作業スペースが限られたキッチン。食材、まな板、包丁、調味料などなど、必要なものを広げたらあっという間にいっぱいに!なんてこと日常茶飯事ではないでしょうか。
調理道具が台の上を占める中で仕込みを始めたものの、物にぶつかったりしてなんとなくペースを乱されたり。些細なことではありますが、こういうちょっとした積み重ねが、毎日の炊事のストレスに繋がっているのです。
きちんと作業領域を確保するために、ここ最近人気のあるスタイルは、作業台テーブルを取り入れてあげること。カウンター式や折りたたみタイプなど、さまざまな種類がありますが、せっかくなら絵になっておしゃれなものがいいですよね。
味気ないシンクまわりをカジュアルであたたかい雰囲気にするならば、やっぱりアンティークがおすすめ!趣もあって料理も楽しくなりそうな、使い勝手もばっちりのアンティーク作業台を、今回はご紹介していきますよ。
目次
どこに設置して、どう使うのかをまずは明確に
下ごしらえが終わった材料を一時的に避けておいたり、盛り付けに使ったり。キッチンの間取りを確認して、どの位置に作業台があると台所仕事がはかどるのかをまずはイメージしてみましょう。
ただ、1列タイプのキッチンは特に、ワークスペースはもちろんシンクまわりの収納も限られていて、正直なところ作業台だけで場所を取ってしまうのは現実的に厳しいですよね。
そんな「収納」と「作業台」が一台でまかなえる、万能なレギュラー選手といえば、やっぱりカウンタータイプの収納棚。引き出しがたくさん付いたドロワー型のものや、戸棚が付いたものなど、アンティークでもさまざまなレパートリーがあります。
作業台まわりになにがしまってあると効率がいいかを考えて、現状のキッチンに欠けているものをきちんと補えるものを選ぶのがおすすめですよ。
キッチンスツールと合わせて使うなら、テーブルタイプがおすすめ
台所仕事の合間にちょっと一息つけるアイテムとして、最近の定番なのがスツール。鍋の火加減を見ながらちょっと読書をしたり、リラックスしたい人も多いのではないでしょうか。イスに座りながら何か作業をしたいあなたは、薄型のテーブルなどを取り入れてあげるといいでしょう。
テーブル下にもスペースがあるので、目隠ししておきたいものをバスケットなどにしまって、置いておくことも出来ちゃいます。おしゃれの面はもちろん、奥行や移動のしやすさを考慮するならば、古い長机や鉄脚テーブルなどが使いやすくて重宝しますよ。
ブラックペイントとアイアンがカギ。メンズライクなカフェ風インテリア
仕事も家での暮らしでもコーヒーがそばにある、カフェのようなダイニングです。マットなペイントが目を引く収納棚や、無骨な鉄脚テーブルなど、落ち着いたトーンでもカジュアルで親しみやすい印象を与えます。
ナチュラルな雰囲気を添えるゴールドスミスチェアにゆっくり腰を掛けて、今日も一杯のコーヒーで一日のスタートです。
テーブルセッティングも小物収納もこれ一台の、ドロワーカウンター
くつろいだり、ちょっとした事務作業をしたり、結局ダイニングでまかなえた方が何かと便利なことが多かったりしますよね。いろんな用途のものがしまえる小物収納をひとつ置いただけで、ダイニングはスッキリ快適な空間になりますよ。
食卓まわりで使うクロスやカトラリーをはじめ、保管しておきたい手紙なども、こんなに引き出しがあれば分類して収納するのもばっちり。もちろん天板の上は自由に使えるので、キッチンでも活躍してくれそうですね。
最後に
作業台はあるととっても便利ですが、それでもうーん、と思うあなたは、収納などの目的を加えると「キッチンの必需品」になりますよ。
毎日の台所仕事を快適にかつおしゃれに。キッチンに立つ時間がワクワクに変わる作業台を、ぜひ工夫して取り入れてみてくださいね。