明るい部屋づくりの”スタンダードカラー”といえる白い壁。開放感はあるけど、なんとなく寂しくなりがちになのが悩みです。ポスターや写真を壁に掛けたり、彩り方はさまざまですが、センス良く並べる自信の無い方ももしかしたら多いのではないでしょうか。
苦手意識があってなかなか手を出せずにいる方も、”棚”を取り入れることで簡単に変身させることができるのが、ウォールシェルフ。お気に入りのインテリアを飾って楽しむのも素敵ですが、タイプによって暮らしの空間をすっきりさせる道具として万能に活用できちゃうんですよ。
そんな今回は、「並べる」「かける」「飾る」の3つの視点から、おすすめのウォールシェルフをご紹介!個性と雰囲気の良さで差をつける、アンティークからとっておきをピックアップしてみましたよ。
目次
収納×インテリアのバランスがちょうどいい、箱型シェルフ
背の低めの収納棚を配置すると、必然的に壁ぎわの目線の高さあたりが空白になりますよね。そんな場所にもすっぽり収まって絵になるのが、箱型のウォールシェルフ。
たとえば、コーヒー缶や瓶詰めの調味料などを並べれば、トッピングの時にもサッと取り出せて、かつ目に飛び込むインテリアにもなり一石二鳥です。造りはシンプルですが、細部をよく見てみると内側には味のあるブリキの板が。こういう細かい部分の質感は、お部屋の雰囲気づくりに少なからず影響しているんですよ。
また、無機質な質感とグリーンは相性がいい組み合わせの定番。多肉植物やエアプランツのディスプレイ台としても活用してもらいたいアイテムです。
カントリー好きなら、ヨーロッパアンティークがおすすめ
ナチュラルな可愛らしさならイギリスやフランスのアンティークがやっぱりおすすめ。細部の装飾や彫りが華やかで、物を飾っていない状態でも存在感があります。
このように逆さL字のタイプは通常「並べる」のがメインですが、実は見えないようにフックが付いているんです。雰囲気を壊さないための細部のこだわりも素晴らしいですよね。
キッチンで使うなら軽量スプーンやミトンなどを掛けておいたり、玄関なら鍵や靴べらを吊るしたり。何ら普通の生活雑貨も、掛けるだけで暮らしの素敵な風景に変身しますよ。
格調高くシック。細部まで美を備えた、大正ロマン風リビング。
すみずみまで美にこだわった、とある古い洋館の一室のようなリビングです。ガラスケースや本箱、センターテーブルにいたるまで大正ロマンで統一。優雅な雰囲気もありつつ、味わい深さも大事にしました。
ファブリックにひと目惚れしたアンティークソファに腰を掛けて、紅茶を楽しむ午後のひと時です。
支え部分のデザインも楽しい、鉄×木のウォールシェルフ
大正ロマンのお部屋の壁ぎわをそっと彩るのは、アイアンと木の組み合わせのウォールシェルフ。
基本的にシンプルですが、アールデコ調のデザインが目に留まりますね。このように、支え部分でさりげなく個性が楽しめるのもこのタイプのシェルフの良いところのひとつ。
小さな雑貨たちを並べるだけで、いい感じにおしゃれに魅せてくれる名人ですね。
最後に
何を飾ったらいいか迷う壁ぎわも、まずは雰囲気のあるアイテムを取り入れることでイメージが湧いてきますよ。せっかく飾るなら、シンプルな中にもさりげないこだわりがあるものを選べば、存在感を持たせることができます。
個性で差がつくアンティークの中から、お家に合うものを探してみてはいかがでしょうか。