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こんなわがまま叶えました

2017年冬 オーダー加工実例ランキングBEST5!

こんにちは!

今年の茨城の冬も本当に厳しい寒さが続きました…。寒くても雪がほとんど降らないので余計にそう感じるのでしょうか?

暑い夏か寒い冬、どっちが辛いか考えますとやっぱり冬ですね…!だって寒いと体が固まって動かなくなってしまいますもん。

自動車と同様にまずはしっかり身体を動かして暖気することから気持ちも上げて作業に取り組みます!

さてさて、今期のランキングも今までを超えてくるようなさらに面白い家具が出揃いましたよ!

2017年を締めくくるBEST5を発表していきましょう!!

第5位 ご要望仕様に仕上げたオーダーメイド玄関収納!

ラフジュ工房でもお馴染みのオリジナル家具。レトロな見た目が可愛いパタパタ扉の玄関収納のオーダーメイド案件です。

収納口の扉が蝶番に吊り下げられていて、パタパタと開閉する様子からそう呼ばれています。

普段ラフジュ工房で製作している仕様のパタパタ収納棚は違い、今回はお客様のご要望により下部が両開き扉の収納戸棚になっています!

下部の扉はマグネットキャッチによって止められて、中は開けてみるとこんな感じです!

ご要望により取り外しできる棚板が2枚。30mmピッチに細かく調整できるダボ穴式なので入れる物に合わせて自由に高さを調整出来ます!

背の高いブーツや靴以外の物なんかも収納できますね!!

古材を使った前板に注目!

こちらにはモミの木の古材が使われています。

古材とは古民家など、どこかで何十年と使われていた良質な木材の事で、表面に刻まれた細かい傷や、経年変化による味わい深い表情を楽しんでもらう事が出来ます。

こちらのモミの古材の前板も木目と相まっていい表情していますねぇ~。より味のあるレトロな雰囲気が出ていますね。

もちろんご要望によりましては、前板を古材ではない新品の木材に選んでいただく事も出来ます!

さらに金具に使われているネジにも注目!

ラフジュ工房のこだわりのポイントがあります!

お客様に選んで頂いた金具の固定にはプラス頭のネジが主流な今ではなかなかお目にかかる事の出来ないマイナスネジを使っています。

小さな箇所にもレトロアンティークへの強いこだわりがあります。

第5位にランクインしました、ラフジュ工房のオリジナル家具を参考に生まれた、世界に一つのオーダーメイドの玄関収納はいかがでしたでしょうか!

お客様の使い方が形となった素敵な家具が仕上がりましたね!!

商品ID「order026」からより詳しい情報をご覧いただけます。

第4位 アンティーク風水屋箪笥サイドボードを再現製作!

水屋箪笥をイメージした和モダンなオリジナルサイドボード。

過去の商品を参考にもう一度再現製作したサイドボードがランクインしました!

17年夏の第4位で紹介した様に、売れてしまった過去のオリジナル家具でも、それをイメージして再現製作することが出来ます。

今回は過去の商品を参考に、それをご要望のサイズにリサイズした再現製作案件になります!

お客様の声

気に入った水屋箪笥風のアンティークサイドボードが売り切れていたので、似たものが欲しい。上にコーヒーメーカーを置きたいと思っていたので、元となる商品よりも高くして屈まずに使えるようにしたい。そうすれば棚の内寸も高くなるので、収納力もアップできて嬉しいと思いました。アンティークを買おうとしていた時は天板の強度が心配でしたが、新しい木材で作っているので安心しました。

お客様がご覧になられていた物は、アンティークの古い水屋箪笥をリメイクしたサイドボードだったようです。

参考商品をお客様のイメージする使い方に合ったサイズへリサイズし、新材で製作する事でより強度も確保できるので、再現製作する事によりさらにご要望に合ったサイドボードが仕上がったという訳ですね!

なので古箪笥の金具を再利用して取り付けた引き出しの取手以外は全てラフジュ工房で新規製作したサイドボードになります。

お客様のご要望通り高さが上がる事で戸棚内の収納容量も多くなっています!

横に並んでいる建具ももちろんラフジュ工房製で新規製作した物ですよ!

掲載されている商品を参考に、ご要望に合ったサイズへ家具をオーダーメイドするという方法もありますね!

