和を感じさせる格子模様や古い木の質感、味のあるレトロガラスが目を引く、和製アンティークの建具たち。新築やリノベーションの際に、和モダンなインテリアの雰囲気を一段と高めてくれる、頼もしいアイテムです。今回は、アンティークガラス戸を仕切り戸として用いた、和のダイニングをご紹介します。
レトロなガラス戸で明るいダイニングに
今回使用した建具は、大正昭和期に作られた木製のガラス引き戸です。ガラス面が大きいため、開放感のある明るい室内を演出しながら、ゆるやかに空間を仕切ってくれます。格子の下段にはすりガラスが入っているので、隣のお部屋が少々散らかっていても、ほど良く目隠ししてすっきりとした印象を保つことができますよ。
暮らしの道具がそのまま素敵なインテリアに
収納家具として使ったのは、大きなガラス戸の食器棚やマス目棚など、シンプルでレトロな収納棚。アンティークならではの古い味が感じられ、和食器やキッチン用品、食品など何気ない日用品を素敵な雰囲気に演出してくれます
シンプルな北欧スタイルの家具をミックス
ダイニングセットは、北欧ビンテージもののテーブルとアーコールのチェア、和製ビンテージのダイニングチェアを組み合わせて使っています。シンプルなラウンドテーブルは、異なるジャンルの家具とも相性が良いので、和のインテリアにもおすすめです。また、丸い形が空間のアクセントにもなるので、自然と食卓に視線が集まって、より和やかな雰囲気が感じられますね。
北欧家具らしいチーク材の温かな木目が、いつもの家庭料理を引き立ててくれます。
最後に
和製アンティークの建具を使った和モダンダイニング。レトロな雰囲気の中にも落ち着きが感じられる、上品なインテリアになりました。ぜひ、参考にしてみてください。