アンティークローボードをテレビ台に！購入時に確認したい3つの項目

無機質で味気ない印象になりがちなテレビまわり。木のぬくもりがあるアンティークをテレビ台に取り入れたいと思う方も多いですよね。
以前のRAFUJU MAGでは、「アンティークインテリアで悩み解消！無機質さを隠すテレビ台選び」の記事で、主にインテリアコーディネートの視点から、テレビ台選びのコツをご紹介しました。
そこで今回は、実用面にフォーカスして、アンティークのローボードをテレビ台として使うために、最低限チェックしておきたいポイントを3つまとめています。
ぜひ、上の記事とあわせて確認してみてくださいね。

テレビを載せても大丈夫？　強度をチェック

アンティークのローボードをテレビ台として使いたいとき、まず心配に思うのが、「アンティークのような古いものにテレビを載せても大丈夫なの…？」ということではないでしょうか。

イギリスアンティークなどのヨーロッパのアンティーク家具であれば、天板も含めてつくりが丈夫なものが多いので、基本的にはテレビを置いての使用も大丈夫です。
一方、和家具となると、もともと天板上に重いものを載せることは想定されていないため、天板の厚みが十分でないものが大半です。テレビのような重いものを長時間載せておくと、天板がたわんでしまう可能性もあるので注意しましょう。
こうした和家具をテレビ台として使いたい場合には、現代の使い方に合わせて天板が補強されているものを選ぶと良いですよ。

テレビは見やすい？　高さをチェック

テレビ台として使う場合、テレビが見やすい高さというのは重要ですよね。
一般的には、視線の高さとテレビの上辺の高さがほぼ同じになるのが、目に負担をかけない位置だと言われています。

視線の高さは、椅子やソファに座る場合と床に座る場合で変わってきます。
およその目安でいうと、

・椅子やソファに座る場合…約120cm
・床に座る場合…約80cm

※ここでは、床から座面までの高さが40cmの椅子やソファを想定しています。

このとき、仮に50インチ（高さ約60cm）のテレビを載せると想定すると、理想のローボードの高さは、

・椅子やソファに座る場合…50～60cm
・床に座る場合…20～30cm

となります。

上の例を参考に、お部屋のインテリアや、そこでのご自身や家族の過ごし方をイメージしながら、適切な高さのローボードを探してみてくださいね。

配線とリモコンは大丈夫？　素材をチェック

テレビ台には、テレビを置く他、DVDプレイヤーなどのAV機器もあわせて置くことが多いですよね。そんな電子機器のメカニックな感じを隠してくれるのが、アンティークのローボードの良いところ。
でも、実際に使うとなると、配線やリモコンのことも忘れずに考えておかなければなりません。

背面の穴が必要なら、加工が必要

AV機器を置くとなると、ローボードの背面にコード類を通す穴が開いていると便利ですよね。しかし、アンティーク家具は、ほとんどが電子機器が登場する前につくられたもの。したがって、現行品のローボードのように、もとから背面に穴が開いているものはありません。
テレビ台として使用できるよう、穴開け加工が施されている商品を見つけるか、あるいは加工してもらえないかお店の人に相談してみましょう。

リモコンが使えるのは、ガラス戸かオープンスタイル

もうひとつ、忘れずに考えておきたいのがリモコンの問題。
ローボードの中にAV機器を収納するとなると、扉がガラスのものかオープンスタイルでないとリモコン操作はできなくなってしまいます。
ただ、収納部分が木製の扉で隠れている場合は、めんどうでなければ、使う時だけ扉を開けて、普段は閉めておくという使い方もできますよ。
日頃の使い勝手も考えて、お好みのデザインを選んでくださいね。

「アンティーク　ローボード・ローチェスト」の商品一覧はこちら

最後に

テレビ台として使いたいアンティークのローボードを見つけたら、まずはご紹介した3つの項目をチェックしてみてください。
おしゃれなデザインも大事ですが、日常の中で使うことを考えると、実用性も捨てられません。しっかり納得した上でお買い物できれば、この先も長く使っていける大切な家具になること間違いなしですよ。
記事を参考にしっかりと吟味して、お気に入りのローボードを見つけてみてくださいね。