古いアンティークをご要望仕様にリメイクしたり、新規製作したりとラフジュ工房ではありとあらゆる方法から家具を製作できます。

もしも迷ってしまったら、お客様のご要望に一番合った方法をご提案いたしますので一人で悩まないでお気軽にご相談下さいね。

商品ID「order005」からより詳しい情報をご覧いただけます。

第三位 アンティーク両袖デスクもリサイズ!!

Before

初登場、事務作業なんかで使われていたレトロな両袖机をリサイズするご要望です!

その前に、両袖とは一体なんぞやと?

作業机の形の名前で、書類などをしまう縦に並んだ「引き出し」が両サイドに付いているから両袖机、片方だけなら片袖机と呼ばれています。

今回こちらの両袖机には天板幅を少し縮小し、高さ上げをしていきます!

それでは一体どんな風に仕上がったのか、完成した姿をご覧ください。

After

このようになりました!

サイドに出っ張った天板を左右均一に切り詰める事でご要望サイズにリサイズ!

机の脚を新しく製作して取り付ける事でご要望の高さにアップしました!

お客様の身体に合ったアンティーク両袖デスクの完成です!

Before

側面に見える縦に組まれた柱や、各引き出しに付いた筋入りの引手に注目。

昭和レトロを感じさせる飽きの来ないデザインがチャームポイントですね。

ズンッと安定感のある事務机らしいシルエットも素敵です。

After

脚の高さはご要望通り95mmアップしています。

全体のシルエットが一気にスタイリッシュな印象へ変わりましたね!

After

交換した脚はしっかりと強度を保つために「補強の隅木」を入れてあります!

After

長年使われていたアンティーク机の天板は、汚れや細かい使用傷が必ずあります。

高品質リペアでは、そんな天板をしっかりと磨き直して、剥いた天板をまた同じ色に着色。仕上げは丈夫な保護効果もあるウレタン塗装を行っているので安心して気持ちよく使って頂けます!

古い引き出しも全て動作を確認し、スムーズな動きに調整しているので問題なく使って頂けます。

こんなに沢山引き出しが付いていれば、かなりの作業が捗りそうですね!

お客様の元にはこのデスクに合わせるどんな素敵な椅子が待っているのでしょうね!

こんな素敵なアンティーク両袖デスクだと、無造作に卓上で散らかった作業中の姿でもなんだか画になってしまいそうですね(笑)

いいですねぇ~!僕もこんな素敵なアンティークデスクが欲しいです!!

商品ID「order013」からより詳しい情報をご覧いただけます。

第3位 新技術・組子細工と脚を加えてモダンな高級感ある茶箪笥に!

Before

第2位はお客様のご要望ではありません。ラフジュ工房の新技術に挑戦した一品です!

こちらの古ぼけた茶箪笥をラフジュ工房らしい新たなリメイク商品に仕上げていきます。

今回は「こんな事だって出来てしまう!」リメイク参考としてご覧頂きたいですね!では早速完成した姿をご覧ください!!

After

なんと、すりガラス戸だった建具が繊細で美しい「組子」になりました!!

もしかして、新たなスタッフとして組子職人がラフジュ工房にやって来たのでしょうか⁉

いえいえ、違います(笑)

こちらに使っている組子は、ラフジュ工房で製作した完全オリジナルの「組子」ですが職人が作ったという訳ではありません。

コンピューターで作った様々な模様の「組子データ」を使い、レーザー加工機で※MDF材をくり抜いて製作した「オリジナル組子」です!

模様の名前は左から「麻の葉」「三重菱」「七宝」と呼び、3種類作ってみました。

機械で作る組子なので様々な模様、サイズ、そして何より安価でお客様に「組子」を使った家具を楽しんで頂けます!

※MDF材とは木材チップを原料として、合成樹脂を加えて成型した素材です。実際に触った質感は少し樹脂の様な感触の木の板です。

オリジナル組子を仕上げている作業風景です。

家具に合わせた色にだって、こんな綺麗に着色することができます!

新素材と現代のテクノロジーを使って、リメイク家具の新たな可能性がさらに広がりましたね!

Before

建具の内部は、このように立派な飾り棚になっていたんですね。

ここで謎が一つ。せっかくの飾り棚なのに、なぜ中が見えない「すりガラス」を選んだ建具を使っていたのでしょう?

