先日の記事では、「オープンシェルフの活用術」をご紹介しましたが、見せる&隠す収納を楽しめるのは、シェルフだけではありませんよ。
つい集めがちな雑貨や子供部屋のごちゃごちゃな文房具やおもちゃなども、ひとまとめにしてスッキリ見せてくれるのが、いくつもの棚が仕切られた「マス目棚」。昔学校でよく目にしていた木製の下駄箱やロッカーも、視点を変えてみると現代でも使い勝手の良い収納インテリアになるんですよ。
今回は、ママの望みである、お子さんが片付けしやすいレトロでおしゃれな木製マス目棚に注目!
子供部屋の収納に必要な「分かりやすさ」と「ワクワク」と「ぬくもり」を押さえた、おすすめのアンティークマス目棚も合わせてピックアップしてみましたよ。
目次
狭いスペースにスマートに置ける縦型ロッカー
ベッド、デスク、本棚と、考えてみると結構大きな家具を置くことが多い子供部屋は、スペースが狭くなりがちです。デスクの隣や部屋の隅にスマートにおさめるのであれば、このような縦型タイプのものがおすすめです。
小学校1年生の身長平均は、男女ともに115cm程度。それを考えると、100cm前後のものか、それより低いものが使いやすいでしょうか。
なお、購入する時についチェックを忘れてしまうのが棚内部のサイズ。あらかじめ入れるものを想定しておくと失敗が少ないですよ。
見せる&隠す収納もこれ一台のマス目棚
人の出入りが多いリビングは特に、見せたり隠したりが忙しい場所ですよね。
そんなこまごましたものたちをスッキリ収納できるのがこの”2パターン”タイプ。上段のオープンの部分にはインテリアや本などをバランス良く。下段の扉付きの棚には、生活雑貨をきちんと分類して片付けておけば便利です。
ネームプレート付きなので、何をどこに入れたか迷う心配もありません。細かく仕切られた”部屋”のおかげで、物が多くても一体感を持たせて収納できますよ。
遊びごころが子供のテンションを上げるチキンワイヤードア
シャビーさが愛らしいチキンワイヤーを、棚の扉に付けてリメイクしたアンティークマス目棚です。扉が付いていても丸見えのようですが、チキンワイヤーがさりげなく雰囲気を和らげてくれるおかげで、飾り付けのハードルが少し下がっています。
また、ガラスとは違い、やんちゃに走り回るお子さんが不意にぶつかっても怪我をするリスクが低いので、安全面でも嬉しいですね。
階段型のマス目棚は、飾り物の高さに気をつけるのがポイント
このような階段型の珍しいマス目棚は、置いてあるだけで目でも楽しめますよね。子供部屋でもリビングでも、そのシルエットでアクセントになってくれそうです。
このタイプにインテリアを飾る時にコツは、大きめのものやかご入りのものは下段にすることと、棚上の飾り付けの高さに気をつけることです。写真を見て分かる通り、ステップ感を活かすために、棚上に物を並べる際は棚一段の高さを越えないようにしています。右から左へきれいな斜めのラインが引ければ、バランス良く飾りつけが出来た目印ですよ。
間仕切りしながら両面で楽しめるマガジンラック付きタイプ
集中とリラックスを切り替えるためにデスクスペースとベッドスペースを間仕切るのも、子供部屋では最近多く見かけるスタイルです。家具を置いて境界線を作るなら、やっぱり両面使いができる方が合理的ですよね。
そんなシーンでおすすめなのが、背面がマガジンラックになったアンティークマス目棚。目で見て判断できるのでお子さんにも分かりやすいのはもちろん、いつも見える場所に本があることで、読書がより身近な存在にもなるのではないでしょうか。
最後に
ごちゃごちゃなインテリアや雑貨もすっきりと見せることができるのは、縦横の仕切りが利いているおかげです。飾りを意識して素敵に見せるのであれば、棚の高さ・幅の目いっぱいに物を詰めすぎないのが鉄則ですよ。
片付け初級者のお子さんにも使いやすい収納に、アンティークのマス目棚を取り入れてみてはいかがでしょうか。