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アンティーク ハンガーラック アンティーク家具について

収納しやすい!あなたに合ったアンティークハンガーラックの選び方

アンティークのハンガーラックは洋服や小物の魅力を引き立てて収納しつつ、周りの空間も素敵に見せてくれるおしゃれなアイテムですよね。そんなアンティークハンガーラックをお部屋に取り入れるなら、見た目が好みかも大切ですが、やはり収納家具として実用面で使いやすいかもきちんと考えたいものです。実は使いやすいアンティークハンガーラックの基準は、どんな用途で使っていくかによって変わってきます。

そこで今回のRAFUJU MAGでは、あなたにとって快適に使えるアンティークハンガーラックを見極めるための3つのポイントをご紹介します。どれも知っておくのと知らないのとでは大違い。ちゃんと日々活躍してくれるアンティークハンガーラック選びのために、順番に押さえていきましょう!

アイアン製と木製、素材はどちらにする?

アンティークハンガーラックの素材は主にアイアン製と木製の2種類です。目的のアイテムが探しやすくなることもあり、まずはお好みの素材を決めてしまうのがおすすめです。アイアンか木かでデザインの印象が変わるのはもちろんのこと、実用面での違いも生じます。それぞれの素材の特徴をご紹介していくので、どちらが自分に合いそうか考えつつ読み進めてみてくださいね。

味わいと重厚感が魅力のアイアン製

ハンガーラック シンプル

アンティークハンガーラックで最もよく見かけるのが、このアイアンでできたタイプです。シンプルなデザインでどっしりとした佇まいのものが多いのが特徴。コーディネートしやすいのに存在感があって、空間にほどよいアクセントを添えてくれます。
また重さがある分作りがしっかりしていて安定感があるので、丈夫さが求められる店舗什器にもぴったりです。ただし重量があるものは、床材の柔らかさによっては床に傷を付けてしまう恐れもあります。心配な場合は脚先にフェルトを付けたりラグの上に設置するなど、ちょっとひと手間掛けて取り入れるのがおすすめです。

ハンガーラック シャビー

アイアン製のアンティークハンガーラックにはもうひとつ注意点があります。それは「サビ」です。ほとんどのアンティークショップではサビはアンティークならではの魅力として、手を加えずに販売していることが多いです。基本的に衣類が軽く触れる程度では生地にサビ汚れが付くことはありませんが、万が一のことを考えると「お気に入りの洋服が汚れたらどうしよう。」と、ちょっと心配になってしまうかもしれませんね。

アンティーク家具 シャビー

そんな場合は、表面をウレタンなどでコーティングしているアンティークハンガーラックをチョイスしましょう。現存のサビ汚れが付きにくくなるだけでなく、今後発生するサビを防いでくれる効果も期待できて取り扱いが楽になります。ただ、表面の仕上げ方はぱっと見ただけではなかなか判断しにくいもの。検討の際はお店に表面がコーティングしてあるのか確認してみるといいかと思います。

なお、使い込むうちにサビ汚れが気になってきたら、お手入れで汚れを軽減させることも可能です。どんなお手入れをすればいいのかは、記事の最後に付録として載せています。アイアン製のアンティークハンガーラックを無理なく使えるか考える判断材料として、気になる方はこちらも併せてチェックしてみてくださいね。

優しいあたたかみが魅力の木製

ハンガーラック 木製

木製のアンティークハンガーラックは木ならではのあたたかみが最大の魅力です。テイストはエレガントやレトロなど幅広いので、洋服やインテリアに合わせて選ぶ楽しみもありますね。木製家具やフローリングとの相性がいいので、木のぬくもりをお部屋にたっぷり取り入れて、落ち着いた雰囲気を演出したいという方におすすめです。

ただしこの木製ハンガーラック、アイアン製のものと比べて耐荷重性が低い傾向にあります。「たくさん服を掛けたいけど大丈夫かな。」なんて不安な方は、お店に問い合わせるなどして確認しておくのが安心です。

木製のアンティークハンガーラックのお手入れ方法も知りたい方は、よければこちらの記事を参考になさってください

少しのコツでグンと長持ち!木の家具の上手なお手入れ方法」のRAFUJU MAGページはこちら

どんな風に使うかイメージしつつ掛け方を選ぼう

アンティークのハンガーラックは洋服がどんな風に掛けられるのか、その作りの違いから2種類に分けることができます。使うイメージを明確にしつつ、それぞれの特徴に目を通していきましょう。

たっぷり掛けられるバータイプ

アパレル 店舗什器

ハンガーラックと聞いてまず思い浮かぶのが、このバータイプではないでしょうか。床面積に対しての収納力が高いのが大きな魅力。一度にたくさんの洋服を比較できて便利です。手持ちの服の量が多い方の自宅や店舗での使用に特に適しています。

