暖かい炎を揺らめかせるヴィンテージストーブです。
昭和レトロかつストーブといえば真っ先に思い浮かぶ、アラジンストーブを扱うのは言わずもがな。
ほかにもトヨトミのレインボーストーブやその原型となったCTA-1D型、ニッセン(日本船燈)のフリージアストーブといった、いわゆる「だるまストーブ」と呼ばれていた石油ストーブが豊富に揃えられています。
持ち運びができる小型のものも多いので、キャンプギアとしても注目されているアイテムなんですよね。
というのもこちらのオーナー石油機器技術管理士の資格を持っているので、お店に出している商品を直すのはもちろん、持ち込みでの修理も行っているのだそう。
壊れても「古道具のささや」が頼みの綱になってくれるというのは、大きな安心材料ですよね。
ラフジュ工房で扱っているアンティークストーブの商品一覧はこちら
この投稿をInstagramで見る
CREARE
古道具のささや
営業時間 14:00~19:00
定休日 月曜・火曜
所在地 〒810-0014 福岡県福岡市中央区平尾1-12-2
utu by LANDSKAP (ウトゥ バイ ランドスケープ)岩田屋本店
「utu by LANDSKAP 岩田屋本店」で扱うのは普遍的なデザインで心地よく日常に寄り添いつづける北欧の日用品とアートピースです。
大衆を助ける機能性を追求した北欧モダンデザインは、磨き上げられたフォルムや質感、ものの機構の中に美しさが宿ることを見事に証明しました。
その機能美に徹底したこだわりを見せたのが、ittaraのデザイナーとしても知られる巨匠カイ・フランクです。
ショップに並ぶTumbler 1709の斬新なスタッキングデザインをはじめとして、日本の「用の美」にも通じる使いやすく美しい彼の作品は、日本人のライフスタイルにもしっくりと馴染みます。
彼の作品をはじめとして、ガラス製の作品を多く扱っているこのショップ。さらにはカイ・フランクと共にヌータヤルヴィ社でガラスの可能性を探り続けたオイヴァ・トイッカの作品もセレクトしています。
彼の代表作でもあるバードシリーズが、白を基調にしたショップに鮮やかに映えて美しいです。独自の感性で野鳥の姿を映しとったアートピースは、いまでもittaraで生産を引き継がれていますが、やはり本人の感性でデザインされたものは格別です。
スティグ・リンドベリ、リサ・ラーソンなどが手掛けた陶器作品も加え、さまざまな作風の名品を紹介するこのショップで提案したいのは「本質あるものを大切に扱うことの豊かさ」。
本質の備わった名品にたくさん触れることで、自然とものを大切にする心が生まれる。ショップに通う中で、そういった感性を芽生えさせていきたいですね。
ラフジュ工房で扱っているittala(イッタラ)の商品一覧はこちら
この投稿をInstagramで見る
utu by LANDSKAP 岩田屋本店
営業時間 10:00~20:00
定休日 なし
所在地 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神2-5-35 岩田屋本店新館B2F
TEL 070-1291-4649
EGGPLANT EGG(エッグプラント エッグ)
北欧雑貨の中でもオーナーの独自の視点からかわいいと感じるものを集めた「EGGPLANT EGG」。
このショップはARABIAやグスタフスベリが好きという方にこそ行ってほしいんです。
日本国内ではあまり日が当たっていないシリーズにもスポットライトを当てているので、きっと出会ったことがない新しい作品との出会いを期待できるはず!
