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お客様の声レポート

兵庫県 武吉さまのお宅へ伺いました✽~和と洋の調和~好きなものを集めた彩のある暮らし

明石大橋が見える坂の上に武吉さまのご自宅はありました。
微かに海の匂いを含んだ風が心地よい、神戸の住宅街です。
武吉さまとちょっぴりシャイな猫の菊ちゃんに迎えられ、ブラウンの扉を開けると広々とした吹き抜けのリビングダイニング。
「好きな色は濃い木目の色」とおっしゃる武吉さま。
リビングの床はもちろん、柱や扉、そして家具にいたるまで上品なブラウンでまとめられています。

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広々としたリビングダイニング。全体的に暖かみのある印象

リビングを抜け、突き当たりのキッチンにラフジュ工房でお買い求めくださった「作業台付食器棚」はありました。

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大正期のお屋敷にあった作業台付食器棚。白い壁のキッチンに映えている

かつてはお屋敷にあったという食器棚は洋館を思わせるモダンなつくりをしていて、キッチン全体を上品に魅せています。
新品の棚を探してもここまで趣きのあるものはみつからなかったそうです。
「アンティークなのに収納力があって、すごく気に入っています」と武吉さまは語ります。
すりガラスの大きな扉を開けると食器の鮮やかな色が目に飛び込んできました。
大小様々な食器が並ぶ棚の中ですが、棚に十分な高さがあるので、意外にもすっきり。窮屈さとは無縁です。
棚の間隔が広く、奥行もあるので食器が楽々取り出せて、アンティークとは思えないほど機能的。
食器棚の中には、伊万里焼や有田焼など、唐草や菊の文様が美しい和食器が目立ちます。
洋の食器棚に、和のテイストの食器が不思議なほどにマッチしているのがとても印象的でした。

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お気に入りの食器を出してくださった武吉さま。食器棚の前で一枚

「扉はすりガラスなのでごちゃごちゃと食器の色が透けて見えないんです。理想の棚に出会えました。」と満足そうな武吉さま。
お洒落と実用性を兼ねそろえています。
ラフジュ工房で食器棚をお買い求めになったのは4年ほど前のこと。
新築への引っ越しにともないご購入されました。
大きさ・色味・収納力の3つの条件すべてを兼ね備えた棚になかなか出会えなかったそうです。
「この食器棚を見つけるまで、かなり時間はかかりました。正直言うと直接実物を見ることができないネットの画像だけで決めることに不安はありましたよ。だけど、決断した理由はやっぱり好きな色とこの大きさですね。買ってよかったと本当に思います。これ以上理想の食器棚には出会えないんじゃないかな?」
食器棚に並々ならぬこだわりを持つ武吉さま。
というのも、すでにお分かりいただけるように大の食器好き。
お気に入りのなかでも選りすぐりの器が、深いブラウンの食器棚には納められているのです。
「この棚にあるのは、持っている食器全体の三分の一くらいですよ」と、笑顔で話す武吉さまに少し驚きました。食器は増える一方で、コレクションは季節に応じて入れ替えるほどの数になっているようです。
大好きな食器の一枚ずつすべてに思い入れがあるようで、素敵なエピソードをたくさん話してくれました。
なかでも、骨董市などで同じ陶工が作ったと想像できる食器を見つけると、「うちにあるのと双子や!」と思わず買ってしまいます。
もしかしたら、生き別れの兄弟食器が武吉さまのお家の大きな食器棚で再会できているのかもしれませんね。ロマンがあります!

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見つけた時代も場所も全然違うのに巡り会わせた食器と武吉さま

溢れんばかりの食器はただの趣味ではありません。
実は武吉さま、食空間のコーディネーターをされています。
「食事の時間を演出するのに、お皿は重要なアイテムです。テーマに合わせてどんな組み合せがベストか考えるのが楽しいですよ。食卓は大事にしたいスペースなので飾り付けも大切です」
武吉さまは季節ごとのイベントを大切にしていて、そのテーマに合った飾り付けを行っています。
逆に、なんでもない日に彩りを添える方法として、行事ではない日をテーマにすることもある武吉さま。
「例えば、”なんでもない日、おめでとう”というセリフで知られるディズニーの『不思議の国のアリス』をイメージしたお茶会をしたときもあります。ウサギやトランプを飾ってみたり。人は何か話題があると集まりやすいんですよね、そのきっかけになればいいなって思います。」

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リビングのアンティーク棚。中には先日開催した『不思議の国のアリス』のお茶会をモチーフにした飾り

「和の食器に洋のレースなどを合わせるのも楽しいですね。家も同じ、和室に洋風の家具を置いたときの雰囲気が好きです」
おうち作りを『人生最大の工作』とおっしゃる武吉さま、至る所に和と洋を絶妙に組み合わせて飾りつけておられます。

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熨斗文様の粋なステンドグランス

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中でも目を引くのは武吉さま自らデザインしたという「着せ替え障子」。障子の中央、縦子と組子の間にはめ込み型の枠を入れて、絵や紙をその間に挟む仕組みで、切り絵風のイラストや英字新聞が飾られていました。

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外からの光を受けて鮮やかな「着せ替え障子」。今の季節は紫陽花が飾られていた。次はどんな飾りになるだろう?

和と洋、相反する取り合わせかと思いきや、見事なまでに調和されています。
「自分の好きなものを集めているだけですよ。」と微笑む武吉さま、お家全体のテーマが”好きなもの”で統一されているからこそ違和感がないんでしょうね。
和と洋、2つのものがとてもうまく調和して美しい、素敵な武吉さまのお家でした。

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武吉さまとスタッフ。素敵なお茶会

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猫の菊ちゃん。お邪魔しました!

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ラフジュ工房 もりたより

食空間のコーディネーターである武吉さま。大切な食器たちを前にした時の、朗らかな笑顔がとっても印象的です。一つ一つにエピソードがあるそれらをたっぷりと、かつすっきりと収納するのに活躍しているラフジュ工房の食器棚。「理想の棚に出会えた」というそのお言葉に、大変誇らしく嬉しい気持ちになります。ネットでのご購入に不安はあったとのことですが、大きさ・色味・収納力の三大条件を妥協せず丁寧に吟味された証ですね。落ち着いた色味をチョイスすることで、洋と和を混ぜ合わせて収納してもしっくりとまとまった、それぞれの良さが共存する和洋折衷な空間。着せ替え障子を筆頭に、エネルギッシュな武吉さまの”暮らしを楽しむ”アイデアたちを、さっそく試してみたくなりました。

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