長野県　斎藤様　庄内箪笥ご購入◆「私が使い終わったあとも、誰かがまた使いたくなるように大事に使おうかなと思いました。」

アンティークが欲しかった訳ではなく、庄内だんすを作っている所が見つからなくて、結果としてアンティークしか無かった。

タンスなので、2階にどう運ぶか。

セパレートできそうなものを選ぶつもりでしたが、アンティークだからか、持ち上げるための取っ手が付いていたり、桐でできているので軽かったため、業者さんでなくても大丈夫だった。ナイス(´▽｀)

地味なところ。二本松のタンスも素敵でしたが、若干華やかすぎて、私の持っているおばあちゃんのタンス(たぶん庄内か鶴岡)に並べたときの相性。

引き出しも引っかからないし、キズも気にならない程度だし、キレイに塗りなおしをしてあるっぽい。昔のものなので、引き出しが深いので衣類を筒状に立てて収納するとか薄い仕切りケースで2段収納したり、不便はないです。しょうのうの匂いに懐かしさを感じました。

タンスが地方でかなり違うことをラフジュ工房さんのHPで初めて知りました。酒田に住んでいましたが、今は希少化してしまって残念です。
私が使い終わったあとも、誰かがまた使いたくなるように大事に使おうかなと思いました。
購入の予約をして確定まで時間をもらえたのは良かったです。
近場に家具屋が無くなっていろいろな家具が見れて楽しいです。どんどん欲しくなるのでもうなるべく見ませんが…(笑)

数あるアンティークショップの中から、ラフジュ工房をお選びいただきましてありがとうございます。

お買い求めいただいたのは、黒漆塗で仕上げられた庄内箪笥。赤みを帯びた金具は本体の黒に良く映え、和の風格を感じさせる一品です。

斎藤様のお言葉にもあるように、箪笥はつくられた地方によって、デザインや加工、価値などそれぞれの特徴があり、どれも目移りしそうな魅力があります。
斎藤様は酒田にお住まいだったとの事！酒田で作られていたお品物は「酒田箪笥」と呼ばれることもあるそうですね。とても身近に感じられるのではないでしょうか。
現代は便利な作りの家具が大量生産されていますが、こちらの庄内箪笥のように、持ち運びも考えられた持ち手が付いていたりと、不便な時代でも生活の知恵が盛り込まれ、むしろそれも趣あるアクセントになっていて素敵ですよね！

「私が使い終わったあとも、誰かがまた使いたくなるように大事に使おう」という斎藤様のお考えを聞いて、ものを大事にされる方なんだなと嬉しい気持ちになりました。斎藤様がお使いいただくことで、より味わい深く素敵に変化していく様子もまた楽しみですね。

この度は、嬉しいお言葉を寄せていただきありがとうございました。