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アンティーク家具について

部屋作りの参考!アンティーク家具が主役のインテリアデザイン実例

アンティークなインテリアと言うと、重厚な肩ひじ張ったイメージがあり、どうしても敬遠しがちですよね。

でも家具レベルで使われる「アンティーク」は、実際にヨーロッパの貴族が使っていたような「アンティーク」を指すだけでなく、もっと庶民的な、ビンテージ(ヴィンテージ)よりほんの少し古いくらいのものを指すこともあり、意外に親しみやすいこともしばしば。実際そんな家具たちには、今のものにはない個性や使い込まれた落ち着きがあり、心惹かれるものが多く見られます。

そんな魅力たっぷりのアンティーク家具をあなたのお部屋デザインに役立ててみませんか。それぞれの歴史を歩んできたアンティーク家具は、世界に一つだけの一点もの。存在感をしっかりアピールしつつ、お部屋の雰囲気を一気に高めてくれる効果が期待できます。今回は、どんな家具をどんなふうに取り入れるといいか、実例を見ながらお部屋のデザインを考えていきましょう。

繊細だけどシンプルな北欧アンティーク使い

北欧アンティークのリビング

温かみがあるのに、時にすました表情を見せる。そんな使い手次第で印象が変化する北欧アンティーク家具は、どんなスタイルのお部屋でも活躍してくれます。黒いソファやチェアと合わせれば、飴色の家具たちが、程よい男らしさを演出。クッションカバーやラグなどの小物使い次第で、もっと男前に仕上げることも、反対に柔らかい雰囲気に変化させることも可能です。

そしてもちろん、北欧家具はそのままに、ソファを明るい色合いの布張りのものに変えるだけでも、印象がガラッと変わります。カメレオンのような柔軟性を持ち合わせた北欧アンティーク家具は、インテリアデザインの優等生です。

シンプルナチュラルに和をプラス

和ナチュラルのリビング

座り心地を重視して選んだ、ビンテージソファ。木目が美しく、すっきりした印象のセンターテーブルと大ぶりの収納棚。そんな懐の深い、シンプルナチュラルなインテリアだったら、思い切ってアンティークの和箪笥を取り入れてみて。

和小物が好きな方なら、今まで集めてきた小物を一緒に飾れば、和箪笥も問題なくお部屋になじみます。和の家具や小物をポイントで取り入れると、お部屋全体のインテリアの印象を引き締めてくれます。もちろん、和だけでなく、他のスタイルのアンティーク家具でも、小物や雑貨のテイストを合わせて統一感を持たせれば、すんなりお部屋になじんでくれますよ。

アンティークペイントで、可愛いナチュラル

ペイント家具のあるダイニング

食器棚や肘掛け椅子など、アンティーク加工を施したビンテージ家具を上手に活用すれば、新品家具では絶対出せない、「こなれた感」漂うフレンチナチュラル部屋をデザインできます。フレンチナチュラルの基本と言えば「白」ですが、あえて白にこだわらないことで、他の家具や小物との組み合わせに自由が生まれるだけでなく、甘くなりすぎないインテリアが可能になります。

またペイント家具も、すべて同じ色に揃えないことで、部屋に動きが生まれ、インテリアデザイン上級者さんの印象を与えてくれます。

ブリティッシュ家具できっちりアンティーク

ブリティッシュアンティークのワークスペース

「英国アンティーク」には、洗練された気品漂う、ちょっと背筋を伸ばしたくなるような響きがありますよね。だからこそ、のんびりくつろぎたいリビング使いなどには敬遠してしまいますが、逆に、お家にワークスペースを設けている人にはおすすめ。気持ちがビシッと引き締まって、仕事がはかどる空間を作り上げてくれますよ。

もちろん、すべての家具をブリティッシュアンティークで揃える必要はなく、例えば、色味の似た昭和レトロの家具などともすんなりなじみます。英国アンティーク、実は意外なインテリアの可能性を秘めていますよ。

さいごに

がっちりアンティークではなく、ちょっと力を抜いたアンティーク家具を使うことによって、親近感のあるデザインのお部屋を簡単に演出することができます。大きいから、重厚すぎるからなあ…という方は、まずは小さめの家具から取り入れてみてはいかかでしょう?優しい表情で、作りもしっかりしているアンティーク家具を、ぜひお部屋のインテリアデザインに取り入れてみてくださいね。

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