かわいらしいものが好きならARABIAの“pizzicato(ピチカート)”や“Juhla(ユフラ)“。この小さなモチーフが散りばめられたカップ&ソーサーにはキュンとしないはずがありません。どうして控え目な大きさってだけでこんなに愛らしくなるのでしょうね。
そしてグスタフスベリといえば“Bersa(ベルサ)“などのパターン柄が有名ですが、ここでは同社のデザイナーを務めたスヴェン・ヨンソンの作品を中心に集めています。
風景や植物など、北欧になじみ深いさまざまなモチーフを銀彩で描き出す繊細で上品、そしてどこか民族的な雰囲気は、グスタフスベリへの第一印象を覆してくれますよ。
民族的といえばFiggjoのデザインにも通じるものがあります。ショップに並ぶゆるっとした絵のタッチがほほえましいです。
それ以外にも北欧の風景や、土地に伝わる物語を想像させてくれる飾り皿をたくさん扱っていて、見ていると遠い異国の風が一緒に運ばれてきているような気がしてきます。
自分ではたどり着けないものと巡り合わせてくれる、北欧好きなら一度足を運んでみたいショップですね。
ラフジュ工房で扱っているARABIA(アラビア)の商品一覧はこちら
この投稿をInstagramで見る
EGGPLANT EGG
営業時間 11:00~19:00
定休日 日曜
所在地 〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院4-2-13
TEL 092-526-0755
望雲(ぼううん)
かつて移動式ギャラリーとして、さまざまな場所を借りながら展示を行ってきた「望雲」がこのビルの507号室に腰を据えたのが2004年のこと。
誰かの部屋に遊びに来たかのように507号室のドアを開けば、畳が敷かれた和室の中に、ゆったりと余白を残しながら椅子や机、棚などの古家具が置かれています。
その上や傍らに丁寧に展示されているのが、日本の古い道具。それと、日本の現代作家がつくりだした、陶磁器からガラス、木工、ジュエリーに衣服など多岐にわたる作品の数々です。
ひとつひとつが印象深く目に留まるようなディスプレイが、もの自体が持っている存在感を引き上げています。
そして古いものと新しいものとが混ざり合い、もの同士がさらにその存在感を引き立てあっているのが、望雲のつくりだすギャラリー空間なんです。
使いこまれた木のトレーの上には、作家の手で丁寧に鍛金(たんきん)された銅製のカトラリーが置かれ、生活の跡を残す簡素なテーブルの上には、現代の陶芸家やガラス作家がつくった花器に草木が挿してあり、ものに刻まれた時間がゆるやかに溶け合っています。
時には絵画を展示し、時にはパンを販売し、時には演奏とコラボレーションする。
常設の507号室以外にも、307号室を時折使用しながら柔軟に展示内容を変えていくことで、常に古いものと上手な付き合い方を示してくれていて、何度でも足を運びたくなってしまいます。
この投稿をInstagramで見る
望雲
営業時間 13:00~19:00
定休日 火曜・水曜
所在地 〒810-0004 福岡県福岡市中央区渡辺通2-3-27 待鳥ビル507・307号室
TEL 092-733-1135
文脈(ぶんみゃく)
商店街に立ち並ぶ建物の中、ひと際小さな空間に店を開いた「文脈」。
オーナー夫婦がいろんな人の手も借りながらセルフリノベーションして作ったショップは、開店してあたたかい光が点るとともに、人の気持ちのあたたかさを映し出す素敵な場所になりました。
ショップに並べられる古道具や古家具は、地元九州の中で大切に使われてきたものをセレクト。表面を撫でるとざらついている木肌や、角が削れて丸くなった古家具に触れていると心の角も取れていくような気分です。
こけしや七福神など、「そういえば家にもあったな」と思える置物に、編み方で表情を変えるラタンの籠やランプシェード、レトロな花柄がプリントされた両手鍋など、一般家庭で使われていたような古道具が懐かしさを漂わせています。
その中で汚れひとつなく輝く陶器の数々は、オーナーの夫である安部佑太が作陶したもの。
ショップでは陶芸教室も行っているので、陶器に興味がある人もこぞって足を運びます。
古いものをセレクトして紹介する妻と、新しいものを作って並べる夫、二人が別のアプローチから店を編集していく中で、どちらかにしか興味がなかった人にものを引き合わせているんです。
ものが持つ来歴や価値、そうした過去から続いている文脈を読み解きながら、まったく新しい方向につなげていく、そんな繋ぎ手として人とものとの縁を巡らせ続けていくのでしょうね。
この投稿をInstagramで見る
文脈
営業時間 13:00~18:00
定休日 月曜~金曜+不定休
所在地 〒812-0053 福岡県福岡市東区箱崎1-32-28
TEL なし
骨董・レトロ・アンティークほんとく 新宮店
250坪もの大きさを誇る店内で、日本のありとあらゆる古いものと西洋アンティークをずらりと揃える「骨董・レトロ・アンティーク ほんとく新宮店」。
広大なショップの中でさらに1階と2階に分けて商品を展開していて、日本の古家具や古雑貨を中心に揃えたレトロ感漂うショップになっています。
ショップに一歩足を踏み入れれば、その圧倒的な物量を見て思わず「おおー」と感嘆の声が漏れてしまうことでしょう。
大正ロマンな渋い家具に、昭和レトロの素朴な家具が、溢れんばかりの古道具たちの受け皿としても活躍する店内。
カップボードやキャビネットの中を覗き込めば、仕舞われているのは切子ガラスやホーロポット、染付皿や印判皿などのテーブルウェア。
上を見上げれば振り子時計やずらっと横並びしていて、ふと目線を写すと、昭和の銀幕スターが描かれたポスターにあらゆる日本企業のレトロ看板がこちらもずらり!
