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ANTIQUEFURNITURE RAFUJU STUDIO MAGAZINE

家具選びのポイントは?自分好みのカントリースタイルなお部屋を実現

ふぞろいの木目や節のある木材で作られた家具。自然のなかにある花や果物、手づくりのファブリックを使ったデコレーション。そして、自然に囲まれた、素朴で庶民的なスタイル。

これらの特徴をもつのは...?お好きな方はピンと来たかもしれません。そう、カントリースタイルです。

カントリースタイルは、ほっこり温かみのあるスタイルである分、ちょっとフェミニンに、そして可愛らしくなりがちです。一度ハマると虜になるスタイルではありますが、今一歩踏み出せないという声も良く聞きます。また、ご夫婦で好みが合わない...ということもあるようです。

でも、カントリースタイルって、実は国や地域によってもさまざまなスタイルがあって、インテリアの振れ幅は意外と大きいんですよ。今回は、そんなカントリースタイルの、意外とバラエティー豊かな一面をご紹介します。

カントリースタイルとは

カントリースタイルとは なんとなく分かっていそうで、ぼんやりとしているカントリースタイル。

一言でいうならば、欧米の古民家風。つまり、田舎の風景や、そこで農業を営む人々の、ちょっと懐かしい昔の家を連想させるようなインテリアスタイルのことです。"カントリー" とは、地方や田舎を指す言葉ではありますが、そこから素朴で飾り気のない雰囲気も一緒に連想されます。洗練された都会のスタイリッシュなイメージとは違い、手づくり感のある温かみや、使いやすさに重点が置かれた、生活感にあふれるスタイルです。

そんなカントリースタイルには、装飾よりも使いやすさを、綺麗さよりも使い込まれた風合いを、そして、デザインよりも素材のありのままを活かした家具を選ぶことがポイントです。カントリースタイルの上級者には、アンティークやヴィンテージの家具、なかでもちょっとシャビーな家具がお好きな方が多いのもうなずけますね。

フェミニンさと可愛らしさ、フレンチカントリー

フレンチカントリーインテリア フレンチカントリーは、おそらく一番 "フェミニンな" スタイル。ちょっと甘めで可愛らしいテイストがお好きならばここを押さえておきましょう。

フランスの田舎といえば、南フランスが人気。青空の下に、オリーブやラベンダーが生える景色が思い浮かびます。そんなフレンチカントリーの基本色は白と明るめの木の色。そこに添えるのは、生成(きなり)、そしてモスグリーンやライトブルーなど、田舎の風景を連想させる自然の色が良く合います。

そんなフレンチカントリーを目指すなら、ヴィンテージのペイント家具が必須アイテムです。少し使い込まれた感じを出す、シャビーなものを選ぶと、"カントリー" な雰囲気がよく出ます。ちょっと大人っぽくしたいなら、曇り空を連想させるグレーもおすすめカラーですよ。

カッコイイも可愛いも。ブリティッシュカントリー

ブリティッシュカントリーインテリア 英国の田舎町といえば、石造りの家とガーデニング。フレンチカントリーのようなポップさに比べて、ブリティッシュカントリーは、ちょっとシックに格調高くまとめるほうが "らしく" なります。

ペイント家具よりは、木材をそのまま生かした、それもちょっと落ち着いた色合いの家具を選びましょう。そんな家具に合わせるのは、イングリッシュ・ガーデンを思い起こさせる花柄や、スコットランド・タータンや紋章などの伝統柄。取り入れる柄で、甘い印象にも、大人な印象にも傾けられます。ファブリックに取り入れたり、または、食器のデザインに取り入れたりするのもおすすめです。

あまり可愛らしくし過ぎたくないという方や、趣味の違うご夫婦で落としどころを見つけたいという場合に、ぜひ試してみていただきたいスタイルです。

いろいろなアレンジが可能、アメリカンカントリー

20151125-4.jpg アメリカンカントリーの特徴は、移民が集まった国らしく、バラエティー豊かであること。そもそも、アメリカの家といえば、それぞれの出身である故郷のヨーロッパ国々を思い起こさせるインテリアにまとめられていたそうです。

フレンチカントリーのような可愛らしさや、ブリティッシュカントリーのようなシックさに加え、スペインやイタリアなどのラテン系の明るくポップな雰囲気も全て受け入れる懐の広さです。

開拓時代のアメリカでは、ヨーロッパから移り住んだ人々が、自分たちで家を建て、その時に余った木材で必要な家具も作りました。
そのときに使われていたのが、アメリカで豊富に採れたパイン材。明るい木の色と、表情の出る節が特徴です。自分たちで作る家具は、祖国のデザインを取り入れながらも、手作りのちょっと不器用さも残していたのだとか。カントリースタイルと言われて、パイン材やちょっと素朴なの家具を思い浮かべる方が多いのは、きっとこのためですね。

明るい木味の家具に合わせて、デコレーションも自由にできるのが、アメリカンカントリーの楽しみの一つ。ギンガムチェックやパッチワークなどのファブリックから、ブリキやホーローなどの雑貨まで、色はもちろん、素材もに選んで自分好みのカントリースタイルが作れますよ。

最後に

フェミニンで可愛らしいだけじゃないカントリースタイル、いかがだったでしょうか。可愛らしいのが好きな方に限らず、ナチュラルがお好きな方にもきっと参考になるスタイルだと思います。

自分にちょうど良いテイストを見つけて、自分好みのカントリースタイル、ぜひ楽しんでみてくださいね。

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筆者のご紹介

赤津ちひろ

これまで全く異なる業界で働いてきたが、数年前からものづくりの素晴らしさに魅了され、思い切って転職、入社。職人たちの技術や工夫、気の利いた遊びにはいつも感心するばかり。壊れないように、使いやすいように、飽きないように…人びとの暮らしにあわせて丁寧につくられた家具、雑貨、日用品などすべての「もの」たちを、魅力いっぱいにご紹介していきます!

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