After

中の収納物が見られたくない時は建具をはめて使い、飾り棚として中を見せて使う時は建具を外したオープンラックとして使う。

2Wayな使い方ができるよう考えられていたんですね。

ただの目隠しだった「すりガラス」には「組子」を合わせる事で、見た目もより高級感のある印象に変わりました。

ラフジュ工房では現在、「麻の葉」「三重菱」「七宝」の三種類の「オリジナル組子」をご用意しています。

組子は画像の様にガラスを合わせたり、挟み込んで使うので、ガラスも「すりガラス」や透明な「クリヤガラス」と使い分ける事で印象も変わりますね。

「オリジナル組子」を使ってリメイクした茶箪笥はいかがだったでしょうか!

もっと大判サイズの「オリジナル組子」を使ってガラス戸へ使用したり、他にも色々な新商品もどんどん製作しています。

ラフジュ工房の家具から「組子」という飛鳥時代から続く日本の伝統的な文化を気軽に生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか!

商品ID「order017」からより詳しい情報をご覧いただけます。

第一位 大判蔵戸を真っ二つ!両開きの二枚組へ大リペア!!

Before

さぁ、今期第1位にランクインしましたのはこちらのとても大きな蔵戸です!!

沢山の蔵戸も取り扱うラフジュ工房の中でもかなり大型な蔵戸です。これから堂々の一位に相応しいビックリ仰天なリメイクが行われます。

タイトルを疑うような、衝撃の完成後をご覧ください!!!!

After

蔵戸を中心から一刀両断!!

1枚の大型の蔵戸は、2分割した両開きのリメイク蔵戸へ生まれ変わりました!

蔵戸という物は一枚の頑丈な扉を横へスライドさせて開閉するのが一般的なスタイルです。

しかし現代の建物に蔵戸を取り入れるとなると、使い方が難しいのが一つ壁になってきますね。

お客様のご要望により2枚組となって生まれ変わった蔵戸の各部分を見ていきましょう。

Before

では、まず正面から見てみましょう!

日の当たる屋外でずっと使われていたのか、漆は全て落ちてしまい木の表面がむき出しになっていますね。

下部の中央に付いた金具は錠前金具と言って、ここに蔵戸を閉める為の大きな鍵穴が付いています。

After

お客様はこちらを屋外用に使うそうなので、表面には外部用の塗装を行って、外でも問題なく使えるようになっています!

左右に分かれた事で縦向きの材にあたる足りない框(かまち)を新材で組み直し、お客様の間口の高さにサイズを合わせています。

上下の上枠・下枠も間口の鴨居(かもい・建具のはまるレール)に対応した新しい戸車を付けたりと加工を行っています。

錠前金具は取り外して正面左側の扉に「飾り」として取り付ける事になりました!

After

裏表両方には、新しい引手を彫りこんで取り付けています!

Before

裏から見てみましょう。

この幅があれば軽自動車くらいなら余裕で通ってしまいそうです!

大八車(総木製の人力荷車)を使って沢山の米俵を中まで運び込みやすいように大きな間口になったのでしょうか?

このような間口の広い蔵戸はどれも作りが簡素なのも共通点しています。大きな農具なんかをしまう為に農家の蔵で使われた可能性もありますね。

分かる方がいれば教えて欲しいです(笑)

After

 

ご要望により、裏側からは「すりガラス」をはめ込んでいます!

蔵戸のリメイクではこのように格子になった部分にガラスをはめ込むご要望はとても多いですね。

過去には「アクリワーロン」という和紙を再現した特殊な樹脂板をはめ込んで、外でも平気な障子戸の様に仕上げたご要望なんかもありました!

今期第1位、蔵戸の両開き仕様へのリメイクはいかがでしたでしょうか!!!!

このような2枚組の蔵戸と言うのはアンティーク物では、ほぼ見つからない物なのでお勧めの加工です。

ラフジュ工房の蔵戸のリメイクは、1枚のサイズをリサイズするだけでなく、このように両開きにリメイクしてしまう事も出来てしまいます。

アンティーク蔵戸を使ってお家や、お店の外観をさらに魅力的に構えたいとお考えのお客様は是非ご参考に!

商品ID「order016」からより詳しい情報をご覧いただけます。

最後に

今回ランクインした家具は、お客様の家具に対する考えがとても具体的で、その後どんな感じで使われているか景色まで思い浮かぶような家具ばかりでしたね!

それと同時に、ラフジュ工房の新技術や斬新なリメイクなど、ご参考になるような刺激的なオーダーも登場しました!!

今後もラフジュ工房のさらなるリペアの可能性と、お客様の家具への「声」からより世界感が伝わるランキングになるように楽しく頑張っていきまーす!

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