なんと昭和の街角にあったたばこ屋も、そのままの形で置いてあります。
昭和時代のレトロなトイカーに、女の子がかわいいと喜んでいただろう陶器の人形などが並ぶレトロ玩具のコーナーも懐かしさ満載ですね。
色ガラスやステンドグラスをはめ込んだドアや窓も扱っていて、細部までインテリアコーディネートに手を抜きたくないという方にもおすすめできるラインナップです。
買取も行っているので、お店の中を見て回っているうちに「そういえば…」と思いついたら相談してみてはいかがでしょうか。
骨董・レトロ・アンティークほんとく 新宮店
営業時間 11:00~17:45
定休日 木曜・金曜
所在地 〒811-0117 福岡県糟屋郡新宮町新宮東4-2-30
TEL 092-402-0042
glow(グロウ)
アメリカの星条旗がてっぺんにはためき、“ANTIQUES”と書かれたネオン看板が大迫力で掲げられた大きな倉庫。
この「アメリカらしさ」があふれ出るショップが、70年代から80年代までのアメリカンヴィンテージを扱う「glow」です。
中に入ってまず驚くのは、外観の印象以上に広い空間です!そしてその広さを埋め尽くすほどの量のヴィンテージアイテムにまた驚かされてしまいます。
アメリカに渡り直接買い付けをするオーナーがものと共に持ち帰るのは、アメリカの空気感や文化、ヴィンテージの中に刻まれた時間です。
壁一面にパブミラーやロードサインが飾られた光景は、それだけでもアメリカの情感がたっぷり。自分の部屋に当てはめて、カラーやサイズ、質感を吟味することができます。
スチールロッカーや山積みになったツールボックス、メーカーごとに集めたオイル缶に、ジェリ缶と呼ばれる燃料容器。
錆びて、へこんで、いい具合にエイジングした雑貨は、男前なオールドアメリカンを演出するにはぴったりですね。
ブロイヒル社のブラジリアシリーズなど、アメリカンミッドセンチュリーの家具も揃っているので見ごたえは抜群です。
「真の,本物の」を意味するを“Real”をキーワードにして集められたアメリカンヴィンテージは、まさに真のアメリカンヴィンテージ好きにささげるこだわりのコレクションです。
ラフジュ工房で扱っているインダストリアルなアンティーク雑貨の商品一覧はこちら
この投稿をInstagramで見る
glow
営業時間 (平日)12:00~19:00 (土日)11:00~19:00
定休日 金曜
所在地 〒811-0101 福岡県粕屋郡新宮町原上1711
TEL 092-410-7067
北九州エリア
INTHEMOOD/SOMETHING4(インザムード/サムシングフォー)
優雅なイギリス文化を再現できるアンティークが揃った「INTHEMOOD/SOMETHING4」。
ゲートレッグのテーブルやホイールバックのウインザーチェア、シュガーツイストのサイドテーブル、そして装飾を凝らされたカップボード。
ショップで扱うイギリスアンティーク家具を飾り立てるのは、ティータイムを彩るためのアンティーク雑貨の数々です。
その種類の豊富さが、英国の暮らしの中でいかに紅茶が根付いているのかを象徴していますね。
カップ&ソーサーや、そこにケーキ皿を加えたトリオ。ティーカップを置くテーブルにはアンティークのテーブルクロスを敷き、ティーカップの下にレースのドイリーを敷けば、布のドレープやレースの模様がテーブルをさらに華やげます。
メリーポピンズの映画で登場したことでも知られている、ロイヤルドルトン社。王室にも認められたその高貴なデザインはまさに特別な場所にふさわしい存在感です。
デザートを飾るお皿やコンポートに、茶葉や砂糖をしまっておくキャニスターやシュガーポット、ロマンチックな演出に欠かせないキャンドルホルダーまで、紅茶にまつわるアンティークを細やかな視点から集めた、大満足の品揃えが嬉しいですね。
