インテリアABC

部屋を照らす深みのある光。和洋折衷でモダンな吊り下げ照明

アンティーク家具好きに人気のある、昭和レトロなガラス照明やイギリスアンティークのガラス照明。2種に共通するのは「モダン」なデザイン。国が違うのに似たような雰囲気を漂わせていて不思議ですよね。
そしてこの和洋折衷な照明は、和の空間にも洋の空間にも、ジャンルを越えて独特な存在感で溶け込みます。その様子を一言で表現すると、「ノスタルジー」。そんな言葉がぴったりでしょうか。
今回はそんな多くの人を虜にする、やさしい明かりの魅力にズーム。ヨーロッパと日本の照明デザインの関連性に少し触れながら、お部屋のムードを良くする吊り下げ照明を取り入れたコーディネートの実例を覗いてみましょう。

イギリスから広がるモダニズムと日本における「照明の趣味化」

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20世紀初頭にイギリスで起こった「モダニズム」は、文学や建築、絵画などの分野において影響を与えた芸術運動です。その風潮から派生して、日本では「大正ロマン」が広がり、和洋折衷文化を示した「昭和モダン」へと続いていきます。
芸術だけでなく生活文化の転換期であった1920年代~30年代は、電化が一気に進展し、「照明」という道具の大衆化が進んだ時代でもあります。それを経て、私たちの生活必需品である照明が、趣味をいろどるものとして認識されていくことになるのです。

はじめは照明は、おしゃれを楽しむものではなかった

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「照明は単に部屋を明るくする道具ではなく、趣味を豊かにするもの。」ある照明専門メーカーの言葉です。簡単に言うと、照明は見た目が美しいものを使おうというもので、明かりひとつで住まいが異空間になることを世に伝えようとしました。
その結果、西洋風なデザインに日本の伝統的な要素を織り交ぜた、和洋折衷なモダン照明が世に広がっていくことになりました。今でもファンの多い、ミルクガラス製のランプシェードは、日本ではレトロなフォルムなもの、イギリスではフリルなどのエレガントな装飾が施されたものが流行しました。
現在ではごく普通のことですが、照明がおしゃれな「インテリア」として捉えられていったのはこの頃だったのですね。

部屋に和洋折衷な吊り下げ照明を取り入れたコーディネート実例

では実際に、モダンな吊り下げ照明を取り入れた空間を見ていきましょう。さりげなく宙に浮かび、お部屋にどんな印象を与えているのでしょうか。

和モダン照明は、実はヨーロッパアンティークにもぴったり

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エレガントなアンティークオルガンと、それに合う優美なフォルムのアンティーク家具が置かれたお部屋。一見和の雰囲気が漂う金属の飾り金具が照明は、そんな洋の空間でも実はしっくりと調和しちゃうんです。
シャビーな衝立と一緒に部屋にやわらかな印象を与えながらも、上品でモダンな雰囲気をしっかりとプラスしています。

大人ナチュラルにも持ってこいの、フリル付のイギリスアンティーク照明

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趣味の裁縫を楽しめるように、自分専用のデスクに選んだアンティークのミシンテーブル。イギリスアンティークのチェアなど、あおのほかは上品なアイテムでまとめつつも、照明でさりげなく可愛らしさを添えています。
大人×可愛らしさが絶妙にマッチした、ナチュラルスペースにまとまりました。

シンプルを美しく魅せるのは、やっぱりシンプル

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木製の家具を中心に、茶系で揃えた空間。そっと並べられた植物に癒されるリビングです。
たっぷり収納のガラス食器棚や、飾り気のないダイニングテーブルなど、シンプルなインテリアをしっかりと引き立たせるには、やさしいフォルムの乳白色のガラス照明がおすすめ。素朴でやさしい明かりが心地よさをプラスしています。

最後に

和の深みも洋の深みも引き出してくれるモダンな吊り照明の世界、どうでしたか?思っていたよりもジャンルを問わず住空間に取り入れやすい印象を受けた方も多いのではないでしょうか。
空間を考えた照明を選ぶことで、家具をきちんと引き立たせることができますよ。モダンな照明で味わいが増す暮らし、ぜひ実践してみてくださいね。

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