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アンティーク家具について

モノトーンでも居心地よく。白×黒×茶のナチュラルインテリア作り

あなたの思う「シンプルインテリア」は、どんなものですか?
人によってカギとするところが、飾り気のなさだったり、色使いだったり。捉え方によって全く毛色の違う、狭いようで広いジャンルですよね。ただ、シンプルインテリアを選ぶ一つの理由として、「すっきりした清潔感」や「モダンな雰囲気を出すため」と答える方はきっと多いと思います。
そんなシンプルインテリアの基盤作りを「色使い」で行う場合、やはりシックになりすぎないかどうかは気にしたいところ。カッコよくしようと試みて、隙がなく寛ぎにくい空間になっても困りますよね。
という事で今回はあえて、ちょっと気難しい「モノトーン」で、モダンコーディネートに挑戦してみました。RAFUJU INTERIOR PHOTO GALLERYの「見せる収納と黒板がポイント。おうちカフェを楽しむインテリア」の実例を参考に、白×黒×茶の家具で叶えるナチュラルなモノトーンインテリアを解説していきます。

白と黒。ツートンカラーの間を補うのは?

アンティークペイントの飾り棚
流行性よりも長い目で見てどうかを重視したり、”扱いにくそうなもの” を避け、無難な折衷案でまとめてみたり。色も、そんな悩ましいポイントの一つですよね。服のように頻繁に装いを変えるわけにもいかないインテリア選びは、大きな買い物なだけに慎重になります。たとえば白単体はよく多用されますが、黒との使用は控えられたりと、組み合わせによってデメリットが強調されてしまうことにもなるのです。
でも、泣く泣く好きな色を諦めるのでなく、足りない部分を補うことで解決できることもあります。今回のような、モノトーンを基調とした部屋で欠けてしまいがちなのは「ぬくもり」の要素。アンティークペイントや古材の木味、レトロガラスの不揃いな質感など、有機的なディティールであたたかさも取り入れています。
このように、無彩の中にも “いろ” を見つけてあげることで、住まいとしての居心地の良さを作り出すことができますよ。

ナチュラルでかつモノトーンの邪魔をしない茶色

モノトーンのナチュラルリビング
単にぬくもりを補うだけでなく、かつ白黒の邪魔をしないのも木素材のインテリアならでは。白や黒、もしくはグレーなどを取り入れる方の共通点として、どちらかと言えば可愛らしすぎず、例えばヴィンテージ(ビンテージ)ライクなどかっこよくまとめたい意識が強いのではないでしょうか。モノトーンの良さである静かな雰囲気を残しつつも、余白を縫うように空間を埋めてくれます。
茶色のインテリアを置く時のコツは、トーンの橋渡しになるようにすること。黒から白にかけてのコントラストを和らげ、唐突さを軽減させるのがポイントとなります。
このお部屋では木素材のほかに、ベージュのファブリックソファがさりげなく鍵となっているアイテム。白い壁まわりと部屋中央に置かれた黒い収納棚とを上手に繋いでいますね。

圧迫感のある黒は、面積と差し色の足し方で攻略

ブラックペイントの収納棚
黒は圧迫感のある色。インテリアにおいては狭さ、暗さを必要以上にもたらしていないかどうか、特に面積などには気を配ることが大切です。「黒の効果と活用術」については以前のMAGでもお話ししましたが、家具の特徴でそのデメリットをカバーすることも十分可能です。
今回の例で、リビングダイニングの間仕切りとして選んだのは大胆にも真っ黒な収納棚。一見ぎょっとしますが、両面をガラス張りにすることで二部屋の流れを断ち切ることなく分けています。
また、ポイントは暮らしをプラスして “完成” となる家具であること。ただ重厚感を軽減するだけでなく、インテリアとしていろんな絵を楽しむことができるのです。
黒があってインテリアが引き締まり、差し色があって黒が引き立つ。黒と映えあう要素を、いろいろと試行錯誤してみてくださいね。

イメージは白×茶をベースに黒を差し込むように

白×黒×茶のコーディネート例
ここまで「モノトーンをナチュラルさを加える」ことばかりを重視してきましたが、ちょっと頭を柔らかくして考えてみましょう。
基調としているのは白×茶×黒。この3色のバランスを入れ替えてみると、インテリア作りがしやすくなるかもしれません。たとえば、住まいでは見慣れた色である白×茶をベースにして、重めの黒やダークカラーはポイントカラーとして使ったり。スポットで引き締めつつ、黒の与える影響をそれほど意識することなく活かすことが可能です。
これは今回のモノトーンのケース以外でも応用できる法則なので、覚えておくのもおすすめですよ。

最後に

シンプルな色使いでも寂しげな空間にならないようにするのは、「ぬくもり」と「ローコントラスト」と「モノトーンとナチュラルの入替え」です。
自分の好きと「住まい」を照らし合わせながら、居心地のよい空間作りを叶えられたら嬉しいですね。

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