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ANTIQUEFURNITURE RAFUJU STUDIO MAGAZINE

検証!木の素材の違いをアンティークのダイニングテーブルで比較

ダイニングテーブルを買う時、何をポイントに選んでいますか?

人数や椅子の高さと合わせたものを買うのはもちろんですが、やっぱり木の風合いの良さも大事ですよね。木の素材や天板の質感の違いによっても、食卓だけでなく部屋の印象もガラッと変わるのです。

こだわりたいけど、木材のことについてよく分からない方のために、ラフジュ工房にあるアンティーク家具で違いを比較&検証してみました!今回は、ナチュラルなダイニングづくりには欠かせない、素材を重視したダイニングテーブルの選び方をご紹介していきます。

仕上げによっても経年変化の仕方とお手入れ方法が違う

お手入れ方法 大きく言うと「木をなるべく傷めないようにする」のと、「風合いを良くする」ために、最後の仕上げがとても重要です。主に家具に使われている木材は、硬くて丈夫な広葉樹を使用していますが、残念ながら木特有の弱点は必ずあるので、日頃のお手入れと扱いに気を配る必要があります。

細かく言うとちょっと長くなってしまうので、簡単に以下のようにまとめてみました。

ウレタン塗装

ウレタン塗装 水に弱い木を守るために、木の表面に透明な膜をつくる方法。樹脂ならではの光沢ある艶が特徴で、逆に言えば、木材そのものの風合いが少し出にくいのが難点です。ただ水はもちろん、傷や熱にも強く手入れがしやすいので、家具が長持ちするのがするのがメリットです。

ウレタン塗装をした後に、最後にワックスを塗って仕上げているものもあります。

オイル仕上げ

オイル仕上げ 木の表面から直接オイルを染み込ませていく方法。傷、熱にはとても弱く、輪染みなどの水の跡が付きやすい上に、マメな手入れが必要ですが、木の自然の風合いが残るのが魅力です。

ワックス仕上げ

ワックス仕上げ 蜜蝋ワックスなどを塗ることで表面を保護する方法。汚れや水に強いとまでは言えないですが、オイル仕上げほど弱くはありません。素材の持ち味がきちんと生かされるのが良い点ですが、半年に一回程度の塗り直しが必要です。

このように、仕上げの方法によってメリットがあればデメリットもありますが、言ってしまえば何を大事にして選ぶかだと思います。傷やシミも味として付き合っていくか、扱いやすさを取るのかは、部屋の雰囲気や自分の性格と相談して決めてみてくださいね。

木目の美しさや硬さを楽しむなら、ナラ材かオーク材

ナラ材かオーク材 国産木材の中でも特に硬いナラ材は、その特徴を生かして天板に使われることが多い木材です。最初の状態は肌色に近い色ですが、使い込んでいくと深い飴色へと変化していきます。今に残るイギリスアンティークの家具には欠かせない木材でした。

最近では高級木材として重宝されているナラ材ですが、海外産のオーク材は良く似ています。ナラ材に比べて木目は少し荒めではありますが、木ならではの"どっしり感"を味わうならこの2種がおすすめですよ。

洋家具の高級材の代表と言える、ウォールナット(クルミ)材

ウォールナット(クルミ)材 独特の紫がかった赤い木目が特徴のウォールナットは、ダイニングテーブルをはじめ、キャビネットや床材に至るまで幅広く使われています。

木肌もなめらかで、強度も高い上に反りも少ないため、イギリスや北欧の家具づくりでは長年人気のある木材なのです。また、成分的に使い込むうちに深みのある光沢が出やすいことも、人気のある理由だと思います。

みなさんのイメージするウォールナットは、こげ茶に近い"ブラックウォールナット"だと思いますが、それ以外にもいろんな色味のものがあるんですよ。

使い込まれた風合いを愛するなら、古材天板のテーブルがおすすめ

20141128-5.jpg 木材の種類とはまた違う視点になりますが、使い込まれた木の風合いを取り入れた家具も、ここ最近の主流なんですよ。

古い家屋から大事に取り出した古材を、テーブルやデスクの天板として活用するアイディアです。長い年月の積み重ねで生まれた、細かな傷や木目のコントラストのおかげで、使い始めからとても馴染みやすいのが魅力です。

このように全体を木で仕上げたものもありますが、古材と相性がいい鉄脚の付いたテーブルも、ジャンク感のあるインテリアとして人気です。

最後に

全体のシルエットなどももちろん大事ですが、木の素材によっても全然違う印象になることが、お分かりいただけたと思います。今後ダイニングテーブルを購入する際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。

木の質感か、それとも今後扱いやすさか、よく吟味して自分にぴったりなものを選んであげましょう。

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筆者のご紹介

茶園みずき

様々な人との出会いに刺激を受け、専門学校卒業後にデザイン事務所へ。グラフィックデザインに限らず、イベント企画など、人と人がつながる場づくりにも精を出す。仕事をしていく中で、ものづくりについてもっと深く知りたいと思うようになり入社。家具の向こうに見えてくる、インテリアのコーディネートをお届けできればと思います。

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