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だるま時計とは

だるま時計とは、上部に円形の時計盤、下部に円形の振り子窓を備えただるまのような形状の時計を指します。四つ丸と呼ばれることもあります。コロンとした丸い形状が愛らしい振り子時計で、柱時計として壁や柱などに固定して使います。

だるま時計の特徴

だるま時計の特徴は、なんといっても丸が2つ並んだ柔らかい印象の形状です。振り子窓の円の方が小さめに出来ていることが多く、そのバランスに愛嬌を感じます。何故「だるま」と呼ばれていたのかというと、諸説ありますが起き上がりこぼしを昔だるまと呼んでいた経緯があり、それに形状が似ているためと言われています。時計盤、振り子の窓は開くことができるため、修理などがしやすいのも特徴的です。

だるま時計の歴史

だるま時計の原型は、1860年創業のイングラハム社のアイオニックという時計とされています。アメリカでは8の字時計と呼ばれていたこの時計は、明治初期に日本に大量に時計が輸入されたときにやってきたのです。日本では、そうしたアメリカ産の輸入品を真似て作ったのが始まりでした。だるま時計は遠いアメリカへの憧れを乗せた時計だったのでしょう。

だるま時計のブランド

イングラハム

アメリカのイングラハム社のだるま時計です。だるま時計と言えばこれ、とも言えるアイテムでコレクターなら手に入れておきたい一品とされています。木枠に石膏をかぶせ、漆を塗り、さらに金箔を貼り付けた手の込んだデザインが特徴です。古いものだと金箔が剥がれてしまうこともあり、状態が完璧に良いものに出会うことはなかなか無いかもしれません。

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SEIKOSHA

日本の大手時計ブランドセイコーのだるま時計です。イングラハム社のだるま時計と比較すると、振り子窓の円がやや大きく感じられるデザインで、安定感のあるフォルムが特徴。円状の縁の部分に意匠性があり、なかには彫刻を施した豪華なデザインのものもあります。

⇒ラフジュ工房のSEIKOSHAだるま時計はこちら

タカノ

日本の時計ブランドタカノのだるま時計です。ベーシックで重厚感のあるスタイルを得意としており、だるま時計も落ち着きのある印象のデザインです。

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