やわらかく女性らしい印象のバスケットの中からは、テディベアたちが愛くるしく見つめてきて、癒しの空間となっています。
少し早めの閉店時間なので、充実した時間を過ごすためにも思い立ったらすぐに伺ってみてください。
ラフジュ工房で扱っているアンティークティーセットの商品一覧はこちら
この投稿をInstagramで見る
INTHEMOOD/SOMETHING4
営業時間 11:00~16:00
定休日 月曜~木曜
所在地 〒801-0852 福岡県北九州市門司区港町3-26
TEL 093-321-0611
BRINDLE(ブリンドル)
ナチュラルにお部屋を飾ってくれるアンティークアイテムを扱う「BRINDLE」。
フランス食器やシルバーカトラリー、白磁の食器や小引き出しなど、日本と西洋のアンティークアイテムをナチュラルなテイストでまとめた女性心をくすぐるショップ。
真っ先に目に留まるのはお店に飾られるたくさんのカゴバック。網目の詰まり方も籐の太さも、形もさまざまなアンティークの籠がたくさん並んでいて、お店をぐっとナチュラルに演出しています。
ほかにもお店の大きな窓から差し込む光を美しく反射する、アンティークガラスの数々も必見。とろりとしたガラスの中に気泡が入り込んだ手吹きガラスの瓶や、大きなデミションボトル、ガラス漏斗のランプシェードまで、素敵なアイテムばかりです。
おしゃれに飾ってある飴色のアンバーグラスのカップ&ソーサーは、飲み物を特別においしく見せてくれる魔法のアイテム。色味や形などで印象も変わってくるので、どれにしようか悩んでいたら足が縫い付けられたように動けなくなります。
ビーカーやフラスコ、試験管に薬瓶などの理化学ガラスも揃えているので、ガラスを使った色んな演出が頭に浮かんできちゃいますね。
ステンドグラスのワークショップも行っているので、ガラス好きの人ならあらゆる面で楽しむことができますよ!
興味を惹かれた方はInstagramでの情報を見逃さないようにしてください。
ラフジュ工房で扱っているアンティークガラスビンの商品一覧はこちら
この投稿をInstagramで見る
BRINDLE
営業時間 要問合せ
定休日 不定休 ※Instagramに月別のスケジュールあり
所在地 〒829-0101 福岡県築上郡築上町東築城88-1
TEL 090-4770-6931
昭和空間 ヘミングウェイ
お店の名前の通り、昔にタイムスリップしたような昭和空間を味わえる「昭和空間 ヘミングウェイ」は、時代の流れによって活気をなくした市場で、最後に残った魚屋のオーナーが開いたアンティークショップ。
手回しかき氷機や、タイプライター、黒電話は昭和レトログッズの中でも定番のものですよね。
そうした王道を踏襲しつつ、昭和空間ヘミングウェイではさらに昭和を感じられるニッチなレトログッズを扱う昭和レトロ好きにはたまらないお店となっています。
さっそく軽いジャブといったように懐かしさを感じさせてくれるのは、平べったい金魚のブリキのおもちゃ。このデザイン、昭和生まれでない人も目にしたことがあるんじゃないでしょうか。玩具だけでなく、小銭入れなんかでも使われたデザインですよね。
ガチャガチャとレバーを操って遊ぶサッカーゲームや、懐かしの人生ゲームなどレトロボードゲームにも「むかし遊んだな~!」と目を輝かせる人も多いのでは。
もっとノスタルジックな気持ちにしてくれるのが、メトロノームやハーモニカ、木琴、音名シールが貼られた鍵盤ハーモニカのように学生時代を思い出すレトロなアイテム。中には教室についていたクラス看板や黒板なんてものも!着眼点がユニークです。
昔のカレンダーや水彩画の指南本、車の広告といった見る人が見れば捨ててしまいかねないような昭和アイテムも揃っていて、その時代の懐かしい香りに身を包まれてしまいます。
