突然ですが、「ラフジュ工房」でネット検索すると必ずヒットする口コミサイトと言えば?
そう!転職会議とエンゲージ(旧ライトハウス)ですね。
皆さんはきっとそこに投稿された口コミの数々を見て、「え、めちゃくちゃヤバい会社じゃん」と戦慄したことでしょう。
大丈夫、わたしもその一人です。
そんな、読む者に衝撃を与えるラフジュ退職者たちの生々しい声。
入社5年目、中堅ライターたるわたしが思い切ってここに集めてみました。
そして気になる口コミの真相を、あろうことか社長本人に聞いてきました。
今回ご紹介するのは、2016年に投稿されたこちらの口コミです。
実際の口コミ
強制ではなく半強制、と書いているあたりちょっと気になりますね。
ルールとして決められていたわけではないけれど、実状としてそういう圧力めいたものがあったのか。
社長、回答よろしくお願いします。
土曜出勤を半強制される

というのも、この頃はリペア職希望で入社したスタッフに関しても、まずはフィニッシング(商品の仕上げ部門)を経験してもらって、そこで結果が出たらリペアに異動、という過程を経ていました。
だから、早くリペアをやりたいんだったら土曜日も出勤してできることをやった方が良いよ、ぐらいのことはたしかに言っていたんです。
自分の経験則から事実として伝えたまでなのですが、おそらく投稿者はそれを半強制されたと感じたのでしょう。

であれば尚更、「できることを増やして早く一人前になりたい」「生活のためにしっかり稼ぎたい」皆そう思っているはず、と私は信じて疑いませんでした。
しかしながら、当時の新人スタッフたちが実際どう思っていたのかと言えば、この口コミの通り。
「新人で土曜出勤してもやることは限られているのに出勤を半強制される」と不満を抱かせてしまっていました。
そもそも私は、昔から給料さえもらえれば長時間の労働も苦にならないタイプです。
「お金もらえてスキルも磨けるなんてラッキー!」ぐらいに思っていましたから。
元がそんな性格なので、給料が出るのに仕事をしたくないという人の気持ちが全く理解できていませんでした。

ここらへんの考え方というか、価値観のすり合わせが本当に大事なんだと今では身に染みて分かっているので、現在の面接はネガティブキャンペーンスタイルに振り切っています。
ただ、投稿者は「やれることないのになんで出勤しなきゃいけないの?」と不満だったようですが、仕事自体はいくらでもあったはずなんですよ。
実際当時は人手が足りなくて、私も備品整理やら倉庫の片付けやら雑務に追われていました。
木工以外でも、まわりを見渡せば仕事なんて山ほどあった。

土曜日の休日出勤に関しては、その後時代の流れに合わせて現在の月2回に。
また、祝日は完全休みにしました。
残業も当時は週4日固定でしたが、現在では週3日になりました。
とは言え、やっぱりリペアスタッフの拘束時間は長いです。
「給料よりも何よりも自分の時間を大切にしたい!」という人は、もし仮に入社しても一人前になる前に心が疲弊してしまうと思うので、違う職をおすすめします。
まとめ。ライターのひと言
「休みの日なんだから休みたい」と思うのは当然のことですし、投稿者は間違ったことは言っていないと思います。
でも個人的には、社長の言っていることも分からなくはないなと感じました。
それでなくても木工とか職人の世界って、自分の時間を費やしてなんぼみたいなところがあるじゃないですか。
だから、わざわざ遠いところ「この仕事がしたい!」と思って来たなら、「早く一人前になりたい!」という気持ちがあったのなら、休日出勤も致し方なしと割り切れるかな…と思ってしまいました。
「やることは限られている」というのも、社長いわく仕事は山ほどあったそうですから、やることを探そうと思えばいくらでも見つかったんだと思います。
目の前の仕事が終わったからもうやることないや、ではいつまで経っても次のステップに進めません。
自ら考え、気付き、動く。
これが自然にできる人じゃないと、続けるのは難しいのかもしれません。