お気に入りを見せたいならフックタイプ

洋服 ディスプレイ

フックタイプは洋服を正面に向けて飾るように収納できるのが特徴。ディスプレイ重視の方にはもってこいの作りです。店舗でとっておきのアイテムを見せるのに活用したり、自宅だったらバックやストールも一緒に掛けて、身支度用のコーナー作りをするのも素敵です。
他にも服飾小物だけでなく観葉植物などを吊してディスプレイしてみるのも、おしゃれな雰囲気が出ておすすめですよ。

サイズは掛ける服をはっきりさせて決めるのがおすすめ

アンティークのハンガーラックの大きさを決めるには、どんな服を掛けたいか事前にある程度はっきりさせておくのがおすすめです。大きさを司る「幅」と「高さ」それぞれどんな風に決めればいいか、詳しいポイントを順番にお伝えしていきますね。

「幅」を決めるには収納したい洋服量と種類を確認

ハンガーラック おしゃれ

自分が必要としているアンティークハンガーラックの幅を決めるには、まずは掛けたい洋服の量がどれくらいあるのか、全部でどれくらいの厚みになりそうなのか考えてみましょう。

この時に忘れずに考慮しておきたいのが洋服の間の「間隔」です。手持ちの服が多いとついつい詰めて掛けてしまいがちですが、それではシワになりやすかったり出し入れしにくかったりと、実用性を損ねる可能性があります。余裕を持って掛けられるよう、間隔を広めに取って厚みを見積もるのがおすすめです。

洋服 見せる収納

具体例を挙げると、例えば幅1cmのハンガーを使ってスーツジャケットを掛けると、詰めて収納すると1着3cm程度、余裕を持たせて収納すると1着8cm程度の間隔を空ける必要があると言われています。
余裕を持って収納する場合、幅1mのハンガーラックに12~13着のスーツジャケットが掛けられる計算になります。自分に合った幅を決める参考にしてみてくださいね。

「高さ」を決めるには洋服の丈と圧迫感を考慮して

ハンガーラック 店舗什器

アンティークハンガーラックの高さは現代ものとほぼ同じ100cm~160cmくらいのものが多いです。まずは自分の収納したい洋服の丈を考えて、ハンガーラックの高さを選んでいきましょう。ちなみにアンティークのハンガーラックは高さ調整が可能なものが少なくありません。掛ける洋服の種類に応じて高さを調節したい、あるいは子ども用に使うので成長に合わせて高さを変えたいという方にはこちらのタイプがおすすめですよ。

洋服収納 おしゃれ

次に考えたいのが圧迫感です。店舗使いの際には高さが高くてもあまり気にならないかもしれませんが、自宅使いの場合、洋服を掛けることで圧迫感が出て思った以上にお部屋が狭く見えてしまうこともあります。幅を広めに取りたいのであれば空間を狭く見せないためにも、高さはちょっと低めに抑えておくのがおすすめです。

最後に

アンティークハンガーラックを選ぶポイントを3つご紹介してきましたが、いかがでしたか。
アンティークのハンガーラックはおしゃれなディスプレイ雑貨でありながら、洋服をしまう実用的な収納家具でもあります。この記事を参考に、ぜひ見た目も使い勝手も満足なアンティークハンガーラックを選んでくださいね。

次回はアンティークハンガーラックを使ったコーディネート例をご紹介します。ご自宅でも店舗でも、アンティークハンガーラックでインテリアを素敵にするヒントが詰まっています。ぜひお見逃しなく!

付録:アイアン製アンティークハンガーラックのお手入れ方法

ジャンク インテリア

アイアン製のアンティークハンガーラックは、シャビーな雰囲気がとってもおしゃれなアイテムですよね。けれど汚れが付いてしまっては困る衣類を掛けるものですから「サビ汚れ」が気になる方も少なくないかと思います。でも大丈夫。サビ汚れはちょっとお手入れをするだけで、ほとんど気にならない程度に抑えることが可能です。

アンティーク家具 手入れ

まず日々のお手入れは乾拭きが基本です。汚れが取れない場合は硬く絞った柔らかい布で拭き取るようにします。それでも取り切れない汚れがあった場合は、薄めた中性洗剤を付けた柔らかい布で汚れを落とし、水拭きで洗剤をOFF、あとはしっかりと乾拭きで水気を取れば完成です。

なお、先ほど本文でお話ししましたが、アンティークのアイアン製ハンガーラックには表面がウレタンなどでコーティングしてあるタイプと、そうでない無塗装タイプの2種類があります。無塗装のものの場合、湿気などが原因でサビがひどくなることもあります。そんな時はサンドペーパーで磨き落とし、仕上げとして保護用に植物性オイルを塗って仕上げるといいですよ。

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