ラフジュ工房で扱っているアンティークポスターの商品一覧はこちら
昭和空間 ヘミングウェイ
営業時間 月曜~金曜・日曜 6:30~9:00/11:00~20:00 土曜・11日・19日 16:00~20:00
定休日 不定休
所在地 〒804-0011 福岡県北九州市戸畑区中原西2-14-3
TEL 093-871-3217
筑豊エリア
CELESTE(セレスト)
シャビーシックな空気が漂う店内で、古道具と素敵なアクセサリーに飾られた日常を提案するアンティークショップ「CELESTE」。
西洋アンティークのような雰囲気が漂いますが、中心としているのは日本の古道具や古家具です。
かつて海外輸出向けにつくられた西洋風デザインだったり、逆に海外からの影響を受けたデザインを国内向けの製品に反映させたりと、日本産でありながらも西洋を感じるアイテムをセレクトしているのでしょう。
薬瓶が並べられたケビントや、東洋陶器のカップ&ソーサーやディナープレートの繊細なタッチの植物の絵はまるでフレンチアンティークのようです。
それと印象的なのは店内を飾るたくさんのドライフラワー。色とりどりのスワッグを吊るし、ホーロー製の大きな水差しに添えられた花が、ぽってりとした丸い水差しの中でやわらかく咲いています。
店内に入った時に感じるナチュラルでノスタルジーな空間は、こうしたドライフラワーと古道具との組み合わせで成り立っているんでしょうね。
アルミサッシと錆びたトタン屋根でつくられた建物の中に、こんなに素敵な空間が広がっているなんて誰が予想できるでしょうか。
こうしたお店の雰囲気に似合うアンティーク調のオリジナルアクセサリーも素敵なので、お店のアンティークミラーに映しながら似合うものを探してみてくださいね。
この投稿をInstagramで見る
CELESTE
営業時間 11:00~18:30 日曜11:00~17:00
定休日 水曜
所在地 〒820-0005 福岡県飯塚市新飯塚18-20
TEL なし
うつしき
時間や国、あらゆる壁を越えて人の心に訴えかける魅力を備えた道具や鉱物を扱うギャラリーショップ「うつしき」。
ものに対する鋭い感性を持ったオーナーが美しさを見出したのはインドの古い生活道具。現地へ赴いて見つけてきたキャビネットや壺などの道具は、人の手を渡ってきた時間の厚みを感じさせるような傷や色あせを晒しています。
人が使うことが大事だと言わんばかりの最低限の装飾で仕上げた家具や道具は、実際に人に使われ続けたからこそ宿る美しさがあるような気がしてきますね。
そんな人の手で育てあげた道具と対照的に、同じインドで仕入れられてくるのが、自然の中で育てられた鉱石です。
数千億という時を掛けながら、生み出したり、育てたり、穿ったりして作り上げられた鉱石は、人の手では作り出せない、奥底から湧き上がるような生命力を感じさせる芸術品。
原石のままのものもあれば、ジュエルデザイナーでもあるオーナーがつくりだしたアクセサリーもあり、鉱石の美しさをさまざまな角度から楽しむことができます。
銅板で壁を覆う変わった外観は、元々鶏舎だった建物。古さを消さないよう慎重に改装しつつ、潔く構造をむき出しにした店の内装は、遠い昔に職人が魂を注いだ力強い作品との調和を考えた末に形になりました。
駐車スペースはお店の場所よりも手前に設置してあるので、見落とさないように気を付けてください。
ラフジュ工房で扱っている時代の味そのままに味わえるアンティークの商品一覧はこちら
この投稿をInstagramで見る
うつしき
営業時間 13:00~18:00
定休日 火曜・水曜・木曜
所在地 〒822-0112 福岡県宮若市原田1693
TEL 0949-36-4092
筑後エリア
大正浪漫 地球屋
大正時代の洋館を思わせるレトロモダンな白い木造建築に、これまたレトロな絵が描かれた大きな看板が飾られた古き良き日本の姿そのもののアンティークショップ「大正浪漫 地球屋」。
大正から昭和にかけて日本で親しまれてきた古い道具たちが、行く手を阻まんばかりにぎゅぎゅっとお店の中へ詰め込まれています。
昭和期につくられたホーロー看板や、乳白色のガラスでつくられたフリル状のシェードランプ、茶色い革のトランクに、SINGERのアンティークミシンといったレトロな顔ぶれのアイテムが揃い踏みの、レトロ好きの心をわしづかみにするラインナップです。
縁が青や赤で彩られた氷皿と、手回しのかき氷機との組み合わせには、ノスタルジックな夏の風景を思い返して思わず胸が詰まってしまいます。
アール・デコ調の幾何学模様で飾られたキャビネットの上には、植物をモチーフとしたアール・ヌーヴォー調の模様が施されたステンドグラスやランプが置かれ、より深く大正ロマンの装いに満たされる空間になっています。
アトムやペコちゃん人形など、昭和を象徴するキャラクター達の人形も展示されていて、まさしくセピア色の日本を体感できるノスタルジースポットです。
この投稿をInstagramで見る
CREARE
大正浪漫 地球屋
営業時間 10:00~18:00
定休日 なし
所在地 〒839-0827 福岡県久留米市山本町豊田72-3
TEL 0942-43-2717
Chandelle(シャンデル )
フランスアンティークと植物のマリアージュが楽しめるお店「Chandelle」。
天井から生い茂るように吊り下げられているドライフラワーや、家具や小物の合間にそっと顔を出す生花が織りなす光景は、さっきまでの日常とはかけ離れた別世界です。
白いリネンを敷いたテーブルの上には食器やカトラリーが整然と並んでいて、水差しから伸びる枝ものがドラマチックにあしらいます。
棚やカップボードの中にも食器類が積み重なっていて、かなりの数があることが伺えますね。
フランスで芽吹いた植物や、空を舞う鳥たちの姿、街角の光景を繊細に表現したアンティークの絵皿。
シンプルな丸型から、食卓にちょっとした変化を与えるひし形のラヴィエ、スーピエールにコンポート皿と、普段の何気ない食事風景を特別に演出してくれるアンティーク食器が揃っていますよ。
シンプルだけどおしゃれに料理を映えさせたい、という時にはフランス・ロンシャン窯でつくられた白のオクトゴナルプレートはよく似合いそうです。
ゴールドのフレームの上で結ばれたリボンのモチーフが可憐な楕円形のアンティークミラーや、アンティークベアにレース、小さなボタンまで。
一寸の隙も無くつくりあげたフランスアンティークの世界観は、オーナーの「好き」という気持ちを雄弁に語り掛けてくれます。
いつもの日々からちょっと離れたい時、めくるめく植物とアンティークの世界に迷い込んでみてはいかがでしょうか。
ラフジュ工房で扱っているヨーロッパのアンティーク洋食器の商品一覧はこちら
この投稿をInstagramで見る
Chandelle
営業時間 12:00~17:00
定休日 木曜・金曜・土曜 ※土曜のみ不定期のため詳細をInstagramで確認してください
所在地 〒839-0827 福岡県久留米市山本町豊田216-8
TEL 080-5803-0457
今回は福岡のアンティークショップを紹介させていただきました。
日本でも指折りの都市なだけあって、家具と雑貨の両方がバランスよく揃っていましたね。
それにコンセプトや方向性がしっかりしたお店が多く、見ているだけでも楽しくなるようなショップばかりなので、アンティークを知らない人にも魅力を届けてくれそうな予感がする街でワクワクします。
ジャンルもまんべんなく揃っているので、ぜひこの記事を参考にして新しいアンティークの魅力を探しに行ってみてください。